家を出ようと思うことがよくある。

成人してずいぶん経つけど、職場が近くて出る機会をなくしている。
いや、そんなことは関係なく行動に移せばいいのだけど、親に出ていく必要はないと言ってもらって、なんとなく出て行けずじまいでいる。引っ越しや契約などなど少し面倒だという気持ちもあることは否めない。

自粛中のストレスがけっこう精神的にきた。

家事は母か私がやっていて、父は買い物だけ。洗い物も洗濯物も何にもやらずにテレビをひたすら見ていた。気が向いたら散歩だとかなんとかで外に出て、人が多くてウイルスをもらったら嫌だと言いながら帰ってくる。じゃあ出るな。何度それを言いたかったか。少しは外に出て体を動かさないといけないとは思っていたから、言えなかった。
私も外に出たかったけど、在宅で仕事もあったし、家族に移すことがあったらと思うと出にくくて、ほとんど家にいた。今思えば少しは外に出ても良かったかもしれないけど。
部屋は好き。自分だけの世界だから。居続けることは割りと出来る。けど、やっぱり外には出たかった。

私は家事が嫌いだ。面倒くさい。だから、買い物の方が100倍いい。食費がかかるけど、それで父のように家事が軽減されまくるのならそっちの方がいい。
あと、一人暮らしだったら、好きなときに家事をやれば良いけど、誰かと暮らしているとそうもいかない。
昔母に「私は家政婦じゃない!」と言わせてしまったことがあった。すごく申し訳ないと思った。
それからはなるべく自分の物は自分で片して、出来るところの掃除をしたり、皿洗いもご飯を作ってもらっているから洗うように努力した。風呂掃除も。
結局、私が一番帰るのが遅くて、平日は自分の食器だけ洗えばいい感じになってしまったけど、土日は洗う回数を増やした。ちなみに、あとで洗うかーと放っておくと、洗っといてくれてもいいじゃないかという言葉が来たりして、そわそわしてしまって苦しかった。

風呂に入る時間もかなり口うるさく毎日早く風呂に入れと言われた。ガス代がかかるからだ。だから、私が最後の時は追い焚きを切ってもらった。

みんなで暮らしていると、自分のタイミングで生活するのは、やっぱり難しいんだなと諦念した。

私はもう、人と一緒に暮らすのは無理なのかもしれない。こう文字にしてしまうともう本当にダメなのかもと思ってしまうんだけど。

それと、私にはどうしても、ここが「自分の家」だと思い切れない。
チャンネル権を争うとかいう些細すぎることであったと思うが、その時、父に「ここはお前の家じゃない、俺の家だ」と言われたことがどうしても忘れられない。確かに。私はこの家を買うのに一銭も払っていない。テレビを見ることは諦めた。
録画して深夜に見ていたけど、早く寝ろ、録画を早く見て消せと言われ続けて面倒になった。私はいつ録画したものを見ればいいのだ。延々とテレビを見続けて、やっと寝静まったと思って…。最近では録画もあまりしないようにしている。
一体いくら払ったら、ここは私の家になりますか?
でも、私はまだこの家に居させてもらっている。自分のなかで折り合いがつかないけど、結局やっぱり家を出ていかないので、私は甘えているのだ。


我が家は今年、リフォームを控えている。全部きれいになる。自分の部屋もきれいになる。だから、きれいになった部屋で過ごしたい気持ちがどうしてもある。
そうして結局居続ける。でも、心の平穏のためには出ていくのが一番いいと思っている。自分の気持ちに整理がつかない。みじめだ。







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