2006年06月03日

がったん、がったん

今日は昔話から。

むかーし、むかし、
あるところに、一人の無口な女の子がおりました。

女の子は、友人の紹介で会社に勤めることになりました。
ところが、


会社勤めに付きものなのが、電話応対です。
その会社も、1日100件以上の電話がかかってくるのです。

女の子は青ざめました。
「どうしよう?電話、こわい。」

だけど、「電話が恐いから辞める」と言う勇気もありません。
少し勤めてから辞めよう。でも、それまでどうしよう?

そこで、女の子は、支店で一番、
素敵に電話応対をしているTさんの言葉をメモしました。

「恐れ入ります」「あいにく」「お差し支え無ければ」
そうか、そんな言葉を使えば良いんだな。

だけど、「お差し支え無ければ」、この言葉は難しそう。

そこで、今度は練習してみました。
通勤途中、小声でぼそぼそ。
「おさしつえなければ」「おさつかえければ」「お差し…」

詰まりますが、恐さが薄くなりました。

それから、Tさんの電話の取り方、ちょっと真似っこ。
なるほど、こうすればカッコイイ。

で、自分では処理できない問い合わせは、
折り返しにすれば、問題無し。なーんだ。

女の子は、ホッとしました。これで、しばらく大丈夫。


時は流れ、気が付いたら
支店で一番の古株になっていました。
もう、電話は全然恐くありませんでしたとさ。


お気づきだと思いますが、これ、Beltaの実話です。

Beltaが無口だというと、今では笑う人が多いと思いますが、
実は、軽い吃音があり、滑舌が悪く、早口。
だから、人と話すことは苦手です。
最初の頃、Beltaの電話応対は、本当に評判悪かったんです。

それが、今や人前で話すことを仕事にしている不思議。

人生って面白いものだなって思います。

そうね、例えるならば、車輪かな。
初めは小さな直径で、しかも、あちこち欠けてるの。

だから、毎日、がったん、がったん。
でも、一所懸命転がっている。

毎日、がったん、がったんしていると、
だんだん、欠けているところが埋まってくる。
それから、埋めることができる方向に進んでいく。

やがて、欠けた所が埋まり、大きな車輪となっていく。。。

がったん、がったんしているときは、
乗り心地はとっても悪くって、
止まっちゃおうかなって考えるけど。

車輪を止めてしまったら、欠けているところは埋まらない。
いつまでも、欠けたまま、小さなままでそこにいる。
だから、毎日回していく。

がったん、がったん。

今日もBeltaが、車輪を回す音がする。
さて、次は、どこが埋まるかな?


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この記事へのコメント
こんにちは

今日は、初の一人での店番です。

電話対応も勿論初めてでして、
かなり緊張してます。

今は、一応休憩時間なのでコメント書いてます。

これからどんなコトが待ってるんだろう?

Posted by ヴァリアンテ・アルタ at 2006年06月03日 12:05
>ヴァリアンテ・アルタさん
初めての店番、お疲れ様です。
初めてって、緊張しますよね。

だんだん慣れてくると、その緊張感が懐かしくなったりします。

「初めて」を楽しんでくださいね♪

>これからどんなコトが待ってるんだろう?
ワクワク、どきどき。

また聞かせてくださいね。

Posted by Belta at 2006年06月03日 16:07