2007年02月01日

記憶と動物心理学 Belta説

今、大阪。
詳しい話はまた今度。

今日は、記憶に関して、
動物心理学からの考察Belta説(笑)


気が付いた。

犬も猫も、おそらくほとんどの動物は、
過去の出来事を原因とする闘いはしない、ということに。

例えば、
「前にあのシマシマネコに、ネコキックされたよな。
 ちょっと、一発ネコパンチしてくるかぁ。」

なんてことは、考えないし(たぶん)、そんな行動もしない(はず)。

もう一度、ネコキックを受けないために、
シマシマネコと出会ったら、
避けて通ることはするかもしれないけれど。

でも、恨みを晴らす行動は起こさない。

闘いは、今、この時、この場限りだけのこと。

食べ物、恋、住まい、今、解決すればそれでいい。
過去に負けた仕返しをすることはなく。

この闘いが終われば、それで全て終わり。
決して長くはない彼らの人生、
変えられない過去にとらわれていたら、
時間がないのでしょうね。

そして、将来を危惧しての闘いも(注1)。


だから、でしょうか。
戦争がない。悩みも少ない。(と思う)

人の争いや、悩みは、
過去の出来事と、その感情を原因とすることが多い。
または、将来を心配して。

すばらしい記憶力と、先を想像する力を得たおかげで、
人は文明を築いてきた。今や宇宙にまで行ける。

戦争や、悩みはその代償、なのかもしれません。


過去が気になって前に進めないとき、
この悩みは文明の元だ、と感謝して、
それから、ネコに戻ってみるのもいいんじゃないかな。



(注1)
霊長類の一部には、
将来を心配しての闘いがあるようです。

高等と呼ばれる(笑)動物は、なにかと…




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