にがいよる

わたしが　わたしにさえ
嘘をついてしまった夜は
眠りに就くまでの時間が
ひどく　苦くて　泣きたくなります。

子供のころ　だれに教わるでもなく
嘘泣きを　覚えました。
大人になって　ひとりは怖いから
作り笑いを　覚えました。

笑顔の種に
涙の水をやるのを忘れていました。
やがて
笑顔の種は　種のまま
土に還ってしまいました。
だれしもが持つ　笑顔の花。
わたしのだけが　朽ち果てて。

だけど
咲くことのなかった
花を思いやるように
陽のあたる場所を探しています。

いつか　ほんとうの笑顔で笑えるように。

わたしが　わたしにさえ
嘘をついてしまった夜は
眠りに就くまでの時間が
ひどく　苦くて　泣きたくなります。

☆*ﾟ ゜ﾟ*☆*☆*ﾟ゜ﾟ*☆*☆*ﾟ ゜ﾟ*☆

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【日々のこと。〜心情独白。〜】
この…なんともdownerな詩は、『もう限界だ。』の記事を書いたころに
ルーズリーフに、ぐりぐりと書いていたものです。
我ながら、暗い。

にがいよる。

あなたの『にがいよる』はどんな夜ですか？
最近コメントすくなくて、さびしいです←
ちゃんとお返事しますので!!!あなたと『にがいよる』を共有させてください。

バナークリック、おねがいします^^

涙隠して

すくなからずと　心は雲って
ひとを見る目に　歪みが出た。
“だいじょうぶ？”が　嘲りに聞こえ
抱きしめてくれる腕を　偽りと感じた。

それでも　それでも
もう　きらわれるのは怖いから
もう　ひとりになるのはいやだから
涙をかくした作り笑い　媚びるような愛想
いつしか　様になっていた。

涙かくすのは　あとどのくらい？
笑うたびに　心が痛いよ。
だけど　ちいさな手のひらで　ぬぐってみせた。
胸は軋むけど…。

空のように　気分屋でよかったら
月のように　満ち欠けが許されたら
この心は　どんなに楽だろう。
捨てたはずの　枠にはまって
だれも見ていないのに　息切れしてる。

泣いていいまで　あとどのくらい？
唇かみしめ　笑ってみせる。
負けるもんか　涙こらえて　ずっと歩いていくよ。
ちいさなこの胸は　苦しく軋むけど。
笑顔のたびに　心は痛むけど…。

☆*ﾟ ゜ﾟ*☆*☆*ﾟ゜ﾟ*☆*☆*ﾟ ゜ﾟ*☆

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【日々のこと。〜もはや“怖い”の領域です〜】
一晩にして、さらに状況は悪化しました。
なんのことかって、雪のことです。
もはや、“大変”を通り越して“怖い”の領域です…。
どうしよう(´д｀；)
どうしようもないんですけどねU･ｘ･Ｕ

作り笑い、愛想笑い、得意になったのはいつごろからかな。
いつも自分ひとりが、愚かしくて。
いつもへらへら、作り笑いで空回りして。
でも、やっぱり、そうして生きていかなくちゃいけないから。

ときどき、本当の笑顔になれる瞬間を、大事にしていかなくちゃいけませんね。

共感していただける方が、ひとりでもいらっしゃれば、うれしく想います。

あの笑顔にまた出逢えたら

淡い眠りの淵で
あなたと過ごした日々を
そっと　想い出している。
涙が零れるそのぶんだけ
あなたがやさしかったことを知る。

ふたりでちいさな鍋をはさんで
湯気のむこうに「おいしいね。」と笑えば
あなたの声が「おいしいね。」と笑う
あれはしあわせだったのね。

ふたり　確かに日々を重ねていく意味を
わたしはちゃんと　伝えられていたかな。
「おいしいね。」とひとり笑えば
涙の落ちる音だけ…。
さびしすぎて　寒いよ。

この空に両手広げて
あなたに届けと今日も笑うよ。
いつかあの笑顔にまた出逢えたら
今度はあなたのもとへと
わたしも連れていって。

もしもあしたがやってきて
わたしがあなたの名前すら忘れているなら
今夜　わたしが消えてしまうほどに
触れられなくても　わたしを抱きしめていて。

いつかあの笑顔にまた出逢えたら
今度はおなじ空へと
わたしも連れていって。

☆*ﾟ ゜ﾟ*☆*☆*ﾟ゜ﾟ*☆*☆*ﾟ ゜ﾟ*☆

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いちにちのおわりに

楽しく陽気に今日も演じて
ひとり　部屋の窓から外を眺める。
ピンク色した雲　零れ落ちてゆく夕陽。
この空が群青に染まれば　今日も終わる…。

今日も　いちにち　がんばったつもりで
でも　ぼくは　なにをがんばったんだっけ？

零せない涙　ぽつり。
今日も胸のうちに一粒落ちる。
光が頬を伝わらないうちに
丸まって眠ろう。

世界がぼくひとりを残して
回っているみたいだ…だなんて
いったいだれに打ち明ければいい？
へらへらした空回りの笑顔の裏に
必死に隠してきた本当のぼくを。

たぶん　ぼくは　慎重すぎて
自分の世界を　自分で窮屈にしてる。

零せない涙　ぽたり。
今夜も胸のうちに一粒落ちる。
みんなきっとそんなもんだよね。
見せられない涙　抱えて　みんな　生きてる。

なにかを　抱えて　みんな　どうにか。

☆*ﾟ ゜ﾟ*☆*☆*ﾟ゜ﾟ*☆*☆*ﾟ ゜ﾟ*☆

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なみだ

星の涙は流れ星。
だれかの願いを
叶えるために。。。

魚の涙は見えません。
暗くて深い海底で
かすかな光に変わるまで。。。

バクの涙は宝物。
だれかのかなしい夢を食み
流したやさしいひとしずく。。。

あなたの涙も宝物。
きらり光って　明日になる。。。

☆*ﾟ ゜ﾟ*☆*☆*ﾟ゜ﾟ*☆*☆*ﾟ ゜ﾟ*☆

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涙

この瞳から溢れる涙を見たら
きっとあのひとが　哀しむだろうから。
きっとあのひとは　うろたえるだろうから。
わたしは　たくさんの涙を
海の底へと　沈め落としました。

水滴も涙も
透き通っていますから。
だれも　気づくことはないでしょう。

海の底へ底へと
落とされた涙は
やがて
深い深い水底で
ちからづよい海流に
ひそやかに入り混じるでしょう。

海流は
渦となり
巻きあがり。
やがて
はるか空へと
細かな粒のかたちで
舞いあがるでしょう。

涙の粒からなる雲は
やがて
細い
銀の線を描くでしょう。

銀の線となって降り注ぐ雫が
また　だれかの頬を濡らすでしょう。
わたしの頬も　濡らすかもしれません。
その雫のなかで
むかしむかし　おばあさんを亡くしたおじいさんの涙と
きのう　迷子になった小鳥の涙と
いつか　わたしが沈めた涙が
出会っていることでしょう。

きっと　出会っていることでしょう。

☆*ﾟ ゜ﾟ*☆*☆*ﾟ゜ﾟ*☆*☆*ﾟ ゜ﾟ*☆

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手のひら

だけど　生きていたくて。
それでも　あしたをつなぎたくて。
溢れる涙を受け止めた
手のひらをぎゅっと握り締めて
今日を生きていく。

涙を情けないと感じたとき
やさしい言葉　想いかえす。
「泣けるというのは
　笑えるのとおなじくらい
　素敵なことなの。」

傷を負う脆弱な翼。
わたしの瞳はまだ
あの空を見ていたのに。

だけど　生きていたくて。
それでも　あしたを信じたくて。
零れる想いを受け止めた
手のひらをぎゅっと握り締めて
今日を生きていく。

いままで紡いできた歌たちを
水面にそっと　浮かべるよう。

いまの苦しみを忘れられるものなら
いますぐに忘れさせて。
悲鳴がだれかに届くものなら
人魚姫の声をわたしにちょうだい。

傷を負う脆弱な翼。
わたしの瞳はもう
あの空を見ることをやめたの。

だけど　生きていたくて。
それでも　あしたをつないでいたくて。

☆*ﾟ ゜ﾟ*☆*☆*ﾟ゜ﾟ*☆*☆*ﾟ ゜ﾟ*☆

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虹色天気雨

なんだかうまくいかなくて
思わず知らずの涙がひとつ。

なにがうまくいかないのか
口ではちゃんとだれかに言えず
思わず知らずの涙がふたつ。

みっつ。
よっつ。
たくさん。
たくさん。

冬の空も哀しいの？
涙の雨がガラスを叩く。
天気雨だね…陽がきらり、光る。

おひさまは　眩しすぎるの　見たくない。
思わず心で七五調。

眩しい光に背を向けた。
はじめて顔をあげられた。

そしたら。

見えたよ。
虹だ。
おひさまに背を向けなければ見えない…　希望。

☆*ﾟ ゜ﾟ*☆*☆*ﾟ゜ﾟ*☆*☆*ﾟ ゜ﾟ*☆

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隠れ家

だれにも気付かれず
「今日」を演じ終えて
凍えそうな心抱えて
ひとり毛布にくるまる。

やさしい毛布は　わたしの隠れ家。
ここでなら　わたしはわたしでいられるの。

どこをとっても本物のわたしなんかじゃないのに
笑顔の仮面貼りつけるわたしはいつでも『明るい子』。
嫌われたくなくて　笑ってみせる。
笑顔の数だけ　惨めになった。

月明かりに　落ちる涙
ぽつり　きらり。
あしたも笑っていなくちゃだめだから
毛布のなかで　そうっと泣くの。

ひとりきり
毛布のなか
わたしが本物のわたしになれるとき。

嫌われたくなくて　笑ってみせるけど
本物のわたしを　「好き。」と
言ってくれるひとは　どこにいるの…？

月明かりに　落ちる涙
ぽつり　きらり。
涙ごとわたしを　愛してくれるひとに
いつか　出逢えたらいいなぁ…。

わたしを貫くわたしに
いつか　なれたらいいなぁ…。

☆*ﾟ ゜ﾟ*☆*☆*ﾟ゜ﾟ*☆*☆*ﾟ ゜ﾟ*☆

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方舟の空

窓を開ければ
心地よく澄んだ青の空。
けれど　もしも
ぼくの心を空に映せば
どしゃぶりの夜空に変わるだろう。

放課後の道端に
青空のかけらをみつけた。
ただ　そのことが
あんなにもうれしかったのは
いったい　いつのころのことだったろう。

うまれてきたのに
なにも残せず
ただ　消えゆくだけの
ぼくはなんだろう…。

方舟の空。
ぼくの心を映して
どしゃぶりのなかを
夜の翳をうたいながら　迎えに来てほしい。

青の空　眩しすぎて　みていられない…。

ぼくを望むひとも
名を呼んでくれるひとも
だれもいない世界でも
生きていてもいい…？

方舟の空。
ぼくの心を映して
どしゃぶりのなかを
夜の翳をうたいながら　迎えに来てほしい。

☆*ﾟ ゜ﾟ*☆*☆*ﾟ゜ﾟ*☆*☆*ﾟ ゜ﾟ*☆

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雨の朝風

あしたがこなければいい…
そう願ったのは何度目だっただろう。
それでも地球は廻り
わたしに朝を届けた。

泣き腫らした目に
雨の朝風がやさしいね。
まばたきすれば
きのうの傷が甦る。

忘れてしまいたい。
なかったことにしてしまいたい。
叶わぬ願い　
口のなかで呟く。

悪いのは
きっとわたしだったね。
でもそれに怒ったのは
あなただったよね。

きのうをやり直したい…
そう願ったのは何度目になるのだろう。
それでも時は進むから
いまだけきのうに泣かせて。

泣き腫らした目に
雨の朝風が吹いていく。
まばたきすれば
あたらしい涙が落ちる。

乗り越えてみたい。
乗り越えて微笑みあいたい。
心の叫び
口のなかで呟く。

いまになれば
ちゃんとわかるんだよ。
あなたの気持ちも
なにもかもわかるの。

朝が来てよかった。
たとえ背を向けられても
突き放されても
あなたに
「ごめんね」
が言えるから…。

泣き腫らした目に
雨の朝風がやさしいね。
まばたきすれば
しあわせなあしたが見える。

☆*ﾟ ゜ﾟ*☆*☆*ﾟ゜ﾟ*☆*☆*ﾟ ゜ﾟ*☆

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blank poem

もう　疲れたな…。
陽炎がふうっと消えるかのように
もうこのまま　ここから消えてしまいたい…。

零れ落ちる涙だけが　生きている証。
突き刺さる淋しさだけが　心がある証。
あなたのいた場所に吹く風だけが　愛の証。

「だいじょうぶだよ」
そう言って抱きしめてくれるあなたは
ここに　ここにはもういない。

この心はわたしのもののはずなのに
手足のように　
思い通りに動かせないのは何故なの？

わたしが
わたしから離れて
その隙間から生まれる
空白の詩。

わたしが
密やかに崩れ墜ちて
その破片から生まれる
空白の詩。

☆*ﾟ ゜ﾟ*☆*☆*ﾟ゜ﾟ*☆*☆*ﾟ ゜ﾟ*☆

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どしゃぶり涙。

ねぇ
わたし
ここに…
いるんだよ？

なんだか
世界に
存在を
拒絶されたみたいで…。

＝＝＝＝

いまのわたしは光合成のできない植物みたい。
本来ならば、当然のようにできるはずのことが、なにひとつできない。
働けない。学んでもいない。『勤労の義務』を果たせない、「出来損ない」の…。

わたしは、いったい、なんだろう。

きっかけは、一通のメール。
大学の、同窓会のお知らせメール。
なんでそんなことで？と思うくらい、墜ちました。
わたしは卒業できなかった。「みんな」は卒業できました。
わかっていたはずの、事実。それを改めて突き付けられて、とても、とても、動揺しました。

ほんとは卒業したかったんです。
みんなと一緒に笑いながら「たのしかったね」って。
でも、できませんでした。脱落してしまいました。パニック障害、のため。
試験のたびごとの発作と、試験が近づくにつれて強まる予期不安に、とても耐えきれなかった。

昨夜は「死」をひさしぶりに考えました。
けれど、あるひとの「このさき、どんなことがあろうとも、生きてください」という言葉が脳裏をよぎり、また、そのひととのたいせつな約束があるため、「死んじゃダメ、死んじゃダメ」と必死で思い、かわりに真っ暗な自室でどしゃぶりのように泣きました。

憧れて、大好きで、一生懸命勉強して、たくさんの先生、親友に応援してもらって入学した大学。自分で言うのもなんですが、ちょっとやそっとの努力で入れる大学ではありませんでした。退学を選んで、「それでもあのときのがんばりが無駄になるわけじゃない」とやっとやっと、思えるようになったところだったのに…。４月になって桜が散るころ、大事な想い出を哀しみだけで終わらせないために、ゼミの先生に夜行バスで会いに行こうと思っていたところだったのに…（いや、いまのところそれは行くつもりなんですが）。

大学時代のみんなには、我儘で自分勝手だけれど、わたしのことを忘れてほしい。
やさしい子もいました。パニック発作の恐怖に自傷（という言葉さえ知らなかったけれど）した傷を手当てしてくれた子。「そのハンカチ、あげるね」って言ってくれた。なにも事情を聞かないで、泣かせてくれた子もいました。でも、でも、忘れてほしい。憶えていないでほしい。「そういえば、だいずちゃん、どうしてるかなぁ？」って思わないでほしい。わたしは、それに値する人間じゃない、から。

ごめんなさい。
ごめんなさい。

泣いているよ。
哀しいよ。

だけど
わたし
前に進みたいから
泣いているんだよ…。


*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･゜*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･゜

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ひさしぶりに泣きたい。

『がんばれば報われる』っていうことが、突然きれいごとに感じられて、
『この世界に対して手も足も動かせない役立たずだ』と自分を責めたくなって、
目指していた景色や、望んでいた夢や、抱いた希望が急に色褪せてしまったような午後。

ひさしぶり、に
泣きたい…です。

私、自分がだれかを元気づけたり、励ましたりできるんだと思っていました。
たくさん支えてもらったから、今度は支える番だと思っていました。
詩や文章…「ことば」を通じてだれかの希望になりたいと。

でも、どうやらこの両手は自身が思う以上に無力なようです。

私は今、どこにいますか？

しあわせが急に冷たくなって、
想ったこと・感じたことがなんだか曖昧で、
生きている実感がなくて…ねぇ、私、やっぱり駄目です。

がんばれば叶うとか、努力すれば報われるとか…それって本当なのでしょうか？
それとも
報いを求めて力を重ねる姿は「醜い」ですか？

自分がだれで、なにを望んでいて、どこを目指していたのか。
急に、それがわからなくなりました。
病気発症直前の感覚とおなじ。
私は、なにが欲しいの？
どこへ行きたいの？

私はだれの助けにもなれない。
だれの役にも立てない。
ただ、ここにいる。
それだけ
しか
できない。
いいえ、それすら満足にできていない。

焦る気持ちと、「すこしずつ」と想う声。
「がんばればきっと…」という声と、「どうせ私なんか」と想う気持ち。
どれに従えばいいのか、どれを選べば正解なのか、どれが正しいのか…わかりません。

私は今、どこにいますか？
どこにいて、どこへ向かえばいいのでしょう？

明日は…吐き出したため息の代わりに大きく息を吸い込むから…。

今日は。
だから今日は。

ひさしぶり、に
泣かせて…ください。


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ゆるゆる涙腺。

朝から沈みっぱなしの私を見かねて、母が言いました。
どこか、普段はあまり行かない所にお出かけしてみようか、と。
私は気が進まなかったのだけれど、せっかく誘ってくれてるんだし…と頷きました。

外出先は家から車で２０分くらいの所にあるワイナリー。
ちょうど葡萄の季節で、葡萄の実を摘んだり、仕込んだりする体験が開かれていました。
（私と家族がついたときにはもう、その体験は終わってしまっていたのだけれど）
そのお祭りの一環として『蔵コンサート』なるものが催されていました。
ワインの酒蔵でクラシックのコンサートを開くという催し物でした。
最初はたいしたことないだろう…と思っていたのですが…。

泣きました。音楽を聴いて。

クラシックのわりとメジャーな曲…「Ｇ線上のアリア」とか「アメイジング・グレース」とか「エンターティナー」など…がメインだったのですが…すごく綺麗でした。バイオリンとフルートとピアノの三重奏で、なんていうのか、音が繊細に絡み合う感じがして…すごく綺麗で、とにかく泣きました。陽気なジャズナンバーや童謡も演奏してくださって。感動しました。演奏が終わるごとに拍手が沸いて、そこにいたひとびとが、音楽というベールに包まれて一体化している…そんな感じでした。

ゆるゆる涙腺。でも、本当に感激したんだ。

帰りの車で母と「来れてよかったねぇ」と何度も言い合いました。

大学受験を控えた妹とはこれが最後の外出になるかもしれません。
よかったね。楽しかったね。

思い出をひとつずつ、心に刻んでいこう。
回復への軌跡として、支えとして。


※ごあんない
『アルファポリス―電網浮遊都市―』で詩集『Colorful：イロトリドリ』の出版化に挑戦中です。
もしよろしければ、ぽん、と背中を押してください。
詳しくはこちらです。

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ひとりなみだ。

…キッチンでひとり、泣きながら記事を書いています。
家族の前でも、涙は隠さなきゃならないこと、ちゃんと覚えた。
ないしょなみだ。ひとりなみだ。だれかの前では泣くな、泣くな、泣くな。

でも、心にそっと秘めたものの重さに、潰れそうになるんだ。

どうして、「学びたい」という意欲が薄れてしまったの。
どうして、大学に「行きたい」って気持ちに心と体がついてこないの。
どうして、あたらしい知を得ることに喜びを感じられなくなってしまったの。
中学後半・高校・大学１、２年…「学ぶこと」はずっと私を支えてくれていたのに。
勉強は大好き。学問も大好き。なのに、今はそれを「楽しい」って感じることができない。

まわりは「大丈夫だよ」って言ってくれる。
「学問に対する意欲はちゃんと戻ってくるからね」って。
私の頭はわかっています。この不安も無気力も消えたい想いも病気のなせる業。
でも、心が疑ってしまう。本当にもとに戻れるのか疑ってしまう。

前進しているのか、後退しているのか、時折、本当にわからなくなります。…怖い。

風よ　教えて。
この足がどこに歩けばいいのかを。
光よ　射して。
この目がまわりを見渡せるように。
誰か　言って。
こんな私でも生きる意味はあるのだと。


※ごあんない
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絡まったこころの糸。

このまま、冴えない１日を過ごしたくない！と思って、重い心と重い体をひきずり、なかば無理やり図書館まで散歩に行きました。読みたかった本は見あたらず、ほかに特に心惹かれる本もなく、やはり冴えない日は冴えないものだ…と哀しくなっただけでした。

帰り道であれよあれよという間に涙がこみ上げてぽろぽろ頬を伝いました。
路上で泣くなんて。みっともない。恥ずかしい。だれが見ているかわからないのに。

今日はなんだかぼろぼろな１日でした。
「なにも生み出せない自分」に対する嫌悪と失望が押し寄せるし。
無気力・無関心・無表情は頂点に達しているし。
意欲や情熱は湧かないままだし。

わたしはいったいなにがしたいんだろう。
いったいなにを望んでいるんだろう。
自分でもよくわからないよ。

絡まったこころの糸はほどけないまま。

アルファポリス―電網浮遊都市―で、詩集の出版化にチャレンジ中です。
詳しくは、こちらです。
どうか、どうか、ご支援くださいますよう、よろしくお願いいたします。
出版化には、まだまだポイント数が足りません。どうか、ご支援くださいませんか？特に出資（お一人さま５口まで）していただけると嬉しいです。どうか、どうか、お願いいたします。このままだと、せっかく抱いた夢が消えてしまいそうでとても怖いです。

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なみだ、ほろほろ。

今日はすこし、気持ちが不安定になっています…疲れています。
私にとっては珍しく、午前中からしゃんと起きて、ひと働きしたからかもしれません。
こころの中に、ほろほろほろと涙の雨が降っている感じです…大嵐にならなければいいなぁ。

泣くことは…変な言い方ですが…割と好きです。
ひとりで静かに泣くのも、大声をあげて誰かと一緒に泣くのも。
たぶん、きっと、笑うことと同じくらいに、泣くことが、好きです。

親友から、涙には浄化作用があると聞きました。
あぁ、それで…と納得したのです…心を洗う雨なのですね、涙は。
心を安らげてくれる、心を癒してくれる、心のどろついた部分を綺麗にしてくれる。

泣くことも、立派な感情表現だと思います。
気持ちに言の葉が追いつかないとき、胸がなにかでいっぱいになったとき。
涙…という形で、自らのうちを表現する方法を、神様は与えてくださったのだと。
言葉や文化や人種や…あらゆるものを越えて、人間に等しく与えられた感情のあらわしかた。

涙。

今日はすこし不安定です。
少しの間だけ…泣かせてください。
己の現在と過去、未来とを想って泣かせてください。
頑張ってきた私と頑張れなくなってしまった私を想って泣かせてください。

足元には塩辛い水溜りができて、明日の笑顔を映すから…。

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涙を流すこと、詩を書くこと。

ゆうべは11時に就寝で、今日はゆっくり午後になってから起床。
いつもよりたくさん眠れました。
眠りの波に揺られて、色々な夢を見ました。
中でも印象深いのが、詩集を出版することになる夢。
詩集の出版かぁ…夢のまた夢です。
でも、現実になったら…きっと私、すごく嬉しい。

うつ病になって、自分の気持ちの吐きだし場所が欲しくて、詩や文章を書き始めた私。
時に、ノートの切れ端に。時に、きちんとルーズリーフに。時に、パソコンに向かって。
ほとんど自己満足の世界だけれど、誰かに読んで欲しくなって、こうしてサイトを設けて。
私の中にあふれる言葉をつづることで、誰かに影響を与えることが、心地よくて幸せで。

私の中に「表現すること」が深く根付いています。
私の人格の根底に、詩を書くこと、文章を書くことが根ざしています。

うつ病になって、つらいことや哀しいことが、たくさんたくさんありました。
それでも、それでも、こうして詩を書くことの楽しさをこの病気は教えてくれました。
それを「楽しい」と感じられることの嬉しさを、「嬉しい」と思える楽しさを、この病気は教えてくれました。
この病気も捨てたもんじゃない。うつ病って悪いことばっかりじゃない。
つらいけれど、苦しいけれど、確かにこうならなければ得られなかったものがある。
先は見えず、不安だらけで、押し潰されそうになるけれど、確かに得たものがある。
闇の中でも煌く星を見つけるように。夜空に一筋の光が差し込むように。
心というものが、苦しみの中に成長を見出すものであるなら、私の心はいま、成長真っ盛り。
私の心は成長しています…優しくなるために、強くなるために。
時に、涙を流しながら。時に、言の葉を綴りながら。

神様、どうか見守っていてください。
私の心の歩く道筋を。私の心の進む先を。

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たすけてください。

気分が良かった朝はどこへやら。

朝の日記をつけたあと、自責の念でいっぱいになり、わんわん泣きました。
まだ、不安定です。また泣いてしまうかもしれません。

自責の念…昨日、病院で言われた『スケジュール』に関する落ち込みです。
『スケジュール』…今の私には、ただのプレッシャーにしかなりません。
今の私には、ただの重荷にしかなりません。
でも、頑張るべきなのでしょうか。
お医者さんがそう言うのですから。
きっちりと一日の予定・ルーティンを決めて、
それを確かに守って生活しなくてはならないのでしょうか。
「できないよ…」という心の声を押し殺して。
私は、頑張るべきなのでしょうか。

でも。
だけど。
それなのに。

責任を持って、物事をこなすだなんてできない。
一日の予定をきっちり守るだなんてできない。
毎日、母の手伝いをするだなんてできない。

できないよ…病気のせい？ただの甘え？
「単なる甘えだよ」と意地悪な声がします。

歌を忘れた小鳥は、誰に謝ればいいのですか。
走ることを忘れた馬は、誰に謝ればいいのですか。
笑うことを忘れたヒトは、誰に謝ればいいのですか。

強くあれば、揺らがずにすむのですか。
逞しくあれば、崩れずにいられるのですか。
頑強であれば、涙を零さずにすむのですか。

誰か、誰か、
たすけてください。
涙が止まりません。

信仰があれば、きっとこう口にするのでしょう。
神様…あぁ、神様…。

たすけてください。


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夜明けの空色は。

昨日は本当にどん底が見えました。
つらい、哀しい気持ちが心に溢れてきて。
日記を書いた後もずー…っと泣いていました。
存在意義や存在価値、そして『なんで生きてるの？』
そんなことばかり考えて、考えて、でも、答えなんて見つからなくて。

文字通り、泣き寝入りでした。

昨日、そこまで『落ちた』せいか、今朝はなんだか心が穏やかになっています。
泣き通しだったせいか、喉と頭が鈍く痛いけれど、心は楽です。
泣き寝入りの夜明けの空の色は、薄青。ペールブルー。
私の好きな色。
この上下動を繰り返して、良くなっていくんだろうなぁ、そんな気がしています。

まだ、自分を好きにはなれないけれど。
まだ、生きている意味は見出せないけれど。
まだ、少しつらいけれど。
また少しは歩けたかな、ねぇ、私？

生きる意味、人生の価値、どうしてこんな大切な問いに、
明確な答えが用意されてないんでしょう。
自分で探してゆくため？
人それぞれだから？
確かに、用意された答えでは納得できないであろう自分を感じています。
自分の人生だもの、自分で探したいです。
自分の歩む道の道しるべだもの、自分で見つけたいです。
今はとてもとても弱っていて、許されないことだけれど、いつかは。

いつか…でいいんですよね。
急がなくても、焦らなくても、今すぐ見つけなくても。いつか、で。
意味や価値さえ見つかれば、この病気が治せる気がするけれど、それでも、いつか、で。
生きる意味が見つかったら、この病気も治るかな。
この病気から立ち直ったら、人生の価値がみつかるかな。
見つけることと、立ち直ること、どちらが先になるのかな。
自分で、自分がどう歩いていくのか、今は楽しみだと思うことができます。
また落ち込んだら、それどころじゃなくなるんでしょうけれど。

今日、ある方のコメントを読んで「私は恵まれているなぁ」とつくづく思いました。
私の一番の支えは母です。
ある時、母がふと漏らした言葉。
「頼ってもらって母親冥利に尽きる」と。
私の存在価値は私の思っているよりずっとずっと身近にあるのかもしれません。

＊　＊　＊

今日は通院日です。
先生に話を聞いてもらえること、今の私の一つの支えです。
聴いてもらうことのリストも作りました。
・20日にパニック発作があったこと
・ものすごく気分の波のあること
・なぜか楽になってはいけない気がすること
・色々矛盾した考えが頭に浮かんで収拾がつかなくなる時があること、などなど
A4の紙いっぱいに書いてあります。
二週に一度だから、話をしなくてはならないことがたくさんあります。
幸運なことに今の先生は、私の話を聞くだけ聞いてくださいます。
リストのつくりがいがあるというものです。

なるべく苦しい思いを減らして帰ってこれますように。


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雨、降る降る…。

今朝はひどく雨模様です。
心の中も天気も、雨、降る降る降る降る…です。
雨の音がとてもとても嫌です。
圧迫感を覚えてしまいます。
そして、なんだか不安で、気持ちがずんずん沈んでいってしまう。
落ち込んで、行き着くところは『消えてしまいたい』なので、本当に嫌です。
病気以前にこんな気持ちになることあったっけ…。
１０ヶ月くらい前のことに過ぎないのに、うまく思い出せません。

私の生きがいってなんだったんでしょうか。
楽しいこと、好きなこと、沢山あったはずなのに、今はなにも楽しめない。
病気の症状だから…仕方がないんだから…。
心に言い聞かせても、やっぱりつらいです。

私の生きがいってなんだったんでしょうか。
わかっています。学ぶことです。学問の現場にいることです。
でも…今はそれが本当におまえの『生きがい』だったのか？と詰問されれば、
情けないけれど、到底、頷ける自信がありません。

仕方ない、好きなものについて考えてみよう。
好きなもの。
読書、音楽、動物…これは病気のせいで、温度も彩度も変えてしまいました。
ピタゴラスイッチ、にほんごであそぼ、要はＮＨＫ教育テレビ…見ていません。
あぁ、他にはなに？
私は何が好きだったの？
焦って探しても、『好きだった感情』すら忘れかけている始末。

うつ病の波…本当に嫌なものです。

でも、まだ文章は書ける。詩も作れる。
書くことも、作ることも、私の支え。

今日は日がな、パソコン虫になりましょうか。
そして気が向いたら、詩でも書いてみようかな。
パソコンに向かっている時間は私にとって、唯一、気の紛れる時間です。
魔法の箱を通して、外界と繋がっていられる時間。
『消えてしまいたい』と泣いているくせに、消えられない、
私の苦しい思いを言葉にして、インターネットにぶつける時間。

私の言葉をいつも聞いてくださっている皆さん、ありがとう。
私は、あなた方に沢山のかけがえのないものを頂きました。
本当に、本当に、ありがとう。
私、頑張ります。


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涙の理由を。

ここのところ、一日に３回くらいは泣いています。
今日はまたも、大泣きした日でした。
なんだかもう、自分の思いや感情や気分に関わらず、
涙が出てくることがあるんです。

母に『なんで泣いてるの』と聞かれ、返答に窮してしまいます。

なんでもないのに、涙が出るんです、お母さん。
心配かけてごめんね。ほんとにごめんなさい。
でも、今は泣かせてください。
もう一度、立ち直るための涙なんです。
もう一度、歩き出すための涙なんです。
だから、今は泣かせてください。

今も夕方だということで、心の中がフワフワそわそわ落ち着きません。
でも、こうしてパソコンに向かって、
言葉を綴っていると、少しは安定してくれるようです。
書くことは、綴ることは、私の支え。
吐き出して、みましょうか。


なんだかんだといって、私は回復の途上にちゃんといるのでしょう。
昨日のように、『何かができる日』もあることだし。
こうして、パソコンに向かうことだってできる。
文章が綴れる。詩が書ける。

でも。
だけど。
つらいです。
哀しいです。
苦しいです。

もともと好きだったこと、ほとんど全部取り上げられました。
信じていた、順風満帆には程遠い、けれど、ささやかな未来も。
自立して歩んでいけるという自信も、自分への自負心も。
みんなみんな奪われました。
『病気』に。
『うつ病』に、『パニック障害』に。
何を拠り所にしたらいいのかが分からないのです。
どこを目指したらいいのかが分からないのです。

立ち上がろうにも、足元がふらふらして、ちっとも安定しません。

ねぇ、私はどうしたらいいのですか。
ねぇ。

時々、母がイライラしているのが分かります。
そのたびに、見捨てられたような気持ちになります。
そんなはず、ないのに。

ねぇ、
もっとたくさんの人に認められたいんだよ。
やりたいことがあるんだよ。
前に、未来に進みたいんだよ。

なのにどうして。
なのに、どうして。

私はただ、甘えて怠けているだけなのですか？
自分で自分の足に躓いて転んでしまったのですか？
どうしてこんな風になってしまったのですか？

飛び交う疑問符への答えは、
まだ見つからない。

でも
負けられないから。
ピリオド打ちたい自分に。
消えてしまいたい自分に。
負けられないから｡
濃霧注意報のマラソンの
ゴールテープを探すしかない。

負けられない。


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雨涙。

あなたの頬の
その涙
を
降る雨
に
そっと
隠しましょうか。

大丈夫。

あなたを
傷つけるわけではないから。
冷たくはないから。
寒くはないから。

大丈夫。

教えて。
この肌に
雨の優しさを。
伝えて。
この心に
雨の暖かさを。

雨は大地の涙。
時に
この惑星も
涙を流すの。
だから
こんなにも優しい。
こんなにも温かい。

だから、
さぁ、
泣いてしまいましょう。
雨の中で。
一緒に。
手と手
を
繋いで。

雨はそっと
洗い流してくれる。
涙も、
心の傷の
痛みも。

大丈夫。

すべて　すべて
洗い流して
水たまりに
映る影は
きっと
笑顔
だから。

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心、荒れ模様…。

昨日、穏やかに凪いでいた私の海は
今日はどうやらかなりの荒れ模様。
朝から『消えてしまいたい』という声にとらわれて、
苦しくて、哀しくて、辛くて、でも、
ぎりぎりの線で涙を零さないようにしている…そんな感じです。

そんな時は魔法の呪文。

『うつ病は“3歩進んで2.5歩下がる”を繰り返して良くなっていく』
『大丈夫。みんなそこにいる。一人じゃない』
大丈夫、大丈夫。
私は回復へのステップをちゃんと踏んでいるのだから。

でも。少し弱音を吐かせてください。

浮き沈みを繰り返すこと、仕方ないのだけれど、
なんだかちょっと疲れてしまったかもしれません。
もう、何度も何度も同じことを繰り返すことがほとほと嫌になっています。
だって、沈んでしまうと、進んでいるように思えないんだもん…。

だめだ、だめだ。
こんなんじゃいけない。

でも。
だけど。

あぁ、また否定の言葉が。言い訳がましいなぁ。

『0.5歩ずつ歩いているの。大丈夫なの。心配、要らないの』

それでも、不安になるのは何故ですか？


気分が沈むと哀しいことや嫌なことばかりが脳裏を過ぎります。
少し、吐き出してみようと思います。

今、二番目に私の心を占めていること（一番はもちろんこの病気のことです）。
それは、私は己の顔立ちに抱いているコンプレックスです。

以前にも書きましたが、小学校の頃、中学校の頃、
容姿については散々にからかわれました。
あまり思い出したくありませんが、
そう簡単に払拭できるものでもありません。

今は、綺麗だよ、可愛いね、といってもらえることもあります。
が、私自身がその言葉をほとんど信用できずにいます。
だって、そういってくれるのが母だけなんだもの…。

沈んでいる時に鏡を見ると、自分でも『醜い』と感じてしまいます。
この醜い顔を引き剥がして捨ててしまえれば、どんなにいいかと思います。
他人に対して、何だか卑屈な気分になってしまうのも、そのせいです。
ひとの笑い声を聞くと、自分の容姿が笑われているような気さえするのです。
外に出るのが、あまり好きではないのも、そのせいかもしれません。

整形が、したいです。

今の私は歯並びが悪い上に出っ歯で、鼻は低く、目ははれぼったい一重です。

（さぁ、想像してみてください）

本音を言うと、整形が、したいです。

可愛いパッチリした目やスラリと通った鼻梁、並びの良い綺麗な歯。
そんなものが欲しい。綺麗になりたい。

授業中や、街中で、電車の中で、他の人を伺い見ては
羨ましくて、羨ましくて、胸が潰れそうに苦しくなります。
同じ遺伝子が組み込まれているはずの妹でさえ、とても羨ましくて。

綺麗になったら…きっと。
自分を好きになれる。
他人にたいして、卑屈にならずに済む。
なにより…恋愛が、できるかもしれません。

今までは『どうせ私なんか』と諦めていた、恋愛という色。
その中に浸って、泣いたり、笑ったり、哀しくなったり、嬉しくなったり…
そんな喜怒哀楽を味わえるかもしれません。
いいえ、味わいたいのです。

だから。
整形が、したいです。

綺麗になりたいよ。
もっと自分を好きになりたいよ。
胸を張って、誰かに『あなたが好き』と言えるようになりたいよ。
そんな思いが、胸のうちに、こだましています。

なにか、自分では変えられないものを変えたら、
もっと自分を上向きにしていける何かが掴めるような気がするのです。
だから…ね。

消えてしまいたい、なんて思わず、
自分に自信が持てるようになりたい。


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ボロボロだけど生きること。

今日は不安で不安で哀しくて、泣いてばかりの一日でした。
早くこれが『病気なのだから仕方ない』と、割り切れるようになりたい。
自分を責めずにいられたらな。


昨日も今日もボロボロだったけど。
それでも。
それでも。
生きています。
生きています。
それが私。
これが私。
奮闘するささやかな鼓動。
昨日も今日も明日も生きていく隅っこの弱者。

ボロボロだけど私、生きていきます。

記憶のいたみ。

昨日は本当にもうボロッボロな一日でした。

この日記を書いてからも、相談の場で言われた言葉が頭に蘇ってきては、イライラしたり、哀しくなったりで、夜中ワァワァ泣き通しでした。
唯一できる、想いを詩にして綴ることもできません。
かなり本気で、母に『もう死にたい』って言ってしまったりもしました（心配かけるだけなのに）。


でも、泣きながらの母との会話のなかで、自分で目を逸らし続けて来た事実に、一つ、気がつきました。
その事実があったことに、自分が目を逸らし続けていたことに、気がつきました。

私は小・中学校と、対人関係で辛い思いをしていたのです。
その時は平気なふりをしていたし、自分でも平気だと思っていました。
でも本当は痛かったんです。辛かったんです。
一つ二つと、お話してみます。

中学校の修学旅行の時です。女の子が二、三人で相部屋になりました。
わいわいと部屋割を決めた後です。私は自分が、保健室登校をしていて、旅行にも来るか来ないか分からない女の子と二人の相部屋にされていることに気付きました。
ごめんね、と言われました。
何を謝られているのか、よく分かりませんでした。

シカトされていたわけでもないし、いじめられていたわけでもありません。
でも、小・中学校の間、私には、愛称が、あだ名が、ニックネームがありませんでした。
名字に『さん』付けで呼ばれていたのです。

楽しい思い出がないわけではないのです。
仲良くしてくれる子がいなかったわけでもないのです。
でも、傷ついた、哀しかった部分も少なからずあって。
だから、小・中学校の記憶にはあまりいいイメージを抱けずにいます。


本当に、心から『友人』、『親友』と呼べる友に出会ったのは高校に入ってからです。
その友人達のお陰で、高校時代は最高の、おそらく私の生涯最高の、きらきらした時間でした。
最高の、大切な、かけがえのない私の宝物です。


今でも、人付合いには苦手意識を抱いてしまいます。
親しいひとには『大好き』って言えるけど、知り合って間もないひとにはひどく臆病でびくびくする私がいます。
それから、グループに分かれるのも苦手です。大学の授業でグループ発表がしばしばあるのですが、『好きな者同士で』と言われたらどうしよう、といちいちドキドキする私がいます。

誰でも多かれ少なかれ、似たような痛みを、記憶を、抱えているというのはわかっているつもりです。

それでも、自分の過去に涙することは許されますか？

哀しかったね、過去の私。
辛かったんだね。
痛かったんだね。
がんばって、いたんだね。

自己の過去に涙するほど卑しい事はない、とわかっています。

けれど、ここに昔の私がいたら、抱きしめてあげたい。
将来、ちゃんとニックネームで呼んでもらえるようになることを、教えてあげたい。

涙が、溢れてくるのは何故ですか？

涙日記。

昨晩は夕食をとってからも、ずー…っと母にしがみついて泣いていました。

案の定、目と鼻がぽてん、と腫れてしまっています。
ただでさえ、コンプレックスの塊のような顔なのに。見るに堪えない、とはこのことです。
頭痛までします。これは、思いがけませんでした。

前にも似たようなことを書きましたが、苦しいのは私の中の満たされない想いです。

もっと自分を好きになってあげたいよ。
もっと沢山のひとに認められたいよ。
もっと好きなことをやりたいんだよ。

全て全て、この胸から溢れて私を苦しめます。
私は、私自身から逃げ出したくて。でも逃げることなんてできなくて。それに、そんなことは、許されないし、許せない。

自分自身を傷つけたい衝動に駆られるのはそんな時です。
カッターや剃刀を手にしてしまいたくなります。
でも。
約束したから。
約束、したから。
私を抱きしめてくれる優しい家族と。
この日記をいつも読んでくれている大切なひとたちと。
死なない、と。
自分自身を傷つけたりはしない、と。
だから、今は我慢。辛いけど、我慢。


いつでも比べてしまう私。
何にも出来ない私。
自分自身が嫌いな私。
他人の評価を気にしすぎる私。
自分自身を許してあげるのは、どうしてこんなに難しいんでしょうね。

だから、練習をすることにしました。
自分を許してあげる練習。
受け入れてあげる練習。
愛してあげる練習。
落ち込まない、練習。
少しずつ、少しずつ練習、を。

休養時間の、私から私への、課題。ちゃんとできるかな。できるよね。


今、父のレコードで、サイモン＆ガーファンクルを聴いています。『明日にかける橋』、私の大好きな曲です。優しい腕に肩を抱いてもらっているような気分になれるから。

衝動。

記憶にある衝動。

まわり中のものを
壊してしまいたいような。
１番たいせつなものから、
順番に。
粉々、になるまで。

拳を壁に
叩き付けたいような。
血が滲んでくるまで。

大声で
叫び出したいような。
この喉を
引き裂くくらいの声で。


でも
私は
何もできず。
ただ
この
衝動、が
去っていくのを、待つ。

なみだうた。

ぼくの両手は　ぼくの目から滴る
哀しみの雫を受け止めるのに精一杯で。
きみのその瞳から
零れ落ちる涙を
拭ってあげることはできない。

　ポロ　　ポロ
　　　ポロ　　ポロ

ごめんね。
ごめんね。

ねぇ、この雫は
どうして
こんなにも
こんなにも
哀しみをよびおこすのだろうね。
どうして
こんなにも
こんなにも
不安と結びついてしまうんだろうね。
雫だって
水にはかわりないのに。
涙だって
水にはかわりないのに。

　ポロ　　ポロ
　　　ポロ　　ポロ

ごめんね。
ごめんね。
何もできなくて。
何もしてあげられなくて。

ごめんね。
ごめんね。

案の定。

しばらく、外出は控えたほうがいいのかな。
せめて、もう少し『元気』になるまで。

昨日、長く出かけていたのが良くなかったのか、
案の定、
今日は「急に落ちた」日でした。
朝、友達が起こしてくれるものの、
全く起き上がることができず。
一時くらいまで、布団にもぐりこんで
泣いたり、ウトウトと眠ったりしていました。
自業自得だと思い
余計に沈んでしまいます。

２時にゼミの合宿での研究発表の打ち合わせがあり、
吉祥寺に行かなければならず。
なんとか向かったのですが、
友人を待つ間
だるくてだるくて
立っているのがやっとの状態。
さすがに自分でも
『おいおいこれはまずいだろう』
と思い、早めに切り上げて、帰ってきたところです。



孤独感がひどいので誰かと一緒にいたい。
でも外出は辛い。

どうすればいいのかな。
どうすればいいのかな。

絶不調。

今日は、せっかく友達のツナが来ていてくれたのに、お昼の１時位までゴロゴロと眠りっぱなしでした。
間違いなく、過眠モード。
ゼミの発表の打ち合わせがあるため、ツナと別れて、学校に向かう途中、
「消えてしまいたい」という思いがつよくなり、
電車のなかで、涙が出てきました。
今日は、この後バイトがあるので、しゃんとしなくちゃ…。


すっかり「つらいつらいモード」に入ってしまったみたいです。

浮上、のち、沈没。

ここしばらくはわりと元気な日が続いていたのですが。
今日は絶不調です。
朝から理由も無く、ぐずぐず泣いています。
それで、この場でウツウツを吐き出したりして。

嫌だなあ、こんな自分。
何とかしたいよう、こんな自分。

どうすれば、いいのかな。