2004年11月

トラフィックゲートが注文リストを実装

トラフィックゲートが管理画面内に注文リスト機能を実装した。

お気づきの方も多いと思うが、実はこの機能、前回(今年の1月)のバージョンアップの際には、当初から用意されていた・・・いや用意されていたはずの機能だ。
管理画面公開当初はリンクが用意されていたが、いつの間にか消えていた幻のメニュー。バージョンアップ当初には1月遅れ・・・その後は夏ごろ・・・と遅れに遅れて今回の実装にこぎつけた。

これで、若干他社と比べて遅れをとっていた感のある管理画面がある程度追いついた・・・・・・かに見えたが・・・。

またもや・・・○イブドアのやっつけ仕事だ・・・。

どうやら現状では、広告主IDでソートされた結果以外に表示できない・・・というかソート機能がない・・・。「注文リスト」は、最低でも申込日順で表示されて初めて「注文リスト」だと思うのだが・・・。

しかもこの「注文リスト」・・・どうやら11ページ目以降を表示することを想定していないらしい・・・。

注文リスト画像

まぁ、売上額が判るようになっただけでも一歩前進と言えなくも無いのだが、ページングの処理ぐらいしっかりしてくれ・・・。

追記:2004/11/25
上記ページングの問題については改善されたようだ。



1年近く実装が遅れた結果がこれでは・・・

プロの仕事を見せてくれ!

・・・なんか最近ぼやいてばっかりだな・・・このブログ・・・。

追記2:2004/11/25
ページングのバグが衝撃的で、触れるのを忘れていたが注文リストのデータをCSVダウンロードできるのは、画期的な機能でこそないが便利だ。

レポートのダウンロード機能は、殆どの主要ASPの管理画面には、既に実装されているが、今回のTGの機能追加により未実装なのは、意外にもバリューコマースだけとなった。

ライブドアデパートアフィリエイトがスタート

ライブドアデパートライブドアデパートでアフィリエイトプログラムが11月16日にスタートした。先日のNHKの放送の中では、楽天アフィリエイトに追いつけ追い越せという意気込みをかもし出していたので多少は期待を寄せていたのだが、実物を見てみると・・・ぶっちゃけ「やっつけ仕事」「見切り発車」の感が否めない。

実際アフィリエイトに関するテキスト・ガイドも殆ど用意されておらず、かろうじて下記のページが存在するのみ。
http://depart.livedoor.com/docs/affiliate.html

で、そのシステムもこれまた厳しい。

商品リンクの作成には2つの方法が用意されており、1つはキーワード検索でヒットした5種類の商品に関するリンクコードを取得する方法。もう一つはライブドアデパート内の商品ページに記載された「ISBN/JANコード」で指定した商品のリンクコードを取得する方法である。

キーワード検索に関しては、検索の精度が恐ろしく低い上、検索結果は最大で5つまでに限定されており希望の商品が極めて探しづらい。
「ISBN/JANコード」検索に関しては結局のところライブドアデパート内で予め希望の商品を探しておかないと使えない。

また、成果レポートにしても、日ごとのクリック数と売上件数、報酬額しか閲覧することが出来ない。確かにどの商品別売上に関しては他社でもプライバシーの問題が発生する可能性がある為、あえて記載していないということもあるらしいが、売上の上がったショップ名ぐらいは表示させてもいいのではないだろうか?しかし、何よりも驚いたのは、売上に応じた定率型成果報酬にも拘らず、売上額がわからないというの事だ。

代々某TG社のシステムを制作しているのも同社なのだが、コチラのシステムも全く同様に売上金額が確認できない。アフィリエイターには売上額を教える必要はないと思っているのだろうか??

さらに極めつけは、報酬料率は商品ごとに1%〜99%まで設定できるらしいのだが、掲載した商品が売れた場合に幾らの報酬が発生するのか何処にも記載がない・・・。宝くじか??

※11/18追記
商品のリンクコード作成時に商品名の下に「還元レート」という表記を発見・・・見落としだったのか???

唯一の利点といえそうなのは、ライブドアブログにプラグインを用意してサイドバー部分に簡単に商品リンクを作成できるという点ぐらい。

後発の優位性は、先行者のシステムを研究し、そのシステムの問題点を解決出来る提案を含んだ開発が可能な点である。にも拘らず同社のそれは、まるで一世代前のアフィリエイトシステムのようだ。

本気でアフィリエイトに参入するつもりなら早期にシステムの改善を行わないと他のショッピングモール系アフィリエイトプログラムの牙城は崩すことは厳しいだろう。

とはいえサービスイン間もない現状では、致し方の無い点も多いだろう。現状では報酬の支払はポイントのみとの事だが、現金への交換も予定しているらしい。今後のライブドア開発陣の底力に期待しよう。

ビッダーズ Webサービス、機能を追加

ビッダーズが提供するWebサービス「BWS」に一部機能が追加された。

概要は下記の通り。

・商品情報XMLでページ情報付XMLを公開(ページングが出来る)
 page パラメータの公開(上記ページング対応で利用)
・exhibit_id パラメータの公開(ロットナンバーで商品指定が可能)
・RSS ver2.0対応

尚、今回の変更で具体的に取得可能となったデータ、利用可能となったパラメータは、下記の通り。

・変更になったパラメータ

 「tf」・・・XMLテンプレートの指定が「xml_lite」から「xml_lite2」に変更

・追加されたデータ

 1.検索結果の総商品数
 2.検索結果の総ページ数
 3.現在のページ
 4.商品表示開始位置
 5.商品表示終了位置

・追加されたパラメータ

 1.「page」・・・ページ番号の指定。数値以外、1未満を指定した場合は無効
 2.「exhibit_id」・・・ロットナンバーの指定

パッと見たいした変更ではないようだが、実用面ではかなりの改善である。
特にロットナンバーで商品が指定出来るようになったのはアフィリエイトで
利用する上では大きいと言える。
また、ページングを利用する場合に「商品表示開始位置」「商品表示終了位置」が取得できるのも思いのほか便利である。

利用例
http://xml.bidders.co.jp/bep/xml?tf=xml_lite2&keyword=Panasonic&ipp=10&page=3
パナソニックをキーワードに1ページ辺り10件ずつ表示させて3ページ目を指定

新XMLテンプレート(xml_lite2)
<?xml version="1.0" encoding="エンコード" ?>
<ListingInfo>
<TotalCount>総商品数</TotalCount>
<TotalPage>総ページ数</TotalPage> 
<CurrentPage>現在のページ</CurrentPage>
<StartIndex>商品表示開始位置</StartIndex>
<EndIndex>商品表示終了位置</EndIndex>
<ItemInfo>
<ItemNo>ロットナンバー</ItemNo>
<ItemName>商品タイトル</ItemName>
<ExhibitorId>出品者ID</ExhibitorId>
<BidNum>入札数・売れた数</BidNum>
<CurrentPrice>現在の価格</CurrentPrice>
<EndDate>終了日(m/dd hh:mm)</EndDate>
<CategoryId>カテゴリーID</CategoryId>
<RemainTime>残り時間</RemainTime>
<ImageUrl>画像のURL</ImageUrl>
<ItemNum>商品数</ItemNum>
</ItemInfo>
</ListingInfo>
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