デイリー牧師ノート

上田昌司が、医学やキリスト教について書きます。(新旭キリスト栄光教会牧師、島本キリスト福音教会名誉牧師、医師、医学博士、現在勤務医です。)健康に関する内容の実施についてはご自分の責任でお願いします。          

2017年02月

薬の力は言葉によって変わる。
希望と期待が言葉によって付加されると薬の力が増す。
だから、言葉自体にも偽薬効果(プラシーボ効果)がある。
この力をなぜもっと使わないのか。
痛い足裏刺激マットを「痛いのが大好き」と言いながら踏むと耐えられる。
やせ我慢には違いないが、言葉の工夫で耐えられる。
「痛いほど気持ちいい」
「これぐらいの痛みなら楽々耐えられる」
「大丈夫、大丈夫」
「平気、平気」
「負けないぞ、負けないぞ」
「負けてたまるか」
ついに購入して8日目になった。
昨日まで、7日間とにかく曲がりなりにも1日20分、踏むことができた。
踏んでいない時も、足裏は赤くなっている。
炎症反応か。
それほどきついと言うことだ。
ネットのユーチューブにも、足裏刺激マットの使用体験が動画で載っている。
皆さん苦戦している。
板の上につけるいぼいぼの大きさを少し小さくしたり、低くするだけで痛みは軽減する。
しかし、効果も薄れる。
痛ければ痛いほど効果も上がる。
官有謀先生も著書の中やDVDの中で言っておられる。
「痛ければ痛いほど良く効く」と言うのも励ましになる。



昨日のこと。
昨日は早朝より新旭の教会へ行った。
行く前に、足裏刺激マットに10分間乗って、足踏みをした。
日曜礼拝の中で、あかししたが、反応はなく、一応マットも持って行って見せたが、そのまま持って帰って来た。
まあ難病で苦しんでいるようなことでもなければ、興味もないだろう。
ぼく一人が熱狂しているだけなのだから。
まあ誰かが熱狂しなければ、新しい分野は開かれない。
足裏刺激マットも素人軍団がいくら騒いでも、医学的な解明がなされなかったら、世間では認知されない。
だから医者のぼくが熱狂していることに意味がある。
少しだけ、足裏の痛みにも慣れてきた。
絶食や食事療法の研究なども、辛いものだ。
楽ではない。
でも黙々とやって来た。
それなりに成果を上げてきた。
痛みに慣れるには、まあ痛みをできるだけ感じないよう工夫して、あとはひたすら耐える。
眼を開けている方が痛みは軽い。
視覚の刺激が脳に入るから、痛覚の感じ方が弱くなる。
だからいろいろな刺激を脳に送るに限る。
歌を歌い、その声に神経を集中する。
眼を開けたり、閉じたりする。
唇を噛む。
足裏の強烈な痛みを紛らすために、色々な刺激を脳に送り込む。
これが、戦術。
夕食後10分間乗って足踏みをした。
朝と合わせて20分間。
今日で七日目。

昨日は足裏刺激マット5日目で、余裕が出てきた。
朝夕に10分ずつマットの上で足踏みした。
勿論痛いが、痛みに耐えるコツを次第に掴みつつある。
異言を語りながら踏むとか、歌を歌いながら踏むとか、足先はマットに付けたままで、踵だけ上下するとか。
色々な工夫がある。
とにかく、黙ってやってると痛みに神経が集中して、耐えられない。
猛烈な痛みに耐える自己訓練だ。
がんでもここまで痛くはない。
猛烈な痛みに必死で耐えて、体を鍛える。
免疫力を鍛える。
脳を鍛える。
心を鍛える。
これまで自分をこれほど鍛えたことはなかった。
これほど痛い目に合わせたことはなかった。
いい経験だ。
体中が目を覚ます。
明日で1週間。

我慢強いぼくも、これには閉口。
苦闘の日々。
それほど痛い目をして、何になる。
病気を治す、ただこの一点。
自分はそれが商売。
それで飯を食っている。
それで生きてきた。
これからもそれで生きてゆくつもりだ。
だから研究しているのだ。
命を取られることに比べたら、何でもない。
今日で5日目。
毎日、朝夕に10分ずつ、やっている。
上に乗るだけだったら、比較的簡単。
足踏みをすると痛みが倍増する。
黙ってやるより、声を出しながらやる方が楽だ。
異言を語りながらやるとさらに楽だ。
その異言に心を集中させるとさらに楽だ。
回転しながら足踏みすると楽だ。
足先はマットに付けて置いて、踵の部分だけ上げ下げすると楽だ。
黙ってやると、痛みに神経が行くからとにかく痛い。
声を出し、その声に心を集中させると急に楽になる。
初めは一回一回が戦いだ。
もしがんだったら、生きるか死ぬかの戦いだ。
負けてはいられない。
そう思ったらやれるのではないか。
これをマスターしたら、がんでも治る。
朝夕に10分ずつやっているのは、あまりにも痛いので、20分一気にはやれないからだ。
これを一気に20分やれるようになったら、上達、マスターと言うことになる。
これだけ痛いマットを開発されたのは、台湾人の官有謀先生で、もう故人だが、先生が使い方を指導しておられる写真がある。
先生は、棒で足裏を押しておられた。
またそれをまた日本中を回って指導された。
自分自身、暇さえあれば自分の足裏を棒で押しておられたそうだ。
だから、相当足裏が強かったらしい。
堂々とマットの使用法を指導しておられる。
大きなマットの上を歩くのが基本。
足踏みは、小さいマットしかない時の便法。
これでマクロファージの活性化による免疫力増強が期待できる。
がんも治った人がある。
認知症はすぐ治る。
頭の回転が良くなる。
現代人を悩ますがんと認知症はこれで克服できる。
開発者の天国の官先生にお礼を申し上げたい。
棒による足裏刺激治療法では、今日本では官足法の会と官足法友の会の二つの団体が活動している。
ネットで検索できる。
それぞれの会で器具の販売もしているが、ネットショップのアマゾンでも取り扱っている。
ぼくは、これらのマットもアマゾンで買った。
小さい方のプチマットは30センチ×30センチで2700円、送料は別。
大きい方のウオークマットⅡは36センチ×60センチで、9300円、送料は別。
値段は高いが、がんと戦う武器と思ったら安いものだ。





それにしても足裏刺激マットは痛い。
慣れるには数か月はかかるそうだ。
開発した人は、いかにして強烈な痛みのあるマットを作るかに心血を注いだ。
凄まじいものができた。
心を鬼にして、自分で棒を使って足裏を指圧してもこれほど痛くはできないだろう。
それほど痛い。
だからこそ効きそうに思える。
マクロファージの活性化。
サブスタンスPの放出。
ACTHとコルチゾールの放出。
ベータ・エンドルフィンの放出。
最後のベータ・エンドルフィンの放出は、自ら進んで自分に痛みを課すその勇気に、脳はエンドルフィンの放出をもって対応する。

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