2004年09月16日

国銅

国銅〈上〉国銅〈下〉
帚木 蓬生

奈良の大仏建立のために、長門(今の山口県)から銅を採掘し精錬し棹銅とし奈良に運ばれた。
その堀場で働く人足国人は暗い穴の中で、毎日休みもなく働いていた。
しかし、同じ堀場で働く兄広国を事故で亡くしてしまう。その折、僧景信と知り合う。
国人は、景信から薬草のこと、字、仏の教えを学ぶのだった。
その純朴で誠実な人柄故に国人は頭たちからも信頼されていった。
しかし、国人を含め15人が人足として都へ上ることになったのだ。それは、いつ帰れるのかどうかわからないものだった。
地味だけどよかった。
大仏なんてつまんないかも、とあまり期待もせずに読んだのだけど、よかった。
帚木さんはこれで2冊目だけど、じわじわーと沁みてくるんだよね。
★4つ半をつけました。
オススメなのに、なぜに?
それはですね、最後がね…こんなに頑張ったのにさ。
もうちょっと報われてほしかったのよね。
それと、女性が…ちょっとねー。そんなねー。

でも、いろんな人に読んで欲しいなぁ。地味だけど。
この目で大仏をしっかり見たくなったよ。
また行きたいところ増えたなぁ。

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奈良の大仏建立。その大事業に遠く長門の国からも、国人を 含め15人の男たちが都...
国銅(帚木蓬生)【のほ本♪】at 2004年09月29日 15:31
この記事へのコメント
こんにちは〜(*^o^*)
やっと読みました。よかった〜。
ネタバレになるからあまり言えないけど、もっと報われても
よかったよね。
これから、奈良の大仏を見る目が変わりそう(*^m^*)
Posted by ゆこりん at 2004年09月29日 15:34
ゆこりんさんがよかったと言ってくれてよかったー。
地味ーだけど、よかったですよね。
ちょっと悲しいけどね。
大仏サマが見たくなってきたでしょ。
今見たらすごく感動しそう〜。
Posted by なつぼん at 2004年09月29日 15:39