新潟県のあらい市での公演には小さなドラマが一杯あった

主催者は昨日のラストワルツに来てくれてたお客さんのお父さん

お父さんは全く僕を知らない

にもかかわらずホームページに載ってる
主催者を募る僕からの挨拶文を見て
「応援してあげたくなった」
その一言で引き受けてくれた

「ネタ一回も見たことないのに
 お客さん集めて不安やないですか」
と聞いても飄々と
「苦難の一人旅にはきっと何か
 意味があるんだろう
 初対面だけど絶対的信頼おいてるよ」


うーん 唸りたくなる位あったかい人や

そのお父さんに集められた
ご近所さんやおじいちゃん、おばあちゃんが
吹雪舞う中入場料の1000円握りしめて公民館に入ってくる

もう泣きそう

始まる前には
同行してたドキュメンタリー番組の
『ザ・ノンフィクション』のスタッフに
「気持ちで主催してくれた人には
 気持ちで語らないと
 一番得意な球を気持ちいっぱい投げといで」

と送りだされた

気持ちで語れた

心をこめて語れた

アドリブも気持ちからでた

めっちゃ喜んでもらえた

終わってから一人のおばさんが
「よう笑わしてもらったから
 明日からまた頑張れるわ
 ありがとう」

そう言ってくれた

あとかたずけしてる時なんか涙が溢れてきた

しゃくりあげるとかやなく
ただ静かに頬をつたう涙

フッとスタッフの方見たら
もらい泣きしながらカメラ回してた

そんなハートウォーミングな新潟あらい公演でした
ここで一句

「あらいでの
 心の奮え
 忘れずに」