空を見上げて
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最後の記事です

大変ご無沙汰しております。

2013年4月26日、ニコが虹の橋を渡りました。
13歳と10か月でした。

ニコ布団の上











マルがいなくなってから、ずっとその優しさでママを支えていてくれたニコ。


昨年の夏、新しく通い始めた病院で、肝臓の数値があまり良くないのでダイエットするようにと言われ、5.8キロから5.4キロまで体重を下げたのですが、その後次第に食欲不振になり、肝臓サポート食を食べなくなりました。

ニコ比較1    
ニコ比較2











仕方なく、通常の老猫用フードを食べさせましたが、以前の食欲魔人っぷりからは程遠くなり、体重も5キロになりました。
一度は病院に連れて行って相談したものの、「年だから」と言われてしまい、かといってセカンドオピニオンを探すのは、グレやマルほど病院慣れしていないニコには負担が大きく、そのまま肝臓の薬とサプリで様子を見ていたのですが。。。

2月頃から背中のあたりに比べてお腹がどんどん膨れてゆき、病院に連れて行くと診断結果は・・・

「ガンでしょう。あと1年はもたないです。」

大学病院に行くなら行ってもいいですよと言われ、悩んで以前見ていただいていた先生(現在は廃業されています)を3〜4年ぶりに訪問し、相談しました。

ガンでない可能性は低いし、年が年だから手術も難しいだろうけど、せっかく東京にいて高度な医療機関にかかれるチャンスがあるのだから、行ったほうが納得できるんじゃない?というのが前先生の助言でした。



3月18日、日本獣医生命科学大学の腫瘍科で検査を受けた結果はやはりガンでした。

教授の方が描いてくださったのは佐渡島のような形。

肝臓の下に同じくらいの大きさの腫瘍ができていること、リンパ腫ではなく胆管癌のため抗がん剤は効かないこと、手術も難しいこと。

余命は1か月であること。

食事は何でもいいこと、腹水はなるべく抜かないほうがいいこと、脱水が進むので水をなるべく飲ませてほしいこと、最後は苦しむかもしれないので楽にしてあげる方法もあること。

丁寧に、優しく、わかりやすく説明していただいて覚悟が決まりました。



余命1か月を少しでも延ばしたい。
生きている時間を、ニコが楽しく幸せだと思えるものにしてあげたい。



その日から毎日、大好きな生タラを1切れ茹でて食べさせました。
パパママが仕事に行ってる間の食事は少量サイズのウェットフードとねこ元気のシニア用ドライ。

さらに水にはDフラクションというマイタケエキスを混ぜて、少しでも免疫力強化を期待しました。
ニコとしては、シリンジでお水を飲ませてもらうこと自体がうれしかったみたいです。







ニコはそれらを毎日ペロリと平らげました。
(ちなみに大学病院では問診時に、「え、まだ食欲があるんですか?」と少し驚かれましたが。)

毎日おいしいゴハンが食べられ、パパにはポンポンしてもらい放題。

ニコ膝の中











ちょっと腹水のたまったお腹がジャマだけど、ニコには幸せな1か月だったと思います。

ママもパパも、このままグレの誕生日(5/9)まで、ニコの誕生日(6/18)まで元気で・・・と期待が膨らんでいきました。


しかし余命1か月宣告からちょうど1か月と1日後、ママが会社から帰ってくるとニコは明らかに調子が悪そうでした。
タラはほとんど食べられず、大好きなオヤツ(CIAOのちゅ〜るというペースト状のオヤツが最近の好物でした)もほとんど口にできず。

この日から、口にできたのはほとんど水だけでした。


ちょうどGW前の月末な上に、ママが前に担当していた仕事の担当者が急に退職してしまい、新担当者への引き継ぎをやらざるを得なくなったため、なかなか早く帰ることができなくなっていました。

4月26日はどうしても会社にでなければならない日でした。
明け方の4時ころ、ニコは余命宣告後初めて、激しい嘔吐に見舞われました。
お腹に入っているのは少量の水だけで吐くものはなく、身をねじって苦しみました。

パパが「自分が会社を遅刻して病院に朝連れて行くよ」と言ってくれたので、後ろ髪をひかれる思いを断って会社に行きました。
引き継ぎがひと段落したところで携帯を見ると、パパからの着信がありました。
折り返し電話を掛けると、パパは「あのさ・・・」と言って黙りました。

病院へ行く途中のタクシーの中で少し苦しそうに動いて、病院についたときには息を引き取っていたそうです。

帰ってくるとニコはママの部屋着を上からかけてもらって寝ていました。
隣に座っていると、お腹が動いているような気がして仕方がありませんでした。
触ると冷たいけど、生きていて昨日と同じように寝ているだけにしか見えず、いつもの生活が続いているとしか思えませんでした。


翌日、グレとマルもお世話になったお寺で火葬しました。
ニコの骨はマルよりもしっかりしていて、お箸で持ち上げても崩れることはなく、係の男性も「真っ白でキレイな骨ですね」と褒めて?くださいました。

尻尾の骨が点々と並んでいて、マルと違って尻尾は「長め」だったんだな・・・と変な感想をパパと言いました。



グレの時もマルの時も、ニコがいてくれたから通常の生活を続けられました。
ニコのためにしっかりしなくちゃ!と頑張れました。

今度も、ニコのためにしっかりしなくちゃ!と自分にゲキを飛ばしています。
ママの苦しみとか悲しみとかをお腹にいっぱい吸い込んで、空の向こうに飛ばしていってくれたんだから、と。

ニコ最後の写真










今、14年ぶりの猫のいない生活です。

何か足りない、何か忘れているような欠落感を感じながら毎日を過ごしています。

グレと出会って決意し、ニコを拾い、マルをもらって、ブログを始めて皆さんと出会うことができて・・・
本当に充実した、そしてあっという間の14年間だったなと思っています。


ニコもマルもいなくなったので、にこまる日記はこれで終わりです。
長い間、本当にありがとうございました。


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コメント
1. Posted by 山里   2013年05月27日 17:46
まずはニコちゃんのご冥福を心からお祈りいたします。
少しずつ、ブログで見知ったにゃんこたちが虹の橋を渡っていく時期なのですね。

マルちゃんの王子っぷりと、ニコちゃんの体格とは違った控えめな優しい性格、そしてママさんパパさんから感じる彼らへの愛情。
猫手の写真から出会って楽しい時間を過ごさせて頂きました。


ママさんから教えて頂いた佐山さんにいつかにゃん様の日本画を描いていただこうと思ってます。

まずはゆっくり、あたたかい思い出に包まれて下さいね。
ではまた!

PS:私は変わらず、猫馬鹿で子猫を保護したり、ワイルドな生活を送ってます(*^_^*)
2. Posted by 姫ハックン☆   2013年07月14日 11:46
ちょこちょこと覗きにきていました・・
とっても残念ですね・・

ニコちゃん、いっぱい頑張りましたね
マルちゃんも愛くるしい子でしたが、ニコちゃんのお顔が大好きでした
今はもうマルちゃんやグレちゃんと一緒にお空で走り回ってるかな
ママやパパに幸せな時間をプレゼントしてくれて
そして私やブロ友さん達にも可愛い姿をたっくさん見せてくれて
ニコちゃん本当にありがとう
お空からママやパパを見守っていてあげてね
ニコちゃんやマルちゃんのこと忘れないよ

ニコちゃんのご冥福を心からお祈り致します

にこまるママさん、毎日猛暑続きですのでどうかお身体にお気をつけて
ご自愛くださいね
ステキなブログをありがとうございました(ノ∀`)ゝ
3. Posted by にゃんさく   2013年07月15日 20:49
そうだったんですか・・・。
ニコちゃんのご冥福をお祈りいたします。

ママさんパパさんの愛情いっぱいのお話を読んで、ニコちゃんは幸せな気持ちで天国へ旅立てたんだなーってじーんと来ました。
ニコちゃんはマルちゃんと再会して思い出話に花が咲いてるかも。
私は猫飼い初心者なので愛猫とのお別れが来ることがまだ想像できないけれど、ママさんのお話を読んで、たくさんの幸せを運んでくれるにゃんずにたくさんの愛情をかけようとしみじみ思いました。
ニコちゃん、マルちゃん、楽しい日常を見せてくれてありがとう!ほっこりさせていただきました!
ママさん、素敵なブログをありがとうございました!
にこまる日記に出会えてよかったです!
4. Posted by み〜   2013年08月04日 16:43
最近ちょっとお邪魔してなくて
気づくにが本当に遅くなってしまいました
すみません

ニコちゃんのご冥福を心からお祈りいたします(合掌)

ママさん、パパさん、そしてニコちゃん
お疲れ様でした
辛い中ご報告ありがとうございました
5. Posted by めんまねえちゃん   2013年08月07日 19:13
大変ご無沙汰しています。
ニコちゃん、ゆっくり眠ってくださいね。
時々、ニコちゃんやマルちゃんのことを
思い出したりしていました。
とても幸せそうなニコちゃんのお顔を見れて
よかった...安らかに...

なんだか、あまりうまく言えなくてすみません。ニコちゃん、いい子!!
6. Posted by kitcat   2013年08月17日 21:11
 ご無沙汰しています。 あのかわいぃニコちゃんがお星様に…
 ののちゃんは、2月で13歳まで持ちこたえるかな…と思ったけど力尽きました。
 ニコちゃんの水を飲む姿をじーっと見ていて、やっぱりいまわの際までいとおしい存在だと改めて思いました。
 2日前、ののちゃんの幸せと真逆の、犬猫の虐待を目の前で見ちゃったので、これの解決するのが使命のような気がして、ちょっと気を張っています。
               <ののちゃんより>
7. Posted by おかか   2014年01月16日 11:21
すっかりご無沙汰してしまいました。
記事を拝見してビックリしています。
ニコちゃんのお悔やみが遅くなってごめんなさい。
心よりご冥福をお祈りいたします。

ニコちゃん、最期までがんばりましたね。
美味しそうにお水を飲んで、大好きなタラを毎日食べられて、ぽんぽんしてもらってよかったね。
お空の上でマルちゃんとのんびりお休みしててね。

辛いご報告をどうもありがとうございました。
そしてブログ、長い間どうもお疲れ様でした。
年が明けましたが、ママさんパパさんに幸多い一年になりますように。

8. Posted by ここ一番   2014年07月13日 10:04
にこまる★ママさん

ニコちゃん、虹の橋を渡ったんですね

グレちゃん、ニコちゃん、マルちゃんが愛おしく感じます。

うちのグビチュも、ニコちゃんと同世代。性格も似ている所があり、親近感が凄くありました。

ニコちゃん、ママとパパと一緒に生活が出来て幸せだったよね
ニコちゃんは虹の橋を笑顔で渡って行ったと思います。
いつもの、ウィンクした笑顔でね!

グレちゃんの作った土台で、ニコちゃん、マルちゃんが幸せに生活出来た事を嬉しく思います

9. Posted by miki   2014年07月31日 17:08
お久しぶりです。cyatora-zuのmikiです。

ニコちゃんも旅立たれたんですね。
マルちゃんも可愛かったけどニコちゃん派でしたのでまた悲しみも倍です。

本当に動物との生活は癒しがあったり笑いがあったり...
楽しい時間が永遠に続く様に思ってしまいますが本当はとても短い時間なんだと改めて思います。
ニコちゃん達との大事な時間を大切な思い出にされて頑張ってくださいね。

私も今居るjunior達との時間を大切にします。
ママさん、パパさん、今までお疲れ様でした。
そして本当にありがとうございました。
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