新年があっという間に明けた。毎日ぼーっと暮らしている僕だがでもやはりこんな年になっても正月というのは楽しいわけである。正月の飾りつけをしてみたり、近所の神社にお参りに行く、という何十年も続けていることをするだけで気持ちがフレッシュになるから不思議なものである。特に今年は、平成が終わり、新しい年が始まるわけで、思いは一層深いものになるのかな?我々の時代に比べて変わったものも多いがお正月を迎えるちびちゃん達の気持ちはそう大きくは変わらない。お年玉を握りしめて、あれが欲しい、これが欲しい、なんて言っている顔を見るとこちらまで楽しくなってしまう。今年は、選挙もあるし、アベノミクス効果が薄れ、米中の問題に引っ張られ、さんざんなスタートをきった日本。アメリカに依存してきたわが国は、今は難しいポジションにいるのは間違いない。と言って、共産党独裁の国とばかり付き合うわけにはいかず、大変だ。一つでも犯罪が少なくなり、皆があまり贅沢にならず、分相応の楽しみを見つけ、にこやかに晴れ晴れと暮らすことが一番大事なように思える。さあ、あまり目先のことにとらわれず今年一年、大いに楽しもうではないか!

  僕の大事な先輩、前田憲男氏が亡くなった。その昔、TVで大活躍した方で音楽界の天皇などともいわれていた先生なのだが、僕にはそんな偉そうな顔など全くみせず楽しく接してくれた。二人でコンサートをした日々を思い出す。大阪の僕の小学校の先輩であった前田さん、どうかやすらかに!

  横濱ジャズプロムナードの演奏、終了。体をわずらってから、こういうスタンダード系のジャズの演奏をするのは久しぶりである。だから、ゲストを入れずに若いレギュラートリオで演奏した。今度またいつステージで演奏できるかわからないので、たっぷりとオルガンを聴いてほしくてこういう編成もありだった。場所は初めてのホール、まあ中ホールかな。非常に美しいホールであった。お客さんは超満員。優しくて地元愛がただようステージであったように思う。アメージング・グレースを弾きながらいろいろな話しをしたが、皆、良く聴いてくれる素晴らしいオーディエンスだ。またいつか体が良い方向に向かったらどこかのホールで演奏したいものである。とりあえず、一旦終了というか・・。永い永い間、北海道から沖縄まで、僕を応援してくれたファン、僕のレコードを買ってくれたファン、レコード会社、プロモーター、スタッフ、共演者、ハーレムの人々、全てに感謝!!ついでに僕を生んでくれた親にも感謝。またの機会が是非ともありますように!

  やっと新宿ピットインのスケジュールが出た。ずっとレギュラー的に演奏している頃は結構自動的に決まっていったが、担当の人かな?が体調が悪くなってしまって少し遅れてしまった。まあいずれにせよ、夏休み明けの9月2日(日)だ。メンバーは、トランペットに類家心平、ドラムは本田珠也。基本的にはこのバンドは僕がリーダーというわけではなく、Natural Born Killer BANDと言っていつもやっているファンキーオルガンではなく、フリーというか、即興で3人が思いつくまま音楽世界を作るという特殊なバンドである。でも、その場の気分で急にスタンダードをしたくなったらやるし、アンコールにはいつもジミー・スミスの18番チキンシャック、ブルースなどをやったりもする。まあとにかく自由なのである。体調も悪かったし、精神的にもガタが来た。だけどこうしてライブの日程が決まると猛烈にファンキーな気持ちになっている自分がいる。あまりにも長い間、いや僕の記憶のある限りプロになってから初めての長いブランクだったわけであるが、今は演奏したい!という気持ちになっているわけだ。自分を信じて、メンバーを信じて直球でぶちあがるのみ。そろそろ自宅でも練習を始めてみようか。

  昨夜、TVを見ていると40代ぐらいの若い男性が茫然としていた。3年ほど前に買った新宿の家がつぶれてさっきから何度も妻に電話しているんですがつかまらない、という。そうこうしている内に目の前で泥の中から奥さんの遺体が上がった。崩れて、泣きわめく男性。まだ子供達は見つからない、という。今までは何人亡くなった、とか雨が凄い、とか山が崩れた、という情報しかなかったが、こうして何とかさんの家族が亡くなって、という具体的な報道を見て、非常に大きなショックを受けた。今日もそうだ。まだ遺体なんか全然上がっていないのに、NHKをつけたら「人生はファッションショーだ」という番組をやっている。民法に変えると映画をやっていたり、まだNHKよりはときたま現地のニュースをやってくれているが、またNHKに戻すと今度は料理番組だ。地方から出てきて都会で暮らしている人が自分の家族や友人達のことをドキドキしながらTVをつけるのに何という様だ。全国ネットの放送はNHKしかないのに、我々の受信料で放送させているのに、何をしてるんだ!内閣は、こんな時に参議院の定数を増やす、とか、これは休止しなければいけない。許せない、と思った。

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