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■2005テニスニュース

November 01, 2005

エナン「フェドカップはファンの為にプレーしたい」

ジュスティーヌ・エナン・アルデンヌの最終戦、チャンピオンシップの参加が難しくなったと伝えられました。膝の負傷がまだ完治していないとのことです。

エナン・アルデンヌは6月の全仏オープンで見事な優勝を果たしましたがその後受けた膝の負傷をその時に完全に治すべきであったと地元紙に語ったようです。

「その判断には後悔しています。全仏オープン後のウィンブルドンに向けて(膝のケガのために)上手く調整することが出来ませんでしたね。その後いくつかトーナメントをこなしましたが、今考えるとそれは選手であるが故、義務的にプレーしていたといった感じでした。」

当初出場予定であった10月に開催される2つのトーナメントを彼女は見送りました。ケガはもとよりフィットネスも十分でなければプレーに自信を持つことが難しいという己に厳しいといわれる彼女の気持ちが伝わってきますね。

「中途半端な状態で大会に出場し続けることは、オフである12月にトレーニングをする準備を保つことが出来なくなってしまうことを意味します。」

ロサンゼルスで開催されるチャンピオンシップ大会をキャンセルするエナン・アルデンヌに罰金が課せられたのは当然のことでした。

ところで、エナン・アルデンヌは来年ベルギーチームの一員としてフェド・カップに参加することを視野に入れている、と語ったとのことです。

これまでかたくなにチームへの召集に対して拒み続けてきた彼女ですが、休養中になにか心境の変化があったのでしょうね。

「私(エナン・アルデンヌ)がフェド・カップに参加したいと思ったのは、応援してくれるファンのために一生懸命プレーしたい・・理由はただそれだけです。」

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フェデラー、上海出場を切望

ロジャー・フェデラーの足の負傷がここ最近のニュースやブログ記事では話題になり懸念されていますが、上海に出場できるのかどうかは別にして順調に回復しているようですね。

彼自身、上海出場のため、トレーニングをすることを当然のごとく深く望んでいるとのことです。

今週の日曜日にゴンザレスの優勝で幕を閉じたスイス・インドア大会に姿を現したフェデラーはそのとき以前のような松葉杖をついた痛々しい姿ではなかったとのことです。松葉杖なしで歩いていたようですね。

フェデラーの足の負傷、詳しくは右足ですがそれは10月に起こってしまいました。練習の最中にフォアハンドを打とうとした時に靱帯を負傷してしまいました。

「足は順調に回復しています。上海まで残り2週間となりましたがこのケガがそれまで完全に回復して大会に出場出来ることを望んでいます。」

オリンピック開催地である上海で世界ナンバーワンがプレーすることはやはり観衆の注目度は上がります。テニスという競技を世界中の人々にアピールし注目と今後の発展を促す、本当に重要な意味があると思いますしその責任をナンバーワンとしてまっとうするかのような動向なのが今の彼ですよね。

上海まで2週間という短い期間で練習もままならない状態での出場は普通有り得ないことのように思いますし、ましてや順調に回復しているとはいえやっと松葉杖なしで歩けるようになった状態のフェデラーにとってそこまで上海の出場を切望しているのは一体なんのためなのかと考えてしまうとそう思えてなりません。

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October 31, 2005

アガシ、上海出場資格を得る

アンドレ・アガシがツアー最終戦、マスターズ・カップの資格をこの度得ることになりました。

ナルバンディアンがバーゼルでおこなわれたスイス・インドア大会の準決勝で敗退した時点でアガシの上海出場が決定的になったとのことです。

上海出場選手は既にフェデラー、ナダル、ロディック、ヒューイット、サフィンが決決定しており、今回のアガシ出場によって、残る2つの枠はパリでおこなわれるいよいよ大詰めな大会、BNPパリバ・マスターズで決定します。コリア、ダヴィデンコは上海のキップを無事獲得することが出来るでしょうか?

アメリカのジミー・コナーズが1987年に現在のアガシと同じ歳で最終戦出場枠を獲得しました。アガシはそれ以来の最終戦出場選手中、最年長プレーヤーとなりました。

コナーズもそうでしたがアガシの年齢で今も尚トップを維持出来ていることは本当に信じられないことですよね。スポーツ、特にテニスをしている人達にとってはそれが本当に理解出来ることだと思います。アガシが取り組んでいるフィットネス、食生活のサイクルを教えてもらいたいものです。

アガシは2003年にヒューストンで最終戦を戦いましたが上海はそれ以来の出場となります。

ヒューストン決勝ではフェデラーにストレートセットで敗退してしまいました。が、ラウンドロビン予選ではそのフェデラーに7−6 (7−1),3−6, 6−7 (7−9)の大接戦を演じた好試合は今でも深く記憶に残ります。

しかしこの年は飛ぶ鳥を落とす勢いでまさにフェデラーが大ブレークした年でしたよね。

今年のUSオープン決勝で合間見えた両者。王者へのリベンジはなるのか、大いに期待したいと思います。

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サフィン、上海を欠場

マラト・サフィンのひざのケガ具合は最終戦であるマスターズ・カップにはどうやら間に合わないようですね。現在も完全に回復していないとの事です。

「年末まで彼(サフィン)はトーナメントに出場せずに休養しますよ。今の彼にとっては最も良い選択だと思います。」

デビスカップのロシアチーム監督であるShamil Tarpishchevが先週の土曜日にそう語ったとのことです。

「まず彼(サフィン)は100パーセント健康を取り戻さなくてはいけません。彼は今年の全豪オープンの優勝者です。最も重要なことは来年初旬におこなわれるその大会に上手くコンディションをもっていくことであって、そしてタイトルを防衛しなくてはいけませんからね。」

サフィンのひざのケガがここまで長引いてしまうとはおそらく本人も予想していなかったことでしょう。

ウィンブルドン以降はそのケガによって8月におこなわれたシンシナティ大会しか出場していません。最終戦である上海に出場しないことは人気のある選手なだけに、本当に残念に思います。彼のテニスは今年はもう観れないんですよね。

全豪オープンは来年1月16日から開催されます。

尚、年末年始におこなわれるホップマン・カップへのサフィン出場は今のところ微妙とのことです。

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October 27, 2005

フェデラー、BNPパリバ・マスターズを欠場する意向

10月31日からパリで開催されるBNPパリバ・マスターズに当初参加予定していたフェデラーとサフィンですがこのたび欠場する意向とのことです。

フェデラーは右足靭帯の負傷、サフィンは左ひざの負傷によるものです。

そのほかの選手ではアガシ、モヤ、ナダルも不参加を表明しました。

アガシは個人的な理由とのことです。モヤは以前から痛めている右肩がおもわしくなく、ナダルはアキレス腱を負傷しているとの報告が入りました。

ヒューイットは参加するのかどうか、大会側が本人にまだ確認が取れていないとのことです。

主な上位出場選手はロディック、コリア、ダヴィデンコ、ガウディオ、プエルタ、ナルバンディアン、リュビチッチなどです。

上海でおこなわれる最終戦、マスターズ・カップの出場枠を目指すコリア以下の選手は死にものぐるいでポイント獲得のため上位進出を目指してくるでしょうね。アガシはたなぼたで巡ってくる出場権を得るかどうかといったところです。

しかしここにきて故障者が続出しています。無理もありません。夏場から年末にかけて身体に負担のかかるハードコートと室内コートの大会が今も尚続いています。オフシーズンに鍛錬にする筋力トレーニングもツアー中にはままならないため、連戦の試合で故障も起こりうるでしょう。

上海出場が決定している選手の欠場については誰もそれを責めることが出来ないでしょう。休めるときに休んで上海ではファンの前で最高のパフォーマンスを見せてほしいものです。

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October 25, 2005

ダベンポート、3大会連続優勝!

10月17日からスイスで開催されたチューリッヒ・オープンはダベンポートの優勝で幕を閉じました。地元スイスのシュニーダーに7−6、6−3のストレートで勝利しました。

$1.3 million Zurich Open, Zurich, Switzerland

Final -- Complete
Lindsay Davenport(1) def. Patty Schnyder(6) 7-6 (7-5), 6-3


これでランキングナンバーワンに返り咲くとともに、ウィスラミク国際とポルシェ・テニス・グランプリに続いて3大会連続の優勝を果たしました。

対戦相手に過去同じコートで負けていればやはりやりにくいものですよね。ダベンポートは2002年のこの大会の決勝でシュニーダーに敗れていました。その事が頭にあったのか、第一セットはやや手こずってしまいました。

しかしこの大会とは相性が良く、過去シュニーダーとヒンギスに敗れた2敗しかしていませんでした。優勝する自信はあったのでしょう。

ダベンポートは今季ここまでグランドスラムを含めた15大会に出場。優勝6回、準優勝4回で、グランドスラムは全豪とウィンブルドンで準優勝、全仏と全米で準々決勝進出の安定した成績を残しています。

全米が終わりツアー最終戦であるチャンピオンシップまでの期間はインドアコートの試合が続きます。速いサーフェスでのダベンポートのテニスはマッチしていますね。

現在3大会連続優勝中ですが、昨年も全米後3勝を上げています。

速いサーフェスにおいて彼女を打ち破るには同等のパワーと抜群のコートカバーリングのフットワークで対抗できるプレーヤーでないと難しいのではないでしょうか。思い当たるのはクライシュテルス、ウィリアムズ姉妹位でしょうか。インドアコートにおける彼女のサーブとフラット系ストロークは技巧派プレーヤーを超越していて破壊力抜群です。

ダベンポートは今週は休養して来週10月31日から開催されるアドバンタ・チャンピオンシップに出場します。ツアー最終戦チャンピオンシップを前に調整といったところでしょうか。

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October 23, 2005

ヒューイット、最終戦への出場権を獲得

11月14日からおこなわれる男子ATPツアー最終戦マスターズ・カップ。ヒューイットが出場権を獲得したとのことです。

ATPチャンピオンズレースのポイントで決まる出場資格8人の最終戦はすでにフェデラー、ナダル、ロディック、サフィンが決定しています。サフィンについては全豪オープン優勝により出場資格が与えられています。

ヒューイットの決定で5人目となりました。

残る枠は3つ。4位のヒューイット以下アガシ、コリア、ダヴィデンコ、プエルタが付けてます。

ヒューイットはマスターズ大会の出場がここまで3大会と少なかったです。他のトップ10選手は6大会平均といったところでしょうか。

ヒューイットの今季戦績は37勝9敗とまずまずです。全豪オープンに準優勝し、ウィンブルドンと全米オープンではベスト4、マスターズ大会のパシフィック・ライフ・オープンとWSファイナンシャル・グループ・マスターズで準優勝と安定しています。

しかしマスターズ3大会エントリーは本当に少ないですね。グランドスラム大会で成績を残せたからとはいえ、最終戦の出場権をよく得たものだなと個人的には思いました。グランドスラムでの結果が本当に重要なんですね。

現在おこなわれているマドリッド・テニス・マスターズを含めて5大会を残すのみとなりました。

特に10月31日にパリで開催されるマスターズ大会、BNPパリバ・マスターズが最終戦出場枠残り3つを目指す選手たちにとってとても重要な試合になります。注目の試合です。

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October 22, 2005

ナダル、芝への挑戦

ナダルがウィンブルドンに向けて本腰を入れています。

今年の全仏オープンチャンピオン、ラファエル・ナダルが2006年から2年間、ステラ・アルトワ・チャンピオンシップに参加することを大会側と公約したとのことです。

芝の技術を習得しようとする彼の意志を運営側は了承しました。

ステラ・アルトワ・チャンピオンシップは来年6月12日から開催される、ウィンブルドンの前哨戦として伝統のある大会です。ナダルはまだこの大会に参加したことがありません。

にしても、この時期での参加表明は早すぎます。芝へのあくなきチャレンジ精神が本当に表れていますよね。

ナダルの2005年芝シーズンの成績はというと決して良いものではありませんでした。

ゲリー・ウェバー・オープンは1回戦敗退、オルディナ・オープンはキャンセル、ウィンブルドンは2回戦敗退でした。オルディナ・オープンをキャンセルしたいきさつについては定かではありません。

2005年の成績が発奮材料になったのは確実です。クレーコートチャンピオンの意地もあるのでしょう。

ただ、この早期表明が彼自身にプレッシャーをかけることにならないかと少し心配です。実力がありながらとうとうウィンブルドンのタイトルを獲ることが出来なかったイワン・レンドルを想い出してしまいました。苦手の芝に固着するあまり力んでしまったのです。

トーナメント・ディレクターのイアン・ライト氏はナダルの参加に大喜びしました。大会側も人気選手の2年間保証つきの確保は気が気ではないでしょう。

「ラファエルが2年間ステラ・アルトワ・チャンピオンシップに専念してくれることに大変興奮しています。どのサーフェスでも勝ちたいという彼の願望は飛躍を約束し、次世代のプレーヤーへと進化するのではないでしょうか。」

二度の全仏オープンチャンピオンであるジム・クーリエはこう言ってます。

「彼のゲームは明らかに芝に不向きかもしれませんが、彼の姿勢はとても向いていると思いますよ。」

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WTAツアーに男性モデル起用!?

現在ATP・マスターズにランクされているマドリッド・テニス・マスターズが開催されています。

フェデラーの欠場、ロディックの敗退で大会は盛り上がりに欠けるかなと思いきや、地元期待のナダルが順当に準決勝進出を果たして大会関係者を安心させていますね。

そしてもう一つ、皆さんもご存知かと思いますが女性モデルを起用したボール・ガールの存在です。

賛否両論ありますが昨年は彼女たちを起用して一応大会は成功をおさめましたから今年もということで踏んだのでしょう。

こんな記事が載っていました。

マドリッド・テニス・マスターズで女性モデルのボール・ガールを起用しているように、来年はWTA女子ツアーチャンピオンシップで男性モデルのボール・ボーイが采配を振るうだろう、と関係者が語ったとのことです。

どこまでその話が真実であって、進展している話なのかは記事の中では定かではありませんでした。

女性モデルがアリなら、じゃあ逆もええんちゃう?どっちでも・・(笑)まぁ話題作りには確実になりそうですね。ホクホク顔はもちろん大会運営側です。そして一部の選手も??

「モデルを起用することは年度末というもっとも観衆が注目する時期の大会にマッチしてエンターテインメント性を十分にもたらすことでしょう。」

WTAツアー関係者のラリー・スコット氏は言いました。

「選手たちはプレーで我々を魅了するだけではなくて、ファッション性についてもアピールしていかなければならない存在です。モデルを起用したことはスポーツビジネスとファッションビジネスの間の架け橋になっていくのではないでしょうか。」

上手い言い回しがあるものだなぁと思いました(笑)

昨年マドリッド・テニス・マスターズで女性モデルをボール・ガールに起用したことによって、それを性差別だと受け取った反対派の人たちが関係者を起訴したことは周知のことであり現実に起こりえた問題でした。

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フィリポーシス、上昇気流にのれるかどうか・・

来年1月にオーストラリア・アデレードで開催されるAAPTチャンピオンシップのワイルドカードをマーク・フィリポーシスに提供したと、大会主催者側は木曜日に伝えました。

フィリポーシスといえば90年代前半、全米オープンで王者サンプラスと大接戦を演じて一躍世界に名を轟かせました。その試合を観ていましたが一言豪快でしたね。次代を築くのではと思った新しいテニスを感じさせるプレーが当時すごく印象的でした。

現在彼は28歳。ATPランキングは105位に後退しています。

度重なるケガに悩まされ続けています。今季ここまでホップマン・カップを含めた11大会に出場していますが成績はあまりパッとしていません。

ウィンブルドンの前哨戦、オルディナ・オープンの準決勝進出位でしょうか。得意のウィンブルドンでは2回戦でサフィンに敗退してしまいました。

「アデレードにマークが帰ってくることを私たちは歓迎しています。素晴らしいことですね。先日おこなわれたモゼール・オープンで彼は準々決勝に進出しました。再びランキングを上げようとする向上心を示してくれました。」

モゼール・オープンの結果が主催者側を動かしたのかどうかは定かではありませんが、オーストラリアテニス協会が彼の復活を応援するための後押しになっていることは確実です。

フィリポーシスにとってその大会が久しぶりの準々決勝進出でした。

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気になる敗退のモレスモ

モレスモがここにきて少し失速気味です。

チューリッヒ・オープンに出場しているモレスモは2回戦でスレボトニクに2-6,0-6で良いところなく敗退してしまいました。前週のクレムリン・カップでも2回戦でスキアポーネに1-6,1-6で敗退しています。

このところ絶好調のスキアポーネに敗退したことは仕方ないにしてもスコアが少し気になりますね。トップ選手、特に女子の場合はあっさりなスコアで格下選手相手に2週続けて敗退することってあまりないことですから。

精神的に大事なところで詰めの甘さが見え隠れするといわれる彼女。熾烈なランキング上位争いもしくはチャンピオンシップ出場権を巡る争いに人一倍プレッシャーを感じているのでしょうか。

そのランキングですがモレスモはクライシュテルスの上昇で現在4位に位置しています。

シャラポワがランキング1位ですがダベンポートが来週発表される世界ランキングで3位から1位に返り咲くとのことです。

彼女は昨年末から今シーズンここまで本当に安定感があって、他の選手に比べると際立ってますね。長年ツアーをまわってきた経験でしょうか。試合と休養のバランスが本人も語っているように今シーズンは上手くいっているとのことです。

上位選手にとっては現在おこなわれているチューリッヒ・オープンをあわせると残り3試合。年度末チャンピオンシップは11月7日におこなわれます。

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October 19, 2005

エナン「今の状態ではどう見てもトーナメントに踏み切ることができない状態なんです。」

エナン・アーデンがケガに付きまとわれています。

膝腱負傷のために10月17日開催のスイスコム・チャレンジと10月24日開催のジェネラーリ大会を欠場する見通しです。先週の金曜日に報告がなされました。

11月7日開催のツアーチャンピオンシップに照準を合わせての欠場ですがその試合にも出場するのかどうか今はわからない状態との事です。

「今の状態ではどう見てもトーナメントに踏み切ることができない状態なんです。ケガの悪化が恐いですし試合への準備がまったく出来ていません。」

先月26日開催のフォルティス選手権をケガのためにやむを得ず欠場してしまいました。

USオープン以来、約1ヶ月ぶりに出場したポルシェ・グランプリでは2回戦で格下のペネッタにストレートで敗退しました。これについてエナン・アルデンヌは復帰が早すぎたと語っています。

今年5月の全仏オープンを制し見事な復活劇を果たしたかのように思えましたが、思った以上にケガが深刻なようですね。

ツアーチャンピオンシップでは中途半端にケガをおして出場する彼女ではなくて完全に直った状態での元気な彼女の姿をぜひ観たいです。

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September 23, 2005

フェデラー「スポーツはあらゆるコミュニティの生活を改善する役割を果たすことができる「手段」なのです。」

フェデラーがサハラ以南のアフリカ諸国でツアートーナメントを行なうプロジェクトを提案したとのことです。

スポーツの国連大使として活動している彼にとって、それを遂行することが役割の一部分であると考えている、とのことです。

サハラ以南といえばご存知の通りカメルーン、エチオピア、ケニアなどなど、中央アフリカの辺りですよね。

情報の少ない国々、感染症多発地域・・ネガティブをイメージしてしまいがちです。あえてそういった諸国で開催することに意味があるというフェデラー。

「私(フェデラー)が思うに、スポーツが普及することで各国の平和と発展が促進出来れば・・いえ、することを願っています。スポーツはあらゆるコミュニティの生活を改善する役割を果たすことができる「手段」なのです。この度のプロジェクトは数ある中のほんの一つです。」

今月初めに、フェデラーは国連国際年のスポークスマンに任命されました。

今年は「スポーツと体育の国際年」に当たります。なんぞや?ってことなんだけど調べて見ると、フェデラーとニューヨークシティー・マラソンの記録保持者であるオカヨ氏の協力により国連が文化的・民族的な溝を埋め、人々の生活の質を改善する「スポーツの力」に焦点を当てる1年間の計画を打ち出しました。それが「スポーツと体育の国際年」とのことです。

このプロジェクトにはスイスの元大統領アドルフ・オギ氏や国連事務総長のアナン氏という大物が携わっているとのことです。

フェデラーの母親が南アフリカ共和国の住民であることも、この度のアフリカ諸国とテニスというスポーツを結びつけるというプロジェクトに繋がったのかもしれません。

尚、アフリカ諸国のどの国でテニストーナメントを開催するかについては国連からも、またフェデラーからも明かされませんでした。

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September 14, 2005

フェデラー「まだまだなんです(笑)」

USオープンテニスはフェデラーの優勝で幕を閉じました。

「彼は私が全く予想だにしないプレーをします。」

プロゴルファーのボビー・ジョーンズが帝王ジャック・ニクラウスを指しての言葉です。

ゴルフのメジャー大会は子供の頃からよく観ていました。その頃はニクラウスに継ぐ次代の帝王と言われたトム・ワトソンが衰えを見せ始めた時でしたね。シニアでプレーを続けるジャック・ニクラウスはたまに観ることはあっても現役ばりばりの頃は全く知らないので今いちピンときませんが・・。

「ロジャーは他のプレーヤーとは異質で、彼だけが持ち合わせている特別な(特殊な)プレーをします。」

アガシのフェデラーに対する言葉とジョーンズのそれはよく似ています。

ニクラウスがそうであったように、フェデラーは現在テニス界においてファンのみならずプレーヤーの目から見ても特別な存在です。それを数字が証明しています。グランドスラムとツアー戦を含めた決勝で23連勝を達成し、ハードコートの試合では35連勝中です。中でもグランドスラム決勝での6連勝は驚異的ですね〜。どれほどの強靭な精神力の持ち主なのでしょうか。

フェデラーエクスプレスは今も尚進行中です。

ニクラウスが、ゴルフにおける主要な記録を塗り替えてきたように、フェデラーはテニスにおいてこれから記録を塗り替えていき、うち立てていくのかもしれません。

フェデラーが最も意識していると思われる記録はサンプラスのウィンブルドン4連覇ではないでしょうか。現在3連覇中のフェデラーは来年その記録に挑みます。ちなみにその上にはボルグ5連覇の記録があります。

「彼(ロジャー)は私(アガシ)が対戦してきた選手の中で最も優れているプレーヤーではないかと思ってます。しかし優れたプレーヤーであることを証明するにはグランドスラムタイトルをより多く獲得する必要があります。その時の体調もありますしなによりもドロ−を含めた運を味方につけなければなりません。」

オーストラリアとアメリカ・ハードコートシーズンの大会はフェデラーのバランスのとれたオールラウンドなプレーには完全に合っています。 しかし必ずしも全てに勝利するという保証はありません。今年の全豪オープン準決勝では気力で上まわっていたサフィンがフェデラーに勝利しています。

サンプラスがかつてそうであったように全仏オープンのクレーコートの戦いはフェデラーにとって最も大きな挑戦になるでしょう。今年の全仏オープンの覇者、ナダルがクレーコートシーズンを支配している今、彼とのクレーでの直接対決によって勝利する必要がありますしフェデラーもそれを望んでいることだと思います。

プレスインタビューでのフェデラーは自分に対しての質問に自信をもって意見を述べています。自分への揺ぎ無い自信です。しかし全ての記録をまだ塗り替えていない今は、「ロジャー、君が最高のプレーヤーではないのかい?」という意見に同意をしたことはこれまで一度もありません。

「今のツアーの中では僕(フェデラー)は良いテニスをしているプレーヤーの一人だと思うよ。 でも歴史的なプレーヤー達の記録をご覧になってください。それに比べればまだまだなんですよ(笑)」

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September 10, 2005

アガシ「ずっと現役でいたい」

USオープン大会10日目のアガシvsブレーク準々決勝はおそらくここまでの今大会のベストマッチであると誰の目から見ても感じたのではないでしょうか?

準決勝、決勝を残してはいるわけですが、今年のツアー大会の中では久しぶりに感動した出来事(試合)でした。ポイントの波が行ったり来たりの攻防戦はアガシが3-6, 3-6, 6-3, 6-3,7-6(8-6)でブレークに勝利し、2年ぶりのベスト4進出を決めました。

アガシ自身もUSオープンで2セットダウンからの逆転勝利は記憶にないとのことです。

「(準々決勝は)夢のような出来事だったけど、きわどい試合を自分(アガシ)がこなしたんだという実感を今は現実的に受け止めているよ。」

この試合が終わった時には午前1時9分をまわっていました。

しかしアーサー・アッシュ・スタジアムに足を運んだ2万3000人以上の観客は無我夢中でこのベストマッチを最後まで見届けていました。 まず日本では考えられないことですね。

「(試合後)これ以上の素晴らしい出来事をここ(ニューヨーク)で味わったことはないよ(笑)ファンの応援が僕(アガシ)に向けられていたことに本当に感謝しています。」

敗れたブレークは素晴らしいテニスを披露してくれました。ハーバード大出身である彼のテニスは戦略的というよりもフェデラーやヒンギスのような感性に溢れた才能あるテニスを展開します。

「この試合で失ったものはなにもありません。アンドレとの対戦はすごく楽しみにしていました。今はすごく満足感でいっぱいです。皆さんも楽しんでくれたよね?(笑)」

ブレークは2004年5月、試合中の事故により首部分の脊椎を痛めるという大怪我を負ってしまいました。休養中には父親を癌で亡くし、また心労からかウィルス性の病気にかかってしまい、彼は精神的にも身体的にも衰弱しきっていました。

彼のランキングは下降線を辿っていきました。現時点でのランキングは37位の彼も、復帰当初は米テニス協会からトーナメントへのワイルドカードを与えられることを余儀なくされるという厳しい状況でした。

ブレークは2002年にワシントンの大会において準決勝でアガシと対戦し、ストレートセットで勝利し、それは彼のキャリアを変える価値ある勝利になったのです。

一方、アガシはコーチゾン注射により抑えていた坐骨神経の具合がおもわしくなく、今年のローランギャロスでは初戦敗退を喫し、ウィンブルドンをやむを得ず欠場するという状況に至りました。

彼は、早く元の状態に戻るために少しづつ、しかし一生懸命に治療を続け、それが実を結んで確実に戻ってきたのでした。

試合開始からブレークが2セット連取するまでかかった所要時間は約1時間でした。スコアは6-3,6-3。アガシは明らかに困惑した表情を浮かべていました。

3セット目3-2ブレークリードの場面で、さすがに彼に少しプレッシャーがのしかかっているように感じました。 ブレークのサーブの確率、スピード共に途端に落ちていきました。グランドスラム8回の優勝経験を持つアガシはそれを見逃しませんでした。途端に動くがよくなっていき、本来のグランドストロークを取り戻していきました。2セットダウンからの逆転勝利。

「2セットダウンからの挽回は僕自身驚いているよ(笑)状況が状況であっただけにね。今日のような劇的勝利は僕のキャリアにおいてそんなにある事ではないけど、今それが良いモチベーションになっていることは事実なんだ・・」

アガシは今季での引退をしっかりと否定しました。しかしそれは本人にしかわからないことです。

USオープンが幕を終えた翌日、あるいは1ヶ月、2ヶ月先・・今大会もしくは今季の成果をゆっくりと考える時間が訪れてきた時に、彼の心の中の状況は変わっているのかもしれません。数ヶ月先には答えが出されるのでしょう。

「応援してくれるファンをエキサイトさせることが出来るうちはずっと現役でいたいと思っているよ。」

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August 21, 2005

ナブラチロワ「新たな一年間のツアースケジュールを提案してください」

今に始まったことではありませんが、特にここ最近は女子選手がケガによる負傷で、ツアーを離脱してしまうケースが顕著になってます。

ウィリアムズ姉妹はここ2年間、故障を抱えながら戦っています。

シャラポワは右胸の筋肉疲労を理由に、現在おこなわれているロジャーズ・カップを欠場してしまいました。

負傷によるツアー離脱が今猛烈に押し寄せているのが現在の女子テニスの状態です。これに関して1人のプレーヤーがオフシーズンの必要性について率直に見解をしています。

「(オフシーズンの必要性について)なにも今話していることではありません。私(ナブラチロワ)がツアーに参加するようになってからずっと主張してきたことなのです。故障から回復してツアーに復帰したとしても回復が十分でなければ一生を棒に振ってしまう危険性があります。ツアーの中にオフシーズンを設けて十分な休息を摂ることは、現在の激しいツアーレベルを思うと本当に重要な事なのです。」

ツアーを20年周り続けているナブラチロワの主張だからこそ、重みのある言葉です。

セレナはかかとの負傷からくる膝の痛みが表面化し、シャラポワについでロジャーズ・カップを棄権してしまいました。ウィンブルドン以来の復帰戦だっただけに残念に思います。全米オープンに間に合うのかどうか気がかりです。

シャラポワ、ヴィーナス、ダベンポート、ピエルスはケガにより今週のトーナメントの欠場を余儀なくされています。

「選手の身体に最も負担のかかるサーフェスであるハードコートのトーナメントが選手の寿命を縮めているのは確かですが、他の要素ももちろんあります。」

他の要素と訳しましたが翻訳すると「大きな罪人」、もちろんそれはWTA運営サイドを指します。

賞金総額による男女の差額についてはこれまで一部の男子選手と女子選手、あるいは女子選手とWTA運営側でもめてきたケースは度々ありましたが、ナブラチロワが主張しているこちらの問題は長く表面化しているにも関わらずプレスインタビューでの選手個人の一部の意見としてしか捉えられていないのが残念なところではあります。

ツアーを熟知し、お怒りになっているとも思われるナブラチロワに対してWTAはどう動くのでしょうか?ファンとしてはグランドスラムで全選手が揃っての戦いをやっぱり観てみたいですから・・。

「(オフシーズンを含んだ)新たな一年間のツアースケジュールを提案(用意)してほしいです。私(ナブラチロワ)はここ数年間、年初めをオフシーズンに当て、全豪オープンをスキップしてきました。良い選択だと思ってます。万全な体調でないのなら、グランドスラム大会を勝ち抜いていくことは全ての選手にとって困難であり、選手もそのような状態にも関わらず大会主催者側に後押しされる形でグランドスラムに出場する必要もまた、ないはずです・・。」

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July 15, 2005

グラフ「全くといって良いほどテニスから離れていました(笑)」

今週の火曜日にアメリカで現在おこなわれているワールド・チームテニスの試合にグラフが出場しました。

Sacramento Capitals def. Houston Wranglers 21-18(OT 1-0)

MS: Fish (HOU) def. Knowles (SAC) 5-2
WD: Kournikova/Likhovtseva (SAC) def. Cargill/Graf (HOU) 5-2
MD: Knowles/Warburg (SAC) def. Fish/Newport (HOU) 5-2
WS: Likhovtseva (SAC) def. Graf (HOU) 5-4(5-3)
MX: Fish/Graf (HOU) def. Knowles/Kournikova (SAC) 5-3


サクラメント・キャピタルズ所属のクルニコワとヒューストン・ラングラーズ所属のグラフ両者のシングルス戦が期待されましたが、それは実現せず、女子ダブルスではクルニコワが、ミックスダブルスではグラフがそれぞれ勝利しました。

「私(グラフ)にとってこの試合は大変心待ちにしていた試合でした。けれども(私が)イメージしていた自分のプレーには程遠かったです。」

グラフが1999年8月に最終ランキング3位で現役を引退してから6年の歳月が流れ、現在36歳のグラフにはそれまでの人生で、多くの変化が訪れていました。アガシとの結婚、出産、そして今は2人の子供の母親です。

「時間を費やすことが(テニスをする上で)重要です。ここ数年間、私はほとんどプレーすることがありませんでした。」

グラフは、ツアーを周り続けているアガシへのサポートと子供達への母親としての役割、チャリティー活動をしている現在の状況では、復帰しようとしてもそれをするための、厳しいトレーニングを確立する時間を持つことが今は難しいのだと言っています。

「今年に入って、私は引退してからというもの、頻繁にラケットを握るようになりました。ここ最近の2週間はたくさん練習しました。でもその前はまったくといって良いほどにテニスから離れていましたね(笑)。」

「私(WTT最高経営責任者、およびコミッショナーであるクロス氏)は彼女がこの試合でどのように振る舞い、彼女自身がどのように肌でこの試合を感じているのだろうかということを観たいと思います。彼女の参加は私達WTTにとっては宝物となる話題であり彼女はそういった存在であるのです。」

グラフより一足早く、アガシはWTTに参加しプレーしていました。今年は不参加でしたが、ヒューストン・ラングラーズの所有者とアガシの数年間の良好な関係がグラフをこの大会に参加させた重要な要因であったと、彼女自身の口から語られました。

グラフは現役の時に受けた慢性的な膝のケガの治療を引退後に、ケアをしながらも強化を試みているそうです。

復帰のために?と思いがちですが、それを多少なりともグラフ自身が視野に入れているのだとしても、本当のところはチャリティーに熱心で積極的なグラフなので、テニスに関わることで少しでも手助けが出来たら・・という考えのもとのリハビリなのではと自分は思うのですがどうでしょうか。

WTT創設者であるビリー・ジーン・キングはグラフについて、シングルスのみならずダブルスとミックスダブルスにも出場し、ファンとWTTの為に公で少しでも長くプレーすることが最大の貢献であるという彼女の思いに深く感動したと言っています。

「(彼女のその思いが)ファンに彼女(グラフ)が今でも愛され続けている理由だと私(キング氏)は思います。」

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July 11, 2005

ナダル「7つのクレートーナメントのタイトルを獲得したことは本当に信じられません」

スウェーデンのバスタードで行なわれたスウェーデンオープン決勝の結果はナダルがチェコのベルディフに2-6, 6-2, 6-4で勝利し、今季ここまで7個目となるタイトルを獲得しました。

この大会のサーフェスはナダル大得意のクレーであり、そのサーフェスでは今のところ敵なしといった感じです。クレーでは29連勝中と、無敵ぶりを今のところ誇っています。

他の選手達にとって彼を上回る忍耐力を持っていないと打ち破るには少し難しい状況です。

現在8個のタイトルを獲得しているフェデラーに迫る勢いのナダルですが、この後の出場予定大会はシュテゥットガルト(ドイツ)、キャッツビューヘル(オーストリア)の7月クレー2大会が続き、8月には後半戦最初の目玉大会、モントリオールに臨む予定とのことです。

フェデラーとのガチンコ優勝数争いがますます楽しみになってきました。

「今季ここまで7つのクレートーナメントのタイトルを獲得したことは本当に信じられません。」

ナダルはこのスウェーデンオープンには昨年と一昨年にも出場しており、共に準々決勝で敗退し涙を飲みましたが、今回彼にとってこれが初優勝となりました。

ベルディフはATPランキング42位に位置する中堅選手であり、今季ここまであまり目立った成績を残していません。パシフィック・ライフ・オープンとウィンブルドンの3回戦進出が今季の最高成績です。

「今季(2004年のツアー)を振り返って悔いが残る事といったらオリンピックですね。僕(フェデラー)にとってどうしても欲しかったタイトルだっただけにね。」

しかし彼(ベルディフ)には胸を張れる勝利が過去にあったのです。

昨年のオリンピック2回戦でなんとフェデラーに4-6, 7-5, 7-5で勝利していました。その時はフェデラーが無名の選手に負けたんだと思って驚きましたが、母国の旗手をも務めたフェデラーにとってはこのコメントから察するように相当悔しかった出来事だったのですね。

「僕(ベルディフ)は今日良いプレーが出来ていました。でも彼(ナダル)はこのクレーコートではそれ以上に良いプレーをしていました。ただ、これが速いサーフェスであったのなら僕にも十分勝機はあったのではないかなと思います。」

ナダルとベルディフは共に19歳であり、10代選手の決勝対決は久しぶりのこととなりました。1999年のフロリダの大会で当時共に18歳であった、ヒューイットとマリッセ以来の対戦だったとのことです。

「僕(ナダル)は今日の決勝戦、あまり満足なプレーが出来ませんでした。特にそれは第一セットでしたね。逆に彼(ベルディフ)はミスを少なくまとめた試合展開だったので厳しいゲームになりました。」

第一セットはサーブが不調で確率が36%でした。あまり調子の良くなかったナダルでしたがウィンブルドン以降の最初の試合で調子が悪いにも関わらず、まず結果を出したあたりはさすがだなと思いました。

今後の7月のヨーロッパクレー遠征はきっと調子を上げて本来のナダルらしさをファンの前に披露してくれることでしょう。

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July 07, 2005

ナダル、M・ユナイテッド゙がお気に入り

今年の全仏オープンで見事優勝し、一躍スター選手の仲間入りを果たしたラファエル・ナダルについてご紹介します。

今最もテニス界でホットな選手である彼についてのプロフィールを知りたい方や興味のある方が(多分)多いのではないかと思いましたのでぜひご覧ください。

ナダル・プロフィール

◇名前:ラファエル・ナダル
◇ニックネーム:ラファ、ラフィ
◇出身地:スペインのマジョルカ
◇身長:186センチ
◇体重:81キロ
◇プレースタイル:左利き
◇プロ転向:2001年
◇契約メーカー:ナイキ
◇ラケット:バボラ・アエロプロドライブ
◇お気に入りのプレーヤー:カルロス・モヤ
◇コーチ・マネージャー:トニー・ナダル、カルロス・コスタ
◇テニスを始めた歳:4歳
◇趣味:サッカー、釣り、映画鑑賞
◇目標:Top10プレーヤーになること(今年の4月に達成されている)

ナダルは2001年にプロに転向しました。グランドスラム大会には2003年のウィンブルドンから参戦し、その大会は3回戦、全米は2回戦進出が彼の幕開けとなる最初の年でした。

そして2004年、全豪3回戦でヒューイットに善戦するも6-7 (2-7), 6-7 (5-7), 2-6で敗退しましたが、その試合でなにかを掴んだのでしょうか、3月に行なわれたグランドスラムに次ぐ大きな大会であるNASDAQ-100オープン3回戦でフェデラーに6-3, 6-3!なんとストレートで勝利してからは選手間からも俄然注目される存在になりました。

この試合が彼の今後の分岐点になったのではないかと思われます。この頃日本ではまだ彼の名前はおそらく今のように浸透していなかったですね。

しかしフェデラーに勝利した矢先にケガでツアーを離脱してしまいました。

全仏と全英は欠場して臨んだその年の全米では2回戦でロディックに0-6, 3-6, 4-6で敗退してしまいました。全米後に出場したトーナメントでは2回戦進出が最高で調子の上がらなかったナダルでしたが、3月にフェデラーに勝利した試合と同じくらいの、彼の分岐点になった出来事が起こることになります。

その年の年末に行なわれたデビスカップ決勝対アメリカ戦にシングルスで起用されたナダルは、ロディックとアガシに勝利し、チーム優勝の立役者になったのです。

この時のアメリカチームはシングルスにロディックとアガシ、ダブルスにはブライアン兄弟を起用するという、まさに「ドリームチーム」の布陣でした。スペインがアメリカに勝利したことをメディアはこぞって番狂わせであると評しましたが現在の活躍の片鱗をスペインのこの少年がその時に覗かせていたとするのなら、起こるべくして起こった結果だったのかなと今だから言えるような気がします。

ナダルにとっては自信を深め、良い形で終えることが出来た2004年でした。

2005年から彼の快進撃が始まります。

1月の全豪4回戦でまたしてもヒューイットと対戦し5-7,6-3,6-1,6-7(3-7),2-6で惜しくも敗退してしまいましたが、その試合を皮切にブラジルとアカプルコに2週続けて優勝し、春の最大イベントであるNASDAQ-100オープン決勝でフェデラーと顔を合わせました。

この試合をTVで観ましたが第一、第二セットをナダルが連取し、第三セットもあと2ゲーム獲れば勝利するところまでいきましたが、勝ちを意識して守りに入ってしまったナダルの隙をフェデラーは見逃しませんでした。

6-2,7-6(7-4),6-7(5-7),3-6,1-6でナダルは敗退しましたが、インタビューを受ける彼の顔には王者を追い詰めたという、充実感からくる満面の笑みがこぼれていました。

その後、得意としているクレーコート大会はまさにナダルの独壇場となりました。

4月にはモンテカルロとバルセロナで優勝、5月にはローマ、5月末には全仏で初のグランドスラム優勝でツアー中盤戦までのクレー大会を総なめにしてしまいました。

本人もまだ修行段階であると認めるようにその後の、ウィンブルドンを含めた芝の大会では思うような成績を残すことが出来ませんでしたが、彼のインタビューでは芝でのプレーを前向きに取り組んでいきたいというコメントが溢れています。来年を期待したいと思います。

ウィンブルドンを終えたナダルは現在バスタードで行なわれているスウェーデン・オープンにトップシードとして臨んでいます。この大会はナダル得意のクレーコートです。1回戦ではアルゼンチンのモナコを相手に6-1, 6-1で勝利し2回戦に進出しました。

大会期間中にナダルはビーチサッカーをしたりワイドスクリーンテレビでプレイステーションのサッカーゲームを楽しんでいるそうです。容姿は大人びていますがやっぱり19歳なんですね。ちなみにサッカーゲームのチームは母国スペインではなくて、マンチェスターユナイテッドかアルゼンチンチームを選択するとのことです。

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July 05, 2005

ヒンギス「ファンは私を元気づけてくれます」

ヒンギスについての記事を紹介します。

グランドスラムシングルタイトル5つ、ダブルスタイトル9つのタイトルを保持する、元世界No.1のマルチナ・ヒンギスが7月4日から開幕のワールド・チームテニスへの参戦を表明しました。フィラデルフィア・インクワイアラーが伝えたものです。

7月5日夜にペンシルバニア州のラドナーでの初戦デビューの用意が出来ているとの報告がなされました。

「その日が私(ヒンギス)のデビュー戦です。チームを失望させないように頑張らないといけないわね(笑)」

アメリカで開催されるワールド・チームテニスは7月4日から7月24日までチーム対抗戦が行なわれ、9月17日に決勝ラウンドが行なわれます。試合方式は男子S、女子S、女子D、男子S、混合Dの計5試合で、現役を退いている選手から今尚現役の選手、ナブラチロワやグラフ、クルニコワなどが参加しているテニスファンにはたまらない大会模様になってます。

ヒンギスは足首の故障により3年前にツアーから退きました。しかしヒンギス自身、やはり未練が残っていたのでしょう。今年1月のボルボ・オープンで復帰を試みました。

「私(ヒンギス)は今どのようにプレー出来るか自分自身でもまったく予想がつきません。試合に対して問題があるとすれば何よりも精神的な部分だと思います。不安と希望が入り混じってますが、でも大丈夫ですよ(笑)。」

しかし、復帰戦となった1回戦で、ドイツのワインガートナーに6-1,2-6,2-6で敗退してしまい、やはり現状ではツアー復帰が難しいことをファンではなく彼女自身が痛感する形となってしまいました。

「楽しくプレーすることが出来ました。トーナメントに参加していなかった数年は、私(ヒンギス)にとってゆっくりと時間が経過していて、安心に満ちた生活を送っていました。(今日の試合結果を踏まえて)今後はエキシビションに参加するかもしれません。応援してくださいね(笑)。」

そのコメントから5ヶ月が経過し、ここにきてワールド・チームテニスへの参戦を表明しました。

昨年のワールド・チームテニスの模様を少し画像で見ることが出来ましたが、ファンと選手だけでなく選手同士も冗談を言い合ったりして楽しくプレーしている感じを受けました。おそらく雰囲気はエキシビに近いような大会なんでしょうね。笑顔でプレーするヒンギスが今から思い浮かびます。元気な姿をファンの前で見せてほしいです。

「なによりもファンは私(ヒンギス)を元気づけてくれます。私はダブルスが大好きだし、(シングルスよりも)合っているのかもしれません。この大会を存分に楽しみたいと思ってます。」

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July 04, 2005

フェデラー「いつかそのことを理解出来る日が来ると思う」

ウィンブルドン最終日、男子決勝はロジャー・フェデラーがアンディ・ロディックに6-2、7-6(7-2)、6-4で勝利し、大会3連覇を達成しています。

「二度目の優勝の時も涙を流したんだけどね(笑)。もちろん一度目の優勝は特別なものでしたが、二度目は大きな安堵感がぐっとこみ上げて来て、(2連覇できたという)達成感からの開放をより強く感じましたね。」

優勝後のプレスインタビューで、記者からウィンブルドン初優勝の時は涙を流していたけれども3連覇した今の気持ちはどう?と尋ねられてそれに答えたフェデラーの第一声です。

TVでこの決勝戦を観てましたがすごく落ち着いてましたね、フェデラー。

完璧な試合運びでした。的を絞らせないサーブコースの打ち分けが見事でした。フォアハンドのカウンターショット、終始安定したフォアとバックのパスがこの決勝戦では特に印象に残りました。ロディックは先にネットを取ってプレッシャーをかけていく戦法を試みましたが、フェデラーの、体に遠いところから放つランニングバックハンンドクロスとストレートのパスに付いていけてない印象でした。

ロディックはプレッシャーをかけようと急ぎすぎて、結果焦りからくるアプローチショットの繊細さに少し欠けていたのかなと思いました。

フェデラーはロディックに2本続けてポイントを(ほとんど)獲らすことなく波にのせませんでした。ゲーム中の15-0や30-15といった、速いポイントの段階で常に先攻していき、ロディックにプレッシャーをかけていったフェデラーはさすがでした。

「今日は今までで最高のプレーをしました。ロディックは調子が良くなかったと思います。第一セットが終わって勝つ自信が僕(フェデラー)に沸いてきました。一般的にグランドスラムを成し遂げる時の決勝の方が大事なのですが、僕にとって今大会での優勝がとても大きく感じられました。だから最高のプレーが出来たのだと思います。」

「僕(ロディック)も結構良いプレーをしたと思いますが、結果はストレート負けでした。ゲームを模索する努力もしたんだけどね・・。彼のフォアハンドを攻めていきましたが上手くかわされてしまいました。それでベースラインに止まることにしたのですが次はラリーからのエースを奪われました(笑)。でも希望は失わないよ。実際2セット連取されても次は取れると信じてましたからね(笑)。」

フェデラーは芝での記録をこれからどこまで伸ばしていくのか、本当に未知数であり可能性をもった選手であることは、現在のツアーライバル達の相関を見ると間違いないです。

フレッド・ペリーとピ-ト・サンプラス以来のウィンブルドン3連覇の偉業を成し遂げました。来年のフェデラーは、1997年から2000年に4連覇を達成したサンプラス以来の記録と、芝コートで41連勝を達成したボルグの記録に挑むことになります。そして・・ボルグの5連覇と言うとんでもない記録がその後を控えています。

「私の見識では彼(ロジャー)は特にここ(ウィンブルドン)では天才的なプレーを発揮する最高のプレーヤーです。」

フェデラーの現コーチを務める、昔レンドルをコーチングしていたトニー・ローチ氏の言葉です。

過去の選手達が残した記録を塗り替えていくこと(目標)が今ではフェデラー自身、大会3連覇を成し遂げたことによってそれが身近に感じられるようになったことと思っているでしょうし、ここ(芝)でプレーしたら誰にも負けないという自負が、彼の1年間ツアーを周るために必要なモチベーションを維持するための原動力にもなっているような気さえします。

「偉大なストーリーの1ページを目撃しているのだと僕(ボリス・ベッカー)は思ってます。」

「僕(ジョン・マッケンロー)が彼(ロジャー)について、最も才能豊かな史上最高のプレーヤーだとためらいもなく発言すると、皆は僕がジョークを言っているとか少し大げさなんじゃないの?と感じてしまうかもしれない。けど、僕(だけ)はその事を自信をもって言えるんだよ。」

フェデラーのウィンブルドンでのプレーレベルは他の選手と比較してではなくて、他のサーフェス(ハード、クレー、カーペット)でのプレーと見比べてみると、明らかにクオリティの高さを一回戦から通して証明していました。

記録を塗り替えていくことは、同時にグランドスラム決勝で争うライバル達の存在が鍵になってきます。全仏を代表とするクレーコートトーナメントでの、ナダルのプレーレベルが今のフェデラーに対して(多少)上回っている現状(と言い切ってもよいと思うのですが・・)であるように、ウインブルドンではフェデラーと五分に渡り合えるレベルプレーヤー、または最高のパフォーマンスをして脅かす可能性を持つプレーヤーの出現を来年のウィンブルドンでは期待したいと思います。

もちろん全てのツアープレーヤーがその可能性を十分持ちあわせている事を付け加えておきます。

「ロジャーは卓越したすばらしい選手です。これからの事はわかりませんが、とにかく自分自身強くなる努力をします。僕(アンディ)は今年に入り、昨年より完成度の高いプレーを求めました。昨年のロジャーとの決勝戦はがむしゃらにプレーしたのですがそれはある意味無計画で、ただ、あの時のようなプレーをしたらチャンスがあったのではないかと、今日の試合を終えてからではありますがそう思ってます。それは通算成績などに捕らわれない、情熱を前面に押し出したプレーを意味します。なにはともあれ次を観てて下さい。おもしろい試合をしますので。」

「自分を前面に押し出したプレーをしました。どうしても勝ち取りたい試合でした。5度目のグランドスラムでウィンブルドン3連覇の勝利へのプレッシャーは当然ありました。ここ数年でウィンブルドンは僕(ロジャー)にとってお気に入りの大会になりつつあります。今日の決勝は勝たなければなりませんでした。そして終わったとたん、「やり遂げたじゃないか」という清々しい気持ちになるのです。今大会は雨での中断と再開が続いたので僕自身、試合をしているという気持ちになりませんでした。変な感じでしたね(笑)。でもいつかそのことを理解できる日が来ると思ってます。」

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July 02, 2005

ダベンポート「決勝は楽しみ」

ウィンブルドン女子準決勝でダベンポートとモレスモが対戦し、6-7(5-7), 7-6(7-4), 6-4でダベンポートが勝利して決勝に進出しました。

この試合は第3セット5-3ダベンポートがリードしたところで雨のため順延となり、再開後はモレスモがサービスゲームをキープしたものの結局7ポイントで決着がついてしまいました。

「私(ダベンポート)は試合が中断するという経験はこれまでたくさんしてきましたが、ウィンブルドン決勝に向けての試合(準決勝)での中断は正直快く思いません。午前中にウォームアップを始めて試合開始が午後5時30分で午後9時30分には中断です(笑)。そして翌日に試合再開ということで、かなり厳しい1日でした。しかし大会を通して考えるとこういう経験も必要だと改めて思いました。」

過去3度のグランドスラムを獲得している現女王は2000年の全豪以来の優勝を目指します。決勝の相手は静かに勝ちあがってきた、復活を目指すビーナスです。

「ビーナスと対戦することになるだろうとは思っていました。彼女は自分のプレーがこの芝で出来ていますね。ビーナスとは今まで対戦することが多くてお互い知り尽くしている者同士ですから対等なプレーが出来ると思います。97年に彼女と対戦してから最近までお互いが成長してきたのは確かです。最近では私が勝っていますが、いつでも勝ったり負けたりです。決勝で対戦するのがとても楽しみなのが正直な気持ちです。」

女子準決勝を観ようと深夜1時5分にTVをつけるとLIVE放送になっていました。

通常この時間の放送は録画放送のため、雨で試合開始が遅れているのはすぐにわかりました。と同時に、センターコートの場内アナウンスが流れて、女子準決勝センターコート2試合の予定がセンターコートとNo.1コートの同時進行となることが告げられました。日没順延になることを避けるためです。

大会主催者側は独断と偏見な決定を下しました。

というのも、当初センターコートでの第一試合はダベンポートvsモレスモでしたがその試合をNo.1コートに持ってきて、第二試合であったシャラポワvsビーナスをセンターコートへ・・。

グランドスラムの中で唯一、プレーヤーの過去の実績によりシードを決定する採用を取り入れているのは妥当のような気はしますがこの度の件はいくらシャラポワブームといえども(他に理由が思いつきません)、他のグランドスラムのほうがよっぽど選手に対して平等を重んじているのではと感じるほど、行き過ぎのような気がしないでもないなと思いました。

ダベンポート、シャラポワ、モレスモ、ビーナスの心境はどうだったのか気になるところではありました。

1999年のウィンブルドンチャンピオンであるダベンポートは昨年この大会の準決勝で敗退した後に、にわかに引退を匂わす発言をしましたが(コチラの記事をどうぞ・・)、その後ハードコートの大会を総なめにしたことによって、今では引退を考えることはなくなりました。

もし決勝でビーナスに敗退したとしてもダベンポートはウィンブルドン後に発表される世界ランキングでNo.1を保つことになっています。ちなみに2位のシャラポワとは現在249ポイントの僅差です。

真の女王の称号を得ようとするダベンポートと、実はウィンブルドンには相当な実績と自信を持ち合わせていて復活を賭けようとするビーナス。どちらに勝利の女神が微笑むでしょうか?

「準決勝の試合中や大会期間中は決勝戦について私(ダベンポート)は正直あまり考えていませんでした。でも決勝まで勝ち残ってきたわけなので勝つ自信はあります(笑)。」

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ビーナス「チャンスは誰にでもある」

ウィンブルドン女子準決勝、ビーナスがシャラポワに7-6(7-2), 6-1で勝利し、2000年と2001年以来の優勝を目指して、明日の決勝戦を戦います。

「スコア以上に拮抗したこの試合は、男女を通じて今大会のベストマッチとも言える内容でした。」

TVアナウンサーがその試合放送の最後を締めくくった言葉です。

この試合を観た感想です。両者が最高のプレーをしてアンフォーストエラーが少ないのであればベストマッチといえるのかなと思うのですが、終始ビーナスの好プレーにシャラポワは最後まで自分のプレーをさせてもらえなかった印象です。

ビーナスの、躍動感あるフットワークと芝では絶対条件である腰を低く保った姿勢の返球を最後まで持続させたことは見事でした。シャラポワの、試合を優勢に進める事が出来ないために、好ショットはあったものの、どうしてゲームの流れが有利に働かないの?という、口に何度も手をやるか弱そうなしぐさがなんとも観ていて印象的でした。

「私(セレナ)にあなたのサインを頂けますか?(笑)」

シャラポワに勝利したビーナスの携帯電話はセレナからの祝福のエールでした。

セレナは今大会、3回戦でクレイバスに敗退後、すぐに母国アメリカへ帰ってしまいましたが姉を遠い国から見守っていました。

「彼女(ビーナス)はこの芝のコートを好んでプレーしていると思いますし、プレーも彼女には合っています。」

大会前はシャラポワの連覇や全仏を制したエナン、前哨戦を制して乗り込んできたクライシュテルス、復帰したセレナに注目が集まり、やや軽視されていたビーナスですが、ウィンブルドンでは2000年から2003年すべてに決勝進出を果たし、2000年と翌年に優勝した実績を見ればダベンポートのこの言葉も頷けますし、彼女はビーナスを大会期間中からマークしていました。

「この準決勝が特別な試合だとは思っていません。2003年の準決勝も良い試合をすることが出来たと思っているので比べることは出来ませんね。私にとっての今大会での目標は1試づつベストを尽して戦うという事の他ありません。(シャラポワとの)準決勝ではそれが実行できたので大変満足してます。(決勝では)このチャンスを無駄にはしたくないと思っています。」

誰にでも(優勝する)チャンスがあることを本人が自覚して、努力してきたことを誇りに思いながら最後まで自分を信じきってプレーすることが大切だと言うビーナス。

彼女は決勝戦で復活を遂げることが出来るのでしょうか?明日、女子決勝戦を迎えます。

「(今大会)試合に勝つ度にこれが私のチャンスだと思ってプレーしてきました。どんな試合でもいつもそういう気持ちで私は全力を尽そうとしています。チャンスは誰にでもあり素晴らしいプレーから勝者は生まれるものです。(今の女子ツアーの中で)本当に良い選手はたくさんいるんです。」

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June 28, 2005

ナダル「リフレッシュするために皆さんとの連絡をしばらく断つけどいいよね?(笑)」

ナダルは現在スペインのマジョルカ島で1週間程の滞在期間を経ています。

心身ともにリフレッシュ休暇を兼ねてのものでしょう。

今後のツアースケジュールは確定ではないそうですが7月にはバスタード(スウェーデン)、オフである週、シュテゥットガルト(ドイツ)、キャッツビューヘル(オーストリア)。8月はモントリオール(カナダ)、シンシナティ(アメリカ)、オフである週。8月末から開幕の全米オープン、9月は北京(中国)の予定とのことです。

「監督が僕を必要としてくれるのであれば、(デ杯には)いつでも出場したいと思ってます。」

ナダルはツアースケジュールの中でデビスカップ開催期間を「オフである週」と言っています。

ランキングナンバーワンを狙える射程圏内にも関わらず、デビスカップにはラブコールがあれば100%出場の意志があるようですね。

ツアーを優先させるためデ杯をスキップする選手が多い中、国を代表して(背負って)戦う事をまず優先させるという、なんともナダルらしいなという気がしました。

ウィンブルドンでは(おそらく彼の目標であった)2週目に残ることが出来ませんでした。2回戦でルクセンブルグのミュラーに4-6, 6-4, 3-6, 4-6で敗退してしまいました。

「結果は残念だったけど、僕は芝で良いプレーをしたと思うよ。そう思わないかい?(笑) そこ(ウィンブルドン)でもっと上手くなってやろうという、向上心が日に日に大きくなっていくのを僕自身すごく感じています。改良すべきところはたくさんあります。まずサーブを改良しなくてはなりません。そして僕が芝で自信を持ってプレーすることが出来るという、自分に対する信用がなによりも必要であると感じてます。」

ナダルは6月に開催のハレで行なわれたゲーリー・ウェーバー・オープンでは1回戦敗退し、ウィンブルドンの前哨戦である翌週の大会をキャンセルしてしまいました。連戦激動のクレーシーズンを経て、この頃からモチベーションが少なからず下降していたように思われます。

マジョルカ島でのリフレッシュ休暇を経て、またファンの前で1球足りとも諦めない、野性味溢れるプレーを見せてほしいところです。7月からのヨーロッパ遠征に期待したいと思います。

「僕は今ほんの少しだけど疲れています。先月から休む暇なく、たくさんのゲームをこなしてきました。少し休養をとらなければいけない時期だと思ってます。リフレッシュするためにしばらく皆さんと連絡を断つことになると思うけど、いいよね?(笑)」

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June 27, 2005

ダベンポート「私には新たな目標があるのです。」

ウィンブルドン6日目は3回戦に登場したダベンポートはロシアのサフィーナに6-2, 6-1で快勝して、4回戦に進出しました。

ここまで全く相手を寄せ付けない好調な勝ち上がりを維持しています。

昨年のウィンブルドンでは準決勝でシャラポワと対戦し、6-2,6-7,1-6で敗退してしまいました。

「私(ダベンポート)は再びここに戻って来ることはないかもしれません。モチベーションを維持することが以前から困難になってきています。多少なりとも引退を視野に入れているのが現状ですね・・。」

しかしその後ダベンポートに転機が訪れました。

昨年のウィンブルドン以降の年度末まで、全米オープンでは準決勝でクズネツワを相手に敗退してしまいました。が、それを含む8大会に出場し6大会に優勝するという、まさに驚異的な数字をたたき出しました。

2004年を締めくくる大会、チャンピオンシップスでも決勝でディメンティワを相手に1ゲームしか与えない完勝で優勝を飾り、ナンバーワンの座を取り戻しました。

これらのことが彼女のモチベーションに再び火を付けて、現在ナンバーワンを維持している彼女がいます。

「私(ダベンポート)には新たな目標があります。それを達成出来るまで、ツアーから去ってしまうことはなかなか容易なことではありません。」

新たな目標とはもちろんグランドスラムで優勝することであって、特に1999年に当時芝を得意としていたノボトナ、グラフに勝利して優勝したウィンブルドンには特別な思い入れがあるに違いないです。グランドスラムの4つの異なったサーフェスで得意とする芝が彼女にとってもっともチャンスがあるのは確実です。

4回戦の相手はベルギーのクライシュテルスとの対戦です。大会屈指の好カードが実現しました。

ダベンポートにとって先日のローランギャロスで、しかもクレーでクライシュテルスに勝利したことと、2001年のウィンブルドンで両者は対戦し6-1、6-2で圧勝したこと、この二つのことが、やや自信のあるコメントを残している事に繋がっています。

好ゲームが期待される楽しみな一戦です。

「(4回戦、そして決勝までの道のりについて)芝でプレーすることは他のコートと違って少し難しいと言われています。特に積極的な激しい動きには適していないと思います。芝に慣れることが勝利の鍵ですね。92年に初めて芝でのゲームをしましたが1回戦敗退でした(笑)。サントロックという左利きの素晴らしい選手が相手でした。そして98年芝コートを攻略出来るまでは(ここのコートには)本当に苦労させられました。98年頃からは逆に自分の得意とするコートになりましたけどね(笑)。」

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June 26, 2005

フェデラー「勝ち続ける事が大切なんだ」

ウィンブルドン6日目の男子シングルス3回戦にフェデラーが登場しました。

ドイツのキーファーを相手に6-2, 6-7(5-7), 6-1, 7-5でその試合に勝利しました。第4セットは3-5ダウンからの逆転で意外な苦戦を強いられました。

27歳のキーファーは現在世界ランク35位ではありますが過去トップ10以内をキープしていた、もともと実力のある選手でフェデラーは試合前、厳しい展開になることをある程度予想していたようです。

「予想通りタフな試合展開でした。彼(キーファー)とは過去何度か対戦していてお互いを知り尽くしています。その経験を僕(フェデラー)は活かしてプレーしましたが全体的に良いゲームをすることが出来たと思います。」

第2セットのタイブレークを落としたことを多少悔やんでいたフェデラーですが、第4セットも3-5ダウンの厳しい展開を強いられ、あわや最終セットに突入かと思わせました。

しかし王者にとって試合が短くても長くてもどちらでも良いのだというコメントを残しています。

自らが有利に一方的な展開に持ち込むことの多いフェデラーなので、試合を早く終わらせたいのかなと思いきや、本質は違うところにあるようです。少し意外な感じがしました。

「僕にとってはファイナルセットまで試合がもつれこんで5時間コートにいることになっても、1時間で圧勝したとしてもどちらでも良いのです。問題は勝ち続けることなのです。それは忘れてはいけないことです。僕にとって今日の試合はまさに試練でしたね。(試合の中で)訪れてくる厳しい状況を切り抜けなければならない場面が多かったですからね。」

ピート・サンプラス以来のウィンブルドン3連覇の偉業に挑むフェデラーですが、マシーンでない限り相当なプレッシャーがあって当然の今大会だと思います。

2連覇に挑む時の気持ちと3連覇に挑む気持ちはどのような心境の違いがあるのか、または同じなのか?ということを自分は聞いてみたいところですがどうなのでしょうか。

グランドスラムで唯一ミドルサンデー(中休み)があるのがウィンブルドンで、明日からはいよいよ2週目に突入します。

フェデラーの4回戦の相手はスペインの元世界ナンバーワン、復活の兆しが見え隠れしている貴公子、フェレーロとの対戦です。

両者共、武器であるフォアハンドの強打の応酬が予想されますがファーストサービスの確率がキーになるのではないかなと予想します。楽しみな一戦です。

「(もし今大会に優勝して3連覇したとしても)初めての優勝であれ10回目の優勝であれ、どの試合も同じくらいにプレッシャーは必ずあります。もちろん3年連続というのは特別なことなので(プレッシャーを)感じないことはないですが、目の前の自分がしなければいけないことにただ集中するのみです。3回戦は苦戦しましたがそこで得た教訓を肝に銘じて決勝戦までの戦いに挑みたいと思います。」

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June 25, 2005

ロディック「真っ暗闇の中でどうやって本を読むことが出来るのか教えてくれるかい?」

ウィンブルドン2回戦でロディックがイタリアのブラッチアリを相手に7-5, 6-3, 6-7 (3-7), 4-6, 6-3で、日没のため順延となった2日がかりに及んだマラソンマッチをからくも制しました。

試合後のプレスインタビューでは、ロディックとイタリア人記者とのやりとりに多少なりともいざこざがあったようです。

木曜日に行なわれたこの試合はサスペンデッドになり、金曜日に持ち越されてしまいましたが、対戦相手のブラッチアリは、ロディックがそれを早く促し、コートでプレーを急がせた事に苛立ちを隠せず、それが金曜日のプレーに影響したのだと試合後に語りました。

「木曜の夜、彼(ブラッチアリ)とのサスペンデッドになったやりとりについて話してもらえるかい?彼は日没順延にするには早過ぎた・・(空は)暗くなかったと言っているんだけどアンディ、君はどうなんだい?」

ブラッチアリの試合後のインタビューを受けて、そのイタリア人記者はロディックにそう尋ねました。

「逆に君(記者)に問いかけるんだけど、まっ暗闇の中で本を読む気になれるかい?どうやったら読むことが出来るのか教えてもらえるかな?正当な答えを教えてくれるのならすぐに僕(ロディック)はその質問に答えてあげるよ。」

問題の発端は水曜日に行なわれたルゼドゥスキーvsヨハンソンのカードが午後9時30分に日没順延になったことです。

木曜日のロディックvsブラッチアリの試合は午後8時50分に順延となったために、ブラッチアリのまだプレーを続行できるという主張もわからなくもない気はしますがどうでしょうか。

しかしその記者が本当に聞きたかったことは時間的な事ではなかったようです。日没順延となりコートを立ち去ろうとした際にブラッチアリにロディックが放った言葉に対してでした。

「僕(アンディ)は彼(ブラッチアリ)に良くない言葉(単語)を言った事を認めます。ただ、コートを立ち去る際に彼がその時に(日没順延になった経緯について)ひどく興奮していて、僕に対して最初に何を言ったのか彼に尋ねてもらえますか?もし彼がそのことで動揺しているのなら直接僕のところに話しに来る事も出来るでしょうし、わざわざ通訳を通すこともないと思いますよ。でもあの暗闇で135マイルのサーブをリターンすることは並大抵ではなかったことは事実なんです。」

トップ5をキープし続けているロディックですが、ここ数年フェデラーと共に男子テニスを引っ張っている存在でもあるので多少大人びているように感じますが実はまだ22歳なんですよね・・。

なにはともあれ無事2回戦をクリアしたロディック。3回戦の相手はロシアのアンドレエフとの対戦です。

サンプラス以来の、ウィンブルドン3連覇の偉業を成し遂げようとするフェデラーは、芝でのロディックを危険な存在として一番手に上げています。

今季ここまでのツアー成績はあまり振るっていないロディックでしたが、前哨戦であるロンドンで開催されたステラ・アルトワ・チャンピオンシップで見事優勝を飾り、ここ(ウィンブルドン)でも良い成績を残して後半のハードコートシーズンを迎えたいところです。

サーブとフォアハンドの精度が高ければおそらく優勝に近い存在として、ウィンブルドンのタイトルをいつ獲ってもおかしくない、芝に合った技術を持っているロディックの活躍を期待したいところです。

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シャラポワとゴールデンシューズ

シャラポワはウィンブルドンで3回戦に進出し、芝での連勝を19として俄然好調をキープしています。

そのシャラポワと契約を結んでいるシューズメーカー、ナイキがウィンブルドン開幕前にメディアに向けて話題を提供しています。

ご存知の方も多いかとは思いますが彼女のシューズのサイドには24カラットの金の細粒が散りばめられているとのことで、開幕前日に彼女自身の口から大会期間中に履く、と発表されたそうです。画像検索するとフェデラーも履いてますね。

シューズといえば全米オープンで披露したセレナのブーツに似せたシューズも確かナイキで、大会中話題になりましたね。

自分は今大会のウィンブルドン放送を観たのは2回戦のシャラポワvsカラタンチェワが始めてでした。NHKにチャンネルを合わせた時にサービスのポジションに入ったシャラポワの、シューズのアップ場面でした。

「18金が散りばめられていると言われるシャラポワのゴールデンシューズです。」

そのアナウンスにエッ!ウソやろ?と思ってしまいましたがその時の18金と言うのは間違いだったようで実は24カラットだったんですね・・。

それはどうでも良い事なんですがメーカーサイドも商品価値のある「物」としての対象であるシャラポワを上手く使って話題提供に事欠かさないなという、あまり良くない印象を受けてしまいました。

「信じられないほどの光り輝くシューズなので驚いてます。プレー中に上手くいけば対戦相手の目をほんの少しだけそらす事が出来るかもしれないわね(笑)。」

ちなみにこのシューズは1組あたり500ドルの価値があるそうで、メーカーは大会期間中限定でシャラポワ、フェデラー両選手に10足ほど用意しているとのことです。

大会終了後には多分チャリティー義援金としてそのシューズをオークションに賭けるんでしょうけど、そうあってほしいと思いながらもメーカー側の次なる作戦の一手はいかがなものなのでしょうか。

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June 19, 2005

サフィン「ウィンブルドンでは皆さんは僕に期待を寄せていないと思うけど気にしないよ(笑)」

6/20開幕のウィンブルドンに対して、サフィンは前向きなコメントを残しています。

現在サフィンの左ひざ靭帯は外科手術を必要とする危険な状態にあります。

ウィンブルドンの前哨戦であるドイツのハレで行なわれた、ゲーリー・ウェーバー・オープンに出場し、あれよあれよと決勝に進出しました。

決勝の相手は芝で無敵を誇るフェデラー。

4-6, 7-6(8-6), 4-6で惜しくも勝利することは出来ませんでしたが確かな手ごたえを掴みウィンブルドンに臨もうとしています。

「僕が先週(ゲーリー・ウェーバー・オープン)そこでしたプレーは僕自身が本当に予想もしていなかった出来事だったんだ。」

サフィンのウィンブルドンでの戦績は2001年の準々決勝進出が最高で、2000年と2002年は2回戦、1998年と昨年は1回戦敗退と、芝との相性は決して良くはありません。

「ここ(ウィンブルドン)ではロジャー(フェデラー)とアンディ(ロディック)が注目されてるよね。その中に僕の名前は入ってはいないし皆さんは期待していないと思うんだけど、それについては全く気にしていないよ(笑)。」

治療担当医は左ひざの悪化を心配して、ウィンブルドンの出場を辞退するようにサフィンに促し、サフィン本人もその事実を認めていました。

「彼は僕にプレーしないように言いましたが、ここ(ウィンブルドン)は身体に負担の少ない芝です。これがハードコートであれば全く別だったんだけどね・・。ハレではいつ棄権してもおかしくない状態でした。鎮痛剤と抗炎症剤タブレットを飲みながら試合に臨んでいたんだよ。」

サフィンはハレでのフェデラー戦で多少なりとも手ごたえを掴んだようですね。

ウィンブルドン対策として芝に適したフォーム修正をコーチングしてくれる現コーチのピーター・ラングレン氏に絶大な信頼を寄せています。

「芝で君(サフィン)がよりアグレッシブにプレーするには何が必要になるのか・・問題があるとすれば君がそれを行なうに当たってリスクを背負ってしまうと感じてしまう消極的な気持ちを持ってしまうことだよ。」

サフィンはウィンブルドン終了後に左ひざの手術を受けて、1ヶ月間ツアーを離れる予定だそうです。アメリカのハードコートシーズンに間に合うことを本人は切望しているそうです。

ピーターラングレン氏との二人三脚での芝へのあくなき挑戦・・期待と同時に見守っていきたいと思います。

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June 17, 2005

エナンのコーチであるカルロス「信念をもってプレーし続けるのがジャスティーヌなのです」

先の全仏オープンで見事復活優勝を果たしたエナンですが、コーーチを務めるカルロス・ロドリゲスはエナンのウィンブルドンへの挑戦については少し否定的なコメントをしています。

「ローランギャロスで成し得た以上のアグレッシブな気持ちがなければ彼女が手にしていないウィンブルドンのタイトルには手が届かないような気がします。」

自分はエナンの全仏での試合を観ていて、自らを追い詰めていく、悲壮感に近いあの精神力は一体どこから来るのだろうか?と、いつも彼女の試合を観ると胸がなんとなくですがキリキリしてしまいます。

このコメントは一見エナンへの間接的な激のようにも取れますが、ナダルの叔父に当たるトニー・ナダル氏が言うように、ローランギャロスのチャンピオンがそこで染められた靴のかかとにこびり付いた赤土を、芝の上でこすり落とすことはやはり並大抵ではない、と言うことなのでしょうか。

「しかし、ローランギャロスとウィンブルドンを制することは背中合わせでもあるのです。プレーヤーにそれを成し遂げるための3つの事が備わっているのであれば可能なことだと思います。それは、全仏から全英の6週間という過酷な期間を乗り切る強靭な精神力を持つこと、まったく違った両サーフェスでそこに適した武器ショットを併せ持っていること、そしてプレーヤー自身が歴史的な偉業を成し遂げることが出来るという十分な信念を持っていること・・。」

エナンはそれを成し遂げるための要素が十分に備わっているように思いますが、ただ、昨年彼女の身に起こったウィルス性の病気がまだ完治していない状態が続いている現在の状態では、6週間という過酷な期間を最後まで闘っていけるかというと少し難しいのではという見方があります。

エナンはウィンブルドンで2001年に決勝に進出し、2002年と2003年には準決勝進出と、芝との相性は良いようです。

2003年に初のグランドスラムを制した全仏のすぐ後の全英準決勝ではセレナに敗退してしまいました。芝でのプレーは当時セレナのほうがパワーはもとより、技術面も上回っていたように思いながらTVで観ていました。

コーチであるカルロスはその敗戦がもっとネットをとるなどの戦術に問題があったと指摘しています。

「ウィリアムズ姉妹、シャラポワ、ダヴェンポートのようなプレーヤーはジャスティーヌにはない、生まれもっての恵まれた体が備わっています。そういったパワープレーヤーにジャスティーヌは過去、ゲームを取らせてきてしまいました。今、彼女は彼女達からゲームを取らなければいけない立場にいるのです。」

同年に全仏と全英を制したプレーヤーといえば、グラフが4回、ナブラチロワが2回、エバートが1回達成しています。エナンはその仲間入りを今年果たすことが出来るのでしょうか?

全英に限って言えばエナンと同体格の、戦術にかなり長けていたヒンギスがタイトルホルダーであることはエナンにとって芝に挑む勇気を与えていると思うのですがどうでしょうか。

エナンのグラスコートでの戦術をチェックしながら彼女の戦いを観ていきたいと思います。

「私(カルロス)が思うに、ウィンブルドン2週目のパワープレーヤーとの対戦ではより多くネットをとる必要があって、彼女(ジャスティーヌ)はそれに気づかなくてはいけません。彼女は、唯一獲得出来ていないグランドスラムであるウィンブルドンでそれが仇になっているということを今考えることが出来ていないのが実情ですが、自分のプレーに信念を持って取り組んでいるのもまた彼女なのです・・。」

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