アメリカのトップドラマーの一人、ジョン・ブラックウェルが天国へ旅立った。数年前、青山テルマちゃんのコンサートのために来日中の彼と人を通じて仲良くなり、池袋のDEDEスタジオで皆でレコーディングをした思い出がある。丈青君やKENSEI君、後いろいろイケイケの若い連中を集めてのレコーディングセッションは楽しかったなー。誰が一番好きなドラマーなんですか?と聞くと迷わず「トニー・ウィリアムス」と言ったジョン。またアート・ブレイキーのことは神様と思ってる、と言った。流石アメリカンドラマー。歴史を大切にするアメリカンドラマーの血が流れている。彼とセッションした時に、気づいたことがあって、彼は勿論ポップやヒップホップのドラマーとして有名なのであるが、あまりそのジャンルということを考えてない、というか、ジャンル分けをも必要としないタイプのドラマーだったような気がする。その昔、息子がジョンのことが大好きでいろいろなビデオを見せてくれたのを思い出す。アメリカ人独特の離婚裁判に突入し、いろいろな面で大変だ、とこぼしていた。ジョン、これで愛するトニー・ウィリアムスと会えるね。向こうでいろいろなグレイトなミュージシャン達とセッションを楽しんでくれ。Thank you!!