...::☆Hopkins Diary☆::...背外側前頭前野を極める日々

アメリカで医者を目指している純日本人のまりっぺです!メディカルスクールへの道のりがいかなるものか、記録しています。 2018年にジョンズ・ホプキンス大学を卒業(BS in Neuroscience)。同大学公衆衛生大学院に進学し、2019年に修士号(Master of Health Science)を取得。同大学医学部にて研究員なうお☆

オミクロンが猛威を振るう中、ある研究室が長い歴史の幕を閉じた

今年の年明けは悲しかった。

以前所属していたラボがなくなりました。

大学時代からずっと憧れていた、歴史のとても長いラボでした。多くの著名な研究者を輩出してきた場所で自分も働けることが信じられないくらい嬉しくて、2019年の私はやる気に満ちていました。

しかし、2020年、コロナ不況でレイオフが決まりました。実はこの時、ラボが永久に閉鎖されることを告げられ、私だけではなくラボメン全員が就活を強いられました。2021年の終わりまでは絶対に秘密にするという約束だったので、誰にも言っていませんでしたが、みんなが一斉に仕事を探し始めたので、大学内で噂はたちまち広がりました。勘づいていた人も多いと思います。

あの頃は仕方なかった、ロックダウンは人の健康と命を守るために避けられない、残念ではあるがこれが今人類ができる最善だ、そう自分に言い聞かせ続けてきました。

しかし、どうでしょう。それから2年近くが経った今、メリーランド州は今までになく恐ろしい勢いで新規感染者が増え、病床が逼迫しています。今の職場では毎週のようにラボメンに陽性者が出ていて、自分がいつ感染してもおかしくない状況。それでもロックダウンはしないし、学校は再開したし、国はパンデミックがないかのように振る舞って、無理矢理日常を取り戻そうとしている。

何のためにあんなにいいラボがなくなったんだろう。あの時、何のためにロックダウンをしたんだろう。後知恵バイアスだが、結局こうなるんだったら、意味がなかったのではないか。そう考えると、すごく悲しくなってしまう。

今でも2ヶ月に1度はあのラボで実験している夢を見る。突然だったので、やり残した実験がたくさんあって、それらを淡々とやっているのである。夢から覚めると、自分が過去にいかに執着しているのかを思い知る。世界は複雑なので、今しかできないこと、今じゃないと逢えない人、今だからこそある場所が多くある。その機会を奪ったコロナを存在しないかのように扱う人間を理解できない。

このような体験、今の時代、多くの方があるのではないでしょうか。それでも、私だけ過去に取り残されている気がしてしまいます。

しかし、今働いているラボでも様々な出逢いがあり、それはそれで良かったなと思えてきています。未来に繋げられるかはいつの時代でも自分次第だと信じたいです。

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マスクと手袋の色がマッチして気に入ったので、久々に写真撮ってみました(照)。

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KN95デビュー。もうサージカルマスクでは安心できません。

30分おきに手を消毒したり、できるだけ人を避けて、出勤時間もずらして、データ解析は家でやっています。それでも、私が圧倒的に研究室に出向いているので(何せ、私しかマウスを触れる人がいない…)、すごく気をつけています。

早く医者になって医療現場で役に立ちたいな…

ムズムズしてしまうし焦燥感が募る。

やっぱ医学部合格しなきゃ!話はそれからだな。



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2022年

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

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新年の花火を見ようとしたら、世界が濃い霧に覆われていて何も見えませんでした。見通しが立たない、不透明な未来の情景でしょうか。


尊い勉強時間を確保するため、久しぶりですが短い投稿です。


新年の抱負:医学部合格

心構え:行雲流水


今までは「万里一空」🔥「勇往邁進」🔥🔥など、目標へ猪突猛進だぜ!うおおおおお🔥🔥🔥という勢いで1年を始める感じでしたが、何も計画通りに進まないので疲れました。今年は細かいことにこだわらず、物事の本質的な部分を捉え、1番必要なことを確実にやることに専念したいと思います。日本でもアメリカでも、とにかく医学部に入ること。自分の手には負えない、どうしようもないことが重なり思い通りにいかない時は、成り行きに任せること。それでも納得できるように全力を尽くすこと。

去年、色々なご縁があり、日本人医師にキャリアの相談をする機会が多かったのですが、その際よく「自分を責めすぎだよ」と言われたので、失敗した時にその原因が自分の能力不足なのか外的要因なのかを見極める力が必要だとも思いました。あとは「もっと肩の力を抜いた方がいい」とかもよく言われるのですが…これはどうすればいいのでしょうか…(汗)

アメリカのメディカルスクール受験は面接招待を待つことしかできないので、あとは非常に遅れてしまっているKALSの勉強に集中します。

皆様にとって素敵な1年になりますように。

夢よ、叶え!!!!!



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ブラックジャックに憧れ抱いた外科医になる夢、追い続けている純日本人女子。🇯🇵YIS→🇺🇸JHU (Neuro, BS)→JHSPH (MHS)。神経学を愛すmad scientist|箏奏者|酒豪|見た目はピノコ|中身はおっさん|目指すは米メディカルスクール🔥٩( ᐛ )و 気軽にフォローミー♪日常ブログ↓
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ブログによく登場する単語集

メディカルスクール: アメリカの医学部は4年制の専門職大学院。一般の4年制大学を卒業してから進学する。最近は大学卒業後に研究、ボランティアや修士号取得などをし、さらに有力な受験者になるために時間を取る者が増えている。この期間を"gap year"と言う。受験者全体の7割程が最低1年程取るとされている。

Pre-med/premed: pre-medical; メディカルスクール志望生を指す。

JHSPH: Johns Hopkins School of Public Health; ジョンズホプキンス公衆衛生大学院

MHS: Master of Health Science (私がJHSPHで受ける1年間の修士コース)

BMB: Biochemistry and Molecular Biology; 生化学と分子生物学 (MHSの専門分野)

ボルチ: ボルチモア; ジョンズホプキンス大学がある街

HOME: Hopkins Oriental Music Ensemble (私が立ち上げたアジア伝統楽器のアンサンブル)

友達の名前: ジェニー(大学で出会った大親友、箏の教え子、箏を買ってくれて一緒にHOMEで演奏している); エル(HOMEの編曲者、数学と日本文学が大好き); リーアン(HOMEイベント係); ミッフィー(HOME会計係); コロアイ(コロンビア人の大学の親友); ヘイリー(2年間ホプキンス大学の寮のルームメイト、大学前からの知り合い)