英国発の楽しい離乳食♪ Baby Led Weaning-BLW-に挑戦!

二人目の娘の離乳食は、イギリス発のBaby Led Weaningに挑戦!
自己流で進める母と、実験台にされる娘との戦いが始まる…。

お久しぶりです。

女子2人のパワーに圧倒され、毎日があっという間に過ぎていきます。
葵ちゃんもそろそろ2歳。
今の様子を記録しておこうと思います。

だいぶ言葉が増えてきて、最近よくいうのが「おいしいねえ!」
おばあちゃんの手料理にも「おいちかったよ!」と言って喜ばせています。
水を飲んでも言うのですが

食べているもの自体は大人とほぼ同じで、生ものやカフェインは避けています。
たぶん同年代の他の子と比べても、もうそんなに差はないのではないかと思います。
ただ給食はまだ細かく刻んである様子。2歳手前で骨つき肉とか普通はあげないのかな。

5歳のお姉ちゃんと比べても、葵ちゃんは食べる力が強いです。
お姉ちゃんは食べ物に対して慎重すぎるので、比較対象としてはいまいちですが・・・。


食べられるもの
手羽。焼いたのも煮たのも好きで、握ってガジガジときれいに食べます。

ウインナー。お姉ちゃんは皮なしウインナーしか食べられないのに、葵ちゃんは粗挽きウインナーもいけます。

たこ。刺身用のゆでダコが大好き。イカも好き。

焼き魚。細い骨があるものはあげていませんが、カマ焼きの平べったい骨の部分は上手に食べていました。

香辛料。辛いものを避けてきたお姉ちゃんは、未だに市販の餃子を食べて「ピリピリする」と言ったりします。葵ちゃんはからしもキムチも七味もコショウも気にならないみたい。だからって積極的にはあげませんが。
アメリカに住んでた知り合いの子は2歳でグリーンカレーを食べると言ってたので、これは本当に慣れなんだろうな。

お肉。お姉ちゃんはこま肉や豚バラが飲み込めないのですが、葵ちゃんは余裕。

麺類。お姉ちゃんのときは短く切ってあげていた記憶があるのですが、葵ちゃんはそのままで問題なし。


好き嫌い
好き嫌い、めっちゃあります。
やっぱり1歳を過ぎて、味覚が育って苦手なものが出てきたみたい。
葉野菜が特に苦手かな。
だけど苦手という意識というか自覚はあんまり強くないみたいで、日によっては食べたりすることも多いです。
「嫌いだから食べたくない!」とお皿に入れるだけで怒って嫌がるお姉ちゃんと違って、葵ちゃんは「味ないし、別においしくないし、他に食べたいのがあるからこれは食べない」って感じでお皿に残っています。
 

食事スタイル 
お皿、スプーン、フォーク、コップは普通に使っています。手づかみもまだ多いです。
お箸にも興味を持っているのですが、「お箸は3歳になってから」と言い聞かせています。
(お箸は変な癖がつくと直すのが大変だそうで、手の筋肉がしっかりついてから教えるのがいいそうです。)
一番困るのは椅子に座っていられないところ。
前に紹介したチェアベルトがないと、親はゆっくり食事ができません。
叱らないで見守るのがBLWの基本ルールですが、
食べるときは座るということだけは言い聞かせています。



「好き嫌いしない子に育つ」
「食事のマナーが身につく」というのがBLWの謳い文句でしたが
やはり1歳ではまだまだそこに到達しないようです。
これから魔の2歳児。
長い目で見守ろうと思います。

 
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葵ちゃん、1歳半になりました。

離乳食もそろそろ完了。

私が教科書にしていたBLW COOKBOOKも、対象年齢は1歳半くらいまでのような気がします。
赤ちゃんが興味を持つまでは食器やカトラリーは使わない。と書かれているだけです。 

温かく見守り、食事の時間を共に楽しむ。
このスタンスをずっと貫けばいいのか。
それとも赤ちゃん扱いはそろそろ卒業し、少しずつ食事時にもしつけを考えた方がいいのか。

迷っています。


BLWのその後を、本国イギリスではどんな風に進めているのか。
調べてみたいなーと思いつつ、できていません。


今の葵ちゃんは、お茶碗の上に別のお皿を重ねてご飯を潰したり
「バイバーイ」と嬉しそうにおかずを放り投げたり
スプーンでせっせとおかずをコップの水の中に入れたり
コップをひっくり返して「じゃ〜♪」と水をこぼしたり
それはもう毎日楽しそうです。

・・・。

お姉ちゃんのときには、このころからきっちり「ご飯は投げないで」と言い聞かせていました。
その結果4歳になった今、ご飯は投げません。
しかし食事中きちんと椅子に座っていることは今でも全然できません。
後ろを向いたり横向きに座ったり、あちこち引きずるので床は傷だらけ。
「ブッブー」とパンを車に見立ててテーブルで走らせたり
必要以上におかずをかき混ぜてひっくり返したり
お手拭きをシチューに入れたり
思い出すだけでイライラするのでこれ以上書きませんが、
「きちんと食べられる」という状態には程遠いです。
食後のテーブルの下は葵ちゃん以上に散らかっています。
あれこれ言い続けてきたこの3年間はなんだったのだ。


もう、口うるさく言うのめんどくさいな。と、思えてきました。
効果もないし。
毎日怒って長女のスルースキルはどんどん高くなるし。

私は、お茶碗にお手拭きを入れるのも食パンに煮物を乗せるのもご飯にリンゴをちぎって混ぜるのも全然面白くないし、やりたいとも思いません。
だけど長女にとってはまだ面白い。
ということは、ほっといてもそのうち面白くなくなってやめるんじゃないだろうか。

子供の発達段階に応じた能力の獲得というものがあるわけで、
1歳の子に箸を使えないと叱ったって無理。
毎日毎日叱って2歳でやっと箸が使えるようになるよりは、
4歳で初めて箸を持って、楽しみながらすぐ使えるようになる方が、親も子もハッピーだと思うのです。


ご飯で遊ぶ葵ちゃんをみて、
それを叱らない私をみて、
真似をして遊び出すお姉ちゃん。
本当は遊びたいのに、今まで怒られるからと押さえつけていたものが出てきているように見えるのです。
抑圧されたまま大きくなるよりは、飽きるまで遊んで、学んで、納得して、
「きれいに・かっこよく食べたい」って意欲が自分の内から湧き上がってきたときに、
親はそのやり方を教えてあげられればいいと思います。
そして食事のマナーなんてものは、親からしか学べないものでもないのです。

食べ物の大切さや、マナーを身につけることの大切さは折に触れて伝えていけばいい。
毎日叱りつけて形だけ整えても、そうする意味を子供が分かっていなかったら、
親のいないところではやっぱりできません。

前にも紹介したアドラー心理学の本を最近読み返しているのですが、
やっぱり子供を一人の人間として尊重すること。
それが子供に自分で成長する力をつけさせるように感じています。

とはいえ、きちんと「椅子に座って食べる」ということはBLWの基本ルールなので、
そこだけは葵ちゃんにもきっちりお願いしていこうと思います。



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前に「好ききらい」という記事を書きました。

BLWは好ききらいを自覚させないという内容でしたが、もう一つ。
好ききらいを叱らない、というのも大事なことだと、今更思っています。

BLWでは、赤ちゃんに嫌いなものがあってもスルーです。
そうなの、食べたくないのね、と、赤ちゃんの選択を認めます。

「食べなさい!」とか「お菓子あげるから1口だけ食べて」とか、「にんじんさんが食べて欲しいって言ってるよ〜」とか「食べてくれたらお母さん嬉しいな」とか、一切なし。
子どものお皿には嫌いな食材を盛り付けないなんてことも、なし。


↑今、だめな例を書きました。
 
私がお姉ちゃんにやってることです

全然、治りません。偏食。
しかも保育園での給食は食べているというのに。

今も嫌いな野菜をお皿に入れただけで怒るし。
もう嫌いなものはお母さんが取り除いてくれてるのが当然だと思っちゃってるんですね。

「ラーメンに虫が入ってたぞ!」くらいの勢いで「キノコ入ってる!」って怒ります。
 
 嫌いなものをお皿に山盛り残したまま、「納豆とチーズ食べたい!」とか言います。
じゃあそのレタス食べたらあげるよって言っちゃう私もだめなんだけど、
食べた後で「みーちゃん頑張ってレタス食べたからキラキラシールちょうだい!」とか言い出します。
そんなもんやらん

レタスを食べるのは当たり前のことなのに、「すごいこと」にしてしまったのは私なのだと思います。

BLW COOKBOOKには、BLWのメリットとしてこんなことが書いてあります。
  •  好き嫌いや食事時のバトルが少なくなります。(食べなければというプレッシャーが全くなければ、食卓が戦場になることもありません。)
食べなさい!ってプレッシャーをかけることで、余計に嫌いになっちゃうこともあるんでしょうね。
食事時のバトルなんて子供だってやりたいわけじゃない。
お母さんと笑って楽しく食べる方がいいに決まってる。
レタスが出てくるたびに嫌な気分になってたら、味とか関係なくレタスが嫌いになっちゃう。

好ききらいを増長させていたのは、お母さんの頑張りでした。

ありがち・・・。


 
 
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