デイリー牧師ノート

上田昌司が、医学やキリスト教について書きます。(新旭キリスト栄光教会牧師、島本キリスト福音教会名誉牧師、医師、医学博士、現在勤務医です。)健康に関する内容の実施についてはご自分の責任でお願いします。          

2018年08月

これがぼくが60年やって来た
がんの食事療法研究の結論です。
自分の体をはってやって来た苦闘の
60年の結論です。
最近の植物食の研究で極端に蛋白質を減らしても
腸内細菌がアミノ酸を合成するので、
たんぱく質の制限はできないことが分かった。
これで長年の研究は徒労に終わったが、
断食以外に完全な治療法はないことがはっきり分かった。
それで今後は断食研究に全力を注ぐことを決意した。







最近、水で書き、何度でも書ける練習用紙を買った。
それで練習するとどんどん書ける。
ところが、練習しているといい字が書けるようになる。
するとその字も消えて行く。
情け容赦なく消えて行く。
それが惜しくなる。
悔しくなる。
残酷に感じる。
それで、初めはこの呉竹の特殊用紙で書き、
いい字が書けるようになったら、普通に半紙か画用紙で墨と筆で書くべきだと感じた。
当然のことだが、やってみないと分からないことだ。
最近は、個性的で勢いのある字を書きたいと願って書いている。
ある書道会にも属しているが、ここでは型にはまった字を書かないと昇段しない。
それで、もう20年以上昇段なし。
当然のことだ。


パソコンやスマホの時代に、
ぼくはあえて手書きの週報を新旭で出すことにした。
ただパソコンの調子悪いからだけなのだが。
一度、全部書いたのに完成寸前に全部消えてしまったからだ。
だがなんとしても週報を出したいというぼくの気持ちが強かった。
だから手書きでも出そうと考えたのだ。
そして昨日の午後書き上げた
あとはコンビニでコピーするだけだ。
勿論パソコンが直ったらまたパソコンで打ちたい。



植物食を9ケ月続けて来て、
月2回採血検査をやって来たが、
特別に豆腐や大豆製品を摂ることもないのに、
血液中のタンパク質は一向に減らない。
正常値のままである。
医学常識では、体重1キロ当たり、
1グラムのタンパク質を食事として摂らなかったら、
血清蛋白質は減り、重篤な栄養失調になるはずである。
摂取しているタンパク質は、1日に必要とされる60グラムの3分の1以下である。
だが栄養状態は良く、栄養失調は起こっていない。
これは、腸内細菌が、蛋白質の摂取が少ないと、
腸管内で、空気中の窒素を固定して、アミノ酸を合成し、
体に供給してくれているからに違いない。
それは、牛や羊などの草食獣の体内で普通になされていることである。
人間も、元来草食であったに違いない。
歯形が草食獣と同じである。
植物性食品を食べている方が体調がよい。
植物性食品の方が、新陳代謝が活発になると記している学者もいる。
代謝が活発になれば、太りにくい。
動物性食品が増えるにしたがって、新陳代謝が不活発になって、
体に残る。
それで、太りやすい。
糖尿病の人では、食べた物が燃焼しにくい。
牛では、オスの体でも、メスの体でも常に起こっている事である。
人間の体でも、こういうことが日常的に起っているとしたら、
食事療法によって、がんを治すことは元来無理なことである。
やはり、がんを治そうと思ったら、断食しかない。
そういう結論に達した。

昨日夕方、古いパソコンで新旭の教会の週報を打っていた。
以前から計画していたことである。
A4版2頁の小さな週報だ。
ところが完成間際に全部原稿が消えてしまった。
パソコンの機能が低下して、それだけの原稿を維持できないのだろう。
このパソコンでは、高槻市医師会会報の原稿を打っていて、
完成間際に全文消えてしまった事がある。
がっくりきて、医師会会報への寄稿を断念した。
まあ。息子が亡くなってから、ぼくが医院をふたたび始めて、
2年半、元気にやっていることをお知らせしたかっただけなのだが。
パソコンを新しく購入して、週報を作りたい。
週報づくりは、教会活性化のために不可欠である。




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