おさんぽ尾道

尾道の片隅で見つけたことや感じたことを、とりとめもなく綴っていきます。

STORY BOX vol.07


STORY BOX (STORY BOX)STORY BOX (STORY BOX)
著者:飯嶋 和一
販売元:小学館
発売日:2010-02-05
おすすめ度:4.0
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新作のご案内です。

小学館から昨年創刊されて第7号を迎えた『STORY BOX』は、小説専門の月間文芸誌ですが、文庫本サイズというユニークな形態をしています。毎回、全体を象徴する二文字のタイトルがついていて、今回は「異境」。
掲載されている作品にも二文字タイトルのものが多くなっています。

こちらで不定期連載させていただいている(書くのが遅いので・・・)「宵祭りの夢」シリーズ、この第7号に「相棒」というタイトルの新作前編を掲載していただきました。第8号に後編掲載予定です。
なお、第2号には「不通」というシリーズ第1作が掲載されています。

STORY BOX 2STORY BOX 2
著者:室積 光
販売元:小学館
発売日:2009-09-04
おすすめ度:5.0
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さて、今回の「相棒」、テレビドラマ『相棒』とは関係なく(ちなみに私はこのドラマの熱烈なファンであります。水曜日夜9時から10時はテレビに釘付け、電話が鳴っても出ません(笑))、たぶんミステリーでもありません。分類するなら青春小説かな? ほんのちょっと、謎は出てきますが。
「灯篭の宵祭り」という、秋の一夜に行われるお祭りを巡る人々のさまざまなエピソードを描いていく予定です。エピソード同士が直接つながることはありませんが、前に出てきた人や物が次の話に再登場してつなげていく形になる−−予定です(自分でもこの先どうなるかわからない)。

ところで、舞台となるのは瀬戸内沿岸の町、潮ノ道。はい、こちらの本に登場する潮ノ道です。

扉守(とびらもり)扉守(とびらもり)
著者:光原 百合
販売元:文藝春秋
発売日:2009-11-25
おすすめ度:4.5
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ただ、『扉守』のほうはファンタジーで、もののけ魔法使いなんでもありでしたが、「宵祭りの夢」のほうは現実路線の小説です。だから、二つのシリーズは景色がすっかり同じ町のパラレルワールドストーリーと思っていただいてもいいし、同じ世界なのだけれど、もののけや魔法使いが活躍していることを知っている人は知っていて知らない人はまるで知らない、と思っていただいても構いません。

そういえば『扉守』のあの人物は、こっちのシリーズにもそのうち出てくるに違いないと思っていたら、まだ名前だけですがやっぱり出てきました。次号(08号)に登場します。

尾道ものがたり賞

尾道ものがたり

文学の町・尾道に、今まで文学の賞がなかったのが意外・・・とおっしゃる方もいらっしゃいますが、ついにできました!

「尾道を舞台にした、尾道の町の魅力を輝かせる物語」というコンセプトの募集です。
原稿用紙5枚〜20枚という短さで、「物語」でさえあればジャンルは不問。

たくさんの方の応募をお待ちしています。

詳しくはこちらのサイトでどうぞ。

迎春

あけましておめでとうございます。

新年なので、デザインを変更してみました。

皆様はどのような年をお迎えになったでしょうか。
今年が平和ないい年になりますように!

おのみち文学三昧

イベントのお知らせです。

従来、尾道大学芸術文化学部日本文学会の定例行事として
大学キャンパスで行っていた総会を、今年はしまなみ交流館(JR尾道駅前)の大ホールにて「おのみち文学三昧」と題して行います。
日時は12月19日(土)、13:00〜18:00を予定。
入場無料、予約申し込みも不要です。

通例は堅苦しい場と思われがちな『学会』を、広く市民の皆さんに親しんでいただくことを目的としています。
学生の研究発表あり、教員による講演あり、外部のゲストもいらっしゃるバラエティに富んだ内容です。
全国に学会は数多くありますが、学会員以外でも、しかも参加費無料で気軽に参加できる学会は類を見ないことでしょう。地域とともに生きる市立大学の特色と考えていただければ幸いです。

さらに、企画の一部として、おなじみ『尾道草紙』の朗読コンサートを行います。尾道を舞台に新たに書かれた物語を、執筆者である日本文学科学生自らが朗読、あわせて正木路子さんによるピアノの生演奏と、美術学科学生の絵をはじめとする美しい映像も楽しんでいただく、楽しい企画となっています。

今回の学会のもう一つの目玉が、『高橋新太郎文庫』の紹介です。
高橋新太郎先生は、先年亡くなった日本文学者ですが、貴重な資料を大量に蒐集されていた方です。没後、貴重な資料を処分・散逸させるには忍びないと、縁あって尾道大学にて多くを保管させていただくことになりました。
現在、分類・整理に励んでおりますが、極めて希少な資料が多く、それが現在尾道に保管されていることを、市民の皆さんに是非知っていただきたいと思います。
当日は資料内容や高橋新太郎先生についてご紹介するとともに、展示も行いたいと思っています。

以上の盛りだくさんな内容ですので、ぜひとも多くの方にご参加いただければと願っております。
年末のお忙しい時期ではありますが、どうぞ気軽にお立ち寄りください。

『扉守』

なんだかすごく久しぶりだったりして(ここのところ、職場の仕事と原稿書きが忙しいんです〜)。
で、また新刊の紹介だったりして(^^;)。


扉守(とびらもり)扉守(とびらもり)
著者:光原 百合
販売元:文藝春秋
発売日:2009-11-25
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というわけで、『扉守―潮ノ道の旅人』(文藝春秋)です。
オール読物で足掛け7年、不定期に連載していた連作短編7つをまとめました。
瀬戸内の小さな町、潮ノ道(どこがモデルかすぐわかりますね)を舞台に展開する、ちょっと不思議な物語。エピソードごとに、潮ノ道に住む様々な年代の女性たちがこの町を訪れる奇妙な客人と出会う、という構造に(おおむね)なっています。

二つ前のエントリーで書いた、「ピアニシモより小さな祈り」も収録しています。
そういえばあのとき、本全体のタイトルをどうしようか悩んでいたのでした。
編集さんとも相談のうえ、7つの短編のうち一つのタイトル「扉守」を使って、副題としてシリーズ全体を象徴する「潮ノ道の旅人」を入れました。

尾道好きな人には、きっと楽しんでいただけると思うのですが。

このシリーズは是非続けたいので、応援よろしくお願いします。

『イオニアの風』

イオニアの風
イオニアの風


ここのところ宣伝が続いてお恥ずかしい(^^;)。

久々の著書が出ました。
ギリシャ神話をモチーフとした長編ファンタジーです。
着想が降ってきてからほぼ20年。
信じがたいほど時間がかかってしまいました。

たくさんの方に楽しんでいただけるといいのですが。

「潮ノ道幻想譚」

オール讀物 2009年 08月号 [雑誌]オール讀物 2009年 08月号 [雑誌]
販売元:文藝春秋
発売日:2009-07-22
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すみません、宣伝です(^^;)。

文芸春秋『オール読物』最新号に、短編を載せていただいています。タイトルは「ピアニシモより小さな祈り」。

潮ノ道という瀬戸内の小さな町(どこがモデルか、すごくわかりやすいですね)に、ちょっと不思議な人たちが訪れてちょっと不思議な出来事が起こる、という連作短編シリーズ。もう7年ぐらい書き続けています(書くのが遅い・・・)。

今回は、ちょっと不思議なピアニスト&調律師のコンビがこの町にやってきます。キャラクターにはモデルはいませんが(誰にも似ないように気をつけて書いたら、主人公がかなりの変人になってしまいました・笑)、作者のここしばらくのピアノ熱が存分にこもった作品となりました。

これにて一冊分の原稿が揃ったので、秋には単行本になると思います。
本のタイトルをどうしようか、現在考慮中。

月下美人

月下美人

ご近所で咲いた月下美人を見せてもらいました(写メなのでぼんやりしていますが)。

一夜限りの儚い美人です。

焼酎につけておくと、きれいなまま保存できるとか。

そういえばずっと前、香りのいい花を漬け込んだお酒を飲ませてもらったことがありました。月下美人ではなかったけど、何の花だったかな? お酒にもほんのり香りが移っていて、おいしかったです。

七夕飾り

七夕

商店街の七夕飾り。
七夕が過ぎても例年、7月いっぱいは飾ってあります。

子供たちの願い事がたくさん下がっています。
「プリキュアになりたい」「ディケイドになりたい」
相変わらずの人気キャラクターたち。

「お父さんみたいに面白い人になりたい」というのもありました(^^)。

道行く人が願い事を書けるようになっているのも、ここ数年の恒例。
左下のほうにすだれがありますが、ここにつけます。

七夕飾りが終わるころが、尾道ではちょうど、住吉の花火大会。
今年は8月1日(土)です。

『詩とファンタジー』夏空号(9月号)


詩とファンタジー 2009年 09月号 [雑誌]詩とファンタジー 2009年 09月号 [雑誌]
販売元:かまくら春秋社
発売日:2009-07-18
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以前もこの日記で紹介した『詩とファンタジー』、最新号です。

今回、私の作品を載せていただきました(^^)。
タイトルは「夏の終わりのその向こう」、ファンタジーというか、私は「メルヘン」という呼び方に慣れているのですが、幻想的な掌編です。
イラストは『星月夜の夢がたり』でご一緒した鯰江光二さんにお願いしました。今回もとても美しい絵をつけてくださっています。

星月夜の夢がたり (文春文庫)星月夜の夢がたり (文春文庫)
著者:光原 百合
販売元:文藝春秋
発売日:2007-07
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この作品は、次の次の次(来年あたり)に出す本に収録予定なので、ついでにその宣伝も。
先日のエントリーでピアノの練習をしていることを書きましたが、最近よく練習しているのがウィリアム・ギロックという作曲家の練習曲。一般的な練習曲のイメージ(なんとなく堅苦しいとか面白みがないとか・・・)と違って、すごく美しいメロディーの作品がたくさんあります。
そんなギロックの代表作、『叙情小曲集』に収録された曲の数々をモチーフに物語を書き、美しい絵とピアノ演奏CDもつけたCD絵本を作りたい!と思い立って二年。
どうにか実現に向けて動き出し、感無量です。

物語はもちろん光原百合が執筆。絵は鯰江光二さん、ピアノCDは小原孝さんが担当してくださいます。PHP研究所より。

「幻想掌編」というスタイルの面白さを、もっとたくさんの人に知ってもらいたい!
ギロックの美しい曲の数々に触れてもらいたい!
鯰江さんの絵、小原さんの音楽と一緒に本を作りたい!

とまあ、「大好き」が高じて企画してしまった本です。
皆様、まだ少し先ですが、どうぞよろしく。

あ、「詩とファンタジー」のほうも! こちらはもう店頭に並んでいます!
Profile

尾道で、推理小説や童話を書いています。のんびり、カタツムリのようなペースです。
大学で小説の書き方も教えています。




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