今年の年明けは悲しかった。

以前所属していたラボがなくなりました。

大学時代からずっと憧れていた、歴史のとても長いラボでした。多くの著名な研究者を輩出してきた場所で自分も働けることが信じられないくらい嬉しくて、2019年の私はやる気に満ちていました。

しかし、2020年、コロナ不況でレイオフが決まりました。実はこの時、ラボが永久に閉鎖されることを告げられ、私だけではなくラボメン全員が就活を強いられました。2021年の終わりまでは絶対に秘密にするという約束だったので、誰にも言っていませんでしたが、みんなが一斉に仕事を探し始めたので、大学内で噂はたちまち広がりました。勘づいていた人も多いと思います。

あの頃は仕方なかった、ロックダウンは人の健康と命を守るために避けられない、残念ではあるがこれが今人類ができる最善だ、そう自分に言い聞かせ続けてきました。

しかし、どうでしょう。それから2年近くが経った今、メリーランド州は今までになく恐ろしい勢いで新規感染者が増え、病床が逼迫しています。今の職場では毎週のようにラボメンに陽性者が出ていて、自分がいつ感染してもおかしくない状況。それでもロックダウンはしないし、学校は再開したし、国はパンデミックがないかのように振る舞って、無理矢理日常を取り戻そうとしている。

何のためにあんなにいいラボがなくなったんだろう。あの時、何のためにロックダウンをしたんだろう。後知恵バイアスだが、結局こうなるんだったら、意味がなかったのではないか。そう考えると、すごく悲しくなってしまう。

今でも2ヶ月に1度はあのラボで実験している夢を見る。突然だったので、やり残した実験がたくさんあって、それらを淡々とやっているのである。夢から覚めると、自分が過去にいかに執着しているのかを思い知る。世界は複雑なので、今しかできないこと、今じゃないと逢えない人、今だからこそある場所が多くある。その機会を奪ったコロナを存在しないかのように扱う人間を理解できない。

このような体験、今の時代、多くの方があるのではないでしょうか。それでも、私だけ過去に取り残されている気がしてしまいます。

しかし、今働いているラボでも様々な出逢いがあり、それはそれで良かったなと思えてきています。未来に繋げられるかはいつの時代でも自分次第だと信じたいです。

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マスクと手袋の色がマッチして気に入ったので、久々に写真撮ってみました(照)。

IMG_2674

KN95デビュー。もうサージカルマスクでは安心できません。

30分おきに手を消毒したり、できるだけ人を避けて、出勤時間もずらして、データ解析は家でやっています。それでも、私が圧倒的に研究室に出向いているので(何せ、私しかマウスを触れる人がいない…)、すごく気をつけています。

早く医者になって医療現場で役に立ちたいな…

ムズムズしてしまうし焦燥感が募る。

やっぱ医学部合格しなきゃ!話はそれからだな。



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