JANet株式会社アドウェイズが運営するアフィリエイトプログラム「JANet」が基本プログラムのバージョンアップを行った。

これまで「JANet」は、リード型報酬に特化したシステムとなっており、「物販系プロモーション」が運用しづらい環境だったが、今回のバージョンアップによりシステム上での「定率報酬プログラム」も運用可能となり「商品リンク」「リンクビルダー機能」などの物販プロモーションを運用する上で便利な機能が追加されている。

ぱっと見、他社のプログラムに追従したように見えるが、後発らしく一味違ったシステムとなっている。
まず「商品リンク」だが、生成されるリンクそのものは一般のそれと同じだが「商品リンクのタグ」以外に「商品の紹介文」を取得できるようになっており、自由に使う事が出来るようになっている。
さらにその「商品リンクタグ」と「紹介文」を10件ずつCSVでダウンロードできるようになっておりデータベースを活用する事の出来るサイト運営者であればより効率的にアフィリエイトショップを構築する事が可能となっている。

さらに特筆すべき点は

「特定の商品(10種類)の報酬の定率を商品別に設定できる」

ということである。
アフィリエイトプログラムの定率が低い要因の一つとして考えられるのは「全商品に対して一律の定率しか設定出来ない」という事である。
考えてみれば無理もない。様々な商品を取り扱うECサイトですべての商品で同じように利益が生まれるはずもなく、結局は「利益の薄い商品」にあわせて定率を設定せざるを得ないのである。

「10種類だけ?」という意見もあるかもしれないが、これによりECサイト側も特に販売を強化したい商品に対して高い定率を設定する事が可能となり
アフィリエイトサイトに還元することが可能となるのだ。

残念ながら、現在このサービスに対応しているのは「1プログラム」のみだがJANetもこのプログラムの運用開始にあわせてECサイトに対して
「初期費用・月額配信料金」無料キャンペーンを実施するなど運用開始3ヶ月で新規ECサイト200社の取引を目標としている。

JANet」は、昨年スタートした新規参入のアフィリエイトサービスプロバイダとしては最大の伸びを示しており、気づけばサービス開始1年足らずで230のプロモーションを運用する規模にまで成長している。

さすがに3ヶ月で新規200社は厳しいと思うが、かなり期待できそうだ。