February 26, 2007
フェデラーが新記録達成!次はサンプラスの偉業を狙う?
今週発表の世界ランキングで、1位を161週キープすることになったフェデラー(スイス)が、コナーズ(アメリカ)のもつ、160週間連続1位の記録を上回ることとなりました。これで連続1位記録では単独トップとなりましたね。
フェデラーは、2004年2月以来、ずっと世界1位をキープしています。これから更に、プレーはまだまだ向上し続けていると自身を評価しています。「休みの間は練習に多くの時間を費やしました。良いボールがたくさん打てていたような気がしますから今の調子は良好ですよ。もちろんそれだけではストレスもたまってしまいますから余暇を十分に満喫もしてバランスを上手く取るように心掛けました。」と、全豪から約1ヶ月ぶりの出場となる、今週開幕のドバイを前にして、そうコメントしました。
さらに、「フィットネスの向上にも努めました。私にはこれまでそれに関して多くの課題があったと感じていました。5セットマッチの長丁場のゲームは体力面を考えると決して好んでいたわけではありませんでしたから・・。2005年の全豪準決勝で対戦したサフィン(ロシア)との5セットマッチが良い教訓となっています。しかし今はたくさんの時間をフィットネスに当てた、その成果を大いに感じていますから、なんの問題もないように思いますよ。」と、ドバイ出場に当たって準備は万全であると述べています。
さて、新記録樹立ということでコナーズとはなにかと比較されるフェデラーですが、「コナーズは何の疑いもなく偉大なプレーヤーの一人です。彼の、常に安定したプレーがそのまま160週間も1位を守ってきた事に繋がっている、まさに勲章であるのは間違いないことです。長いキャリアで数々の強豪プレーヤと対戦し、それを実行してきた事を思えば、それは信じられない、素晴らしい出来事なのは誰の目から見ても顕著です。」と、20年の長いキャリアで8つのグランドスラムを獲得し、安定したプレーをし続けたコナーズに対して賛辞を贈っています。ちなみに、コナーズは20年のキャリアで8つのグランドスラムを含む109のタイトルを獲得し、フェデラーは1998年にプロデビューして今年が9年目の25歳。10個のグランドスラムを含む47のタイトルを獲得しています。
連続ではないにもかかわらず、世界1位に286週間も君臨したサンプラス(アメリカ)については、「容易に塗り替える事が出来ないほどの記録をサンプラスは打ち立てたと思います。しかし、もし私がその記録に到達できなかったとしてもそれはそれであって、なんのプレッシャーも感じてはいません。偉大な記録が存在する事は素晴らしい事ですし、私を含めたすべてのプレーヤーにとってモティベーションを向上させる良い特効薬にもちろんなっているのが偉大な記録なわけです。これからそれを塗り替えていける可能性が私にはあると信じていますし、このまま上手くいけばですけど、ひょっとしたら彼の記録を破ることが出来るかもしれませんよ。しかし私がこの数年間でしてきた事を、テニス人生の集大成と考える2012年ロンドンオリンピックまでの5年間で、また同じようにするのは少々大変なことでしょうね(笑。」と、遥か先を見据えた上で、その記録についての野望を述べています。
フェデラーの目の前の目標としては5月の、全仏の初制覇がまず挙げられます。しかし、優先順位の中にはそれ以上に6月のウィンブルドン連覇が、先に頭にはあるようです。しかし、まずは今週開幕のドバイ、そして来週のインディアンウェルズ、再来週のマイアミと、フルに3週連続出場が予定されています。ファンにはたまらない3月になる事は間違いありませんね。
「私が最も愛していて、そして勝ちたいトーナメントがあるとしたらそれはウィンブルドンです。そこでの優勝は1年を通して、私にとってはとても誇りに思えてならない出来事なのです。もし全仏を制覇出来たなら、また違ったゲートをこじ開けて、より素晴らしいウィンブルドンを迎える事になるでしょう。」
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