October 10, 2012
我愛しのブラジル。
サンパウロ国際短編映画祭から帰ってきて、はや一ヶ月が経ちました。生まれて初めて訪れたブラジルは、冬という季節にも関わらず、とても暑く、空気を吸うだけでサッカーが巧くなるんじゃないかと錯覚してしまうような、心地良い気候でした。
映画祭のスタッフの皆様、そして会場で出会った友人達。そのすべての人がとても親切で、とても幸せな一時を過ごす事ができました。
2014年には、またブラジルに、ワールドカップ観戦に行こうかと思っています。また、友人達に会えるのがとても楽しみです。
そんなブラジルから、嬉しい知らせが二つ届きました。
一つ目は、サンパウロでも上映された「美しき日本の朝」が第22回リオデジャネイロ国際短編映画祭のコンペティション部門で上映されると言う事。
二つ目は、同じく「美しき日本の朝」が第6回ベロオリゾンテ国際映画祭で上映されると言う事。
本当にありがたいことです。この勢いにのって、またブラジルに行きたいところですが、いかんせんお金がないのでいけません…。私の映画を、何度も上映してくれるブラジルという国の心の広さは、太平洋をも凌ぐことでしょう。
この、映画に出てくれた、美輪さん、手伝ってくれた井口さん、応援してくれる友人の皆様、そして、映画製作を支えてくれている両親に、改めて感謝したいと思います。これからも、一本でも多くの映画を作ることに尽力したいと思います。
映画祭のスタッフの皆様、そして会場で出会った友人達。そのすべての人がとても親切で、とても幸せな一時を過ごす事ができました。
2014年には、またブラジルに、ワールドカップ観戦に行こうかと思っています。また、友人達に会えるのがとても楽しみです。
そんなブラジルから、嬉しい知らせが二つ届きました。
一つ目は、サンパウロでも上映された「美しき日本の朝」が第22回リオデジャネイロ国際短編映画祭のコンペティション部門で上映されると言う事。
二つ目は、同じく「美しき日本の朝」が第6回ベロオリゾンテ国際映画祭で上映されると言う事。
本当にありがたいことです。この勢いにのって、またブラジルに行きたいところですが、いかんせんお金がないのでいけません…。私の映画を、何度も上映してくれるブラジルという国の心の広さは、太平洋をも凌ぐことでしょう。
この、映画に出てくれた、美輪さん、手伝ってくれた井口さん、応援してくれる友人の皆様、そして、映画製作を支えてくれている両親に、改めて感謝したいと思います。これからも、一本でも多くの映画を作ることに尽力したいと思います。
August 20, 2012
suita JAPAN world tour 再開!
みなさま、熱い夏をおすごしですか?
この度、私の7本目の短編映画「美しき日本の朝(原題:how beautiful japanese morning is)」が
第23回サンパウロ国際短編映画祭のインターナショナルプログラム部門に入選いたしました!
今年に入って、ことごとく国内の映画祭から落選の通知が届き、「エイガッテナニ?」と正直グレはじめていたところに、飛び込んできた入選のお知らせ。
時差の関係で早朝に届いたそのメールを、眠気眼で見たとき、あまりの嬉しさと興奮で、一人でちょっと泣いたのも、今となっては懐かしい思い出です。
私と、心の友の井口さん、そして出演者の美輪玲華さんの3人だけで撮影した映画。事前段階や、撮影後にはたくさんの友人の助けがありました。そんな映画が、まったく知らない土地で、まったく知らない人々の前で上映されると考えるだけで、興奮してしまいます。
ということで、8月の23日からブラジルはサンパウロに行って参ります。
「ブラジルに行く」なんてことは、私の人生計画に入っていなかったので、何から何まで、新しい発見の連続だと思います。何が起きるかはわかりませんが、とても楽しみです。
吹田祐一
以下予告編。
この度、私の7本目の短編映画「美しき日本の朝(原題:how beautiful japanese morning is)」が
第23回サンパウロ国際短編映画祭のインターナショナルプログラム部門に入選いたしました!
今年に入って、ことごとく国内の映画祭から落選の通知が届き、「エイガッテナニ?」と正直グレはじめていたところに、飛び込んできた入選のお知らせ。
時差の関係で早朝に届いたそのメールを、眠気眼で見たとき、あまりの嬉しさと興奮で、一人でちょっと泣いたのも、今となっては懐かしい思い出です。
私と、心の友の井口さん、そして出演者の美輪玲華さんの3人だけで撮影した映画。事前段階や、撮影後にはたくさんの友人の助けがありました。そんな映画が、まったく知らない土地で、まったく知らない人々の前で上映されると考えるだけで、興奮してしまいます。
ということで、8月の23日からブラジルはサンパウロに行って参ります。
「ブラジルに行く」なんてことは、私の人生計画に入っていなかったので、何から何まで、新しい発見の連続だと思います。何が起きるかはわかりませんが、とても楽しみです。
吹田祐一
以下予告編。
how beautiful japanese morning is 【TRAILER】 from Yuichi Suita on Vimeo.
June 30, 2012
吹田祐一、精一杯のリア充体験。
May 21, 2012
suita JAPAN op.25 "cerca"
いつも髪を切ってもらっているサロンのお二人の映像を作らさせていただきました。
May 03, 2012
たまがさんのお姉ちゃんご夫婦の結婚式。
吹田祐一、魂の全力投球。
末永くお幸せに。
末永くお幸せに。
April 20, 2012
float
Jellyfish Brass Plopというバンドの、ミュージックビデオを作りました。
後日、短編映画として、お目見えする予定です。
ご覧あれ。
April 15, 2012
「タイタニック IMAX3D」
僕、すごく好きなんですよ「タイタニック」。多分人生でトータルすると、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」とか「ザ・ロック」なみに観てるんです。何年か前も、夏実家に帰郷したときに、あまりにやることがなさすぎて、一日に3回連続で「タイタニック」を観るくらい好きなんです。だって、超おもしろくないですか?
だいたい、映画好きとかいっている者同士でお茶とかしたりすると、「好きな映画は?」みたいな話になるじゃないですか。そのときに、僕は決まって「タイタニック」(その時の気分によっては「アルマゲドン」)と言うんですよ。したら、みんなだいたい「あっちゃー」みたいな顔するの。「変わってるねー」「何がおもしろいの?」とか言っちゃって。いやいや、どこがおもしろくないのよ。どこを切り取っても超おもしろいよ。ディカプだって、男でも惚れるほどイケメンだし、なによりも冒険、出会い、ラブロマンス、身分違いの恋、ローズのおっぱい、スペクタクル、生と死、そして別れ。こんなにもたくさんの要素がつまりに詰まった映画がありますか?3時間じゃ足りんよ。4時間30分ぐらいでちょうどいいよ。そりゃね、世の中には、いろんな映画がありますわな。60年代のフランス映画が好きな人もいるだろうし、70年代のイタリア映画が好きな人だっている。30年代のアメリカ映画こそ真の映画だっていうともいれば、やっぱり50年代の日本映画でしょ、なんて人もいる。それはそれでいいんですよ。なんにも間違っちゃあいませんよ。だったら、「タイタニック」だっていいじゃないですか。なんで映画を自分の頭ん中で相対して考えるんですか。映画は一本々々絶対的なものでしょ?一本一本になんらかの価値があるんだから、それを大切にしてちょうだいよ。
で、その「タイタニック」がIMAX3Dになったわけですよ。もう、鼻息荒げて観に行ったんです。一人で。「タイタニック」のためなら、あの3Dメガネだって喜んでかけますよ。メガネの重ね着で、耳がかなり痛くなったけど、全然大丈夫っすよ。
結論から言うと、4回泣きました。まず、おばあちゃんローズの回想シーンに入るシーン。沈んだタイタニックが、一気に過去の新品状態に戻り、港に停泊している姿へと変わっていくシーンのダイナミックさといったら!まだディカプもローズも出てきてないのに泣きましたよ。
二つ目は、ディカプが友達のファブリツィオと船首にたって、イルカみたりした後に、「I'm king of the world!!!!」って絶叫して、そのままカメラがワンカットで、タイタニックの煙突の間をぬってタイタニック全景まで引いていくところ。これぞ映画!と大声を出したくなるほどのシーンでした。
三つ目は、もうタイタニックも沈没寸前。とりあえずローズだけでも逃げとけとディカプが席が確保されてると嘘をついてローズを救命ボートに乗せるところ。このとき、ローズは混乱の中下がっていくボートからディカプの顔を見上げるわけですが、その時のディカプの男前っぷりといったら!しかも救命信号弾の光もあいかさなって、なんともまあ、美しい。吹田映画史に残るワンイケメンカットですわ。その男前すぎるディカプの顔を見て、このままボートに乗ったら、ディカプには一生会うことはできないと本能的に悟り、タイタニックに戻っちゃう。しかも無理くりもどったので、手すりに抱きつくような、無様な姿。ローズは知ってるじゃない。救命ボートが足りないってこと。だから、ここでタイタニックに戻るってことの意味もしってるじゃない。でも、そんなこといちいち考えての行動じゃなくて、もういてもたってもいられなくてがむしゃらなのよ。ここが僕にとってのタイタニックピークですよ。もう涙が止まらんのですよ。涙を拭おうにも、メガネふたつかけてるからもう大変で大変で。すごいベタなのよ。何回も観てるのよ。でも何回も泣いちゃうの。これはもう魔法だよ。映画と言う魔法だよ。
そして四つ目は、すべてが終わった後のカーテンコール。おばあちゃんローズが見た夢。沈んだままのタイタニックにゆっくりと近づいていくカメラ。そしてそのまま一等客船の廊下になり、なんとまた過去の新品状態になる。で、バルコニーへ入っていく。ドアマンが笑顔でドアを開けると、そこには、懐かしい人々が!(婚約者、母親を除く)設計者のアンドリュースさんの笑顔もほどほどに、階段を上っていくと、待ってましたディカプ!カメラに向かって手を差し伸べるディカプ。ゆっくりとパンして、ローズを映し、氷山も溶けてしまいそうなほど熱すぎるキス。拍手に包まれるバルコニー。号泣する私。
もうこれは、映画じゃないよ。もはや人生よ。3Dだったということを忘れさせてしまうくらい、最高の映画でした。こんなことは言いたくないけど、この映画は、映画館で観ないとあかんよ。誰か観に行きたいって人がいたら、私でよければお供します。え、いらない?
だいたい、映画好きとかいっている者同士でお茶とかしたりすると、「好きな映画は?」みたいな話になるじゃないですか。そのときに、僕は決まって「タイタニック」(その時の気分によっては「アルマゲドン」)と言うんですよ。したら、みんなだいたい「あっちゃー」みたいな顔するの。「変わってるねー」「何がおもしろいの?」とか言っちゃって。いやいや、どこがおもしろくないのよ。どこを切り取っても超おもしろいよ。ディカプだって、男でも惚れるほどイケメンだし、なによりも冒険、出会い、ラブロマンス、身分違いの恋、ローズのおっぱい、スペクタクル、生と死、そして別れ。こんなにもたくさんの要素がつまりに詰まった映画がありますか?3時間じゃ足りんよ。4時間30分ぐらいでちょうどいいよ。そりゃね、世の中には、いろんな映画がありますわな。60年代のフランス映画が好きな人もいるだろうし、70年代のイタリア映画が好きな人だっている。30年代のアメリカ映画こそ真の映画だっていうともいれば、やっぱり50年代の日本映画でしょ、なんて人もいる。それはそれでいいんですよ。なんにも間違っちゃあいませんよ。だったら、「タイタニック」だっていいじゃないですか。なんで映画を自分の頭ん中で相対して考えるんですか。映画は一本々々絶対的なものでしょ?一本一本になんらかの価値があるんだから、それを大切にしてちょうだいよ。
で、その「タイタニック」がIMAX3Dになったわけですよ。もう、鼻息荒げて観に行ったんです。一人で。「タイタニック」のためなら、あの3Dメガネだって喜んでかけますよ。メガネの重ね着で、耳がかなり痛くなったけど、全然大丈夫っすよ。
結論から言うと、4回泣きました。まず、おばあちゃんローズの回想シーンに入るシーン。沈んだタイタニックが、一気に過去の新品状態に戻り、港に停泊している姿へと変わっていくシーンのダイナミックさといったら!まだディカプもローズも出てきてないのに泣きましたよ。
二つ目は、ディカプが友達のファブリツィオと船首にたって、イルカみたりした後に、「I'm king of the world!!!!」って絶叫して、そのままカメラがワンカットで、タイタニックの煙突の間をぬってタイタニック全景まで引いていくところ。これぞ映画!と大声を出したくなるほどのシーンでした。
三つ目は、もうタイタニックも沈没寸前。とりあえずローズだけでも逃げとけとディカプが席が確保されてると嘘をついてローズを救命ボートに乗せるところ。このとき、ローズは混乱の中下がっていくボートからディカプの顔を見上げるわけですが、その時のディカプの男前っぷりといったら!しかも救命信号弾の光もあいかさなって、なんともまあ、美しい。吹田映画史に残るワンイケメンカットですわ。その男前すぎるディカプの顔を見て、このままボートに乗ったら、ディカプには一生会うことはできないと本能的に悟り、タイタニックに戻っちゃう。しかも無理くりもどったので、手すりに抱きつくような、無様な姿。ローズは知ってるじゃない。救命ボートが足りないってこと。だから、ここでタイタニックに戻るってことの意味もしってるじゃない。でも、そんなこといちいち考えての行動じゃなくて、もういてもたってもいられなくてがむしゃらなのよ。ここが僕にとってのタイタニックピークですよ。もう涙が止まらんのですよ。涙を拭おうにも、メガネふたつかけてるからもう大変で大変で。すごいベタなのよ。何回も観てるのよ。でも何回も泣いちゃうの。これはもう魔法だよ。映画と言う魔法だよ。
そして四つ目は、すべてが終わった後のカーテンコール。おばあちゃんローズが見た夢。沈んだままのタイタニックにゆっくりと近づいていくカメラ。そしてそのまま一等客船の廊下になり、なんとまた過去の新品状態になる。で、バルコニーへ入っていく。ドアマンが笑顔でドアを開けると、そこには、懐かしい人々が!(婚約者、母親を除く)設計者のアンドリュースさんの笑顔もほどほどに、階段を上っていくと、待ってましたディカプ!カメラに向かって手を差し伸べるディカプ。ゆっくりとパンして、ローズを映し、氷山も溶けてしまいそうなほど熱すぎるキス。拍手に包まれるバルコニー。号泣する私。
もうこれは、映画じゃないよ。もはや人生よ。3Dだったということを忘れさせてしまうくらい、最高の映画でした。こんなことは言いたくないけど、この映画は、映画館で観ないとあかんよ。誰か観に行きたいって人がいたら、私でよければお供します。え、いらない?