2013年08月

2013年08月02日

 「筋肉は、使わないと退化して短くなる」ってご存知ですか?

 

 たとえば猫背気味の人は、図2

いつも背側の筋肉で姿勢を保つという癖があるので、

普段ほとんど使わない腹側の筋肉が

退化してしまいます。

 

退化した筋肉は「細く、短く」なります。

 

骨と骨の間の筋肉が短くなると、

まるで短いヒモで引っ張られるように、

腹側の短い筋肉でで引っ張られて、物理的に腰が伸びなくなって、

結果、さらに前傾姿勢になり、猫背がひどくなる…

という負のスパイラルに陥ってしまいます。

 

このような状態では、いい姿勢にしようと頑張っても、

カラダの他の部分に負荷がかかってしまうだけで、

あまりうまくいきません。

 

でもご安心を。筋肉には復元性があります。

 

一度短くなってしまった筋肉でも

軽い運動で育ててあげれば、また元の長さに戻ってくれます。

 

軽い運動―筋肉を復元するための運動のコツは、

「ギュウギュウ伸ばそうとしないで、ゆるゆると緩めるように動かす」

です。

 

退化した筋肉を一気にギュウギュウ伸ばすと、

もろくなった筋肉組織が壊れて損傷の原因になります。

 

ゆるゆるとした動きで、筋肉の組織を

やさしく「育てる」ように動かしていくと、

場所にもよりますが、おおむねか3カ月ほどで

長くしやなかな筋肉が育ってきます。

 

 股関節を回してほぐしたり、

 背を反らせたり丸めたりを繰り返すような簡単な運動でも、

その短くなった筋肉に意識を置いて、

そこを動かすような動きであればOK

 

ゆるゆるとした動きでも、普段ほとんど使っていない筋肉なので、

かすか~な筋肉痛になったり、ちゃんと効果が感じられると思います。

 

風邪で3日間ほど寝込んだ後に、

足の筋肉がすっかりなくなって、歩きにくくなってしまうように

筋肉は使わないとすぐに退化するし、

すぐに退化するということは、ちゃんと動かせば元に戻る

ということでもあります。

 

姿勢の悪さ、首や腰の痛みが気になる方は、

自分の体のどの筋肉が退化してるのか、

一度チェックされるのがおススメ。

自分の状態が分かれば、改善策も見えてきますものね。

 

一度プロにカラダを診てもらうのもいいし、

いろいろな方向にカラダを伸ばしてみて、

ほとんど伸びないところ、筋肉が短くなっているところを

自分で発見してもいいと思います。

 

 どうぞバランスのとれた気持のいいカラダで、

 毎日を気持ちよくお過しくださいね~(^o^)



Profilebodymindbalance at 11:53コメント(0)トラックバック(0)ヨガな生活 
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