俺のまさあき

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悪夢のエレベーター 〜このウソ、ホントにキリがない。〜

26万部突破の人気小説、ついに初の映画化! 10月、シネセゾン渋谷、シネ・リーブル池袋ほか 一発逆転ロードショー!!

堀部圭亮第一回監督作品

2009年09月

お別れ。またね

明け方から少し眠り、7時半頃目が覚める。同居人はもう起きていた。
シンケンジャー、仮面ライダー、プリキュアを生で見てしまった。
そんなふうに私達が起きていても、
気配を察した猫が起きだしてきてくれることはない。
ゆうべ安置した座布団の上で眠ったように動かないままだ。

10時過ぎ、亡骸を飾る花を買いに同居人と出かけた。
思えば猫の容体が気がかりで、二人で出掛けたことはしばらくなかったかも。
世話になった動物病院の先生へお礼とあいさつに行く。
結局使わずじまいだった薬や器具も返した。

駅前まで遠征して3件の花屋を比較検討。
一番人気の花屋はあいにく今日休みだ。
百合とトルコキキョウ、薔薇で純白の花束を作ってもらった。

家に戻って亡骸を箱に移し、花を敷き詰めた。
猫のお気に入りだったぬいぐるみも一緒だ。
12時半のお迎えまで、同居人と涙を流しながら冷たくなった体をなでた。

ペットの葬儀場は近かった。近くをよく車で走ることはあったのに、
こんなところにあるとは気付かなかった。
待合室でしばらく時間を待つ。
最後の記念に肉球のスタンプを押してもらった。
(今気付いた、モンハンのレアアイテムだな)

炉の前で最後のお別れ。
持参したもののほか、葬儀場が準備してくれた花で遺骸を飾る。
きれいだよ、やまと。
立派な猫ちゃんですねって係りの人も言ってくれてるよ。
いっぱい思い出を残してくれてありがとう。
お前がいてくれた日々はプライスレスです。何にも変えられません。
家に帰るとかわいいお前が待っている、それだけで力がわいてきました。
虹の橋で休んだら、毛皮を着替えてまた私たちの前に現れてほしい。

待合室で、同居人と猫の思い出を話す。
携帯やデジカメに遺された猫の写真や映像を眺める。
1月、最初に容体が急変した後に撮ったものが多い。
それからしばらく持ち直していたから油断していた。
もっともっとたくさん記録に残しておけばよかった。
一番最近撮ったものは土曜に亡くなる直前、
火曜にたまたま撮っていたもの。
最後に少し具合が良くなったときだ。
元気そうに見えて、まさかそんなにすぐ亡くなるとは。

白くてしっかりした、きれいな骨だった。
全部連れて帰ろうと拾い集める。
骨壷をなでる。
こんなに小さく、おとなしくなっちゃった。寂しい。

家に戻ってきたが、何やらそこここで白い影が見えるような気がする。
四十七日まではまだいてくれるのかな。
身軽になったのでどこへでもついてきてほしいよ。

時々急に力が抜ける気がする。
この先、いないことが実感されてもっとつらくなるのかな。

次に会う時まで、しばしのお別れです。
ありがとう、また会おうね。大好きでした。

ありがとう

飼っていた同居人の猫が、長い闘病生活の末に逝った。
先週急に容体が悪化し、なんとか持ち直したかと思った矢先だった。
同居人と一緒に、わが子のように可愛がっていた。
とくに懐いていた同居人の落胆ぶりが心配だ。
あんなに愛情深くやさしい子に、もうめぐり合えないのではないか。
つい昨日は私の膝の上に自分から登ってきてくれたのに。
これから寒くなる季節、一緒に布団で眠るはずだったのに。

抱き上げたとき、いつも元気よく振られていた尻尾がだらりと落ちた。
ああもう本当に亡くなってしまったんだとショックだった。

いつもその上で眠っていた、お気に入りの座布団の上に安置してある。
ただ眠っているだけ、今にも動き出しそうに思える。起きてくれないかな。

明日火葬にしなければならないが、今はまだそこにいる。
その時間が貴重なものに思えて、眠りに就くのが惜しいような気持ちだ。

自慢の美しい毛並み、絹のような手触り。今はまだ触れることができる。

いつまでも手元にとどめておきたいが、ゆっくり休ませてもあげたい。
苦しかったね、頑張ったね、えらかったね、
かわいかったね、いい子だったね、やさしかったね。
生まれてきてくれてありがとう。毛皮を着替えたらまた会いにおいでね。

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