2010年01月
2010年01月29日
本日の新聞各紙は北米でのトヨタ車リコールを大きく伝えている。実に北米での売れ線である、カムリ、カローラ、RAV4など60%に及ぶ車の出荷停止にこれまで売った車のリコール・・・。莫大なお金を払ってまでも「安全」「品質」のブランドを守りたいという意識だろうが、不幸にもそんな思いも現地では理解されず、火に油を注いでいる状況である。
発端はアクセルが戻らなくて暴走した事件であったが、実際にアクセルペダルの構造がそういう事態を引き起こしかねないということでの部品交換。新聞各紙の論調は「お金」よりも失う「信用」の方が痛いと書いていたが、その通りだろう。こうなった以上、顧客には真摯に対応し、ピンチをチャンスに変える肥やしを撒くしかない。
私はこの事態の原因は3つあると思う。
1つは「成功者への制裁」の面。
GMやクライスラーが倒産し、北米では勝ち組のトヨタ。アメリカ政府の支援もほとんどトヨタに有利で売り上げを伸ばしていたから、当のアメリカ人は面白くないだろう・・。特にマスコミは「制裁」としか思えないキャンペーンを張り、
繰り返しトヨタのイメージを貶める映像を流している。出る杭は叩かれるである。実のところ、トヨタの次に大儲けしているのは「ヒュンダイ」であるが、トヨタの窮状を笑っているととんでもないことになる。トヨタの次は「ヒュンダイ」が叩かれると思っている。トヨタよりも品質に隙があるから、マスコミもネタには困らないだろう。
だが、現地化しているトヨタを窮状に陥れても困るのは結局はアメリカ人自身。
裾野のように広がる雇用が縮小したら、マスコミはどう責任をとるのだろう。
アメリカ国民もそこに気づけば、この問題は縮小していくだろうと思う。今はじっと我慢か・・。
2つ目は「効率化と巨大化の反動」だ。
豊田社長もコメントしていたが、今回の問題は「販売台数を競い、巨大化し、コストを突き詰めた結果起こったのだ」と私も思う。トヨタは品質のよい車を安く作ることをとことん目指してきた。トヨタ方式のものづくりだけでは限界があるから、大量に売ることでコストを下げようとした。だが、車は家電ではない。
家電で人が死ぬことは稀だが、車の欠陥は人の命に関わる。だから、車は家電にしてはいけないのだ。部品を省き、効率化を目指したが、巨大化しすぎてコントロールできなくなったのだろう。それが今回の結果を招いたのだ。「安かろう、良かろう」は結局、「安かろう、悪かろう」にしかならない。
成熟した社会は、「高くても良い物」を受け入れる余地がある。北米や日本、ヨーロッパには、車本来の「楽しさ」を訴え、「高くてもよい」ブランドに変わるしかない。
3つ目は「利益追求主義」
車は夢を売る商売である。かつて車の大量生産に成功し、フォード社を起したヘンリーフォードは、従業員の給料を上げ、自社の車を買えるようにしたという。企業の利益よりも「車を買える」という夢を与えたのだ。
だが、今のトヨタはどうだ。利益を貯め込むばかりで夢のある車を作らない。
売れればいい!とばかりに実用車ばかり、効率重視のラインナップ。売れなくても夢のある車を作らなかった。
北米でトヨタが叩かれるのも、GMが潰れた時にGMと共同出資した工場を閉鎖するという非情な対応をしたことも遠因だと思っている。現地に溶け込み、アメリカ化に努めようと努力してきたのだろうが、あれで「化けの皮」がはがれた。
「結局、金を儲けに来ただけの外国の会社に過ぎない!」ということだ。
そりゃ、経済効率や経営方針からすれば「賢い」選択かもしれない。だが、商売は人と人との信頼で成り立つ。信頼は「お金」よりも貴重だ。
私がトヨタの重役だったら、あのGMとの合同工場は潰さなかった。それより、大々的に発表する。
「我々トヨタは、どんな犠牲を払っても、工場の従業員の雇用を守り、アメリカ人の誇りを守ります。これまでアメリカに溶け込み、アメリカとともに発展してきた我が社は、もはやアメリカ企業なのですから。今こそ、恩返しをする時なのです!!」
きっと男を上げたに違いない。そうすれば、このようなマスコミ攻撃に合わず、
結果的に利益を失うこともなかった。
トヨタの重役も頭は良いかもしれないが、硬直化してマニュアルな対応しかできていない。世界企業になると得てしてこうなる。これも巨大化の弊害だろう。
目先の利益ではなくて、心を売る、夢を売る・・そういう姿勢にならなきゃ、GMの二の舞になるだけだ。
今、トヨタが必要なのは「坂本竜馬」みたいな型破りで心が広い人材。夢のある社員がどれだけトヨタにいるのか?未だに女性役員が一人もいないような硬直した会社でもあるから、そういう人材は来ないか?
えっ?DEEが行ったらどうだって?(だれも言ってねえ!)
ヘッドハンティングしてくれるなら、今の年収の3倍で行きましょう!
ついでにボーナスはLF−A1台!
安いと思いますけど・・。
発端はアクセルが戻らなくて暴走した事件であったが、実際にアクセルペダルの構造がそういう事態を引き起こしかねないということでの部品交換。新聞各紙の論調は「お金」よりも失う「信用」の方が痛いと書いていたが、その通りだろう。こうなった以上、顧客には真摯に対応し、ピンチをチャンスに変える肥やしを撒くしかない。
私はこの事態の原因は3つあると思う。
1つは「成功者への制裁」の面。
GMやクライスラーが倒産し、北米では勝ち組のトヨタ。アメリカ政府の支援もほとんどトヨタに有利で売り上げを伸ばしていたから、当のアメリカ人は面白くないだろう・・。特にマスコミは「制裁」としか思えないキャンペーンを張り、
繰り返しトヨタのイメージを貶める映像を流している。出る杭は叩かれるである。実のところ、トヨタの次に大儲けしているのは「ヒュンダイ」であるが、トヨタの窮状を笑っているととんでもないことになる。トヨタの次は「ヒュンダイ」が叩かれると思っている。トヨタよりも品質に隙があるから、マスコミもネタには困らないだろう。
だが、現地化しているトヨタを窮状に陥れても困るのは結局はアメリカ人自身。
裾野のように広がる雇用が縮小したら、マスコミはどう責任をとるのだろう。
アメリカ国民もそこに気づけば、この問題は縮小していくだろうと思う。今はじっと我慢か・・。
2つ目は「効率化と巨大化の反動」だ。
豊田社長もコメントしていたが、今回の問題は「販売台数を競い、巨大化し、コストを突き詰めた結果起こったのだ」と私も思う。トヨタは品質のよい車を安く作ることをとことん目指してきた。トヨタ方式のものづくりだけでは限界があるから、大量に売ることでコストを下げようとした。だが、車は家電ではない。
家電で人が死ぬことは稀だが、車の欠陥は人の命に関わる。だから、車は家電にしてはいけないのだ。部品を省き、効率化を目指したが、巨大化しすぎてコントロールできなくなったのだろう。それが今回の結果を招いたのだ。「安かろう、良かろう」は結局、「安かろう、悪かろう」にしかならない。
成熟した社会は、「高くても良い物」を受け入れる余地がある。北米や日本、ヨーロッパには、車本来の「楽しさ」を訴え、「高くてもよい」ブランドに変わるしかない。
3つ目は「利益追求主義」
車は夢を売る商売である。かつて車の大量生産に成功し、フォード社を起したヘンリーフォードは、従業員の給料を上げ、自社の車を買えるようにしたという。企業の利益よりも「車を買える」という夢を与えたのだ。
だが、今のトヨタはどうだ。利益を貯め込むばかりで夢のある車を作らない。
売れればいい!とばかりに実用車ばかり、効率重視のラインナップ。売れなくても夢のある車を作らなかった。
北米でトヨタが叩かれるのも、GMが潰れた時にGMと共同出資した工場を閉鎖するという非情な対応をしたことも遠因だと思っている。現地に溶け込み、アメリカ化に努めようと努力してきたのだろうが、あれで「化けの皮」がはがれた。
「結局、金を儲けに来ただけの外国の会社に過ぎない!」ということだ。
そりゃ、経済効率や経営方針からすれば「賢い」選択かもしれない。だが、商売は人と人との信頼で成り立つ。信頼は「お金」よりも貴重だ。
私がトヨタの重役だったら、あのGMとの合同工場は潰さなかった。それより、大々的に発表する。
「我々トヨタは、どんな犠牲を払っても、工場の従業員の雇用を守り、アメリカ人の誇りを守ります。これまでアメリカに溶け込み、アメリカとともに発展してきた我が社は、もはやアメリカ企業なのですから。今こそ、恩返しをする時なのです!!」
きっと男を上げたに違いない。そうすれば、このようなマスコミ攻撃に合わず、
結果的に利益を失うこともなかった。
トヨタの重役も頭は良いかもしれないが、硬直化してマニュアルな対応しかできていない。世界企業になると得てしてこうなる。これも巨大化の弊害だろう。
目先の利益ではなくて、心を売る、夢を売る・・そういう姿勢にならなきゃ、GMの二の舞になるだけだ。
今、トヨタが必要なのは「坂本竜馬」みたいな型破りで心が広い人材。夢のある社員がどれだけトヨタにいるのか?未だに女性役員が一人もいないような硬直した会社でもあるから、そういう人材は来ないか?
えっ?DEEが行ったらどうだって?(だれも言ってねえ!)
ヘッドハンティングしてくれるなら、今の年収の3倍で行きましょう!
ついでにボーナスはLF−A1台!
安いと思いますけど・・。
2010年01月28日
ちょっと仕事で沖縄に行くことになった。たった1泊2日で旅行なら非常にもったない日程だが、ビジネスだから仕方ない・・。トホホ・・。
しかもこの時期じゃ、海はだれもいない・・すなわち水着のお姉さんも見られず目の保養にもならない。(仕事で来ているからどちらにしても海には行けないが。)
那覇空港から移動で車窓を眺めていると、沖縄の車事情って奴が見えてくる。
ぽっと来たよそ者がちょい見で勝手なことを抜かすな!と沖縄在住の人はお怒りになるかもしれませんが、ご容赦ください。素直な感想です・・・。
まず、輸入車がほとんどない。いや、高級車がない。空港でレクサスLSを一台だけ見たが、旅行期間中にレクサスもメルセデスもBMWもジャガーもプジョーもVWすらほとんど見ない。日本が誇るトヨタの高級車クラウンすら見られず・・。
ほとんど国産のコンパクトカーばかり。初めは失礼ながら、経済状態が極めて悪い沖縄のことだから、お金持ちがあまりいなく、みんなお金がないののだ!などと決め付けていた。景色に広がる家も気候条件からほとんどコンクリート製で、しかも古い建物ばかりだから、そう思うのも仕方がない。
だが、しばらく街を走っているとそんな理由だけではないことも分かった。
道が恐ろしくせまい・・沖縄の田舎道のことを言っているのではない。県庁の中心ですらせまい・・・。4車線できなくて3車線というのもある。時間帯で2車線だったり、1車線にしたりするそうだ。(インフラが遅れている。)
高速道路はあるにはあるが、2車線しかない旧式道路・・。本当に沖縄は他県に比べると遅れている。(沖縄の人ごめんなさい)
高速道路の制限速度は95km/hということで、本州よりも遅い。これも道路事情だ。九州や東北と違って高速道路が結構混んでいるから、この措置もしかたがない。ちなみに観光客の「わ」ナンバーのレンタカーがやたら目に付くが、高速道路で捕まるのはほとんど観光客らしい。警察も少しでも税収を上げようと取り締まりに躍起になっているから、滞在中やたら覆面パトにスピード違反で捕まっている「わ」ナンバーを見かけた。(私は出迎えの車に乗っているだけだから問題ないが)
工場もなければ、でかいビルもない。あるのはみやげ物屋かサトウキビ畑。
若者の雇用がなくて本土に出稼ぎに行かなきゃいけない理由も分かる。
高速道路を走っていると今話題の「普天間基地」を横断するが車窓からアメリカ兵の宿舎を見ると停まっている車が全部日本車・・・。アメ車は発見できず!
GMが潰れるわけだ。
戦争中、沖縄は捨石にされて多くの県民が犠牲になった。今はアメリカの基地問題で負担を押し付けられている。貧弱なインフラを目にするともっと沖縄に公共投資してもいいじゃないの??などと思えてくる。公共投資して、観光地として別格の地位築く。めざすは日本のハワイだ。沖縄の人も雇用が生まれて生活が豊かになるし、我々も遊びに行ける魅力的な場所があることは悪いことではない。
ご先祖様がたくさん日本のために犠牲になったのだ。その子孫に恩恵がなくちゃかわいそうではないか・・。
なんてよそ者の感想です。ですから、深い意味はありませんから、歴史論や政治論、右や左の人も攻撃しないで下さい。お願いします。
しかもこの時期じゃ、海はだれもいない・・すなわち水着のお姉さんも見られず目の保養にもならない。(仕事で来ているからどちらにしても海には行けないが。)
那覇空港から移動で車窓を眺めていると、沖縄の車事情って奴が見えてくる。
ぽっと来たよそ者がちょい見で勝手なことを抜かすな!と沖縄在住の人はお怒りになるかもしれませんが、ご容赦ください。素直な感想です・・・。
まず、輸入車がほとんどない。いや、高級車がない。空港でレクサスLSを一台だけ見たが、旅行期間中にレクサスもメルセデスもBMWもジャガーもプジョーもVWすらほとんど見ない。日本が誇るトヨタの高級車クラウンすら見られず・・。
ほとんど国産のコンパクトカーばかり。初めは失礼ながら、経済状態が極めて悪い沖縄のことだから、お金持ちがあまりいなく、みんなお金がないののだ!などと決め付けていた。景色に広がる家も気候条件からほとんどコンクリート製で、しかも古い建物ばかりだから、そう思うのも仕方がない。
だが、しばらく街を走っているとそんな理由だけではないことも分かった。
道が恐ろしくせまい・・沖縄の田舎道のことを言っているのではない。県庁の中心ですらせまい・・・。4車線できなくて3車線というのもある。時間帯で2車線だったり、1車線にしたりするそうだ。(インフラが遅れている。)
高速道路はあるにはあるが、2車線しかない旧式道路・・。本当に沖縄は他県に比べると遅れている。(沖縄の人ごめんなさい)
高速道路の制限速度は95km/hということで、本州よりも遅い。これも道路事情だ。九州や東北と違って高速道路が結構混んでいるから、この措置もしかたがない。ちなみに観光客の「わ」ナンバーのレンタカーがやたら目に付くが、高速道路で捕まるのはほとんど観光客らしい。警察も少しでも税収を上げようと取り締まりに躍起になっているから、滞在中やたら覆面パトにスピード違反で捕まっている「わ」ナンバーを見かけた。(私は出迎えの車に乗っているだけだから問題ないが)
工場もなければ、でかいビルもない。あるのはみやげ物屋かサトウキビ畑。
若者の雇用がなくて本土に出稼ぎに行かなきゃいけない理由も分かる。
高速道路を走っていると今話題の「普天間基地」を横断するが車窓からアメリカ兵の宿舎を見ると停まっている車が全部日本車・・・。アメ車は発見できず!
GMが潰れるわけだ。
戦争中、沖縄は捨石にされて多くの県民が犠牲になった。今はアメリカの基地問題で負担を押し付けられている。貧弱なインフラを目にするともっと沖縄に公共投資してもいいじゃないの??などと思えてくる。公共投資して、観光地として別格の地位築く。めざすは日本のハワイだ。沖縄の人も雇用が生まれて生活が豊かになるし、我々も遊びに行ける魅力的な場所があることは悪いことではない。
ご先祖様がたくさん日本のために犠牲になったのだ。その子孫に恩恵がなくちゃかわいそうではないか・・。
なんてよそ者の感想です。ですから、深い意味はありませんから、歴史論や政治論、右や左の人も攻撃しないで下さい。お願いします。
2010年01月25日
レクサスSCは2010年7月をもって生産終了となります・・。
新聞の片隅で見かけたが、たぶん、大したニュースにならないだろう。大半の日本人にとって、今のSCは「何それ?」の世界・・知名度は極端に低く、街で見かけても一瞬で忘れ去られる・・印象に残らないわ、実用的でないし、センスも今ひとつ・・そして肝心の走行性能もV8で4300ccという馬鹿でかいエンジンの割には、たったの280馬力とIS350にも劣る性能。無論、カタログデータだけだから、SCの方が上だ!!と力説する方もいるだろうが、購入対象となる人間の知識は概して大したことがない。だから、見かけ上たいしたことない車は消え去る運命である。
まず、レクサスSCは日本で売る気がまったくない車であることが悲劇。(アメリカしか見ていない・・。そのアメリカ試乗も壊滅だからSCも死んだわけ。)
でかすぎる車体はせっかくのオープンカスポーツカーなのに鈍重なイメージ。
実際に取り回しも悪い。こういう車は軽くないといけない。それにターゲットはセカンドカーを乗り回すセレブ妻だろう。女性にV8で4300ccのパワーがいるとは思えない。広大なアメリカの大地ならまだしも、せまい日本では金持ちにも訴える力がなさ過ぎる。ついでに組み合わせは多そうだが、結局は4つの色の革シートしか選べないセンスのなさ。ウッドの色変えてもおっさんくさいデザインからは逃れられない。2色カラーにするとか、オール白とかありえないカラーデザインが欲しかった。
百歩譲って、レクサスが4300ccのハイパフォーマンスカーを出したいなら、これはレース仕様のタイプにして、販促用に2500ccくらいの軽いエンジンで500万円くらいの値段で出したらよかったかもしれない。とにかく、レクサスはエンジンがでかすぎてだめだ。日本の税制を考えると無駄な排気量はマイナスでしかない。イメージとして残すならまだしも、それしかないのは致命的だ。お金持ちは税金のはした金なんて気にしない・・・と思うようだが、お金持ちほど節税に気を使うと思うのだ。(排気量がでかすぎて苦戦中のGSも同じだ。2.5Lを出せば売れるのに・・。)
そもそも日本にオープンカーは似合わない。売れている車はコペンとロードスターぐらい。この2台はマニア向けを徹底しているから、乗っていて楽しい。おもちゃを遊び倒す感覚がある。だから特定のファンが生まれる。値段も安いから冒険したい人も手軽に買える。それに比べてSCは冒険するには高すぎるし、使い倒すような車ではない。(コペンが気軽に遊べる女の子なら、SCは貴婦人、プリンセス・・遠くから愛でるならいいが付き合うのは疲れる。)
滅びる車にトドメをさすような内容だが、SCの前身である「ソアラ」には思い入れがあるから厳しいコメントになった。あれは私が大学生だった頃。バイト先の店長(オーナーの息子)が乗っていたのが86年式の2代目ソアラ。一度、焼肉を食べに連れて行ってもらった時に自慢の愛車のソアラに乗せてもらったが、
あれは速かった・・衝撃の乗り心地。そして金持ちしか乗れないなあ・・という溜息。
その店長にはめちゃ美人の奥さんがいたが、ソアラに乗れれば美女もゲットできるよなあ・・とまた溜息。
結局、今もソアラに乗れるほどは出世していないが、仮に買えても700万円も出すならSCじゃなくてBMWZ4か、135iクーペにします。その方が華がありますから・・。
さて、生産終了ということで記念車を出すらしい。どうせ買うのはマニアで金持ちだから、特別仕様で40万円高の750万円也。最終モデルということで、希少価値を付けるからきっと買う人はわんさかいるだろう。いつも買えるSCはいらないが最後の200台と聞くと欲しくなるのは人間の常。3500万で買えなっかた人が殺到するか??
新聞の片隅で見かけたが、たぶん、大したニュースにならないだろう。大半の日本人にとって、今のSCは「何それ?」の世界・・知名度は極端に低く、街で見かけても一瞬で忘れ去られる・・印象に残らないわ、実用的でないし、センスも今ひとつ・・そして肝心の走行性能もV8で4300ccという馬鹿でかいエンジンの割には、たったの280馬力とIS350にも劣る性能。無論、カタログデータだけだから、SCの方が上だ!!と力説する方もいるだろうが、購入対象となる人間の知識は概して大したことがない。だから、見かけ上たいしたことない車は消え去る運命である。
まず、レクサスSCは日本で売る気がまったくない車であることが悲劇。(アメリカしか見ていない・・。そのアメリカ試乗も壊滅だからSCも死んだわけ。)
でかすぎる車体はせっかくのオープンカスポーツカーなのに鈍重なイメージ。
実際に取り回しも悪い。こういう車は軽くないといけない。それにターゲットはセカンドカーを乗り回すセレブ妻だろう。女性にV8で4300ccのパワーがいるとは思えない。広大なアメリカの大地ならまだしも、せまい日本では金持ちにも訴える力がなさ過ぎる。ついでに組み合わせは多そうだが、結局は4つの色の革シートしか選べないセンスのなさ。ウッドの色変えてもおっさんくさいデザインからは逃れられない。2色カラーにするとか、オール白とかありえないカラーデザインが欲しかった。
百歩譲って、レクサスが4300ccのハイパフォーマンスカーを出したいなら、これはレース仕様のタイプにして、販促用に2500ccくらいの軽いエンジンで500万円くらいの値段で出したらよかったかもしれない。とにかく、レクサスはエンジンがでかすぎてだめだ。日本の税制を考えると無駄な排気量はマイナスでしかない。イメージとして残すならまだしも、それしかないのは致命的だ。お金持ちは税金のはした金なんて気にしない・・・と思うようだが、お金持ちほど節税に気を使うと思うのだ。(排気量がでかすぎて苦戦中のGSも同じだ。2.5Lを出せば売れるのに・・。)
そもそも日本にオープンカーは似合わない。売れている車はコペンとロードスターぐらい。この2台はマニア向けを徹底しているから、乗っていて楽しい。おもちゃを遊び倒す感覚がある。だから特定のファンが生まれる。値段も安いから冒険したい人も手軽に買える。それに比べてSCは冒険するには高すぎるし、使い倒すような車ではない。(コペンが気軽に遊べる女の子なら、SCは貴婦人、プリンセス・・遠くから愛でるならいいが付き合うのは疲れる。)
滅びる車にトドメをさすような内容だが、SCの前身である「ソアラ」には思い入れがあるから厳しいコメントになった。あれは私が大学生だった頃。バイト先の店長(オーナーの息子)が乗っていたのが86年式の2代目ソアラ。一度、焼肉を食べに連れて行ってもらった時に自慢の愛車のソアラに乗せてもらったが、
あれは速かった・・衝撃の乗り心地。そして金持ちしか乗れないなあ・・という溜息。
その店長にはめちゃ美人の奥さんがいたが、ソアラに乗れれば美女もゲットできるよなあ・・とまた溜息。
結局、今もソアラに乗れるほどは出世していないが、仮に買えても700万円も出すならSCじゃなくてBMWZ4か、135iクーペにします。その方が華がありますから・・。
さて、生産終了ということで記念車を出すらしい。どうせ買うのはマニアで金持ちだから、特別仕様で40万円高の750万円也。最終モデルということで、希少価値を付けるからきっと買う人はわんさかいるだろう。いつも買えるSCはいらないが最後の200台と聞くと欲しくなるのは人間の常。3500万で買えなっかた人が殺到するか??
2010年01月20日
これまでレクサスの手厚いサポートと、品質では世界的に定評のあるトヨタがさらに磨きをかけた「レクサス」ブランドということもあり、まったくトラブルなく過ごしてきた。新車だから当たり前と思うが、このブログでコメントしてくれた方の中には、新車でもハズレを引いて、最初からトラブルだらけで苦労させられたケースもあるから、私の場合はラッキーというべきだろう。
だが、最近、ちょっと気になっていることがある。
ドアミラーの開閉音がやたら大きいような気がするのである。ドアを閉めていてもギーという音が室内に入ってくる。
最初は気にならなかったが、最近、私のISを乗り回す妻が
「ちょっと音が大きくない?」
とか言うので気になってしまった。
こんな音したかなあ??
前からこんな音だったような気もするが、それにしても大きい音だ。
ちなみに右だけ大きいなら故障する前兆かも??と思って左を聞いたが同じような音・・・ということは故障ではなさそうだ・・。
だが、こんな大きな音、みっともないような気がする。
これがスズキやダイハツの軽自動車だったら、おかしくないと思うが一応、プレミアブランドを標榜するレクサスである。こんなお下品なモーター音でレクサスと言えるのか??と疑問に思った。
前からこんな音なら仕方ないが、経年劣化でモーターがくたびれつつあるなら、
修理対象になるのであろうか??少々疑問である。
前の点検の時に「ガラスコートがとれているような気がする。」
といったが「光度計で計測しましたが、劣化していないようです・・。」
で片付けられてしまったことがあるが、たしかに水洗い洗車すると光るが、水の弾き度はかなり落ちている。屋根にいたっては何ヶ月もワックスをかけていない状態に近い。(水がべったり・・ふき取りもすべりが悪い)これで、ガラスコート5年保障なんてありえない・・・と思うのだがディーラーが新車時と性能が変わっていませんと言い切るのだから仕方ない。
(今度レクサス車を買ったら、絶対ガラスコートは付けない。半額の値段でダイヤモンドコーティングをして半年毎にメンテナンスしてもらった方が絶対輝きがいいと思う。トータル同じ値段としてもだ。)
今回のドアミラーの音が大きいのでは??と言っても、「新車時と同じ」というのであろうか??そうなら試乗車の音を聞かないと納得できないが。
それでも2007年モデルはこんな音です!!とか言ったら笑えるが・・。
だが、最近、ちょっと気になっていることがある。
ドアミラーの開閉音がやたら大きいような気がするのである。ドアを閉めていてもギーという音が室内に入ってくる。
最初は気にならなかったが、最近、私のISを乗り回す妻が
「ちょっと音が大きくない?」
とか言うので気になってしまった。
こんな音したかなあ??
前からこんな音だったような気もするが、それにしても大きい音だ。
ちなみに右だけ大きいなら故障する前兆かも??と思って左を聞いたが同じような音・・・ということは故障ではなさそうだ・・。
だが、こんな大きな音、みっともないような気がする。
これがスズキやダイハツの軽自動車だったら、おかしくないと思うが一応、プレミアブランドを標榜するレクサスである。こんなお下品なモーター音でレクサスと言えるのか??と疑問に思った。
前からこんな音なら仕方ないが、経年劣化でモーターがくたびれつつあるなら、
修理対象になるのであろうか??少々疑問である。
前の点検の時に「ガラスコートがとれているような気がする。」
といったが「光度計で計測しましたが、劣化していないようです・・。」
で片付けられてしまったことがあるが、たしかに水洗い洗車すると光るが、水の弾き度はかなり落ちている。屋根にいたっては何ヶ月もワックスをかけていない状態に近い。(水がべったり・・ふき取りもすべりが悪い)これで、ガラスコート5年保障なんてありえない・・・と思うのだがディーラーが新車時と性能が変わっていませんと言い切るのだから仕方ない。
(今度レクサス車を買ったら、絶対ガラスコートは付けない。半額の値段でダイヤモンドコーティングをして半年毎にメンテナンスしてもらった方が絶対輝きがいいと思う。トータル同じ値段としてもだ。)
今回のドアミラーの音が大きいのでは??と言っても、「新車時と同じ」というのであろうか??そうなら試乗車の音を聞かないと納得できないが。
それでも2007年モデルはこんな音です!!とか言ったら笑えるが・・。
2010年01月18日
私のISも購入して2年が経過した。来年の11月には車検を通して乗り続けるか、買い替えをするかの選択をすることになる。私としては、今のISが気に入っていることもあり、また、レクサスに買い替えする車がないこともあり、このまま乗ろうか・・・と思っているのであるが、不確定要素が2点ある。
1つは「ハイブリットじゃなきゃ車じゃね〜。」みたいな世の中の雰囲気。
街中で見かけるプリウスの多いこと。インサイトも結構走っているし、HSもSAIも出たばっかりなのに結構目にする。逆に輸入車はあまり見なくなったなあ・・・なんて思う。世の中のエコムードにガソリンをバクバク食べるスポーツ系の車に乗っていていいのか!!という無言の圧力をひしひし・・勝手に感じている。(ISの街乗りは1L=8km・・高価なハイオクをおいしく食べる。)
だが、ハイブリットを買うとなると選択肢はそう多くはない。
まず、プリウス・・・(購入は)ありえない。
数が多いし、機能的だが感動がない。財布には優しいだろうが。
インサイト・・アンチプリウスとしての存在はある。プリウスと2車選択ならこっちを選びたい。
HS250h・・さんざん、このブログでこきおろした手前、買うわけにはいかない。格好が悪いのは相変わらずだし。
SAI・・・HSよりお買い得だが・・HSと比べると寂しくなる。
ホンダのCR−Zとか、レクサスのコンパクトハッチバックのハイブリットとか、ちょっとは気になるが欲しくなる車がない。だから、ハイブリットに買い換える可能性は低い。
2つ目の不確定要素は「妻」
通常、妻は車に興味がない。よって、買い替えするときの一番の障害になるのだが、私の妻は変わっているので気分しだいで変なことを言い出す。先日も買い換えるか、そのまま乗るかと相談したところ、通常、経済的なことを考えればそのまま乗れ!と冷たくい言うに、オープンカーがいいとか言い出した。
理由は趣味の「ガーデニング」で木を買って運ぶのに便利というのだ。屋根がないからいいらしい。(なんじゃ?その理由は)
そうなると自分が買ってもいいと言う車は限定される。
今のところ、オープンで買ってもいいと思えるのはBMW120iのみ。
あとは高すぎて買えないか、欲しい気持ちにさせないかのどちらか。
120iも135iクーペに比べると走行性能はいまいちだから、乗り出すとちょっとがっかりかも・・・。(まさか、レクサスIS250C・・ありえない。)
最近、面倒くさくて、ディーラー巡りをしていないが、気になる車は試乗して見た方がいいかもしれない。気にならなくても「これは?」と思うのが出る可能性もある。
ちなみに今、とても気になるのはアストンマーティンから出るiQ・・シグネット。真っ赤な内装にアストンのグリル・・こいつはいい!
見え張りの私にはもって来い!の車だ。でも、こいつを買いにアストンマーティンディーラーに行くのは恥ずかしい。ISで行くのも恥ずかしい。
レクサスやヤナセなら庶民は行けるが、フェラーリやアストンはちょっとお呼びでないだろう・・・残念。
1つは「ハイブリットじゃなきゃ車じゃね〜。」みたいな世の中の雰囲気。
街中で見かけるプリウスの多いこと。インサイトも結構走っているし、HSもSAIも出たばっかりなのに結構目にする。逆に輸入車はあまり見なくなったなあ・・・なんて思う。世の中のエコムードにガソリンをバクバク食べるスポーツ系の車に乗っていていいのか!!という無言の圧力をひしひし・・勝手に感じている。(ISの街乗りは1L=8km・・高価なハイオクをおいしく食べる。)
だが、ハイブリットを買うとなると選択肢はそう多くはない。
まず、プリウス・・・(購入は)ありえない。
数が多いし、機能的だが感動がない。財布には優しいだろうが。
インサイト・・アンチプリウスとしての存在はある。プリウスと2車選択ならこっちを選びたい。
HS250h・・さんざん、このブログでこきおろした手前、買うわけにはいかない。格好が悪いのは相変わらずだし。
SAI・・・HSよりお買い得だが・・HSと比べると寂しくなる。
ホンダのCR−Zとか、レクサスのコンパクトハッチバックのハイブリットとか、ちょっとは気になるが欲しくなる車がない。だから、ハイブリットに買い換える可能性は低い。
2つ目の不確定要素は「妻」
通常、妻は車に興味がない。よって、買い替えするときの一番の障害になるのだが、私の妻は変わっているので気分しだいで変なことを言い出す。先日も買い換えるか、そのまま乗るかと相談したところ、通常、経済的なことを考えればそのまま乗れ!と冷たくい言うに、オープンカーがいいとか言い出した。
理由は趣味の「ガーデニング」で木を買って運ぶのに便利というのだ。屋根がないからいいらしい。(なんじゃ?その理由は)
そうなると自分が買ってもいいと言う車は限定される。
今のところ、オープンで買ってもいいと思えるのはBMW120iのみ。
あとは高すぎて買えないか、欲しい気持ちにさせないかのどちらか。
120iも135iクーペに比べると走行性能はいまいちだから、乗り出すとちょっとがっかりかも・・・。(まさか、レクサスIS250C・・ありえない。)
最近、面倒くさくて、ディーラー巡りをしていないが、気になる車は試乗して見た方がいいかもしれない。気にならなくても「これは?」と思うのが出る可能性もある。
ちなみに今、とても気になるのはアストンマーティンから出るiQ・・シグネット。真っ赤な内装にアストンのグリル・・こいつはいい!
見え張りの私にはもって来い!の車だ。でも、こいつを買いにアストンマーティンディーラーに行くのは恥ずかしい。ISで行くのも恥ずかしい。
レクサスやヤナセなら庶民は行けるが、フェラーリやアストンはちょっとお呼びでないだろう・・・残念。
2010年01月15日
実に魅力的な2台が発売された。スバルからインプレッサSTIのAlinetypeS、アウディからはA5の4ドアクーペスポーツバックだ。
共通点がなさそうな両者だが、4WDで後ろにドアがあるハッチバックタイプであることが共通点。値段に開きがあるが「走り」の魅力を売りにしているところは同じだ。
まずはインプレッサ。今のモデルになってどことなくBMW1シリーズを彷彿させるようなデザインでかっこよくなったインプレッサ。値段も安くて車好きの若者にはドンピシャ!!の車だが、今回発売するtypeSは、ターゲットを走りを重視する40代の男性。内装はシックにまとめ、ステッチ付きの革巻ステアリングに革+ファブリックのバケット型シート、タイヤは18インチをはかせて、まさに漢(おとこ)の車。硬派なんてもんじゃない。2500ccながら、ターボを効かせて300psの出力をたたき出す。これにかかっては、私のISも高速道路でちぎられるだろう。
値段は325万円・・・インプレッサ??と聞き返したくなる値段だが、この性能なら安い。しかもターゲットが40代ならドンピシャ。
アウディA5はもともと2ドアのクーペ。A3がハッチバックでA4がDセグメントのセダン。A6,A8と上級セダンに進化していくラインナップであったが、その間というか、別物で入ってきたスペシャルカーだ。ちょっと違うかもしれないがBMWなら6シリーズ?メルセデスならCLK?にあたる車だ。
レクサスにはこのタイプの車はないのが残念。
話はそれたが、この2ドアクーペと思いっきり趣味カーを4ドアにして、クーペスポーツバックなどと売るのは、奥さんを説得しないと買えない、これまた30代〜40代のオジサンをターゲットにしているに違いない。
4ドアなのにクーペ?と思ったが、窓にピラーがないからそう呼ぶらしい。
さて、このA5。全幅1855mm、全長4710mmと大柄ボディ。鉄の塊から切り出したみたいなエクステリアだから、重量感がある。エンジンは2000ccだから、パワーでは前述のインプレッサの敵ではない。私のISと互角か?
値段は575万円。驚いたことにA5の中では一番安い。アウディも思い切ったことをする。
インプレッサよりも実に250万円も高いアウディ。とにかく速い車に乗りたいならスバルを選び、300万円でその味を味わい、そこそこ速いけど優雅に走りたいなら、さらに250万円プラスしてアウディを選ぶ。日本はつくづく幸せな国だ。
無論、実際に買う人はインプレッサとアウディは競合させないだろうが、インプレッサだったら対抗はなんだろう?アウディA5も対抗できる車が見当たらない。どちらも指名買いなんだろうなあ・・・きっと。
共通点がなさそうな両者だが、4WDで後ろにドアがあるハッチバックタイプであることが共通点。値段に開きがあるが「走り」の魅力を売りにしているところは同じだ。
まずはインプレッサ。今のモデルになってどことなくBMW1シリーズを彷彿させるようなデザインでかっこよくなったインプレッサ。値段も安くて車好きの若者にはドンピシャ!!の車だが、今回発売するtypeSは、ターゲットを走りを重視する40代の男性。内装はシックにまとめ、ステッチ付きの革巻ステアリングに革+ファブリックのバケット型シート、タイヤは18インチをはかせて、まさに漢(おとこ)の車。硬派なんてもんじゃない。2500ccながら、ターボを効かせて300psの出力をたたき出す。これにかかっては、私のISも高速道路でちぎられるだろう。
値段は325万円・・・インプレッサ??と聞き返したくなる値段だが、この性能なら安い。しかもターゲットが40代ならドンピシャ。
アウディA5はもともと2ドアのクーペ。A3がハッチバックでA4がDセグメントのセダン。A6,A8と上級セダンに進化していくラインナップであったが、その間というか、別物で入ってきたスペシャルカーだ。ちょっと違うかもしれないがBMWなら6シリーズ?メルセデスならCLK?にあたる車だ。
レクサスにはこのタイプの車はないのが残念。
話はそれたが、この2ドアクーペと思いっきり趣味カーを4ドアにして、クーペスポーツバックなどと売るのは、奥さんを説得しないと買えない、これまた30代〜40代のオジサンをターゲットにしているに違いない。
4ドアなのにクーペ?と思ったが、窓にピラーがないからそう呼ぶらしい。
さて、このA5。全幅1855mm、全長4710mmと大柄ボディ。鉄の塊から切り出したみたいなエクステリアだから、重量感がある。エンジンは2000ccだから、パワーでは前述のインプレッサの敵ではない。私のISと互角か?
値段は575万円。驚いたことにA5の中では一番安い。アウディも思い切ったことをする。
インプレッサよりも実に250万円も高いアウディ。とにかく速い車に乗りたいならスバルを選び、300万円でその味を味わい、そこそこ速いけど優雅に走りたいなら、さらに250万円プラスしてアウディを選ぶ。日本はつくづく幸せな国だ。
無論、実際に買う人はインプレッサとアウディは競合させないだろうが、インプレッサだったら対抗はなんだろう?アウディA5も対抗できる車が見当たらない。どちらも指名買いなんだろうなあ・・・きっと。
2010年01月14日
久々にハリウッド映画を見た。しかも昼間に2,300円も出して・・。
日本で映画を見るのは本当に高い。マレーシアでは210円程で日本よりも心地よいシアターで見られるのに日本は10倍近い値段でしかも混み込みだ。
それでも映画が面白ければお金を出した価値はある。今回はハリウッドの大作になるであろう、「アバター」を見た。しかも話題の3D版だ。
ストーリー自体は悪くない。いや、面白い部類に入る。まだ見ていない人のために簡単にあらすじを・・・
急死した双子の兄の代わりにとある星に送られた主人公。元アメリカ海兵隊の兵士で戦闘で負傷して車椅子の生活をしている。その星で人類は貴重な鉱物資源を発掘しているがその鉱脈に原住民の集落があるため、武力で奪い取ることを計画している。主人公はアバターと呼ばれる原住民そっくりの生物と意識を同化してスパイとして潜り込むが部族長の娘と恋に落ちて・・・
こんなストーリーだったと思う。アメリカ映画の特殊技術、CG技術はすばらしい。原住民も通常、気味が悪い、不細工が定番だがこのアバターどことなく気品があって、原住民の娘なんかは人間から見れば化け物の類なのにどことなく色気があって、さぞかし美人なんだろうなと思わせるデザイン。秀逸である。
だが、3Dが失敗した。
映画館で配られた眼鏡をかけるのだが、最初は画面が飛び出てきて感動したが、映画自体がたんたんと進むため、特別3Dである必要がない。3時間近くもかけていると目が回ってきてそれこそ「車酔い」みたいになって気持ち悪くなってしまった。しかも眼鏡の上から3D眼鏡をかけたので鼻が痛い。
あまりの気持ち悪さに3D眼鏡をはずすと映画の画面がぼやけて青っぽく、とても見れたものではない。車酔いに耐えて見るしかない。
3Dにするなら、ホラー映画とかサスペンスみたいなスリルのある映画の方がよいだろう。アバターは映画自体の完成度が高く、画面が美しいから3Dにする必要はないと思った。普通に見ても感動できる。
久々に「車酔い」体験をしたが8年前にマレーシアの孤島にバカンスに行った時の帰りの空港までの送迎車ニッサン「バネット」に乗って「車酔い」して以来であった。車が古すぎて走行中の振動がすごいのとシートがブカブカなのと、道が悪路なことで一発で車酔い。行きはメルセデスベンツのVクラスだったから、まったく酔わなかったが車種が違うと天と地ほども違うのだと降りたとたんに吐いたゲロを見て思ったもんだ・・。(汚い話ですみません。)
日本で映画を見るのは本当に高い。マレーシアでは210円程で日本よりも心地よいシアターで見られるのに日本は10倍近い値段でしかも混み込みだ。
それでも映画が面白ければお金を出した価値はある。今回はハリウッドの大作になるであろう、「アバター」を見た。しかも話題の3D版だ。
ストーリー自体は悪くない。いや、面白い部類に入る。まだ見ていない人のために簡単にあらすじを・・・
急死した双子の兄の代わりにとある星に送られた主人公。元アメリカ海兵隊の兵士で戦闘で負傷して車椅子の生活をしている。その星で人類は貴重な鉱物資源を発掘しているがその鉱脈に原住民の集落があるため、武力で奪い取ることを計画している。主人公はアバターと呼ばれる原住民そっくりの生物と意識を同化してスパイとして潜り込むが部族長の娘と恋に落ちて・・・
こんなストーリーだったと思う。アメリカ映画の特殊技術、CG技術はすばらしい。原住民も通常、気味が悪い、不細工が定番だがこのアバターどことなく気品があって、原住民の娘なんかは人間から見れば化け物の類なのにどことなく色気があって、さぞかし美人なんだろうなと思わせるデザイン。秀逸である。
だが、3Dが失敗した。
映画館で配られた眼鏡をかけるのだが、最初は画面が飛び出てきて感動したが、映画自体がたんたんと進むため、特別3Dである必要がない。3時間近くもかけていると目が回ってきてそれこそ「車酔い」みたいになって気持ち悪くなってしまった。しかも眼鏡の上から3D眼鏡をかけたので鼻が痛い。
あまりの気持ち悪さに3D眼鏡をはずすと映画の画面がぼやけて青っぽく、とても見れたものではない。車酔いに耐えて見るしかない。
3Dにするなら、ホラー映画とかサスペンスみたいなスリルのある映画の方がよいだろう。アバターは映画自体の完成度が高く、画面が美しいから3Dにする必要はないと思った。普通に見ても感動できる。
久々に「車酔い」体験をしたが8年前にマレーシアの孤島にバカンスに行った時の帰りの空港までの送迎車ニッサン「バネット」に乗って「車酔い」して以来であった。車が古すぎて走行中の振動がすごいのとシートがブカブカなのと、道が悪路なことで一発で車酔い。行きはメルセデスベンツのVクラスだったから、まったく酔わなかったが車種が違うと天と地ほども違うのだと降りたとたんに吐いたゲロを見て思ったもんだ・・。(汚い話ですみません。)
2010年01月09日
Dr.ペイントという自動車修理業者が始めた商売が話題を呼んでいる。商売は一口に言えば、中古車のリースであるが顧客の要望に応えて車を用意し、車検費用から税金等、ガソリン代以外の車の経費をすべて込みにして一定月額で貸し出すらしい。名義も使用者の名義でレンタカーのように「わ」ナンバーでもなく、しかも半年で乗り換えることも可能とあって、かなりウケているらしい。
店舗も次々とオープンして、会社が拡大している。
チラっとHPを確認したが、例として14年式メルセデスEクラスで月額126,000円、16年式BMWZ4で94,500円、ジャガーSに到っては、
35,000円・・・車の状態や人気、不人気車により値段は変わるのだろう。
いくらメルセデスEでも月額で12万円はきつい?と感じるかもしれないが、よくよく考えると中古で300万円とかで買っちゃうよりも安いと思う。例えば、
1年乗って乗り換えることを考えれば、リースなら144万円だが、300万円の中古のベンツを1年後に売って下取りが150万円以上あるとは思えない。
税金や諸経費を払わなくていいの大きい。3年以上乗らなければ、買うよりも得というから、次々と新しい車を乗り換えたい人や、いっぺんにお金を払いたくない人にはいい方法だ。
究極の方法は半年や1年で次々と乗り換える・・・中古車というところは気になるが、いろんな車に乗れるのは私にとっても魅力的だ。しかも手放すときの値下がりリスクを回避できるのが大きい。
修理業者ということで、メンテナンスを安くできるというところがポイントであろう。他業者ではなかなか参入できないかもしれない。
リースなら新車ディーラーでもやっているが、3年は乗らないといけなかったり、そのメーカーしか乗れないのがデメリット。ローンを半分残して残価設定で買う方法も広まってきたが、それも3年後の下取りリスクが付きまとう。
新しい買い方がどんどん増えるのはいいことだ。このDr.ペイントも近所にできたら検討してみようか?半年ごとに高級車のネタが書けてブログネタに困らなくなるし・・・。
店舗も次々とオープンして、会社が拡大している。
チラっとHPを確認したが、例として14年式メルセデスEクラスで月額126,000円、16年式BMWZ4で94,500円、ジャガーSに到っては、
35,000円・・・車の状態や人気、不人気車により値段は変わるのだろう。
いくらメルセデスEでも月額で12万円はきつい?と感じるかもしれないが、よくよく考えると中古で300万円とかで買っちゃうよりも安いと思う。例えば、
1年乗って乗り換えることを考えれば、リースなら144万円だが、300万円の中古のベンツを1年後に売って下取りが150万円以上あるとは思えない。
税金や諸経費を払わなくていいの大きい。3年以上乗らなければ、買うよりも得というから、次々と新しい車を乗り換えたい人や、いっぺんにお金を払いたくない人にはいい方法だ。
究極の方法は半年や1年で次々と乗り換える・・・中古車というところは気になるが、いろんな車に乗れるのは私にとっても魅力的だ。しかも手放すときの値下がりリスクを回避できるのが大きい。
修理業者ということで、メンテナンスを安くできるというところがポイントであろう。他業者ではなかなか参入できないかもしれない。
リースなら新車ディーラーでもやっているが、3年は乗らないといけなかったり、そのメーカーしか乗れないのがデメリット。ローンを半分残して残価設定で買う方法も広まってきたが、それも3年後の下取りリスクが付きまとう。
新しい買い方がどんどん増えるのはいいことだ。このDr.ペイントも近所にできたら検討してみようか?半年ごとに高級車のネタが書けてブログネタに困らなくなるし・・・。
2010年01月06日
最近のダイハツのCMは「がんばってるなあ。」と思う。
ウエンツと西山茉希さんのCMは、さわやかカップルで非常に好感がもて、ミラココアという車のイメージを高めているが、最近流れているミラのCMも女性3人が出てきて、これまた「さわやかに」「美しく」「キレイ」というイメージが
強烈に伝わってくる。車のイメージにあったCMだ。
あまりにもイメージがよいので、ミラがモデルチェンジしたのかな?と思ったらそうではなくて、2006年にモデルチェンジしたミラ。一応、2008年にマイナーチェンジ?しているようだが、現行モデルは新型ではない。
ミラといえば、大学時代の先輩がバイトしてやっと買った車がミラ(中古)。その先輩、人柄はいい人だが堅実で真面目だから、車選択も堅実で、維持費の安いミラにしたのだが、ミラでは女の子にはもてなかった・・・・。一応、告白してみたのだがすべて撃沈!!せめて、軽ならホンダのトゥデイとか、ビートにしておけばよかった・・・と思うのだが、当時のミラは軽貨物車というイメージが強すぎた。
(後輩の私はそれを反面教師にし、普通車にしたが、これまた経済状況が悪いのでポンコツの三菱ミラージュ・・やっぱり、もてなかった・・。(当時は最低でもワンダーシビック、シティ、スターレットターボ、CR−Xぐらいは持ってないと女の子を誘ってドライブできなかった・・。いや、車じゃないよ・・あんたがダサいからだ!という人もいるでしょう。それも当りですが。)
それが今のミラは泥臭さが消えて、結構、おしゃれ。相変わらず、後ろ座席にはヘッドレストがなくて、後ろに乗ったら死にます?・・というぐらい安全性能には疑問符も付くが値段の安さと実用性を考えれば十分。(一応、ミラの名誉のために衝突実験の結果はかなりいい線。でも、車が壊れなくても中の人はどうなっちゃうの?という疑問は消えないけれど。)
ミラのCMを見ると若い女子をターゲットにしていると思われるが、今時の草食系男子諸君のハートにも響きそうだ。
まあ、雑食系オヤジで車バカの私にとっては、ターゲット外の商品ではあるが、
日本の軽自動車はしょぼくないぞ!というのはなんだかうれしいのである。
最初のコストを考えれば、ただの移動手段と荷物運びの実用車として使い倒すならハイブリットより、この程度の軽自動車の方がお買い得ではある。
ウエンツと西山茉希さんのCMは、さわやかカップルで非常に好感がもて、ミラココアという車のイメージを高めているが、最近流れているミラのCMも女性3人が出てきて、これまた「さわやかに」「美しく」「キレイ」というイメージが
強烈に伝わってくる。車のイメージにあったCMだ。
あまりにもイメージがよいので、ミラがモデルチェンジしたのかな?と思ったらそうではなくて、2006年にモデルチェンジしたミラ。一応、2008年にマイナーチェンジ?しているようだが、現行モデルは新型ではない。
ミラといえば、大学時代の先輩がバイトしてやっと買った車がミラ(中古)。その先輩、人柄はいい人だが堅実で真面目だから、車選択も堅実で、維持費の安いミラにしたのだが、ミラでは女の子にはもてなかった・・・・。一応、告白してみたのだがすべて撃沈!!せめて、軽ならホンダのトゥデイとか、ビートにしておけばよかった・・・と思うのだが、当時のミラは軽貨物車というイメージが強すぎた。
(後輩の私はそれを反面教師にし、普通車にしたが、これまた経済状況が悪いのでポンコツの三菱ミラージュ・・やっぱり、もてなかった・・。(当時は最低でもワンダーシビック、シティ、スターレットターボ、CR−Xぐらいは持ってないと女の子を誘ってドライブできなかった・・。いや、車じゃないよ・・あんたがダサいからだ!という人もいるでしょう。それも当りですが。)
それが今のミラは泥臭さが消えて、結構、おしゃれ。相変わらず、後ろ座席にはヘッドレストがなくて、後ろに乗ったら死にます?・・というぐらい安全性能には疑問符も付くが値段の安さと実用性を考えれば十分。(一応、ミラの名誉のために衝突実験の結果はかなりいい線。でも、車が壊れなくても中の人はどうなっちゃうの?という疑問は消えないけれど。)
ミラのCMを見ると若い女子をターゲットにしていると思われるが、今時の草食系男子諸君のハートにも響きそうだ。
まあ、雑食系オヤジで車バカの私にとっては、ターゲット外の商品ではあるが、
日本の軽自動車はしょぼくないぞ!というのはなんだかうれしいのである。
最初のコストを考えれば、ただの移動手段と荷物運びの実用車として使い倒すならハイブリットより、この程度の軽自動車の方がお買い得ではある。
2010年01月04日
2010年はもしかすると、車にとって革命の引き金になる重要な年になるかもしれない。というのも、電気自動車が市場に本格投入され、普及のきっかけになるかもしれないからだ。
電気自動車はすでに三菱がアイミーブを出しているが、値段は400万円超。
とてもじゃないが普及する値段ではない。スバルのステラEVも同様。ただ、これらは量産化が実現すれば、どんどん安くなるわけでプリウス並になれば、EVにシフトするかもしれない。
2010年はニッサンが「リーフ」を出す。値段は未定だが、バッテリーをリースにすることで低価格化を目指すという。プリウス並の値段で出してきたら、まさに「革命」が起こるかもしれない。フランス革命でバスティーユ要塞が民衆に囲まれた事態だ!(なんのこっちゃ?)
EVが普及するには、3つの問題がある。
1つは「価格」これは先に述べたとおり。
2つ目は「インフラ」整備。自宅以外で充電できる設備がどれだけ作れるかが重要である。もちろん、自宅の充電設備も必要。単純に家のコンセントから延長コードで充電できるというなら、普及する可能性大。
3つ目は「走行距離」
現在は150km〜160kmが限界というが、近場で乗るなら十分である。韓国製のEVは鉛電池で低価格だが最高速度60km/hで、70km程度の走行距離しか出ない。しかし、お年寄りに大人気でにかかわらず、注文待ちの大ヒットという話。近場で通勤、買い物にしか乗らないのであれば、EVは売れるだろう。だが、万人受けではない。この距離が200km、300kmとなれば、まさにEVの時代が来る。
今のところ、王者トヨタはEVについては、静観しているみたいだ。発売は2015年とニッサンよりも遅い。EVは近距離でその他は燃料電池車というのが念頭にあるらしい。もしかしたら、ニッサンや三菱に先行させておいて、後からおいしいところだけ持っていこうという従来のトヨタ戦略かもしれないが、中国市場で光りつつあるニッサンにぶっちぎられる恐れも無きにしも非ず。
しかし、EV・・・どうも好きになれないのですよね。
車というより家電になってしまい、胸のときめきが・・・。ない。
電気自動車はすでに三菱がアイミーブを出しているが、値段は400万円超。
とてもじゃないが普及する値段ではない。スバルのステラEVも同様。ただ、これらは量産化が実現すれば、どんどん安くなるわけでプリウス並になれば、EVにシフトするかもしれない。
2010年はニッサンが「リーフ」を出す。値段は未定だが、バッテリーをリースにすることで低価格化を目指すという。プリウス並の値段で出してきたら、まさに「革命」が起こるかもしれない。フランス革命でバスティーユ要塞が民衆に囲まれた事態だ!(なんのこっちゃ?)
EVが普及するには、3つの問題がある。
1つは「価格」これは先に述べたとおり。
2つ目は「インフラ」整備。自宅以外で充電できる設備がどれだけ作れるかが重要である。もちろん、自宅の充電設備も必要。単純に家のコンセントから延長コードで充電できるというなら、普及する可能性大。
3つ目は「走行距離」
現在は150km〜160kmが限界というが、近場で乗るなら十分である。韓国製のEVは鉛電池で低価格だが最高速度60km/hで、70km程度の走行距離しか出ない。しかし、お年寄りに大人気でにかかわらず、注文待ちの大ヒットという話。近場で通勤、買い物にしか乗らないのであれば、EVは売れるだろう。だが、万人受けではない。この距離が200km、300kmとなれば、まさにEVの時代が来る。
今のところ、王者トヨタはEVについては、静観しているみたいだ。発売は2015年とニッサンよりも遅い。EVは近距離でその他は燃料電池車というのが念頭にあるらしい。もしかしたら、ニッサンや三菱に先行させておいて、後からおいしいところだけ持っていこうという従来のトヨタ戦略かもしれないが、中国市場で光りつつあるニッサンにぶっちぎられる恐れも無きにしも非ず。
しかし、EV・・・どうも好きになれないのですよね。
車というより家電になってしまい、胸のときめきが・・・。ない。