2006年10月25日

夢題

これまで、あまりプライベートなことには、
触れなかったけど、今日は、少し書きたい気分。

Beltaが、今、どうして学ぶことに、一所懸命なのか。
その始まりのこと。

Beltaは数年前、父を病気で亡くしました。
仕事の都合で、ほとんど一緒に暮らしたことがない父でした。

6年に渡る闘病生活が終わろうとする頃です。
意識が途切れがちになった父が、
しきりに何か言い始めました。

耳をそばだてると、
「もっと勉強がしたかった。算数が好きで、一番だったのに。」
「学校に行きたかった。」
と聞こえます。

少年時代、勉強が好きで進学したかった父。
でも、家庭の事情でかないませんでした。

学びたいという夢を、もう何十年もずっと持っていたのです。
誰にも言わず(言えず)、でも、
どうしても、言いたかったことなのでしょう。

Beltaは、
「もっと学びたい」というその言葉に誇りと感動を覚えたのですが、
同時に、哀しみも感じました。

学びたかったのに、学べなかった。
密かな夢をかなえることなく、
その無念さをつぶやきながら、人生を閉じるのはあまりにも哀しい。

Beltaは、同じ道は通らない。

そう、決心した瞬間でした。

今の時代、学ぼうとさえ思えば、いくらでもチャンスはあります。
老いた父でも、何らかの形で学ぶことができたのでは、とも。
なぜ、できなかったのか?

いろいろな想いが駆けめぐりました。

結局、意識は戻らずそのまま逝きました。


子供の頃から、数える程の想い出しかない父です。
そのくせ、反発し、Beltaは家を飛び出しました。

そんな親子でした。

でも、今はこう思っています。
最期の最期、残されたわずかな命を使って、
BeltaにBeltaの夢を追え、好きなことをやってごらん、
と教えてくれたのだと。

感謝。


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この記事へのコメント
夢を追うって素晴らしいことですよね。
頑張って下さい。

お父様の無念‥、少しわかります。
なぜなら、私も希望していたけれど進学をあきらめたことがあるから‥。私の場合、経済的な問題でしたけど。

私も今、学んでいる最中で、「学ぶ」のは本当にいつでもできるのだけれど。

その時代にその若さで、同じ年代の友と一緒に学ぶ時間を取り戻す事はできないってのはやっぱり後悔じゃなくて(無理だったので)残念無念という感覚はありますね(笑)年のせいかしら‥。

だから、今の若い人には勉強してもらいたいなぁ。
その時にしか学べないって事がたくさんあると思うから‥。
Posted by tomory at 2006年10月25日 21:19
夢を追うって素晴らしいことですよね。
頑張って下さい。

お父様の無念‥、少しわかります。
なぜなら、私も希望していたけれど進学をあきらめたことがあるから‥。私の場合、経済的な問題でしたけど。

私も今、学んでいる最中で、「学ぶ」のは本当にいつでもできるのだけれど。

その時代にその若さで、同じ年代の友と一緒に学ぶ時間を取り戻す事はできないってのはやっぱり後悔じゃなくて(無理であればしょうがないから)残念無念という感覚かもしれない(笑)
年のせいかしらね‥。

だから、今の若い人には勉強してもらいたいなぁ。
その時にしか学べないって事がたくさんあると思うから‥。
そんな風に思いました。
お父様は本当に優秀な方だったんだと思いますよ。
素敵なお父様でよかったですね。
Posted by tomory at 2006年10月25日 21:29
>tomoryさん
コメントありがとうございます。

>だから、今の若い人には勉強してもらいたいなぁ。
>その時にしか学べないって事がたくさんあると思うから‥。

Beltaもそう思います。
でも、勉強って「面白くないもの」の代表みたいに言われてて。

大人が、「勉強って面白い」そういう姿勢を見せてあげるといいな、って思っています。

父のこと、ありがとうございます。
親子共々、うれしく感じています。感謝。


Posted by Belta at 2006年10月26日 07:58