沢山の人からお誕生日おめでとう!メールをいただいた。たまにしか会えない人からあまり知らない人まで、本当に嬉しくなる。いつもみんな、ありがとう!

 いくつになってもちょいと嬉しい誕生日!今年は、目を負傷したのでちょいと暗くなるかな、と思ったんだけど、やっぱり嬉しい誕生日だった。この大雨の横浜、一兆徠のスーツを来て、駅前の高島屋へ行った。前々から食べたかった銀座の天ぷら屋天一の支店に行った。実に美味かった。のど越しの良い日本酒にぴったりだ。最後にいただいたかき揚げのお茶漬けは絶品である。いいねー。気が大きくなった俺は、ノコノコと帽子売り場へ。見てはいけないものが目に入ってきた。そう、夏用のボルサリーノ。このイタリアの世界を代表する帽子には人を引き付ける何かがある。今日はこんな高価なものを買う予定ではなかったのだが、クレジットカードが悪い。それにしても何というできばえだろうか。完璧なデザインと材質。たまらないねー。来月の銀座のライブでかぶってみよう。資生堂パーラーで珈琲を飲み、お土産にとらやの羊羹を買い、大雨の中、ルンルンで帰ってきた。誕生日ぐらいいいだろう。このぐらい贅沢をしても。

  世の中には凄い人がいるもんだ。36歳のシンガーソングライター、地方から出てきて、彼女が初めに歌ったのが全国にあるショッピングセンター。当然初めは無料とは言え、聴衆なんて一人も来るわけがない。自分で出演交渉してチラシやポスターを作り、CDを自費出版。当日はショッピングセンター中を回り、ライブの告知。終いには影アナ、後30分でライブが始まります、と自分で紹介。そんなことを何年も繰り返している内に、ショッピングセンターは1階から3階まで超満員。その後のCD即売会では長打の列。彼女の歌に子供から大人までが泣いている。勿論今流行りの受け線狙いの曲もあるが、彼女の本質は自作曲の熱い歌声である。あれほどの人を泣かすのだから大したものである。東京の彼女のアパートは7畳一間。部屋の中にはCDの在庫だらけ。すみのちゃぶ台でご飯を食べ、コンサートのスケジュールを調整する。ひょっとしたら今年の紅白にでも出るぐらいの勢いのあるアーティストである。この間、TVで見たフォークシンガー、ギター一本で全国250か所ぐらいを1人で回る魂のシンガーである。今はそういう時代なのかなー?等身大のスターというか、自分達が日頃思っていることを代弁してくれる熱いシンガー、生活からにじみ出ている歌声はやはり強い。ジャズも昔はそうだったのだが、今はそうではなくなってきちゃった。親がまあまあのお金持ちで音楽大学に入学したり、留学までさせてもらったり、帰国後は自費出版でCDを作り20歳そこらで仲間内からはアーティスト呼ばわり。そんな演奏に人々が涙するわけがない。不景気なジャズ雑誌がお金さえ出せばどんなものでも特集を組んでくれる。ライブハウスもある程度の動員が見込めればそちらを優先。こんなことをしていると、ジャズなんて終わってしまうし、全くやる必要もない音楽になってしまうような気もする。パーカーがディジーがマイルスが小さなクラブで命がけで演奏していたあの時代。そのサウンドには今の必死で戦うフォークシンガーとイメージがダブる。生活も大事だが、音楽はもっと大事。沢山の若者が一つの目標に向かって切磋琢磨する姿は格好良いし、アートなのである。今度近所のショッピングセンターに彼女が来たら応援に行こう。

  沢山いただいたCDを順番に楽しんでいる。いいねー。良い時間である。イタリアかフランスかちょいと忘れたがヨーロッパのオルガニスト、1曲を5分ぐらいにまとめてどんどん有名曲を弾いていくものがあった。これは良い。昔のイージーリスニングジャズみたいなものである。一曲10分15分のアーティストが魂をこめて作るアート作品も勿論素晴らしいがこうしてどんどんさらりと弾いてくれる作品もあって良いと思う。大昔と言えば、キャーメン・カバレロ
、ポップスではリチャード・クレイダーマンが一世風靡したが、日本のオルガンシーンでは昔田代ゆりさんなんかがいたが、若い時は「頼りないなー、もっとがっつりいってくれよ」なんて思っていたが、これはこれで良い。テンションのないB-3オルガンが家の中でふあーっと流れているのも悪くはないのだ。オリジナル作品も良いが、こうした大スタンダードをバックに聴くのも和やかで良い。音楽というのはやっぱりTPOが大事かな。コンサートホール、ジャズクラブ、そして数十人のジャズ喫茶、それぞれの演奏の仕方、聴き方があるから楽しいんだと思う。
 昨日は良い天気だし、負傷した目の周りがちょいと見かけが悪いのでサングラスを買いに行った。右の眼の玉がほとんど動かない状態なので、それを隠すためである。仕方がない。
 今日は父の日。息子から”酒”と書いたボトルが送られてきた。息子も大きくなると電話ぐらいでほとんど会うチャンスもないが、こうした心遣いはいくつになっても嬉しいものである。今夜は子供やちびっこ達が来てくれる。

  僕の住むマンションは、玄関で部屋番号を押すと話しをすることができて、家のものにボタンを押してもらわないとロビーの扉が開かない、というものである。それを今回は、ボタンを押すと、訪問者の顔がカラーで見ることができ、自分がいない時に訪問された人の録画を見ることができる、という、インターホンの工事があった。別に生活は変わらない。不審者もほとんど来ない。昔NYに住んでいる時のマンションは、白黒で映りが悪かったが、さすが日本製。非常に鮮明に前進が映るから驚いた。
 沢山いただいたCDの中にBGMのオルガントリオが一枚あった。オルガン、ベース、ドラム、ソロはオルガンだけ。どんどん次の曲に行く。そういえば40年ほど前そういうカセットテープが多かったなー。高速道路の休憩所にはエレクトーンやピアノのイージーリスニングジャズ、というのが沢山置いてあった時代があったな。今から思えばあれはありだな。昼間からあまりヘビーな音を聴きたくないし、ドライブとなると余計にそうかもしれない。いつかチャンスがあったら40年ぶりにそんなCDでも作ってみるか。

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