犬も猫も、おそらくほとんどの動物は、
過去の出来事を原因とする闘いはしない、ということに。
例えば、
「前にあのシマシマネコに、ネコキックされたよな。
ちょっと、一発ネコパンチしてくるかぁ。」
なんてことは、考えないし(たぶん)、そんな行動もしない(はず)。
もう一度、ネコキックを受けないために、
シマシマネコと出会ったら、
避けて通ることはするかもしれないけれど。
でも、恨みを晴らす行動は起こさない。
闘いは、今、この時、この場限りだけのこと。
食べ物、恋、住まい、今、解決すればそれでいい。
過去に負けた仕返しをすることはなく。
この闘いが終われば、それで全て終わり。
決して長くはない彼らの人生、
変えられない過去にとらわれていたら、
時間がないのでしょうね。
そして、将来を危惧しての闘いも(注1)。
だから、でしょうか。
戦争がない。悩みも少ない。(と思う)
人の争いや、悩みは、
過去の出来事と、その感情を原因とすることが多い。
または、将来を心配して。
すばらしい記憶力と、先を想像する力を得たおかげで、
人は文明を築いてきた。今や宇宙にまで行ける。
戦争や、悩みはその代償、なのかもしれません。
過去が気になって前に進めないとき、
この悩みは文明の元だ、と感謝して、
それから、ネコに戻ってみるのもいいんじゃないかな。
(注1)
霊長類の一部には、
将来を心配しての闘いがあるようです。
高等と呼ばれる(笑)動物は、なにかと…
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Posted by blue_belta at 08:40│
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