青い月

月に願いを。

拙い文章ですが、読んで下さった方ありがとうございました。
※著作権は放棄していません。

明星

明けの空を彩る彩雲

高みに星が瞬く

遠く遥か彼方まで

広がる砂の海に

四方に交差した

万里への道を

隊商は行きかう


砂上の楼閣は脆く崩れ

今や訪れる人も無い

悠久の時の流れに

通り過ぎたのは誰か


風は砂を巻き上げ 

吹き上げられた砂が

辺りを覆い隠した


人は道を見失い  

途方に暮れ立ち尽くす

進むべき道は何処か

問いかけに答えは無い


天高く登る明星は

遥か彼方にあり

手を伸ばしても

届くはずも無い






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秋空

空は澄み雲は高みへ昇る


風は涼やかに心地よい

柔らかな光と太陽の温もり


優しく包まれ私はまどろむ



仄かに漂う干草の香り 


金色に輝く草原


色鮮やかに揺れる花々


暖かく包まれ私は眺める



其処には人間の都合も


目論みも入る事無く

ただ無心に美しいのだ



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泡沫

夜空は雲に覆われ

暗闇に広がる海 

海岸縁に立つ街灯と

沖の向こうに浮かぶ

案内灯の点滅だけが 

わずかに海を照らす


砂上に足跡を刻み 

夜の浜辺を歩いた

海上を渡る潮風が

ひんやりと肌寒く

私は身を震わせる

さらさらと音を立て

砂は足に絡みつき 

風が私の髪を乱す


繰り返す波の律動が

私の心音に溶けて 

同じリズムを刻む

海は何処へ続くのか 

遥か彼方に同じく

月の無い暗い浜辺を

彷徨う人影はあるのか


波に泡立てられた海の

泡沫となり漂いたい

何処までも流されて

辿り着くのは何処の浜か

魚の群れに身を突付かれ 

消えてしまうだろうか

それとも深い海の底で

永い眠りに着くのか


振り返ると細波が

足跡をかき消していた




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雪中花

さらさらと

流れる水音

ゆっくりと

雪が溶ける


時間の歯車は

正確な時を刻み

暖かな春を

運ぶのだろう


壊れかけた体内の

時計が時を刻み

緩やかに時を

刻みだした


凍えた体も

哀しみに

冷えた心も

何時の日か

光が差し

和むのだろう


雪の中で眠る

雪中花のように




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寒椿

鮮血のような寒椿が

清廉な白雪の上に

ポトリと落ちる


氷の刃は鋭く胸を抉り

切り裂かれた傷口から

溢れ落ちる真紅の

艶やかな花弁

柔らかな其の花弁に

そっと口づけする


凍てついた吐息に

触れた真紅の寒椿は

忽ちのうちに凍りつき

枯葉のように朽ち果て

崩れ落ちていった


哀しみと胸の痛みに

耐え切れぬ魂は慟哭し

全てを覆い隠すように

静寂の闇に包まれて

真白に雪は降り積もる




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