アフィリエイトでめざせ!月収100万円この本は初心者向け、この本は中級者向け・・・と最近発刊の相次ぐアフィリエイト本の書評にはこういった文言が多い。
そもそも、まったくアフィリエイトが初めてという人は、いわゆる初心者ということで間違いないのだろうが中級者、上級者の定義はどういったものなのだろうか???

報酬額でわけるのか、経験でわけるのか・・・。
月20万円報酬があるから・・・、3年間アフィリエイトに参加しているから・・・
といって上級者と感じるかどうかは人によって違うわけで、表現としては微妙だ。

・・・と結論のない疑問に行数を割いても仕方がないので本題へ・・・

あびる氏の「アフィリエイトでめざせ!月収100万円」は、今までのアフィリエイト本にはない著者の視点、「ウェッブデザイナー」としての視点が強く反映しており、サイトのデザインやナビゲーションといった、ユーザビリティの基本的ではあるが極めて重要な部分に対して多くのページ数を割いている。

「使いづらいサイト」「役に立たないサイト」は売上を生まない。

全く持ってその通りである。

とかく「アフィリエイトのテクニック」というとなにか特殊な秘密めいたものを連想する方が多いようだが、売上アップの最も骨となる「テクニック」は結局のところユーザーにとって「役に立つ」「使いやすい」ウェッブサイトを構築する事だ。(たとえ一部のユーザーにのみ役に立つニッチなモノでも構わない)

アフィリエイトサイトに限らず商用ウェッブサイト制作の基本中の基本であり、ウェッブサイトの存在価値はそこにある・・・。

今このBlogを読んでいる貴方が「初心者」なのか「中級者」なのか、はたまた「上級者」なのかは、わからないが、アフィリエイトをするなら一度は読んでおいて損のない本である。

「初心者」の方には道標に、そのほかの方には、自サイトを見直し売上をアップさせる「きっかけ」となる実用書である。