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最近なぜか私のまわりで藍色の食品(インディゴフード)のセラピー効果がよく話題にのぼります。先週のレイキ講座のときにも受講生の方と、インディゴフードに属するハーブはラベンダーやローズマリーがあるけれど他には何があるかな・・・という話に。

先日、近所にある小さなマーケットに寄ったら、ブルーベリー、ブラックベリー、プラム、ぶどう、干しぶどう、プルーン、ブラックオリーブの瓶詰め、ビーツなどがひとつのコーナーにまとめられており、「インディゴフードは体にいい!」という手書きのポスターが貼ってありました。こじんまりとした店内だからやりやすいのでしょうが、野菜やフルーツなどの食品をカラーセラピーに基づいて分類し並べるのもトロントらしいなと思いました。


ここでいう「藍色の食べもの」とは、自然の色で、濃い赤紫色や黒に見えるぐらいの濃紺の食べ物のこと。

インディゴフードは、額の真ん中から眉の間あたりにある“サードアイチャクラ”と呼ばれるエネルギーセンターを強化し癒す食品とされます。(サードアイチャクラは、東洋医学の経絡の考え方では体前面の真ん中を縦に通る任脈上にある“印堂”のツボと一致します)

サードアイチャクラは藍色と関連付けられていますが、眠れないなどの睡眠障害、集中力不足、深いゆっくりとした呼吸ができないとき、甲状腺ホルモンが分泌しすぎる亢進症、不安定なホルモンバランス、発熱、口内の病気、眼精疲労、首・肩のあたりのバランス調整、気分のアップダウンが激しいときなどにサードアイチャクラの調整やエネルギーセラピーが行われます。

エネルギセラピーは、氣を調整したり、チャクラクリーニング、チャクラバランス、オーラなどのエネルギーフィールドに働きかける療法のことですが、北米ではエナジーメディシンとも呼びます。


さて、インディゴフードは他にどんなものがあるのか、アーユルヴェーダやカラーセラピーの本で調べてみると、黒豆、こんぶ、ダークチェリー、紫キャベツ、ラディッキョ(紫チコリ)、ビルベリー、バニラビーンズ、ハーブでは、ローズマリー、チャイブ、ラヴェンダーなど。


インディゴフードの多くは、栄養面から見てもとても体によさそうです。たとえばアントシアニンなどのポリフェノールがたくさん含まれるブルーベリーなどは目の健康維持によいとされるし、黒豆はビタミンA、B1、B8,カルシウム、鉄分、リンなど生活習慣病予防に貢献する栄養素がたっぷり。


スピリチュアルヒーリングでは、サードアイチャクラを調整すると、ネガティブな思考や抑制されていた感情が解放され、第六感や洞察力が発達するとされています。インディゴフードを摂る以外にも、星空を見つめたり、藍色切子のようなきれいな藍色を見たり思い浮かべて瞑想したりするのが、サードアイチャクラへのよい刺激に。

精油ではパチュリ(patchouli)やフランキンセンス(frankincense)などがインディゴオイルに分類されるそうです。