2007年06月24日

風と雲の旅

風は雲を運び 雨を降らす

供にただ 流れるまま 流されるままに

風と雲の旅は 時に恵みの雨を地上に降ろし

時に洪水の元凶となることもあった

ある土地のものは 喜び 涙を流して雨を迎え入れ

またある土地のものは 怒り 涙を流して呪いの言葉を吐いた

風と雲は 長い旅を続けるうちに 少し疲れ 悲しくなって来た

神様に質問をする事にした風と雲は

自分より遥かに高い空を見上げて声をかける

「神様、僕たちは人々を傷つけているのでしょうか」

その時、空から声が鳴り響いた

「お前達は、どう思う?
 お前達は、人を傷つけようと思い、雨を降らせたか?雲を運んだか?」

「いいえ、僕たちはただ、流れ続けているだけです。」

「そうだ。その通り。それで良いのだ。
 森羅万象、万物は流転している。
 お前達もその中で、流れ続けている、ほんの一部分だ。
 流れ続ける事象に対して、一喜一憂しているのは、人間の感情だ。
 だが、お前達に人を傷つけようと言う意図はない。
 留まり続けるわけでもない。
 そもそも、留まり続ける物事などないのだ。
 物事は常に動き続けている。ただその流れの一部にすぎないのだが、
 人間達は、まるでそれが永遠に続くかのように、時に、
 恐怖や恨みにとらわれる事があるのだ。ただそれだけの事なのだ。
 お前達はそのまま、無心に流れ続ければ良い。
 何事にもとらわれず、無心に流れ続けるのだ。」

風と雲には 少し難しかったのでよく分からなかったけど

神様はこのままで良いと言った

風と雲は 流れる事にした 

次の地へ 無心に ただ 在るがままに

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2007年06月11日

断片

ただもう 寒くて

僕たちは 悲しくて

さよならを 言った後だから

暖めあえない

目の前に居るのに 遠い人

涙を浮かべて 記憶に揺れる 

僕の脳裏に 消えぬ君

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2007年06月05日

真理(乱文)

群衆は怒りで沸き立ち、うねり、
憎しみのエネルギーで満ちている

そこに盲目の老人が一人やって来た
口元には笑みを浮かべ
小声で何かをつぶやいている

怒りの波にもまれ
肩を突き飛ばされ
それでも笑みを絶やす事は無い

やがて 周囲の男が一人
呆気にとられ
しばし怒りを忘れて老人を眺める
隣の男に何か合図をすると
二人は奇妙なものを見つめるように
老人を見ている



どれだけ時間が経っただろうか



群衆は静まり返り
ただ一人の小さな老人を中心に
落ち着きを取り戻した

何か奇妙な魔術でも使ったのかと
国主は老人を問いただす

老人は静かにつぶやく

「群衆は今や、私を見ているのではない
 各々の心のうちにある
 平安を見ているのだよ」

怒りにとらわれては見えないものがある
悲しみにとらわれては見落とすものがある
衝動に駆られては見失うものがある

あなたの心の群衆にも、
賢者はいつも「そこ」に居る

真理はいつも小さな声で語られる



シャンプーしてたら頭の中で映像が始まりました。
書いてスッキリ☆
おやすみなさーい♪


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2007年05月13日

to be,


愛である事 ただ 在る事

暗闇に ちいさな たった一粒の 光である事

たわみ ゆるみ くだけ 流れる 水である事

柔らかな、 そして時に吹き荒れる 一陣の風である事

朽ち果てた生命を受け取り 新たな命を循環させる

冷たく湿る 土である事

わたしたちは 皆、 それと同じであると言う事。

在る べき 事ではなく ただ そこに 在ると言う事。

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2007年04月22日

うしろのしょうめん


誰?

知らない人がたっていて,
知らない人だと思ってたら,
よーく見てみると自分だった。

いつもそう。

まるでよそよそしく、
他人のふりをして、ヒトの心に侵入する。

怒りに姿をかえて。

恐れの姿をして。

不安の姿を借りて。

人のせいにして。

でも、一人で向き合ってみると,
一対一で、じっくり見つめてみると,
いつも、最後に見えて来るのは,自分。

なぁんだ。自分か。(^ ^)
じゃ、ダイジョブ♪
どんな問題も,じっくり真正面からぶつかれ。
その勇気があれば、大丈夫。
最後には真実にたどり着ける。
私には、私が居るから大丈夫。
何が何でも,大丈夫。
理由も根拠も無い。でも、大丈夫♪






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