2013年01月20日

エコール・ド・パリの古典流儀@札幌

 道立近代美術館では、常設展示室「これくしょん・ぎゃらりぃ」の1階で、「エコール・ド・パリの古典流儀」展を開く。第1次と第2次の世界大戦間の時期にうまれた古典回帰の動向を、パスキンやキスリングなど“エコール・ド・パリ”の画家と、ドランやヴラマンクなど“エコール・フランセーズ”の作家を中心に、同館が所蔵する油彩、水彩、素描、版画や彫刻、ガラス作品、約60点により紹介。また、道立帯広美術館が所蔵するポスター・コレクションから、カッサンドルなど古典主義の影響を示すポスターの名品7点も合わせて展示。120915EcoledeParis詳細は、同館HPの案内欄で。
・会 期 :2012年9月15日(土)~2013年1月20日(日) 
・時 間 : 9:30~17:00(入場16:30まで、7月1日19:30)
・会 場 :札幌市・北海道立近代美術館 常設展示室1階
      (中央区北1西17 地図)
・観覧料 :一般500円(410)、高大生250円(170)
      ( )内は10人以上の団体料金、65歳以上と中学生以下無料
・お問合せ:同館 TEL 011-644-6882 

【開催案内】 120915EcoledeParisUra (右チラシ裏面より)

■古典への回帰
1918年に終わった第一次世界大戦は、ヨーロッパの人々の心に大きな傷あとをのこし、大戦後は悲劇的な戦争をまねいた近代文明への疑念と、近代以前の調和にみちた世界へのあこがれが高まった時代でした。“秩序への復帰”のスローガンのもと、古典や伝統へと回帰する風潮がうまれ、美術の世界でも古典主義的な主題や表現が大きな流れとなっていきました。


■フランス派画家の台頭
この時期、パリを舞台に活躍した“エコール・ド・パリ”(パリ派)の画家たちもこうした古典主義回帰の影響をうけ、古典古代の神話や文学、裸婦などの古典的主題を描いています。次第にナショナリズムの風潮をつよめてゆく両大戦間の時代、ユダヤ系や外国人が多かった同派の画家にはパリを離れる者も多く、“エコール・フランセーズ”(フランス派)と呼ばれる自国出身の画家たちが画壇で勢力を伸ばしていきます。第二次世界大戦の足音がせまるなか、フランス人画家たちを中心に自国の伝統文化、とりわけ古典主義の伝統を重んじる風潮が時代を特徴づけたのです。


■両大戦間の時代のパリを彩った名品ポスターも紹介
本展は、この両大戦間の時期にうまれた古典回帰の動向を、パスキンやキスリングなど“エコール・ド・パリ”と、ドランやヴラマンクなど“エコール・フランセーズ”の作家を中心に、当館が所蔵する油彩、水彩、素描、版画や彫刻、ガラス作品、約60点により紹介するものです。また、道立帯広美術館が所蔵するポスター・コレクションから、カッサンドルなど古典主義の影響を示すポスターの名品7点も合わせて展示します。


bluebook at 09:30│Comments(0)TrackBack(0) 美術 

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