2006年11月20日

プレイヤーズ・ハンドブックII 〜その20 キャラクターの再構築〜

「あー、この特技取るんじゃなかったなー」

 ……そんな溜息が全国のD&Dテーブルから聞こえてくる。
 特に新しいルールブックが出た時とか。

「あっ、この特技強いね!」
「ホントだ!」
「くそ、これ取るのに○○○が必要じゃねえか! 取ってねえよ!!」
「ギャー、こりゃ次のキャラ(?)だなー」

 とかね。
 新しいルールブックを買ったら、やっぱり使いたいよね?
 それも、キャラクターを殺す以外の方法で。

 そんな優柔不断、付和雷同、意志薄弱な皆さんにうってつけのルールだ(笑)
 なにしろ技能、言語ならまだしも特技やクラスの特徴なんかも変更できる。
 凄いねぇ……。
 “呪文”は、なんとなく分かると言うか。いかにもアーケイン・キャスターっぽい能力で、むしろ今まで明確にルール化されていなかったことに驚き。研究室とかも有ると良いよね。

 以下、PHB2より。

「このやり方を忘れていた!」
「修業し損ねていたなんて信じられん!」


 ……言ってろ!!(笑)


 さ・ら・に。
 これだけでは飽き足りない猛者どもよ!

「あれ? お前、昔からエルフだったよな」

 が通用しない厳しいキャンペーンでプレイしている猛者たちへ。
 来たぜ、再構築。
 クエストをこなせばキャラクターを根幹から“組み替える”ことが可能。
 クラス・レベルはおろか、種族まで変更できるのだ。
 すげー(呆然)
 ……つーか、昔の俺らがヒデー(爆笑)

 ただし、そのためには探索行をこなさなくてはならない。
 サンプルが二つほど付いている(DM用)ので、すぐに使えーる。
 さあ、君も一緒に大声で、

「……俺って昔からゴライアスだったよなッ!? なっ!?」


 叫べ!


※次回は「まとめ」をしつつ付録の紹介。
 ふいーー。

p.s
 表8-3、能力値17→16の部分がちょっと変じゃないか?

(悲しいネタ)

 ……この章を途中まで読み「こりゃ、再訓練の費用を定義しないとな……」と思って早速費用と値段を決めた。

§2−8 キャラクターの再構築

 1レベルに1つ選択できるのはルール通り。
 ただし、選択肢ごとに指定の時間、費用がかかる。

選択肢 時間 費用
技能 1週間 100gp
クラスの特徴 2週間 250gp
言語 2週間 30gp
呪文 2週間+修得時間 200gp+修得費用
代替レベル 1週間 50gp
特技 1ヶ月 500gp

 ……って、決めた直後にPHB2p196の表を発見orz
 うおー、無駄なことやった(泣)

 ……しかし……結構良い線突いてるんじゃない?(笑) 
 個人的には、特技の費用が安過ぎる気がするので、500gpにしようと思う。
 とか、結局ファーガンドでは修正した表を使うことになりそーだ。

bm_nag at 00:02│Comments(2)TrackBack(0) レビュー:プレイヤーズ・ハンドブックII 

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この記事へのコメント

1. Posted by はむ   2006年11月19日 01:56
>能力値17→16の部分がちょっと変じゃないか?

能力ボーナスの変わらない奇数から偶数への能力値の下げ方は、
あまり得にならないように設定していると書かれているので、
この数値であってるんじゃないかなと思います。
2. Posted by B.M(びいえむ)   2006年11月19日 21:45
ご意見ありがとうございましたー

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