昨日は、食事日。
食事日の方が楽しみが多い。
食べることは人間にとって大きな楽しみだ。
でも、食べることも、過ぎると体を壊してしまう。
壊れなくても、故障を生じさせてしまう。
肥満で、膝や股関節を傷めている人は、自制して、体重を減らす努力をすべきである。
自分では、食べたいだけ食べながら、医者に治してくれと言うのは、虫が良すぎる。
自制心を養うには、断食が最適だ。
1日おき断食は、準備も副食の備えも要らない。
食べたり食べなかったりの繰り返しだ。
断食日はひたすら食べ物のことを考えないようにし、胃がグーグー鳴ったら、これで健康になる、これで若返る、これで長生きできると自分を励ます。
断食日には、時間が余るので、楽しい本を買い込んで、ひたすら読書に励む。
曻地三郎先生は、80代の標語として、「ダメと思ったらダメになる」を上げられた。
80代の男たちは、「80になったら急に弱る。もうダメですわ」とよく言う。
80代に、もうダメと言う人は、70代に自分を鍛えなかった人である。
70代は、放って置いてもまだまだ元気だ。
しかし、80代は放って置くとガタガタになる。
男子は80代に平均寿命になるからだ。
80代は時間がたっぷりあるのだから、ダメと言う時間に自分を鍛えることだ。
歩け、階段を昇れ。
泳げ。
エレベーターやエスカレーターを使うな。
そんなもん使いながら、弱った弱ったと言うな。
自分で弱らせているんと違うか。
ぼくは、自分にこう言い聞かせながら生きている。
あと2年でぼくも80代に突入する。
その日のために、70代の今、自分を鍛えながら日々生きている。
毎日、「80代はダメと思ったらダメになる」とノートに書いて、80代の心構えを自分に言い聞かせながら、生きている。
曻地先生の90代の標語は、「今からでも遅くはない」。
100歳の標語は個人用のものだけで、万人用のものはない。
それで、ぼくはもう一度、「ダメと思ったらダメになる」を持ってきたい。
百歳代こそ、もっと鍛えてたくましく、どん欲に生きねばならぬ。
百歳になると、自己満足して、目標を失ってしまう。
その誘惑に勝たねばならない。