2006年10月25日

イシーちゃん

昔、俺が積極的にバンド活動をしていた頃、イシーちゃん(仮名)というフォーク・ギタリストがいた。 当時俺は自前のバンドサークルを主宰していて、いくつかのアマチュア・バンドを集めてはライブを企画していたのだが、その時、友人のツテでライブに出演してもらったのがイシーちゃんだ。 俺のバンドを含め、他のバンドが皆うるさいロックをやる中、彼は一人ぽつんと、ボブ・ディランやニール・ヤングをやっていた。

カッコ良かった。 渋くて、控えめで・・・ 「やられた」 と思った。 そう、派手でガンガンのロックだけが人を感動させるわけではないのだ。 実際、俺を見に来てくれた友人なんかも 「あのフォークの人、良かったね」 なんて言っていた。 どっかのタレントの猿真似をして 「いぇ〜ぃ!」 とかやってる場合じゃない。(←俺) まあ、それも必要だとは思うが・・・

イシーちゃんはオリジナルも数曲やっていたが、その曲調が何とも当時の俺には馴染みのないものだった。 アコギのフィンガーピッキングなのだが、単純なアルペジオではない。 もっと軽快でノリがいい。 一朝一夕には出来そうもない 「これぞ、アコギの魅力!」 みたいな曲調だった。

何と言うジャンルのギターなのだろうとしばらく思っていたが、たまたま長渕剛の古いアルバムを聞いていた時、「ああ、これか〜」 と思った。 それが次回からの俺の課題曲、『白と黒』だ。

長渕剛の分厚いスコア本 『長渕剛ギター&ハーモニカ・テクニック』 を見ると、この曲は 「ツービートのカントリー・ブルース」 だと書いてあった。 「へ〜、これもブルースなんだ〜」 と、さらにブルースにかぶれていく俺。

カントリー・ブルースには大きく分けて2種類の奏法がある。
1つは前回までやっていた 『hey, hey』 のようなモノトニック・ベース・スタイル。 単音ベースの 「ボッ、ボッ、ボッ、・・・」 ってやつ。 もう1つが 『白と黒』 のようなオルタネーティング・ベース・スタイル。 低音弦と高音弦を交互に弾く 「ブン、チャン、ブン、チャン・・・」 ってやつ。

(長渕剛ではなく) イシーちゃんに憧れて、この 『白と黒』 は昔、コピーしてみたことがある。 イントロ部分とサビ前までは何とかできて、それなりにノリは掴んだつもりだったが、結局完成はしなかった。 細かいスコアを解読する作業は面倒だし、人前で発表するわけじゃないのでモチベーションが続かなかった。

そんな未完成の曲が俺にはたくさんある。 いつも 「ま、いっか」 で終わってしまう。 でも今回のギター修行はそうは行かない。 下手でも何でも一曲一曲仕上げていく。 本当にライブをやるんだから! 

そんなわけで、あの日のイシーちゃんに近づくため、カントリーブルースのノリの1つを掴むため、この 『白と黒』 をマスターすることは、俺にとってとてもとても意味があるのだ!


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blues40 at 07:01│Comments(0)clip!好きな音楽 | 課題曲

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