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ライスRICE

パエジャ~スペイン料理NO1~

MAY4 2013
 

SPANISH NO1 copy


PURPLE FLOWER

~玄関先にある高さ25cm程の小さな草に、紫色の花が綺麗に沢山咲き始めました~


 
昨日は家から一時間半程南下した所にあるルイビルケンタッキーダービィーが行われましたが、雨交じりのお天気だった模様。
昨年ブログで、そのうちケンタッキーダービーにでも行ってみよう等と気軽に書いたのですが、入場料の値段を全く知らずのコメントだったと先日判明しました。
やはり有名なだけあり、レーストラックに面した立ち見席でもスタートが数百ドル、見晴らしのよいVIP席等は六千ドル位だとか。凄いですね~。
馬好き・競馬好きでない私には、2分間のレースの為に数百ドルとは少し考えさせられる価格帯。という訳で、ダービィーに行ってきました!という話が今後ブログを飾る事はなさそうです(笑)
セレブ等も参加して賑わっている姿をテレビで見るので、ハイソなイメージだけが私の中にあるケンタッキーダービィーですが、インフィールド観戦席という所は全く別物だという事が入場価格と共に数日前にわかりました。
丁度土曜日に入れていた予定が変更して時間が出来、それじゃ今年こそダービィーにでも行ってみようか~と夫と金曜日に話したのですが、こんな時期に買えるのはインフィールドという場所のチケット位だという事が分かり早速調べてみました。このインフィールドと呼ばれるレーストラックが直接見えない野原のような場所は$50で人数制限がない為、売り切れの心配は無しだそうです。
しかしインターネットで写真を見た瞬間、絶対に行かないという話に即決定。
理由は写真を見ていただければわかると思います↓
こちらインフィールドの人々、そしてレーストラックがきちんと見れるところの人々です。
少しはお洒落した人もインフィールドにいるかもしれませんが、足元泥だらけでお洒落も何もあったものでは無さそうです。インフィールドの写真を見る限り(こういう事を言っては思いっきり失礼なのですが)レッドネックパーティー又はスプリングブレーク(春休み)の酔っ払った学生達そのものです(笑)知らずにお洒落なんてして行っていたら、とんでもない事になっていました。行かなくて良かったと心から思っています(笑)


さてレシピのほう、今週はスペイン料理です。ハイチ料理をもう一品作ってから来週スペイン料理へ移行と思っていましたが、少し飛んでスペイン料理を作りました。というのも週中が夫の誕生日だったので、週末改めて出かけるという事にして、当日は家でご飯。シーフードパエジャPAELLAを作ったので、来週まで待たずに今週はそれをアップしました。(来週はまたハイチ料理を作り、其の後スペインへという感じにしたいと思います)
今日のレシピはTHE BEST OF TASTEというウィリアムズソノマの本からです。パエジャのお鍋をお持ちでなくてもオーブン対応が出来る大き目のフライパンまたは器があれば作る事ができます。また、作り方も全ての材料を別途に炒めて、最後に混ぜ合わせオーブンで調理するという簡単さなので是非試されてみて下さいね。
 

 
パエジャの材料 ( 8人分) 
 *下記カップは全てアメリカのサイズ1カップ=240mlです) 

・赤ピーマン         2個        1/2個は(細め)くし切り、
                        残りはみじん切り
                     オレンジと赤ピーマンを1個ずつ使いました。
              

・オリーブオイル       2tbs

・スパニッシュチョリソ     1本(約114g) 
外皮から中を出し中身をほぐしておく
 (ソーセージ)
                    

・チキン         1.8kg程   チキン一匹を8等分 ペーパータオルで水気をとり、
                   塩コショウ各1/2tsp をかけておく
                一匹使わず好きな部位を食べやすい大きさに切りました。
                    

・挽いたコショウ      2tbs
・塩            3tbs     
           
・ポーク          450g程    カントリースタイルポークリブのお肉
                     食べやすい大きさに切り、
                     塩コショウ各1/4tsp をかけておく
  
・エビ          16尾       大き目のもの 
                     殻はとらずに背中のわたは処理する
 
・イカ          670g程   輪切り 
ペーパータオルで水気を取り、
                      塩コショウ各1/4tsp をかけておく
                  足は使わないと書かれていましたが、使用しました

・にんにく        6かけ    みじん切り

・トマト        1.4kg程    皮をむいて、細かく切る

・ムール貝かクラム    16個    綺麗にこする(ムール貝はひげを取る)

・グリーンビーンズ     450g程    先を切り落とし、2.5cm程に切る

・フレッシュローズマリー   2tsp      みじん切り

・カラスパラ 米      3カップ  (CALASPARRA RICE パエジャ用のお米です。)

カラスパラ米が2カップしかパントレーになかったので、リゾット用のアボリオ(ABORIO)米を足しました。もし両方手に入らない場合は、ミディアムグレイン米で代用できると思います。

・チキンストック              6カップ
・サフラン                 1tsp
・レモン                  8切れ


作り方

①フライパンにオリーブオイルを入れ中火で熱し、細めに切った赤ピーマンを入れて8~10分程しんなりするまで炒め、お皿に移します。
 
②弱火に落とし、ほぐしたチョリソ(ソーセージ)を入れて5分炒め、①とは違うお皿へ移します。

③中~強火に火力をあげ、チキンをお鍋に入れて狐色になるまで15分程炒めて②のお皿へ移します。

④ポークをフライパンに入れ、狐色になるまで10分程炒め、②のお皿へ移します。

⑤エビをフライパンに入れ、ピンク色になるまで各面2-3分焼きます。①のお皿へ移します。

⑥イカをフライパンに入れ、透明ではなくなるまで2~3分炒め、②のお皿へ移します。

⑦ ニンニクをフライパンに入れ、1~2分炒めトマトと刻んだ赤ピーマンを加え、強火で水分がなくなるまで20分ほど火にかけておきます。

⑧大き目のお鍋に5cm程水を入れ、沸騰させます。そこへ貝を入れ蓋をし、ムール貝なら4-5分、クラムなら1-2分、貝が開くまで調理します。開かなかったものを処分し、貝を①のお皿へ移し茹で汁をこして残しておきます。

⑨ フライパンの火を中火に落とし、グリーンビーンズとローズマリーを加え5分炒めます。

⑨フライパンに、お米、ソーセージ、ポーク、イカ、そして残りの塩2tbsとコショウ1tbsを加え混ぜ合わせてから、チキンを加えてお米に押し込むようにおきます。

⑩オーブンを約177℃(350F)にセットします。

⑪違うお鍋に、チキンストックと残してあった貝の茹で汁を1カップ加えたもの(トータルで7カップ)を入れ、沸騰させます。沸騰したらサフロンを加えます。

⑫沸騰したストックを⑨のフライパンに加え、 10分調理します。

⑬フライパンをオーブンに入れ、ご飯がアルデンテ位の硬さ・水分がほとんどなくなっている状態まで調理します。

⑭フライパンをオーブンから出し、貝とエビを上に飾り蓋をしてご飯が柔らかくなるまで10分程おいておきます。

⑮最後にレモンと①の細めに切った赤ピーマン飾り出来上がりです。
 








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ライス&ビーンズ~ベリーズ料理NO4~

MARCH 3  2013

belize no3 copy


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今日のレシピのコールスローに使ったドレッシングです。↑
ベリーズではコールスローやポテトサラダを作る際、
よく使われるものらしいです。
アメリカのHEINZは製造していないので、
イギリスの食料品を販売しているコーナーがあるスーパーで購入しました。


気がつくと早いもので、もう3月ですね。はやく春めいている毎日を過ごしたいのに、ここノーザンケンタッキーはまだ雪が降っています(泣)春は本当に何時来るのでしょうか?

それにしても、3月3日の今日は桃の節句ですね。きっと、お子様と楽しくお祝いされた方も多いかと思います。私の中では少し記憶が遠ざかってしまったお雛様、やはり日本人としてはキチンと理解しておきたいと思い、少し調べてみようとYAHOO JAPANをあけたのですが、お雛様の事を調べる前に気になる記事が目に入りました。大切な日本のお祝い行事への理解を深めるはずが、気がつけばきつねそば・たぬきうどん、なぜ大阪にはない?という見出しの食べ物関係の記事へ関心が移行(笑)
クリックすると日本経済新聞の記事だったのですが、読んで驚いたのは何と京都の“たぬきうどん”は関東と違うという事。私は京都出身なので、“たぬき=油揚げ入りあんかけ” が当たり前だと今日まで思っていましたが、それは京都だけという話です。今まで本当に意識したことがなかったのか、全く知りませんでした。ちなみに油揚げですが、京都ではカレーうどんにも短冊切りが入っています。私の中では当たり前のことでしたが、やっぱりこれも京都もしくは関西だけでしょうか?
油揚は冷蔵庫に殆どいつもストックしていて頻繁に料理に使うのですが、”おあげさん”が大好きな理由は、もしかして京都のせいかもしれないですね。ご存知かもしれませんが京都では、人ではないものに何故か丁寧に “さん” をつける事が多いです(笑)というわけで、油揚げも “おあげさん”です。そして、いなり寿司も ”おいなりさん”です。もういいと言われそうですが、勿論、稲荷神社もおいなりさんです。神社は神様なのでか、全て”さん”がつきます(笑)
普段は京都弁で話す事が殆ど無いのですが、やはり知らないうちに食生活には京都がちらほらと反映されているようです。

今週も先週に引き続きレシピのほうはベリーズ料理で、今日はベリーズの定番料理のライス&ビーンズを作りました。お水ではなく、ココナッツミルクで炊き上げるキドニービーンズ(赤インゲン豆)入りのご飯です。メインディッシュ、ライス&ビーンズそしてコールスロー又はポテトサラダというのが、ベリーズの人たちの日常の食事らしいです。今日はポークをグリルしてライス&ビーンズとコールスローというコンビネーションにしてみました。
ちなみに、ライス&ビーンズ(ご飯と豆)だと今日のレシピですが、ビーンズ&ライス(豆とご飯)と呼べば、お豆が上にかかっているご飯になるのでご注意を。


ライス&ビーンズの材料 (約3~4人分) 
*下記カップは全てアメリカのサイズ1カップ=240mlです 

・乾燥キドニービーンズ(赤インゲン)      112g程 水に4~6時間程つけておく
 または茹でたもの                1カップ

・ロンググレインライス               2合半(1 カップ) 軽く洗っておく      
・玉ねぎ                        1/2個  みじん切り
・塩コショウ(ブラックペッパー)            各1tsp程    
・ガーリック                              1~2かけ  潰しておく
・ドライタイム                       1/4tsp~1tsp
・ココナッツミルク                1/2カップ
・ベーコン             1~2切れ  細かく切る(入れなくてもOK)
                ベーコンを入れる場合は、塩を少し加減されてください。

作り方
 
①水につけてあったキドニービーンズをお鍋に入れ、豆を覆う量の水を入れます。ガーリック、玉ねぎ、ベーコンを加え火にかけます。

②30分程したら、塩コショウとタイムそしてココナッツミルクを加えます。
 
②お米をお鍋に加えて必要ならば水を少し足して、20分程火にかけてお米が柔らかくなっていたら出来上がりです。

コールスローは、キャベツ(赤と普通のもの)、にんじん、玉ねぎを細く切ったものに、上の写真のドレッシングを加え混ぜあわせ、そこへ少量のエバポレートミルクを加えて塩コショウで味を調え出来上がりです。

豚肉は以前キューバ料理でご紹介した、モホソース(今回は市販のもの使用)で焼いたものです。 




ボニタスbonima  at 12:51コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ!