2014年11月
11月21
11月7
最近、特に思うことがあります。
「情」がない人が多いです。
「情」はいろいろなものがあります。
物事に感じて起こる心の動き。
「感情」や「表情」
物事に対しての気持ち
「情熱」や「情念」
思いやり。なさけ
「同情」や「人情」
人を慕う心
「愛情」「友情」
そのほかにも
物事の実際のありさま
「情報」「情景」
そのものから感じられるおもむき。味わい
「旅情」
という意味もあり、さまざまです。
音楽には、これがすべて必要になってくると思っています。
人を思いやる気持ち、
物事に対して、いろいろ感じる心、
人の情けを感じ、感謝する心
全て、今生きている私たちにとって、とても大切なことと思っています。
今の子どもたちは、「情」を表に出すことが下手な子が多いです。
今、楽しいのか、悲しいのか、やる気があるのか、ないのか、
顔や態度に出てこない子もいます。
本当は、心の中ではあると信じていますが。
子どもは大人の鏡です。大人の「情」のない人は、もっと残念です。
先日も、大事なことをメール一本で断わってきた方もいました。
人を思いやる気持ちも情けもありません。
大人がこのようなので、子どもはどんどん、「情」のない子になっていきます。
大人のやることが正しいと認識してしまうからです。
先日、私の住んでいる市のお隣の市の交流館で、ロビーコンサートを行ってきました。
みなさん、心こめて、情感をこめて演奏してくれました。
とくに、子どもが一生懸命演奏する姿は、聴きにきてくださった方の
心に残ったようです。
終わった後、とても褒めてくださいました。
一つ、とても残念なことが、、、
市の職員の方が終わった後、開口一番でおっしゃった言葉。
「演奏が、こんなにうるさいと思いませんでした。途中で、もう少し小さくしてくださいと
お願いしようと思ったほどでした」
こどもたちへのエールも演奏の感想もありませんでした。
本当に残念な一言。
私は、「情け」の深い人間になりたいと心から思いました。
先日、コンサートが終了しました。
ご報告が遅れてすみません、、、
今回は、少し雰囲気の違ったステージ
菩提樹が、ちょっと大人の雰囲気のライブ会場の雰囲気となりました。
私も、一曲ご披露。
今回のゲストの篠ヶ谷さんの言葉で印象に残った言葉は
「クラシックでもポピュラーでもジャズでも、どんな音楽でも、好きな音楽を聴けばいい(演奏すればいい)
好きなものは好き」
音楽大学を卒業されている篠ヶ谷さんは、もちろんクラシックから、この世界にはいっていらっしゃいますが、今は好きなポピュラーを演奏されていて、とてもいきいきと
「好きな歌」
をうたっていらっしゃいます。
私も、これからいろいろなジャンルに挑戦して、自分しか出せない音を追及したいなと思いました。
今回のピアノは市橋あゆみさん。
偶然にも、私の家の本当に近くに住んでいらっしゃいます。
それなので、住所は一緒で、番地が違うだけなのです。
何度も、練習にお付き合いいただきました!
ありがとうございました!
最後に、、、
素敵なお姉さま
篠ヶ谷さん、ありがとうございました。
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