2005年11月28日

第14回タイトル:「補助部門費の配賦」5

補助部門費の配賦

★ 絶対勝つ!!簿記検定試験!■第0014号 2005.11月23日
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第14回タイトル:「補助部門費の配賦」
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★ 目 次

1. ごあいさつ
2.製造間接費を微塵切り!
3.できるかな
4. あとがき
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(1)ごあいさつ
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 わたくしも、講義中いろいろな自作のレジュメを配るのですが
レジュメにも合う、合わないがあります。
講師が配るレジュメがどんなに素晴らしくできていても、なんか合わないなー
と思ったら、自分なりにアレンジして、自分に合うように作り直すことを
お勧めします。
合わないレジュメを使っても、ぜんぜん勉強は捗りませんから。 
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(2)目 次:製造間接費を微塵切り!
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 前回は、部門別原価計算についての考え方をみていきました。
つまり、簡単にいうと以下のとおりです。
今まで:工場全体で1つの製造間接費勘定
部門別原価計算:各部門ごとに製造間接勘定を設ける→製品原価の正確な計算
                         合理的な原価管理

1、計算の手続き
 では、ここからは計算の手続きについて設例を使いながらみていくとに
しましょう。
計算の流れは以下のとおりです。
(1) 第1次集計:製造間接費を各部門に集計
(2)第2次集計:補助部門費を製造部門へ配賦する
(3)製造部門から各製品へと配賦する
 それでは、設例をみてみましょう。

(1)第1次集計の手続き
<設 例>
 製造間接費について、以下のように発生した。よってこれを各部門に集計する。
部門費配賦表を完成させなさい。

(資料)   <製造部門>     <補助部門>
部門個別費:切削部門1,000円   動力部門200円
      組立部門800円    修繕部門100円
                  工場事務部門60円

部門共通費:福利施設負担額400円
      建物減価償却費800円

福利施設負担額は従業員数を基準に配賦し、また建物減価償却費は、占有面積を
基準に配賦する。
           切削部門 組立部門 動力部門 修繕部門 工場事務部門
従業員数(人):     30    30   20    10     10
占有面積(平方メートル):400   300   100    100    100

 まず、間接材料費・間接労務費・間接経費は製造間接費勘定へと集計 されます。
そして、こんどは、その製造間接費を発生させた責任の所在をはっきりさせるため
発生もとの部門ごとに集計しなおします。
 まず、部門個別費とは、その部門で発生した製造間接費のことです。
よって、その金額は発生した部門に集計します。
これに対して、部門共通費は各部門に共通して発生した製造間接費です。よって
適当な配賦基準で各部門に配賦することになります。

            <部門費配賦表>
 摘 要   合 計 切削部門 組立部門 動力部門 修繕部門 工場事務部門
部門個別費  2,160  1,000   800   200   100     60
部門共通費
福利施設負担額 400   120   120   80    40     40
建物減価償却費 800   320   240   80    80     80
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 部門費   3,360  1,440  1,160   360   220     180
         
 部門共通費配賦の計算式をしるしておきます。
(福利施設施設負担額)      (建物減価償却費)
  配賦率:400円÷100人=4円/人 配賦率:800円÷1000平方メートル=0.8円   切削部門:4円×30人=120円   切削部門:0.8円×400=320円
  組立部門:4円×30人=120円   組立部門:0.8円×300=240円
  動力部門:4円×20人=80円    動力部門:0.8円×100=80円
  修繕部門:4円×10人=40円    修繕部門:0.8円×100=80円
工場事務部門:4円×10人=40円   工場事務部門:0.8円×100=80円

          <第1次集計の流れ>

    材 料                      切削部門
 ━━━━┳━━━━               ━━━━┳━━━━
     ┃                  個別費1,000┃
     ┃                  共通費440 ┃

    賃 金        製造間接費        組立部門
 ━━━━┳━━━━   ━━━━┳━━━━   ━━━━┳━━━━
     ┃           ┃個別費2,160 個別費800┃
     ┃           ┃共通費1,200 共通費360┃
                            動力部門
                         ━━━━┳━━━━
                        個別費200 ┃
    経 費                 共通費160 ┃
 ━━━━┳━━━━                  修繕部門
     ┃                   ━━━━┳━━━━                           個別費100 ┃
                         共通費120 ┃
                          工場事務部門
                         ━━━━┳━━━━ 
                        個別費60 ┃
                        共通費120 ┃

ここでも、部門費配賦表と勘定連絡図との関係、および金額の流れを
みておいて下さい。


(2)第2次集計:補助部門費を製造部門に配賦する
工場における製造活動において、各部門が以 下のような役割関係にあったと
します。
     
          <工場内の各部門の関係>
   材料仕入−→「切削部門」???→「組立部門」??→イス完成
              ↑    ↑     ↑
           「動力部門」「修繕部門」「工場事務部門」
 
・「切削部門」:仕入れた木材を切断する
・「組立部門」:切断された木材を組立て、イスを完成させる
・「動力部門」:「切削部門」「組立部門」「修繕部門」「事務部門」に
         電力を供 給
・「修繕部門」:「切削部門」「組立部門」「動力部門」「事務部門」の機械を
        修繕
・「工場事務部門」:各部門の工員の賃金を計算する

 上記の図からも明らかなように、補助部門である「動力部門」「修繕部門」
「工場事務部門」は直接的にはイスの生産にはあたらず、直接生産にあたっている「切削部門」「組立部門」をサポートしています。
ということは、各部門の用益の流れは

「動力部門」??→  「切削部門」??→   
「修繕部門」??→            完成品  
「工場事務部門?→  「組立部門」??→ 

とこのようになっているはず。
そこで、原価の計算においても、補助部門で発生した製造間接費は、いったん
「切削部門」「組立部門」に金額を配賦し、それら製造部門から製品へと配賦を
行うのです。

       (補助部門費を製造部門に配賦する方法)
補助部門費を製造部門へ配賦するのですが、ここで1つ問題があります。
それは、「補助部門同士で用益の授受がある」ということであり、これをどのように扱うのかという問題です。

つまり・ ・
「動力部門」→「修繕部門」と「工場事務部門」に電力を供給
「修繕部門」→「動力部門」と「工場事務部門」の機械等を修繕
「工場事務部門」→「動力部門」と「修繕部門」の賃金を計算
となっており
用益提供の流れに沿って、製造部門に補助部門費を配賦するのですから
このような補助部門同士の用益の提供をどのように計算しましょうか
ということが問題となるのです。

 そこで、補助部門の配賦計算には、2級では以下の2つがあります。
(1)直接配賦法・・・補助部門の用益提供の授受をまったく無 視する方法
(2)(簡便法)相互配賦法・・・補助部門間の用益提供の授受を考慮して
                配賦する方法

 すいません、今日はここまでです。
この計算は次回みていきます。では!
 
      
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(4)目 次:あとがき
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 今現在、プレゼーテーションソフトにて、2級工業簿記と
3級簿記の講義を必死こいて作成して おります。
現在の黒板で書いて説明するスタイルでは、物の動きや金額の動きを説明する
のに、限界がありますし、これをパソコンなどで見れるようになれば
忙しいビジネスマンや主婦の方も勉強できますし、何度でも繰り返し
理化するまで講義を見れます。
 ナレーションも入れるので大変ですが、近々、ホームページでも公開できるよう
頑張ります!
興味ある方は、ぜひとも見てみてください。
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バックナンバー:http://blog.livedoo r.jp/bokikentei/
Copyright(c)2005 ★絶対勝つ!簿記検定試験
お問い合せ先:info@xero-graphix.com
http://www.mag2.com/m/0000175798.html
このマガジンは『まぐまぐ!』を利用して配信されています

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