赤ちゃんの「食べる力」を育てるBLW

お姉ちゃんがお昼寝しなくなり、逆に私は仕事の疲れでよく寝るようになり（笑）
なかなか記事を書く時間が取れません。

先日、健康咀嚼指導士の方のお話を聞く機会がありました。
健康咀嚼指導士とは、噛むことの専門家。
しっかり噛むことは虫歯予防や肥満予防をはじめとして、健康に様々な効果がある。そんなことをしっかり伝えるための、日本咀嚼学会が認定する資格だそうです。 

今はしっかり噛めない、うまく食べられないお子さんがすごく増えているそうです。
柔らかい食べ物を好み、いつまでも飲み込めなかったり、食事に集中できなかったり、すごく時間がかかったりする。

・・・それってまさにうちのお姉ちゃん！

そのうち食べるようになるだろうと割り切って、最近はガミガミ言わないようにしてたのですが。
ちょっとショックでした。 


唇や舌をしっかり使っていないと、筋肉がつかないそうです。
食べこぼしが多かったり、コップで飲めなかったりするそうです。
下あごが発達せず、歯並びも悪くなるそう。
口を閉じておくことができず、いつもぽかんと空いていて、口呼吸になっている子も増えています。
口呼吸になると、口の中が乾燥して虫歯になりやすいし、
鼻みたいに異物を吸着するフィルターがないので、風邪のウイルスなんかが直接入ってきます。
うまく噛めないと胃腸に負担がかかり、消化器系の病気や便秘にもつながります。
脳の発達にも、全身の運動能力の発達にも、しっかり噛むことは大事なのです。

思った以上にこれはおおごとだ。
お姉ちゃん、丸呑みはしないんですけどね。噛んでも噛んでも飲み込めなくて結局口から出しちゃって、それが嫌で最初から固いものを避けている様子。


一方の葵ちゃん。
前から思っていたのですが、よだれが出ないのです。
6ヶ月で離乳食を始めてから、よだれかけを使ったことがありません。
保育園で月齢の近い子はみんなスタイをしています。
個人差があって、全然よだれが出ない子もいるようなのですが、 BLWの効果で口が締まっているのではと勝手に思っています。

表情も豊かで、両方のほっぺたをキュッと吸い込んでほっぺがへこんでたり、唇を突き出したり、舌を左右に動かしながらレロレロ〜と声を出すのを楽しんでいたりします。可愛いです。

今ではレンコンの煮物なんかもガジガジ食べます。
フランスパンも端まで食べます。
お肉を食べて筋だけ口から出したり、ぶどうやプチトマトを切ってあげると皮だけ口から出したりするのも上手です。皮ごと食べることもありますが。
舌が使えているからこそだと思います。
大きな塊をあげても、口に入れ過ぎてしまうこともなく、ちょうどいい一口分を前歯でかじりとることができます。

この子はちゃんと口が育っている、ような気がします。

BLWにこんな効果もあるのなら、離乳食期だけでなく生涯にわたるメリットなんじゃないだろうか。
このまま食べるの大好きな子に育っていってくれるといいな。


 
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