2005年07月25日

渋谷でディナー ブラッスリー・ヴィロン

vironredvironkunelフランス料理と言って思い浮かべるのは、今となっては、ヌーベル・キュイジーヌ的おしゃれ感なのではないだろうか?
有名パン屋の2階のブラッスリー。しかも東急本店の目の前とあれば、女性ターゲットの、おしゃれで小ざっぱりした、大皿小盛り料理を連想しても仕方ない。
しかしここは違う。渋谷屈指の容赦ない料理を出すお店。大皿、大盛り、バター、生クリームごってり。デザートまで量が多い。
ヌーベル・キュイジーヌと対極にある、ごってりフレンチ。
理屈っぽいグルメより、ヒチコックのように腹のせり出した「健啖家」に似合う店だ。
コースはなく全てアラカルト。


vironniku一皿目は、ラタトゥイユの様なソースと生ハム(料理の名前を忘れました)
トマトの酸味、ベーコンの塩味、前菜なのに、のっけから生クリームこってりのソース。これをイベリコ豚の生ハムに絡めて食べます。(食べる前に撮影するのを忘れてました。もはや残骸)
次はリヨン風サラダをオーダー。
魚料理は少し変わったモノをと言うことで、魚介のクネル。
魚の身をすって、泡立てた、はんぺん状のモノ。これにキノコのクリームソースがかけてある。
く、くどい。でも旨い。この辺ですでにおなかいっぱい。
そしてメインは「豚すね肉のブレゼ」。
驚くほど手の込んだ料理で、下ごしらえだけで6時間。さらに一皿600グラムの肉。
ゼラチン質が多く、食べてるウチに唇がくっつくほど。コラーゲンたっぷり。
ごってりとした肉のかたまりを骨からナイフでそぎ落とし、強い塩味と油のうまみをかみしめ、赤ワインで胃に流し込む。
すると、血管が広がり、血流が早くなり、なにか野蛮な喜びと共に、力が湧いてくるような気がする。
そう。ここの料理は胃でも味わうのだ。
こういう、ガツンとくるフランス料理を食べさせてくれる所はそう多くない。
昔、六本木にあった、ブラッスリー・ベルナールを思い出した。

そうそう飲み物のことも少々。
この日は暑かったので生ビールでスタート。一皿目は白ワインであわせました、その後は赤でガンガン。
ここはグラスで飲めるワインの選び方にも一癖有り。つまらないモノは出てきません。(たくさん飲んだので、忘れちゃいましたが、たしかボクが飲んだ白ワインは、コート・ド・ニュイのものだったと思う。コート・ド・ニュイの白!)
ただし食後酒には見るべきモノはありませんでした。(ハードリカーが飲みたければ後でどこか、バーに行けばよいですからね。この日は二子玉のサンセットに行きました)


blueslime at 01:52│Comments(0)TrackBack(1)clip!渋谷でごはん 

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1. BRASSERIE VIRON【渋谷】  [ 油屋ごはん ]   2007年06月20日 21:06
念願の夜ヴィロン。(とびっきりのバゲットでお馴染みの) 渋谷文化村で美術展か映画なんか観た後のディナーに是非。 今回はオーチャードホールでピアノ、久しぶりに耳が喜ぶ音を堪能し、 これは美酒で締め括らねばと直行してみました。 赤が基調の素敵な店内。 http://ww...

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