ボクキエダモノ

2013年04月

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ろくにんめは千ちゃんこと、千賀亜希子さんです。

千ちゃんは劇団40CARAT所属の女優さんです。

何年か宴席であいさつをする、それぐらいのお付き合いだったのですが、あるとき千ちゃんから「ボクキエ出たいです!」と言われ、「じゃあ出て下さい!!」となりました。

しかし、どーにもこーにも企画(構想)が進まず。
歳月がどんどん過ぎていく。


公演するぞー!公演するぞー!

…と、言いつつやらない。
できない。決まらない。

生き腐れた私は「演劇おおかみ少年」になりかけていたのです。

そういうとき。
千ちゃんの「ボクキエ出たいです!」と、隣にいたずんこさんの「私も出たいです!」の言葉を思い出していました。


やっと公演できるメドが立ったので、ようよう出演依頼に行ったら、まさかの難色反応。
待っていてくれると思って故郷に帰ったら…的展開。ひっくり返りました。

待たせ過ぎたのね(笑)


結果ルデコにいらした皆さまにはごぞんじの通り。見事☆岡山という山有り谷有り、また谷有りという面倒な役をこなしていただきましたけれども。

稽古場を掛け持ちしながら、それでもほぼ毎回稽古場いちばん乗りを麻衣子さんと競っていた千ちゃんのガッツには頭が上がりません。
そういえば麻衣子さんも掛け持ちしていた。なんなんだこの二人は。


ともかく千ちゃんは品と勘がいい。
さらっとしているのに、自分の彩りを載せるのがうまい。このまま小さくまとまったりせずに舞台の上に大輪の花を咲かせて下さい。

今回の感想でいちばん多かった「狂い咲き」
これは岡山への賛辞だと私は思います。

カラット6月公演も楽しみです。

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キャスト紹介折り返し。
5人目は菊地菜緒さんです。

菊地さんとの付き合いは古いです。

弥生さんと重なりますが、私と菊地さんの出会いも某演劇ワークショップでした。

そこから一緒にお酒を飲んだり、たまにお芝居を一緒にしたり、お酒を飲んだり、お酒を飲んだりお酒を飲んだりしているうちに「あっ」という間に8年が経過しました。

ちなみに菊地さんがボクキエに出演するのは2回目。4年ぶりになります。


とてもやわらかい仕草と甘い声を持っているので、舞台上の菊地さんの役は、だいたいイイ人そして被害者…客席の私はそれが嫌でしょうがなかった。

普段の菊地さんの粗暴ぶりを知っているのと、しおらしいばかりの菊地さんはちゃんちゃら可笑しくてしょうがない。

でも、やる役やる役そんなのばっかりで、むしろ菊地さんがやりたいのがそういう役なんだと思ってました。



3年前の本公演のとき。
「つついの作品には悪い人が出てこない」

そう言われても作中にストーカーとか地球侵略者とかいっぱいいた。
「???」で頭がいっぱいなりました。

そこから考えて考えて。

キャラクターの行動を説明し過ぎている。
悪意はもっと不明確で不親切。
ようやくそんな結論に達しました。

そうなると。
私の数少ない友人の中で、行動原理がいちばん不明確で不明瞭、たまにしゃべっている主語さえ行方不明になる、そんな菊地さんに悪人をやってもらうおう。

すごく素敵なことに思えました。



最近の菊地さんは映像のお仕事が忙しそう。

だから、いつ次の舞台をご一緒できるかわかりません。機会があれば、

「私が見たい菊地菜緒」をまた皆さまにも御覧いただこうと思います。

めっさ被害者の可能性もありますが(笑)

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キャスト紹介4人目。
かとうずんこさんです。

せっかくなんで一番好きなずんこさんの写真を載せてみました。
麻衣子さん撮影の、異様にサスペンスな雰囲気。
楽屋で待機しているだけなのに、すでに役作りが(笑)


非常に自然体な女優さんです。
もしかしたら、その自然体が「かとうずんこ」という女優を演じているだけなのかもしれません。
だとしたら、その完成度はハンパない。
芝居の熱量は高くても息苦しくはない。すごく柔らかい。すばらしく良いです。
なにより作品と座組に向ける眼差しがやさしい。


そりゃあ色んな劇団から、引っ張りダコになる訳だよ!!



ずんこさんから何度か「今回ボクキエに出演するのはチャレンジなの」と言われました。
本来ならプレッシャーを感じる場面です。
私は嬉しくなってついニコニコしてしまいました。


今回お願いした根岸という役は、意外にもさいしょから最後までまとも(?)な役でした。
ボクキエ過去公演を見た人々からは

「初めてボクキエで、最初から最後まで、マトモな人を見た!!」

・・・と、絶賛でした。
そりゃあ多少は狙いましたけど、反響が想像以上。
作家として心中複雑なり。

でも、まあ。
そういう初めてが、大好きなずんこさんなら、まあいいか(笑)


またヤーコン食べさせてください!!!

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おかげさまで「女教師と団地妻」無事終了しました。
のちほどきちんとした御礼ブログをアップします。

・・・と、その前にキャスト紹介の続きをね。
のんびりやりますから、のんびり覗きに来てくださいな。



キャスト紹介第3回目は石井麻衣子さんです。

麻衣子さんとは、昨年末雨さんと同じ客演先で知り合いました。

お互い「稽古帰りは飲んで帰りたいタイプ」
結果よく飲みに行きました。

飲みに行く回数を重ね続け、ある日あることに気がつきました。

座席の鍋やサラダを取り分ける位置に必ず麻衣子さんがいるのです。
誰と行っても毎回毎回取り分けているので、傍目で見ると非常に面倒見のよい人に見えます。
しかしそのポジション取りは、まるでゴール下のシューターのよう。
正確無比に場所に陣取って鍋やサラダを皿に取り分けているのです。

女優の仕事は「私が」「私が」と主張することも含まれます。
実際そういう人はいっぱいいます。
だけれど、この麻衣子さんのような人はめずらしい。
私はこの人とお芝居がしたいと思いました。


私から見た麻衣子さんは非常にエロい人です。
この場合のエロさは「エネルギー値の高さ」を意味します。

麻衣子さんの「まっすぐ」の威力は知っていたので、今回歪んでもらうことにしました。
さらにせっかくなんで物語上の惨劇のあと、一人舞台上に残してみました。
わくわくしました。


今後が楽しみな女優さんです。


あ、そうそう。
ゴール下のシューターということで。
今回の役名は「三井」でした(笑)

※公演終了までこの記事がトップとなります。稽古日記は下にスクロールしてご覧ください。

ヨシオカリツコは優秀な女教師だ。
ヨシオカリツコはうつくしい。
ヨシオカリツコは気が狂っている。

bokukiekuro

ボクキエダモノvol.3 「女教師と団地妻」
2013/04/17(水)-2013/04/21(日) @ギャラリーLE DECO 4F
【脚本・演出】つついきえ
【出演】外山弥生、菊地奈緒(elePHANTMoon)、石井麻衣子(Island)、かとうずんこ、安達修子、千賀亜希子(劇団40CARAT)、赤星雨(やさしい味わい)、志水衿子(ろりえ)

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