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初夏の陽射しのトロント、草花も木々もぐんぐんと育ち始めたので、日当たりのよい窓辺に置いてあったハーブや植物をテラスに出しました。緑いっぱいのテラスに座っていると気分が癒されます。今年は、ローズマリーをもっと増やしたくてさらに二鉢購入。一鉢6ドル。強くて育てやすいハーブのうえ多目的に使えるのですから安いものです。

ローズマリーは、地中海料理の必須アイティム。そして薬効も高く、また、フランキンセンスやセージのように空間を清めたり魔よけにも、昔からさまざまな方法で利用され重宝されてきました。私もローズマリーを使った肉料理やじゃがいも料理が大好きですが、この夏は何よりもまず蛾・虫よけ作戦に採用です。

特にハエや、アブラナ科の野菜ブロッコリーやキャベツなどにつく、コナ蛾(英語名ダイアモンドバック モス)は、ローズマリーの香りを嫌うそうです。ミント、オレガノ、ラベンダーのプランターの横において、“ハーブの盾”!さらに念を入れ、テラスに出るドアのノブのところにも切って束ねたローズマリーを吊るしまてみました。(我が家の蛾のはなしについては、「ラベンダー」をご覧ください)

Rosemary_oregano
 
<ローズマリーの使い方いろいろ>

食卓に
鶏肉や豚肉を焼いたり、ローストポテト、ジャーマンポテトなどの料理に。乾燥させたローズマリーは固いので、肉をマリネするときや、時間をかけて火を通す場合に使うのがよい。長く火を通しても香りを失いません。

ローズマリーバターは、フレンチバゲットなどによく合います。フレッシュなローズマリーの葉をみじん切りにし、室温で柔らかくしたバターに混ぜ、練りこみます。クリーミーにしたいときはオリーブオイルとバターミルクを少々加えます。好みで塩やコショウを追加。

ナチュラルヒーリング・健康に
頭をすっきりさせ、集中力や記憶力向上によいとされます。レモンやカルダモンとローズマリーをブレンドしたオイルやバームを売っているのをよく見かけます。また、発がん性物質を抑えるという研究結果が発表されました。肉料理に使うのは理想的ですね。フレッシュなローズマリーを、お湯に入れたり湿布にして、筋肉痛、関節痛、リュウマチの痛みをやわらげるのにも使われます。

精油には素晴らしい効果がありますが、刺激がつよく使用量や使用する箇所に注意しなければなりません。専門家にブレンドしてもらうか、よく使い方を勉強してから使用しましょう。(特に高血圧の方、妊娠中の方、皮膚が弱い方など)

悪いエネルギーを一掃
中世ヨーロッパではローマ教会も、悪いエネルギーを祓ったり魔女から身を護るのにローズマリーを焚きました。でも、魔女宗やペイガンの人々も邪気を一掃したり儀式のときに使い、その薬効も知っていました。英国の一部では、病気で人が亡くなったときにその家でローズマリーを焚き、棺の上にも束を載せて埋葬する習慣があると聞きました。

魔よけ
ローズマリーを束ねてドアに吊るしておくと、泥棒などその家に害をおよぼす人間やスピリットを通さないというおまじないがあります。トロントでも、ときどきですがドアに吊るしてあるのを見かけます(でもハエ・蛾よけにしている人もいると思います)。赤いリボンで小さく束ね、シナモンスティックなどとともにクリスマスツリーの飾りに使うこともあります。

家庭農園に
いつでもフレッシュハーブが手に入るほか、豆やにんじんの近くにローズマリーを植えると野菜の風味が増すそうです。