書くことで思考が練られる。
書くほどいい考えが湧いてくる。
新しい考えが湧いてくる。
作家も何も考えずに書いているうちにいいアイデアが湧いてきて、一つの作品が生まれてくる。
勿論、歴史小説などは、十分な下調べが必要だし、調べたうえで、考えて不信な面は解明が必要だ。
書くことは、脳の鍛錬になる。
書いておれば、字を忘れることがない。
当然のように字が出てくる。
若い頃は、毎日学校へ行き、先生の講義をメモしていた。
教科書を読んだ。
そういう時期が終わって、学校へ行かなくなると、字を書くことがなくなる。
日記をつける人もわずかだ。
ぼくは、毎日ブログを書き、日記と備忘録を書いている。
その上に、老人ホームでは、処方箋を毎日3.40枚書いている。
高槻市内の病院の医師へ患者紹介の依頼状(診療情報提供書)や介護保険の主治医意見書を各々数通書いている。
診察結果や治療結果を患者カルテに記録している。
猛烈に書いている。
7年前までは、開業医としての仕事だけだった。
牧師としての仕事はあったが。
老人ホームに勤務し始めて、書くことが多くなった。
書けば書くほど、クリニックの収入も増えるし、ぼくの脳も活性化するし、一挙両得だ。
思索の成果の一部をブログで公開し、読者に恵みを分与している。
頭が錆びてきたなと感じた方は、書くことだ。
読むのもいいが、書く方がもっといい。
認知症の人は書くように教えても家に帰ったら忘れている。
だから、診察中に書かせなければならない。