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人種の坩堝(るつぼ)であるアメリカでは、自分のルーツを知りたいと思う人が少なくありません。テレビを観ていても、先祖を探し出してくれる会社がいくつもコマーシャルを出しています。単一民族国家の日本では考えられないことです。

私が住むコンド(集合住宅)のセキュリティの1人が自分のルーツに興味を持っていて、よく私に話しかけてくれます。彼の夢は一度も訪れたことのない自分の祖先の地を踏むことです。22歳の日系4世のアリカ・トキ君の右腕には自分の苗字『登喜』が漢字で見事に彫られています。名前の上には家紋も彫られています。

『登喜』という名字は日本全国の電話帳に95人しか見られない非常に珍しい名字です。山梨県、熊本県、鹿児島県をルーツにした珍しい苗字です。珍しい苗字なのでトキ君のルーツ探しはそんなに難しくないでしょう。家紋の「丸に釘抜き」と言われる家紋は、武家の好まれ広まったと言われています。

アメリカには連邦政府下の独立機関で合衆国政府の書類と歴史的価値のある資料を保存する公文書館(国立公文書記録管理局)が存在します。その公文書の中には日本からハワイに渡航した乗船者名簿(1900~1959)があります。

その乗船者名簿に、1926年に神戸港から1927年1月6日にホノルル港に着いた高祖父(ひいひいおじいさん)のトキ・カメハチの名前がありました。明治元年1868年生まれで、熊本県八代郡野津村の出身となっています。職業は農民となっています。名簿の前後にはトキの苗字はありませんので、単独の58歳での移民のようです。

アリカ・トキ君の捜査では、トキ・カメハチさんには1918年生まれのトキ・マサコさんという一人娘がいたようです。またカメハチさんには弟(トキ・ハチベイ1885-1968)がいたようです。カメハチさんのお父さんの名前は、トキ・シンケイだそうです。カメハチさんのお母さんは妾さんで、ミスミ・ミキという名前になっています。

アリカ・トキ君のルーツは熊本県八代郡野津村であることは確かなようです。トキ君の家紋からすると、彼のルーツは加藤清正や熊本藩細川家の家臣だったのかもしれません。熊本県に住んでいる珍しい苗字の『登喜』さんがみえましたら、トキ・カメハチさんに聞き覚えがないか確認してお知らせください。

以前にも日系人のルーツ探しを紹介したことがありますが、こちらはネットの繋がりで福島県のルーツがわかり祖先のお墓まで探し出すことができました。トキ君のルーツ探しが上手く言って、彼が自分の足で祖先の地を訪れることを祈っています。



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