早見 俊のボン人日記

時代作家の平凡な日々を綴ります。

岐阜に帰省中、高校の同窓会に出席しました。
恩師や懐かしい同級生方と楽しく懇談できました。
卒業以来、37年ぶりに会った同級生もいて、お互いの
容貌の変貌を楽しみました。
出席した中に来年の2月に実施される岐阜市長選挙に出馬表明
した同級生がいました。現 細江市長の任期満了を受けての選挙ですが
細江市長が出馬する意向であればこれまで通り支援するそうです。
彼は大手広告代理店 電通に勤務していましたが、家業の製菓会社を継ぐ
ために岐阜にUターン、数々のヒット商品を開発、販売、そしてサッカーチーム
J2 FC岐阜のオフィシャルスポンサーとして岐阜市に貢献しています。
また、彼自身、FC岐阜の個人持ち株会の理事長でもあります。
地元に貢献しようという同級生を前に我が身を叱咤した次第です。
束の間、現実を忘れ楽しいひと時でした。
幹事を務める同級生に深く感謝申し上げます。

○○になるために生まれてきた男、ないし女という人物がいます。
本人の思い込みが多々あるものですが、
私が勝手に思う世界史上最高の推理作家ジョン・デイクスン・カーはまさしく
推理作家になるために生まれてきた男です。
カーはアメリカ生まれですが、ドイル、チェスタートンを産んだイギリスを愛し、
生涯の多くの年月をイギリスで暮らしました。
第二次世界大戦の最中、ロンドンにあった彼の家はドイツ空軍(ルフトバッフェ)とV2ロケット
の空爆により、二度全壊しました。
命を脅かされ、財産を失う悲惨な目に遭いながら、彼は空爆にヒントを得てある有名な作品
を書きました。ミステリファンにはお馴染みの密室トリックで知られる名作です。
曖昧にしか書けないのはミステりファンとしてネタばらしは絶対したくないからです。
家を焼かれ、命を失いかける最中でもカーは推理作家としてトリック、アイデアを
考えていたのです。
これぞ、推理作家魂。カーこそ推理作家になるために生まれてきた男だと思います。

昔、「ニュースステーション」でキャスターの久米宏が人生最後の食事をテーマに
各界の著名人と対談していました。功成り名を遂げた方々ばかり、日頃は美食を
しているためか、日本人のDNAゆえかご飯と味噌汁、お漬物という答えが多かったと
記憶しています。
そんな中にあって印象的だったのがジャイアント馬場と古今亭志ん朝でした。
馬場は牡丹餅でした。高校生の頃、お母さんが作ってくれた牡丹餅の味が忘れられないという
ことでした。
志ん朝は鰻でした。若かりし頃、芸道に精進し成功するための願掛けとして鰻を断ったから、最後に
鰻を食べたいということでした。
志ん朝の守り本尊は虚空蔵菩薩、鰻は虚空蔵菩薩のお使いとされていますから鰻を断ったのだそう。
そういえば、私の守り本尊も虚空蔵菩薩です。ですから、このところ鰻を食べていません。
いえ、執筆に精進するためではなく、最近、鰻って高いですから。
で、私は人生最後の食事と聞かれたら。、ご飯に味噌汁、お漬物なんて嫌ですね。
本当に好きな物を腹いっぱい食べたいです。
鮪の刺身、お寿司、ラーメンもいいですけど、どうせ最後なら思いっきりビフテキが食べたいですね。
ビーフステーキではなくビフテキ。脂たっぷりのビフテキを嫌というほど食べたいです。
白いご飯と赤だしの味噌汁があれば尚よしといったところでしょうか。

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