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今日のホノルルの朝刊のトップはホテル税の値上げです。現在9.25%のホテル税が来年1月から段階的に上げられて12%になります。税金は鉄道建設に当てられます。鉄道建設は観光客にも負担が必要なほど切羽詰っています。

連邦政府に提出する鉄道建設費用プランの期限である4月30日に間に合うように、ギリギリまで議論が交わされて出た結論です。国から15%ほどの建設補助金が下りるかどうかは、ホノルルから提出されるプランによりこれから決定されます。

明確なプランがなく見切り発車の鉄道建設には最終的にどれだけの費用がかかるのかが、未だに見えてきません。当初の3倍以上に膨れ上がった建設予算は軽く$10ビリオン(約1.1兆円)を越えそうです。

この2年ほどで予定建設費が2倍近くになっていることを考えると、この$10ビリオンで収まらないことは明確です。何もないカポレイの原っぱに建設するのと違って、空港からアラモアナは町の中心に建設されさまざまな問題が上がっています。

カポレイとアロハスタジアム間の建設後のアラモアナまでの5.2マイルの路線建設を請け負う会社がまだ決まっていません。これから入札が始まるようですが、どうやって予定通りに建設されるか疑問が尽きません。

市長はまだ$1ビリオン(約1100億円)の不足を訴え、固定資産税の値上げしなければならないと発言しています。まだまだ財源不足は明らかで、ダウンタウンまで鉄道がやってくるのかわかりません。はっきり言えることは、わずか90万人のホノルルの住民にはとても高価な投資になり、そのツケは税金として私たちの生活や観光客に影響を与えそうです。


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