2025年02月09日

ベリー・ベスト・オブ・ブッカー・T.&ザ・MG’s!

ブッカー・T&ザ・MG’s、 ブッカー・T&ザ・MGズ、 ブッカー・T.&ザ・MG’s など日本語表記は、微妙にいろいろとある、ある意味 有名なバンド ではあります ・・・

「ベリー・ベスト・オブ・ブッカー・T.&ザ・MG’s」 (ライノ盤)
画像下段、左。

ブルース、ブルース・ロック、ソウル、ゴスペル・アルバム各種 (31)彼らの活動で一番知られているのは、あの伝説のソウル・シンガー、オーティス・レディングのレコーディングのバックやライヴでのバック・バンドとしての素晴らしい演奏がすぐに思い浮かびますね。
他にも数多くのソウル 〜 ブルース系ミュージシャンのレコーディングなどのバック・バンドとしても活躍 ・・・

ご存知のように、彼ら自身のアルバム類やヒット・ナンバーも数多くあるんですが、そちらは我が国 日本ではイマイチ人気がないようです!? 個々のアルバム類がリリースされることも今後も、ほとんどないかと思われます ・・・

ですが、特にこのMG’sのギタリストの スティーヴ・クロッパー は、日本での知名度や人気の面ではダントツになるのではないでしょうか? (ドック・オブ・ザ・ベイやソウル・マンなどでのギターは絶品!?) それでもこれらのアルバム類や個々のアルバムなど、買い集めるのは現在では困難ですし、ジャンル的にはちょっと厳しい インスト主体のナンバー を聴き続けるというのは、マニア以外にはつらいようにも感じます。 (アルバート・コリンズのキレのあるギター・サウンドでも、初期の頃のように インストもの ばかりだと、つらく感じるのと同種かも!?)

結局、そんな訳もあり彼らのベスト盤がかなりリリースされてきているというのも理解できますし、やはりベスト盤系の ・・・ そういったアルバムで満足できるリスナーも数多く存在するのかと思います ・・・ (MG’sの熱烈なファンの方々、ゴメン)



ブッカー・T.&ザ・MG’sの音源 [2]

このアルバムに収録のナンバーから ・・・
「グルーヴィン」 (’67年)





このナンバは、ファンキーな良い雰囲気の仕上がり ・・・
「ブート・レッグ」 (’65年)





このナンバーも仕上がりが良いですね ・・・
「ソウル・ドレッシング」 (’64年)





まあ、このナンバーもよく知られていますね ・・・
「タイム・イズ・タイト」 (’69年)





最後に、この有名ナンバーのオリジナル音源 (スタジオ録音) をどうぞ ・・・
「グリーン・オニオンズ」 (’62年)



「グリーン・オニオンズ」 の映像は、関連記事に添付の ライヴ映像 でお楽しみください ・・・


関連記事 :
ブッカー・T&ザ・MG’s の音源 & 映像
(ジングル・ベルズ、シルヴァー・ベルズの音源、グリーン・オニオンズの映像)
メリー・クリスマス! (’68年 ソウル・クリスマス、 ブッカー・T&ザ・MG’s収録 他)
今日は 13日の金曜日 (アルバート・キングのアルバム、 ブッカー・T&ザ・MG’s共演)
忘れられない名曲!? ・・・ ドック・オブ・ザ・ベイ (オーティス・レディングのLP、 音源付き)
オーティス・レディング ・・・ ライヴ・イン・ヨーロッパ! (バックはブッカー・T&ザ・MG’s)

ブルース・ブラザース & ブルース・ブラザース2000
(スティーヴ・クロッパー、ドナルド・ダック・ダン出演、 映像付き)

この他、ブッカー・T&ザ・MG’s参加やメンバー参加のセッション&アルバムや関連記事、記述 多数あり。

その他 関連記事 :
ザ・ソウル・アルバム ・・・ オーティス・レディング (’66年のアルバム、 音源全3曲付き)
オーティス・レディングの未発表 〜 別テイク集 ・・・ ドリームズ・トゥ・リメンバー
(23アンイシュード&レア・トラックス、 音源&映像付き)

ソウル・メン ・・・ サム&デイヴ! (’67年のサード・アルバム、 音源&映像付き)
ジョニー・テイラー ・・・ フーズ・メイキング・ラヴ! (’68年 スタックス、 音源&映像付き)
ウィルソン・ピケットの映像 [3] & 音源 [3]
(ムスタング・サリーの映像、アイ・ファウンド・ア・ラヴの音源)

この他、オーティス・レディング、 サム&デイヴ、 ジョニー・テイラー、 ウィルソン・ピケット 関連記事、記述 多数あり。

上の画像6枚中、紹介済みのアルバム :
画像上段、左  ラヴ・モア・ザン・プライド ・・・ ローラ・リー
画像下段、右  近藤房之助 ・・・ ハート・オブ・ストーン
画像上段、右  ゴスペル・トラディション 〜 ルーツ・アンド・ブランチズ Vol.1
画像下段、中央 ジミー・ロジャース・オール・スターズ ・・・ ブルース・ブルース・ブルース!
画像上段、中央 ロベン・フォード ・・・ トーク・トゥ・ユア・ドーター

2025年02月03日

お酒のお話 パート13 ・・・ ジム・ビーム・アップル 〜 ビッグ・アップル・ブルース!

さて、最近 流行りの? リキュールです。
期間限定でハイボール缶も発売 (1月14日〜) された 「ジム・ビーム・アップル」 になります。

ジム・ビーム・アップルこれは正式にはウィスキーとかではなく、日本ではリキュールに分類されるようで、原産国はアメリカではなく スペイン になっています。 他にも 「ジム・ビーム・ピーチ」 「ジム・ビーム・ハニー」 などが発売されてます。

さて、味わいはというとアップルのネーミングのとおり、青リンゴのフレイヴァーを感じる、想像よりフルーティで甘めなテイストで、アルコール分は32%でちょっと低め。 辛口を好みハードな酒を好む酒飲みにはちょっと どーかな といった感じですが、アルコールがちょっと苦手という方や女性には向いているかと ・・・

飲み方としては、ストレートやロックだとアップルのフレイヴァーが強めに感じ飲みにくいので、この酒は大きめのグラスでの 水割り とか ハイボール がオススメになります ・・・ 日本で流行りのハイボールで飲むことを念頭にブレンドされたものと思われます。
私は、最初はロックで飲んでみたのですが、この酒に関しては 水割り の方が美味かったので、途中から切り替えました ・・・

まあ、スタンダードなジム・ビームのバーボンは時々 飲みますが、他にジム・ビームで気になっている銘柄は、「ジム・ビーム・デヴィルズ・カット」 で (悪魔の取り分 だぜ!) ・・・ 今度 飲んでみようと思っています。 (こちらは期待を裏切ることはない、スペシャルなバーボンでしょう) ・・・

時々、何かいつもと違うアルコール飲料を飲んでみたくなるのが、酒飲みの楽しみではある!? (酒であればなんでもいい、と言えるかも ・・・ あちゃ)

最後に別のお酒の話になり恐縮ですが、ドンキで売っている廉価スコッチ・ウィスキー 「アターニー」 も買って飲んでみましたが、まあ悪くはなかったですね ・・・ ここのところビール、日本酒、缶チューハイ、ウィスキーの他、サントリーのお手頃価格のブランデー 「V.O」 も飲んでいますが、悪くない(笑) ・・・ 気になっていた廉価ワインの 「アルパカ・ロゼ」 は、個人的には ムリ なので今後は飲むことはないでしょう ・・・・・ 最近のイチオシは、パート12で記事にしたバーボン・ウィスキーの 「オールド・クロウ」 になります。



ロバート・ナイトホークの音源 [2] & 映像

アップルつながりで? このナンバーをどうぞ ・・・
「ビッグ・アップル・ブルース」





映像は、’64年 シカゴのマックスウェル・ストリートで撮影されたもの (ドキュメンタリー 〜 アンド・ジス・イズ・フリー) ・・・ サイド・ギターは、ジョン・リー・グランダースン。
肝心な、ギター・ソロ部分のスライド・ギターを弾いているナイトホークの左手元の映像が、ダンス映像などを入れられ観れません!? ・・・




関連記事 :
お酒のお話 パート12 ・・・ バーボン 〜 オールド・クロウ!
(バーボン、 オールド・クロウの話 & ジャズ関連書籍2冊)
お酒のお話 パート11 ・・・ バーボン 〜 ヘヴン・ヒル!
(バーボン、 ヘヴン・ヒル オールドスタイルの話、 ジョン・リー・フッカーの音源&映像付き)
お酒のお話 パート10 ・・・ 先生のスコッチ? 〜 ティーチャーズ
(スコッチ、 ティーチャーズ ハイランドクリームの話 & 小出斉の著書)
お酒のお話 パート9 ・・・ ベルのオリジナル!
(スコッチ、 ベル オリジナル ユニオンジャックラベルの話、 キャリー・ベルの音源&映像付き)
お酒のお話 パート8 ・・・ 日本酒とかウィスキーの話!?
(日本酒、界 〜 ウィスキー、隼天 〜 バーボン、スコッチなどの話、A・ミルバーンの音源&映像)
お酒のお話 パート7 ・・・ ローリングホップ!?
(ローリング・ストーンズ関連飲料の話 & 唐津焼 ビア・マグ、ストーンズ、ミス・ユーの音源付き)
泡盛 と ソニー・ロリンズ?
(お酒のお話 パート6 〜 泡盛 と 名盤 「サキソフォン・コロッサス」 の話)
お酒のお話 パート5 (バーボン、 アーリー・タイムスの話 & ホーナー、64クロモニカ C280)
お酒のお話 パート4 (バーボン、 フォア・ローゼスの話 & アーリー・タイムスのグラス)
お酒のお話 パート3 (ビール・メーカーのキャンペーンの話 & アイク・ケベック 〜 春の如く)
お酒のお話 パート2 (日本酒、 米だけのやさしい思いやり の話 & キング牧師の本)
お酒のお話 (バーボン、 ジム・ビームの話 & ホーナー 〜 ブルース・ブラスター 他)

この他、酒の話 関連記事、記述 多数あり。

ロバート・ナイトホーク 関連記事 :
ロバート・ナイトホークの音源
(マックスウェル・ストリート・メドレー、ヤキティ・ヤック、ブラック・エンジェル・ブルースの音源)
チェスのナイトホーク! (ブラック・エンジェル・ブルース)
伝説のストリート・ライヴ! (ライヴ・オン・マックスウェル・ストリート 1964)

ドロップ・ダウン・ママ ・・・ (ドロップ・ダウン・ママ、 ロバート・ナイトホーク収録 他)
ザ・チェス・ストーリー ・・・ (ロバート・ナイトホーク収録 他、 音源付き)
CDでリイシューされた 「RCA ブルースの古典」 の話 (ロバート・ナイトホーク収録 他)
ベスト・オブ・ブルース 101 と RCA ブルースの古典 (ロバート・ナイトホーク収録 他)

どうでもいい? ブルースの小話 (14) ・・・ 変名を使ったブルースマン!?
(ロバート・ナイトホーク関連 他、 音源付き)

この他、ロバート・ナイトホーク 関連記事、記述 多数あり。

ジョン・リー・グランダースン 関連記事 :
ちょっとマイナーなブルースマンの音源 [10] (Chicago Blues)
(ジョン・リー・グランダースン、ジョニー・ヤング、リトル・ジョニー・ジョーンズの音源)

2025年01月28日

タイニー・グライムスの音源 & 映像 ・・・ ホット・イン・ハーレム!

ジャズ・ギタリスト、シンガーで、R&B 〜 ブルース系ギタリストでもあったタイニー・グライムス。
立ち位置とすれば、微妙なところで活躍したギタリストの一人かも ・・・

ギターズ・イン・ハイ左のジャケ写では、左下がタイニー・グライムスになります。
彼は、ミッキー・ベイカーなどと並びマニアも多いギタリストです。

またタイニーは、現在ではほとんど見かけない4弦ギターの名手で、こちらもよく知られているところです。

タイニー・グライムスの初吹き込みは、’43年頃に参加したアート・テイタム・トリオでのもので、その後 ’47年以降に活動した自身のバンドに、’51年頃に加入したシンガーは、あの怪人スクリーミン・ジェイ・ホーキンスでした!

音源は、こちらのナンバーからどうぞ ・・・
「マイ・ベイビーズ・レフト・ミー」





バックも含め、全体的に良くまとまった熱い仕上がり ・・・
「ホット・イン・ハーレム」





タイニーのギターの他、サックスも良い味出してます ・・・
バンド名はご覧の通り、タイニー・グライムス・アンド・ヒズ・ロッキング・ハイランダーズになります。
「フライング・ソーサー・ブギ」





少し新し目なレコーディング・ナンバーになります ・・・
「ドゥ・イット・ユアセルフ・ブルース」





4弦ギターを弾いていますね。 歌いながらギターを弾き、まるでジャイヴ・シンガーのようです!?
オネーサンのセクシーな? ダンスも見ものです ・・・
「ネヴァー・トゥー・オールド・トゥ・スウィング」




関連記事 :
エキサイティングな黒人ギタリストたち! (ギターズ・イン・ハイ、 タイニー・グライムス収録)
ロッキン&ジャンピン (タイニー・グライムス収録 他)
スクリーミン・ザ・ブルース!?
(スクリーミン・ジェイ・ホーキンスのアルバム、 タイニー・グライムス共演ナンバー収録)

この他、タイニー・グライムス 関連記事、記述 多数あり。

スクリーミン・ジェイ・ホーキンス 関連記事 :
スクリーミン・ジェイ・ホーキンスの音源 [2] & 映像 [2] ・・・ 便秘のブルース!?
(アイ・ヒア・ヴォイセズ、アイム・ロンリーの音源 他全4曲、便秘のブルースの映像 他全2映像)
奇人、変人、変態? ・・・ スクリーミン・ジェイ・ホーキンス!
(エピック盤、 カウ・フィンガーズ・アンド・モスキート・パイ、 音源付き)

この他、スクリーミン・ジェイ・ホーキンス 関連記事、記述 多数あり。

アート・テイタム 関連記事 :
アート・テイタム 〜 ベン・ウェブスター・カルテット!
(’56年 ピアニスト、アート・テイタム と サックス奏者、ベン・ウェブスターの共演盤、音源付き)

この他、アート・テイタム 関連記事、記述 多数あり。

2025年01月22日

ロバート・ピート・ウィリアムスの音源 & 映像 ・・・ フリー・アゲイン!

こんなブルースマンもおりました ・・・ ロバート・ピート・ウィリアムスです。

ルイジアナ生まれのギタリスト、シンガーで、理由はどうであれ、’50年代半ば頃に酒場のケンカで人を殺してしまい終身刑となり刑務所に服役していたロバート・ピートは、彼の音楽の文化的価値を見い出した、ある高名な民俗学者の州知事への嘆願により減刑され仮釈放 ・・・

その後、’59年から ’60年代初め頃にかけて行われた初レコーディング音源がまとめられ、リリースされる という (幸運な?) ブルースマンで、’60年代には吹き込みの他に欧米ツアーなども行い、同じく ’70年代にもレコーディング、欧米ツアーや映像類も残している ・・・

スタイル的には、アコースティック・ギター (スライド含む) を弾きながらの弾き語りスタイル。
その人生における壮絶な生きざまを歌ったナンバーも多く、聴く者の心を打つブルースが持ち味。

アルバムは、前述の 「フリー・アゲイン」 や 「ザ・レガシー・オブ・ザ・ブルース」 などが、P−ヴァインやキングからリリースされており、ジックリと彼のブルースに向き合うことが出来る ・・・

まずは、音源からどうぞ ・・・
「フリー・アゲイン」





同じアルバムから ・・・
「オルモスト・デッド・ブルース」





収監されていたルイジアナ州のアンゴラ刑務所を歌ったもの ・・・
「アンゴラ・ペニテントリー・ブルース」





リズミカルに迫る、こちらのナンバーも ・・・
「プア・ガール・オン・ザ・マウンテン」





映像は、こちらのナンバーをどうぞ ・・・
「スクラップ・アイロン・ブルース」



ロバート・ピート・ウィリアムスは、’80年に66歳で亡くなっています ・・・

2025年01月19日

ベースボールのお話 パート113 ・・・ 佐々木朗希 〜 MLB移籍先決定!

ロッテ・マリーンズに所属していた、佐々木朗希投手のMLB移籍先がついに決定しました!

ご存知のように、ダルビッシュ有の所属する パドレス かなと思いきや ・・・ またまた大谷翔平、山本由伸に続き、佐々木朗希もロサンゼルス・ドジャースに決まりました。
凄いですね ・・・ 日本人選手の皆さんには、ロスのド軍が人気のようですね!? 東海岸などの強豪チームは、なかなか契約にこぎつけないようです。

いずれにせよ、決まったからには1年目からメジャーで大活躍 (アメリカの人々を驚かせるような活躍を) してほしいところです ・・・

(他に何か特記事項があるようなら、また記事にします)


佐々木朗希 関連記事 :
ベースボールのお話 パート89 ・・・ 調子上がってきました!?
(2022年 大谷翔平、投打のシーズン序盤 途中成績 〜 佐々木朗希の完全試合の話あり)
ベースボールのお話 パート97 ・・・ WBC 日本は!?
(第5回WBC 最終結果 〜 大谷翔平大活躍! 佐々木朗希 関連記述あり)

この他、佐々木朗希 関連記事、記述 多数あり。

その他 関連記事 :
ベースボールのお話 パート112 ・・・ 菅野もメジャーへ!
(菅野智之投手はボルティモア・オリオールズと契約!)
ベースボールのお話 パート103 ・・・ 山本投手もド軍へ!
(山本由伸投手もロサンゼルス・ドジャースへの移籍が決定!)
ベースボールのお話 パート102 ・・・ 大谷翔平 〜 移籍先決定!
(ロサンゼルス・ドジャースへの移籍が決定)

ベースボールのお話 パート111 ・・・ まさかの ワールドシリーズ 制覇!
(2024年 大谷翔平選手のドジャース、ワールドシリーズ制覇!)

この他、大谷翔平、他 日本人 大リーガー 関連記事、記述 多数あり。

2025年01月15日

ソウル・メン ・・・ サム&デイヴ!

’61年に結成されたソウル・デュオ 〜 ダブル・ダイナマイト! サム&デイヴです。

故デイヴ・プレイター (’88年事故死) の訃報からかなりの年月が経過しましたが、先週1月10日にサム・ムーアが89歳で亡くなりましたので、急遽、追悼記事とさせていただきます ・・・
謹んで哀悼の意を表します。

ソウル・メン左は、’67年リリースのサード・アルバム ・・・ 「ソウル・メン」
 
以前も書きましたが、当時 (’81年の夏!?)、ロック (プログレ、ハード・ロック) 〜 ジャズ、フュージョン・ファンだった私は、そのころ知り合ったソウル、ブルース・ファンの友人に誘われて行った、地元のソウル・バンドのライヴを聴いて、ソウル・ミュージックも良いな、と思ったのがソウルを聴き始めるきっかけでした。

特に、ライヴが終わった後に教えてもらった、サム&デイヴやオーティス・レディングのナンバーが印象的でした ・・・ (関連記事参照)

ザ・ベスト・オブ・サム&デイヴそんなわけで早速、その翌日にレコード屋に行き、サム&デイヴのベスト盤を購入。(左画像) ソウル、ブルース系のアルバムでは、なんとこのサム&デイヴの一枚が初めて購入したレコードだったんです! その後、もちろん2枚目以降はオーティス・レディングらのアルバムを買い漁ることに。 またサム・クックからゴスペルも ・・・ その後、並行して ブルース のレコードも買い始めました(笑)

で、初心者の方には、「ザ・ベスト・オブ・サム&デイヴ」 なんかをオススメしますが、アルバム単位でマイナーなナンバーも聴きたいという方には (アルバムはそんなに多くはないので)、大ヒットした名作 (ソウル・マンやホールド・オン・アイム・カミンなど) が入ったアトランティックのアルバムからがいいかと思います ・・・

このアルバムには、大ヒット・ナンバー 「ソウル・マン」 の他、何曲か収録され聴くことが出来る、バラード系ナンバーも良い仕上がり!



サム&デイヴの音源 [2] & 映像 [2]

このアルバムに収録のナンバーから ・・・
大ヒットした曲になります ・・・ 久しぶりだな という方もどうぞ。
「ソウル・マン」





仕上がりの良いバラード・ナンバー ・・・
「アイヴ・シーン・ホワット・ロンリネス・キャン・ドゥ」





このナンバーも良い仕上がり ・・・
動画に出てくる画像類も楽しめます。
「ジャスト・キープ・ホールディング・オン」





こちらのナンバーもどうぞ ・・・
「ホールド・イット・ベイビー」





今回の映像は、こちらのナンバーを ・・・
「アイ・サンキュー」



「ソウル・マン」 の動画は、関連記事にアップしてありますので未視聴の方はどうぞ!


関連記事 :
ジャコ・パストリアスの肖像 ・・・
(’76年のソロ・アルバム、 サム&デイヴ 〜 ヴォーカルで参加共演、 音源&映像付き)
サム&デイヴの映像 & 音源 (ソウル・マンの映像、ホールド・オン・アイム・カミンの音源)
ダブル・ダイナマイト! (ザ・ベスト・オブ・サム&デイヴ)
初めてのソウル (初めて行ったソウル・バンドのライヴでの出来事、そーめんの話?)

この他、サム&デイヴ 関連記事、記述 多数あり。

2025年01月10日

ヴォーン・ブラザーズの音源 ・・・ ブラザーズ!

今回は、個人的に久しぶりに聴きたくなったので記事にしました!? ・・・
ザ・ヴォーン・ブラザーズ 〜 唯一のアルバム 「ファミリー・スタイル」 からの音源になります。

ファミリー・スタイル’90年リリースのこのアルバムは、ちょっとポップ風味の効いた軽めのロックン・ロール・ナンバーを中心にプレイしたもので、コッテリとしたブルース・アルバムではありません。

兄のジミー・ヴォーンと弟のスティーヴィー・レイ・ヴォーンが楽しんで演奏した 「ファミリー」 としてプレイしたナンバーを収めた一枚。

これはスティーヴィー・レイの死後の翌月にリリースされたアルバムで、すでにスティーヴィー・レイ・ヴォーンが亡くなって、今年の8月で35年が経過します ・・・ あの事故の日 (同じヘリに、エリック・クラプトンは乗らなかった) のあとの新聞記事で訃報を知った私は、あまりの衝撃に一日中、「ボー」 としていたことを思い出します ・・・

結果、残された全ての音源、映像類は、’80年 〜 ’90年の10年間のものになります。

さて、このアルバムに収録のナンバーから ・・・
「ロング・ウェイ・フロム・ホーム」





こちらのナンバーも良い仕上がり ・・・
「テレフォン・ソング」





軽めなロックン・ロール・ナンバーですが、良い味わい ・・・
「ハード・トゥ・ビー」





アルバムのラスト・ナンバー ・・・ ブルース衝動で!? ブルース・ギターが炸裂!
「ブラザーズ」




ヴォーン・ブラザーズ 関連記事 :
最初で最後のファミリー・スタイル (’90年 ヴォーン・ブラザーズ、 ファミリー・スタイル)

アウト・ゼア ・・・ ジミー・ヴォーン!
(アウト・ゼア、 ジミー・ヴォーン&スティーヴィー・レイ・ヴォーン共演映像付き)
ファビュラス・サンダーバーズ と テキサス・ハリケーン
(T−バーズのサード・アルバム、バット・ロッキン と S・R・Vのセカンド・アルバム)
フローズン・アライヴ! ・・・ アルバート・コリンズ
(アルバート・コリンズとジミー・ヴォーン&スティーヴィー・レイ・ヴォーンの共演映像あり)

この他、ヴォーン・ブラザーズ 関連記事、記述 多数あり。

スティーヴィー・レイ・ヴォーン 関連記事 :
ザ・ベスト・オブ ・・・ スティーヴィー・レイ・ヴォーン! (全3映像付き)
イン・ステップ & ザ・スカイ・イズ・クライング ・・・ スティーヴィー・レイ・ヴォーン
(正式リリース通算5枚目のアルバム & ’91年リリースの未発表音源集、 音源&映像付き)
スティーヴィー・レイ・ヴォーン ・・・ ライヴ・アライヴ! (ライヴ・アライヴ、 音源付き)
ソウル・トゥ・ソウル ・・・ S・R・Vのサード・アルバム (ソウル・トゥ・ソウル、 音源&映像付き)
S・R・V ・・・ ライヴ・アット・カーネギー・ホール! (S・R・Vのライヴ・アルバム、 映像付き)
スティーヴィー・レイ・ヴォーン ・・・ 超名盤 テキサス・フラッド!(テキサス・フラッド、映像付き)
アルバート と スティーヴィー TV・ショウ共演! (イン・セッション、アルバート・キング共演)
ファビュラス・サンダーバーズ と テキサス・ハリケーン
(T−バーズのサード・アルバム、バット・ロッキン と S・R・Vのセカンド・アルバム)
スティーヴィー・レイ・ヴォーンを中心にした映像 (B・B・キング、アルバート・コリンズ共演)
ブルース・エクスプロージョン! (ブルース・エクスプロージョン、 ’82年のライヴ音源 他)
ゼイ・コール・ミー・ギター・ハリケーン! (イン・ザ・ビギニング、 ’80年のライヴ)
ブルース関連の映像 (3) (S・R・V ’85年の日本公演収録ヴィデオ 他)

テキサス・トゥイスター!! (ジョニー・コープランドのアルバム、 レイ・ヴォーン参加)
レッツ・ダンス!? (デヴィッド・ボウイのアルバム、 レイ・ヴォーン、リード・ギターで参加)
ストライク・ライク・ライトニング! (ロニー・マックのアルバム、 レイ・ヴォーン共演)
ホワイト・ブルースを考える? (スティーヴィー・レイ・ヴォーン関連 他)

この他、スティーヴィー・レイ・ヴォーン 関連記事、記述 多数あり。

ジミー・ヴォーン 関連記事 :
アウト・ゼア ・・・ ジミー・ヴォーン!
(アウト・ゼア、 ジミー・ヴォーン&スティーヴィー・レイ・ヴォーン共演映像付き)
ファビュラス・サンダーバーズ と テキサス・ハリケーン
(T−バーズのサード・アルバム、バット・ロッキン と S・R・Vのセカンド・アルバム)
アントンズからの熱いライヴ! (ブルース・ライヴ from アントンズ、 ジミー・ヴォーン参加)
フローズン・アライヴ! ・・・ アルバート・コリンズ
(アルバート・コリンズとジミー・ヴォーン&スティーヴィー・レイ・ヴォーンの共演映像あり)

ファビュラス・サンダーバーズ ・・・ ラップ・イット・アップ! (音源全4曲&映像付き)
ザ・ファビュラス・サンダーバーズの映像 & 音源 [2]
(ルック・アット・ザット、タフ・イナフの映像、シーズ・タフの音源)
ファビュラス・サンダーバーズ ・・・ ホット・スタッフ! (ホット・スタッフ、 音源付き)
ファビュラス・サンダーバーズ と テキサス・ハリケーン
(T−バーズのサード・アルバム、バット・ロッキン と S・R・Vのセカンド・アルバム)
ファビュラス・サンダーバーズ! (ファースト・アルバム、 ガールズ・ゴー・ワイルド)

この他、ジミー・ヴォーン、 ファビュラス・サンダーバーズ 関連記事、記述 多数あり。

その他 関連記事 :
ギターの小話 (2) (アーティスト・モデル、 シグネイチャー・モデルの話)

2025年01月03日

スクリーミン・ジェイ・ホーキンスの音源 [2] & 映像 [2] ・・・ 便秘のブルース!?

2025年が幕開けしました ・・・ 皆さん いかがお過ごしでしょうか ・・・
新春 初笑いブルースマンではありませんが ・・・ 変態系怪人ブルースマンの登場!?

スクリーミン・ザ・ブルースリズム&ブルース 〜 ブルース界の奇人、変人ピアニスト、シャウター系シンガーのスクリーミン・ジェイ・ホーキンスです。

では早速、音源からいってみましょう。
左画像のレッド・ライトニン盤 (オーケー時代の前後にマイナー・レーベルなどに吹き込んだ曲を収めたマニアックな一枚) に収録のナンバーから ・・・

ちょっと不気味ですが、芸名どおり スクリーミン してますね!?
「アイ・ヒア・ヴォイセズ」





これは、意外とストレートな聴き応えのある仕上がり ・・・
「アイム・ロンリー」






フレンジーエドセル盤やエピック盤に収録のナンバーから ・・・

「ホンコン」

歌詞が 「だみょん」 とか 「いやよ」 「まじよ」 とか日本語に聴こえることもあります? さらに 「ブリング・バン・バン・ボーン」 「杉田芽衣」 「本ヤバー」 「エグザイル」 「藤田ベイビー」 「親父やボケや」 とも言ってるよね???
(香港なのか日本なのか、謎のナンバー!? ・・・)





こちらのナンバーもどうぞ ・・・
バック・コーラスが付くと、途端にいかがわしい雰囲気になる!?
「ヴードゥー」



傑作ナンバーの 「リトル・デーモン」 「フレンジー」 は、関連記事に添付の音源でどうぞ ・・・



さて、映像は新年なので2本立てです!?
’90年の来日公演から。 ジェイ・ホーキンスの登場シーンも有名ですね ・・・
「アリゲーター・ワイン」





世紀の傑作? 世紀の問題作? 世紀のお笑い系ブルース? 世紀の変態系怪人ブルース?
「コンスティペイション・ブルース」 (便秘のブルース)



これまた大傑作の 「アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー」 は、関連記事の映像でどうぞ!


関連記事 :
奇人、変人、変態? ・・・ スクリーミン・ジェイ・ホーキンス!
(エピック盤、 カウ・フィンガーズ・アンド・モスキート・パイ、 音源付き)
スクリーミン・ザ・ブルース!? (レッド・ライトニン盤、 スクリーミン・ザ・ブルース)
スクリーミン・ジェイ・ホーキンスの映像 (アイ・プット・ア・スペル・オン・ユーの映像)
不気味ですね〜 (スクリーミン・ジェイ・ホーキンス 〜 エドセル盤、 フレンジー)

この他、スクリーミン・ジェイ・ホーキンス 関連記事、記述 多数あり。

2024年12月27日

ドクター・ロスの音源 ・・・ ブギ・ディジーズ!

またまたドクターの登場です!? (ドクター・中松じゃないよ ・・・)

ワン・マン・バンド・スタイルを得意とした南部のブルースマン、ドクター・ロスです。

ヴォーカル、ギター、ハーモニカに、さらにドラムもプレイしちゃう、という完全なワン・マン・バンド・スタイルでの演奏も多かったドクター・ロス。 (ドラムもプレイすると 難易度 が上がる)
ヴォーカルとハーモニカの切り替えも素早く、またハーモニカにもキレがあるので、聴いていて気持ちが良いですね ・・・ とにかくブギが得意で、サン・レコーズに吹き込んだ 「ブギ・ディジーズ」 「シカゴ・ブレイクダウン」 は特に有名なナンバーになります。

メンフィス・ブルースとして、’50年代から ’60年代がやはりピークになりますが、ジョー・ヒル・ルイスとともに忘れられない、かなりワン・マンなブルースマン ・・・

こちらのナンバーからどうぞ ・・・ 「シカゴ・ブレイクダウン」



’60年代にはマイナー・レーベルに、「ニューヨーク・ブレイクダウン」 という、都市名を替えたナンバーも吹き込んでいますが ・・・



初期の吹き込みになる、よく知られたブギ・ナンバー ・・・
「ブギ・ディジーズ」





ミディアム・スローものもどうぞ ・・・
「サーティ・トゥー・トゥエンティ」





仕上りの良い、タイトルもズバリのチェス録音ナンバー ・・・
バンド名は、ドクター・ロス・アンド・ヒズ・ジャンプ・アンド・ジャイヴ・ボーイズと表記されています。
「ドクター・ロス・ブギ」



ワン・マン・バンド・スタイルによるドクター・ロスの映像 (’65年) は、関連記事の映像でどうぞ。
ドクター・ロスは、’93年5月に67歳で亡くなっています ・・・


関連記事 :
ドクター・ロスの映像 (ワン・マン・バンド・スタイルによる、フィール・ソー・グッドの映像)

この他、ドクター・ロス 関連記事、記述 多数あり。

ワン・マン・バンド 〜 ジョー・ヒル・ルイス 関連記事 :
ジョー・ヒル・ルイスの音源
(ウェスタン・ユニオン・マン、ウィ・オール・ガッタ・ゴー・サムタイムの音源)
ジューシー・ハーモニカ!? (シカゴ・サニー・ボーイ 〜 ジョー・ヒル・ルイス収録、 他多数)
ワン・マンなブルースマン!? (ジョー・ヒル・ルイスのアルバム、 ワン・マン・バンド)

この他、ジョー・ヒル・ルイス 関連記事、記述 多数あり。

2024年12月20日

ドクター・ジョン ・・・ ライノ盤 〜 ベリー・ベスト!

ニューオーリンズで生まれ育ったミュージシャン、ドクター・ジョンです。

ブルース、ソウル・アルバム各種 (31)「ザ・ベリー・ベスト・オブ・ドクター・ジョン」
画像下段、中央。

ドクター・ジョン (マック・レベナック) は、初期のサイケデリック・ロック、ヴードゥー・ロックからロックン・ロール、ブルースやジャズ・ミュージシャン、様々なミュージシャンのレコーディング時などのゲストやサイド・ミュージシャン、またプロデューサー、作曲家など、活動は多岐に渡っていました。 楽器はピアノ、オルガン、ギターなどをプレイ ・・・

これは、そんなドクター・ジョンのナンバーを、ベストもので定評のある 「ライノ」 がベリー・ベストを編集、リリースしたもの。 ’68年頃から ’92年までのベスト・ナンバーを収録したもので、シングル発売や各アルバムからのナンバーにアルバムからのシングル・カット曲をチョイスしたもの。

アルバム的には、「グリ・グリ」 「ガンボ」 「イン・ザ・ライト・プレイス」 「デスティヴリー・ボナルー」 「ドクター・ジョン・プレイズ・マック・レベナック」 「イン・ア・センチメンタル・ムード」 「ゴーイン・バック・トゥ・ニューオーリンズ」 などからの選択されたナンバーからなるもの。 この中では大ヒットしたアルバム 「ガンボ」 や 「イン・ザ・ライト・プレイス」 が特に有名ですが、他にもアルバムは多数リリースされています ・・・

曲により (初期のもの) 馴染めない方もおられるかもしれませんが、多数のアルバム類を揃えるより、気軽にドクター・ジョンを楽しめるベスト盤から入るのも アリ でしょう!? (モハメド ・・・)



ドクター・ジョンの音源

このアルバムに収録のナンバーから ・・・
「ライト・プレイス・ロング・タイム」 (’73年)





これも有名なナンバーですね (’72年) ・・・
「ジャンコ・パートナー」





’74年のナンバー ・・・
「モスコシアス」





’81年のピアノによるインスト・ナンバー ・・・
「ハニードリッパー」





’92年のナンバー ・・・
「ゴーイン・バック・トゥ・ニューオーリンズ」



音源の4、5曲目の2曲は、ジョー・リギンスのナンバーになります ・・・


関連記事 :
ドクター・ジョン ・・・ ガンボ! (’72年 ドクター・ジョンのアルバム、 映像付き)

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ブルース・ブラザース & ブルース・ブラザース2000
(ブルース・ブラザース2000 にドクター・ジョン出演、 映像付き)

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ジョー・リギンス & ザ・ハニードリッパーズの音源
(ピンク・シャンペーン、ラグ・モップ、ミス・ベティズ・ブルースの音源)
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上の画像6枚中、紹介済みのアルバム :
画像下段、左  ザ・ジュウェル・セッションズ 1965−1969 ・・・ ザ・カーター・ブラザーズ!
画像上段、中央 ロッキン・ソウル時代のアイズレー・ブラザーズ!