2015年07月01日

Facebookにお越し下さいませ、、、、

2014年の年賀状の返事を2015年の年賀状で返したり、
自分でも感心するぐらい筆無精なのに、
このブログから私のフランス語のブログに来てくださっている方も
何人もいて、本当に感謝感謝。

まねき猫も今年で10年を迎えます。
やはり、パリなのと、フランス人のお客さんがほとんどなので、
フランス語の方に力を入れてしまいます。

また、最近日本の友達も、Facebookをしている人が増えてきて、
少しずつ、日本語とフランス語を入れたFacebookにしていこうかと思います。 

今後、こちらの方にお越し下さい。
現在、心入れ替え中!
日仏語で頑張って更新していくぞ!


https://www.facebook.com/manekineko.demontmartre


https://www.facebook.com/ManekinekoMontmartre


Facebookのライクを5000持っている友人が、薦めてくれて
2つFacebookアドレスを持っているのですが、
どう使い分けて行くかは、まだきちんと決めていません。

何がどう違うかも、あまりよくわかっていないこの状況、、、
夏休みにゆっくりFacebook攻略するぞ!


これは、ブログです。
教室の写真とか、お知らせとかです。

http://manekinekodemontmartre.over-blog.com


頑張って、こちらの方に力を入れて行きますので、
お時間がありましたら、覗きにきてやってください。

万が一、気が向いて、何か書きたいことが出てきたら、
こちらにお邪魔するかもしれません。
その時はよろしくお願いします。

引き続きよろしくお願いします。


            中安智子

 

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2014年12月17日

ドキドキしつつ、、、

だんだん怖くなって、存在を忘れようとしてしまっていたこのブログですが、
久しぶりに見てしまいました。

恐ろしい事に10ヶ月放置でした、、、


フランス語の方のブログは、宣伝用に使っているので、
まじめに更新しています。
ここ最近頑張って写真を入れているので、見てやってくださいな。

http://manekinekodemontmartre.over-blog.com


色んな生徒さんが来られています。
他にも折り紙、習字教室とかもしているのですが、
料理教室をメインに写真をアップしています。


Facebookにもフランス語のブログをリンクさせているのですが、今日よく見ていたら、
自分のほんまもんの誕生日を公開していることに気がつきました。

manekinekodemontmartre   で登録しています。

年齢は内緒にしたかったのに、しまったーーーーー!!!

お店を開店した日にちに変更しようと思ったら、
未成年のため手続きが面倒で、年だけ適当に変えてしまいました。
ちなみに、お店の誕生日は 2005年7月14日です。


最近、セールスの電話をとったら、

お母さんか、お父さんはいてる?

と、言われたし、

結婚してるけど子供がいない事がわかったら、

まだまだ若いから、まだ早い、これからよね。

と、言われたし、、、、

お店に行っても、マダム、と言われる事がほとんどなく、
いつもマドモワゼルって言われるから、貫禄もないんだろうな。


うーん、Facebookで私の年齢を知った人はなんと思っただろう???

フランス人にとったら、アジア人はある意味 魔女 やろうな。
と、思う今日この頃でした。


では、では、、、











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2014年02月28日

再び テレビ出演!!!

筆無精で、年賀状は送っていないのですが、毎年頂いた方には
新年のご挨拶を送らせていただいているのですが、
今年はそれすらまだ送ってなく、、、

年賀状と暑中見舞いの間の、サクラメールを目指しています。
年賀状を送ってくださった方、しばしお待ち下さい。



今年のパリは100年ぶりの暖冬で、冬って感じがしません。
ので、日本よりあったかいですよ!!

ハイネックのヒートテックを着てたら、首に汗もができました。 
なんでや!!という感じです。


着物を着たのがよかったようで、またテレビ番組に出させていただきました。
ただ、日本では見れない事がわかり、どうしたらいいかな?と思っていたら、
YOUTUBEで見れる事がわかりました。

放送局の意向で、自分でYOUTUBEに私が出たところだけアップする事ができません。
1時間15分の番組なのですが、最後の15分くらいに、ちょこっと出てきます。

1月8日の放送はサーモンピンクの訪問着、2月26日の放送は振り袖
(日本だったら、絶対着れませんが、華やかなので良し!にしてくださいな)

次は3月20日放映で折り紙をして、その後4月放映分では
浴衣の着付けをします。

プロデューサーの人に気に入られて、毎月1回出演です。
でも、もうネタ切れです。4ヶ月連続で終わりかな?と思っています。

タンスの肥やしの着物達が陽の目にあびるのと、
着物を着付け慣れていないので、勉強になるのでもう少し出れたらいいのにな、と
思っていますが、、、


フランス以外に住んでいる方も、YOUTUBEなら見れると思いますので、
お時間のある時に、見てやってください。最後のコーナーです。
よろしくお願いします。


1月8日放送 サビエット折り紙 57分くらいから出演

http://www.youtube.com/watch?v=x4m8HCsV5zc



2月26日放送  ふろしき   51分くらいから出演

http://www.youtube.com/watch?v=3iNtoEBIYUk



フランス語のブログです。
右側の LIEN の所からも見れます。
他の画像もありです。

http://manekinekodemontmartre.over-blog.com




気まぐれなブログにお越し頂きありがとうございます。
今後も、気まぐれだと思いますが、よろしくお願いします。

                       中安智子

 

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2014年01月09日

テレビ出演!!

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。 


2013年もあっというまに終わってしまい、
2014年になりましたが、あまりの暖冬に『冬』という気がしないので、
年が明けたような気もしません。

さて、3月に本を出した事がきっかけで、
テレビ出演させていただきました。

月曜日から金曜日、15時35分から16時45分の番組で、
この時間帯の番組では一番視聴率が高いと言われています。
短い時間ですが、もしよかったら見てやってください。

ちなみに司会者の ステファン ベルン は、50歳くらいですが、
マダム達からは、自分の息子、みたいな感じでとらえられれて、好感度もよく、
王室関係のスペシャリストなので、お城、皇族関係の番組には
欠かせない人物です。

http://www.france2.fr/emissions/comment-ca-va-bien/videos/manuel_ccvb_sujet5_20140108_191_08012014172936_F2?onglet=tous&page=1 


この番組がきっかけで、夕方から電話がじゃんじゃんなる予定だったのですが、
相変わらずのんびり閑古鳥のまねき猫でした。

 
どう聞いても、カタカナフランス語ですが、字幕ついてないでしょ!
フランス語を勉強している方!発音はこんなのでも通じます。
自信を持ってください。
あっ、でも、外国人のアクセントに慣れていない田舎に行くと、
フランス語通じる率は下がりますが、外国人の多いパリでは大丈夫です!!
 

引き続き、ボンジュールパリをよろしくお願いします。 

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2013年11月24日

冬、秋はどこに、、、

皆さん、お元気ですか?

今年の11月は例年になく寒いようで、地方に寄っては積雪も何週間か前から
始まってるし、パリに関しては今週末雪がふる予報でしたが、降ってはいません。

昨日、お客さんをお店で待っている間、暖房をつけずに15分ほどいたら、
手がかじかんで、かじかんで、寒かった。

元々私は寒がりだったのと、日本人はフランス人より基本体温が低いため、
かなり厚着をしているので、びっくりされます。
(ちなみに私は平均体温が36度ないので、36、5度くらいになると
頭がふらふらしますが、フランス人にとって37度、日本人で言う微熱は
熱に入らないので、病院に行っても、健康、普通、と言われます)

寝るときも寒いので、靴下はいたり、セーター着て寝るんだけど、
多分こっちの人にしたら異常なんだろうな、と思う今日この頃です。




習字を教えてて、最近、平行に横線を書けない人、十字が書けない人が出てきて、
最初は慣れの問題だろう、と思っていたんだけど、線が入っている紙に書いてもらっても、
平行に書けなかったりするので、色々試行錯誤してみたけれど
どうしてもうまくいかず、どうしたらいいかわからないので、
いろんな人に聞いてみました。


症状)生徒さんたちは、書いているときは平行に書いたり、十字に書いているつもりで、
後で見たら、平行でない事や、十字の縦線が真ん中でない事に気がつくのです。


カリグラフィーラタンの先生曰く、ラテン語やフランス語のカリグラフィーは
線を引いてその上に書くので、そんな問題はない。
習字をする人は、デッサンと思っているので、書くときに注意が足りないのではないか?
と言われました。

でも、、、あんなに集中して書いている人たちが、注意が足りないとは
どうしても思えなくて、学校の先生に聞いてみました。

すると、協調運動障害 だと思う、と言われました。
以前は知られていなかった病気だけれど、ひどい人たちになると
運転免許が取れない、とのこと。
ちなみにハリーポッターの主役 ダニエル ラドクリフ もその病気との事。

生徒さんたちの年齢を聞かれ、みんな50歳以上、というと、
本人は気がついていなくて当然(彼らの小さいときはこの病名がなかった)、でも多分その病気。
フランスの文部省では、色んな発達障害があるので、その症状を持った子供たちに
どういった教育方針をとっていくといいのか、そういった講習会もあるとのこと。


昔はあまり見なかった文字、発達障害。
色々考えてしまいました。

私は運動音痴なんだけど、例えば短距離走。
よーいドン!で走ろうとすると、どうしても他の人たちより1歩遅れてスタートしてしまうので、
よーい、の時点で走ろうとすると、必ずフライング。

逆上がり、倒立、何度も練習したけれど、一度もできた事が無い。
跳び箱、飛べない。でも高校のときにすごくがんばって、跳び箱前転するのは5段まで
できたので、この5段が最高。でも、普通の跳び箱は0段。必ずお尻がついてしまう。

ただの運動音痴だと思っていたんだけど、、、

そういえば、人がやせても太っても10キロ以上の差がないとわからない。
学校とか会社でよく困ったのが、人が髪の毛を切ってきてもわからない。
朝「キャー、XXちゃん!髪の毛切ってきたんや!!!」と、みんなが騒いでる様子で、
やっと、「XXちゃん、髪の毛切ってきたんや。
でも、昨日とどう変わったかが思い出せない、わからない」という事が度々あった。

そういえば、カラオケで盛り上げようと手拍子したら、「ずれてるからやめてほしい」と
言われた事や、みんなと同じように手拍子できない自分にも気がついていました。


ので、以前から自分の脳みそは何かが欠けている、と思ってたけど、
一種の発達障害なのかな?と思いました。
病名があって、小さい頃に「あんた、発達障害やから、こういう訓練しなあかん」と、
言われてたら、すごくショックだったろうな、と思いました。

学校では、周りの友人たちがそんな私をフォローしてくれてたから、
私はなにも疑問に思わず、のびのび育ってきたのかな、と思うと、
自分の育ってきた環境、家族や友人たちに感謝せずにいられない今日この頃です。

高校生まで、「なかやすは、このまま、大人になってもずっと変わらんでな」と、
ほとんどの友人に言われていた記憶がある。なんで、いっつもこういう事を言われるのか、
不思議やってんけど、ちょっと変わってたんかな?


友人たちに、改まって感謝の意を伝えるのも仰々しいので、、、

みなさん、今までもいっぱい迷惑かけてたと思うし、これからも迷惑かけると思うけど、
ありがとう!ほんでよろしくお願いします。


真実、私が発達障害かどうかは、今普通に生活ができているから特に調べるつもりが
ないんだけれど、医学の発達により、以前は のろま と思われていたのが、
実は一種の病気だったんだ、と言う事はいっぱいあるのかな?

私の小学校には重度の障害者の同級生がいました。
すごく優しいお母さんで、家にもみんなで遊びに行ったけれど、
あの笑顔の裏でどんな苦労があったか、と今さらながら、あのお母さんの偉大さを感じます。


みんな笑顔で毎日が過ごせますように、、、


*私の家族には、障害者、発達障害と診断された人はいません。
ので、当事者の気持ちがわかりません。
このブログを読んで、不快に思う人がいたらごめんなさい。
ただ、自分のできない事を、私の周りの人がいつも助けてくれていたので、
その感謝の意を伝えたい、と思いました。



素敵な花束をもらって、写真を撮ったので、次回は写真を載せるぞ!
がんばるぞ!!























 

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2013年07月25日

サルのフェスティバル

みなさん!お元気ですか?

今夏のパリは猛暑です。
7月4日までは、涼しかったのに、7月5日から暑くなって、
最高気温が30度超えが続いています。
(元会社の同僚がパリに来たら、いつも暑くなることに気がつきました!
ので、彼がパリに着た日から暑さが続いています。彼が太陽を運んできたのか?!)

日本に比べたら、まだ生易しい暑さだと思いますが、7ヶ月間の冬の後突然の暑さ。
身体がびっくりしていましたが、夏らしい暑さを満喫している今日この頃です。


7月13日に、サルの救済イベントで、折り紙をしないか?と誘われて、
ノルマンディー地方の海沿いの町に、バカンスも兼ねて、仕事に行ってきました。

http://www.petethemonkey.com/

このサルが食器を洗う画面のおかげで、活動が順調に進んでいるそうです。

半分英国人、半分フランス人のによる運営で、イギリスからフェリーで来れることもあり、
会場は英語とフランス語がまじっていました。

イギリス人とフランス人、身体の骨格とか、肌や髪の毛の色、顔の形が
少しずつちがうので、外国に来たような、不思議な気分でした。

私は折り紙でサルを折りました。
サル年なので、とても親近感を持って、イベントに参加!
写真はここに載っていますが・・・頑張って探してください。

http://petethemonkeyfestival2013.tumblr.com/


7月13日は革命記念日の前日で花火大会もあり、夏が来たぞー!!と
気分が盛り上がりました。(23時に始める予定が、23時40分に始まって、
待つのが疲れましたが・・・22時30分はまだ空が明るいので、7月の花火は
どこも23時から打ち上げが始まります)

みんな海水浴もしていましたが、日本に比べるととても海水が冷たく
(水温が15度くらい)浜辺を歩くくらいで、水につからず。

ひとつすごくびっくりしたのが、満潮、干潮がかなり頻繁にやってきて、
8メートル50くらいの海水の差が、1日に何度もあります。

第2次世界大戦のノルマンディ大作戦の記念碑があったので、
この作戦を練る時、この満潮、干潮をわかってないと失敗するだろうなあ、と
当時の人達の知恵に感嘆。

ドイツ軍の残した戦争の爪後もまだ生々しく残っていて、
戦死した人を弔う碑が建てられてて、戦争ってたった70年近く前のことで、
その当時の人達の生活を考え、浜辺の平和な風景をみると、
平和って本当にいいなあ、と感じてしまいました。


海のクルージングがあったので、参加すると・・・
なんと!生まれて初めて野生のイルカと出会いました。

ここ5,6年前から野生のイルカが出没するそうです。
なんか、とてもいいことがありそうな、楽しい気分になってパリに帰ってきました。

日本は本当に暑そうですが、みなさん、お身体に気をつけて、
素敵な夏をお過ごしください。


ボンジュールパリのHPも見てね!!!

www.bonjourparis.jp


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2013年05月27日

信用ならぬ・・・

友人が引っ越すことになり、家の工事をしなくてはいけないとのこと。「いい人知らない?」と言われましたが、パリでは信用できる人を探すのは至難の業。

りべやんのアトリエの電気工事を頼んだら、きちんとしてくれて、値段も200ユーロと納得価格だったので、私のお店とアトリエもお願いしようと思い、見積もりに来てくれました。

すると、ここは危険、ここも危険、全部変えないと火事になる、合計2800ユーロと言われました。
はっきり言って高すぎる。だって、、、その金額で、お店と、アトリエの壁のペンキ塗と、電気の工事を7年前にしたのだから。いくら7年前といっても、そこまで値上がりするのはおかしい。

以前、親切なタクシーの運転手がいたので、よく頼んでいたら、毎回空港に行く金額が値上がりしていく。

普通、よく頼んでいたら、「いつもお世話になってるから、勉強しまっせー。」という中で育ったので、
信頼して仕事を頼むと、すぐになめてかかって、ぼろうとする人たちにうんざり。

前も、トイレ工事を頼んでよかったから、友人に紹介したら、友人の家では仕事がおざなりで、そして同じようなことをしたのに、私の時より値段が100ユーロ高い。

そういった苦い経験があるので、私の友人にもいい人を紹介してあげれない。

高い値段を払ったら、いい仕事をしてくれるのであれば、少しくらい高い値段支払ってもいいと思うけれど、今までの経験上、半分玄人の友人や、元その職業の友人に頼んだほうが、よっぽどきれいに仕上げてくれる。

アパート全体の内装の仕事も、大きな会社に頼んでやっているけれど、内装をしているのか、壁を壊しているのかわからないような仕事っぷり。

おまけに、完成直後はきれいでも、2,3年たつと壁に亀裂が入ったりする。我が建物も、外壁をきれいにしたのですが、壁にひびが入っているようで、外壁を業者の人が水で洗ったら、部屋の壁一面ににカビが生えました。びっくり!漆喰の壁なので、仕方がないかもしれませんが・・・

ので、どうしても人を信頼する、という言葉を忘れてしまいます。

先日、とても人のよいタクシーの運転手さんに出会ったので、仕事の関係でタクシーが必要で、5月だけでも10回くらい頼みました。でも、私が立ち会っていないので、正当な金額でしているかどうか不安だったのですが、、、タクシーに乗った人に聞けば、値段も正当な金額で、時間も正確。すごく嬉しい!!!

彼はアルジェリア人。北アフリカ人の犯罪者はとても多いのですが、私がたくさん荷物を持っているときに、当然のように荷物を運ぶのを手伝ってくれるのは9割は北アフリカ男性です。フランス人女性は手伝おうとしてくれたことは何度もありますが、アジア人、フランス人等の白人男性が、「持ちましょうか?」と声を掛けてくれたことは皆無。

習慣や文化というのも背景にあると思いますが、生まれ育ってきた環境、家の教育って大切なんだなあ、と実感します。

タクシーの運転手さん、いつまでも変わらずにいてくれますように・・・



ボンジュールパリのHPも見てね!
www.bonjourparis.jp






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2013年05月08日

パリもゴールデンウィーク

今年の5月頭のパリは、シーンとしています。

と言うのは、復活祭の2週間のお休みが5月の頭なのと、2月末より丸々2カ月バカンスがなかった!

*2ヶ月間休みなく毎日学校がある、というのは珍しい。大体、1ヶ月半学校に行って、2週間休み、と言うのが続いて、夏休み2カ月、という、バカンス大国フランス!
フランスは大きく3ゾーンに分かれてて、今年は復活祭のバカンスが
Aゾーンが一番早く4月頭から2週間、その後Bゾーンが2週間、Cゾーンのパリは最後だったのでした

おまけに、5月1日、8日、9日と祝日で、ここぞとばかり、みんなどこかに遊びに行っているようです。
毎日ニュースはパリ脱出と帰ってくる人の渋滞予想をしています。

5月は一番祝日の多い月で、5月20日も祝日です。
我がお店はパリジャンが相手なので、こう休みが多いと、誰も来ない・・・

暇なので、今までしよう、しよう、と思いつつほったらかしにしていた、地下倉庫・カーブの片づけをしました。

我が建物は築100年以上なので(パリではいたって普通)、カーブも水漏れとか色々問題があります。
思っていなかったところから、水漏れがあり、段ボール箱がかなりやられてて、
捨てるものを出していったら・・・・

すごーい山になってしまいました。

パリのゴミは、日本に比べてとっても楽で、燃えるもの、生ゴミ、瓶類、一応3つに分けられていますが、
みーんなめっちゃ適当に捨てています。
おまけに毎日ゴミ収集にきてくれます。

粗大ごみも、使えるものは道に置いていたら、早くて5分、時間がかかっても半日あれば
誰かが持って行ってくれます。

しかし、今度のゴミは、濡れた段ボール箱が山ほどで、パリ市の粗大ごみセンターに連絡することにしました。
コンピューターで申し込めて、なーんて楽ちん!
おまけに当日から1ヶ月後まで日にち指定でお願いできます。
ありがたやー、ありがたやー。


しかし!ひとつ腑に落ちないのが、、、
こんなにたくさんゴミが出たのに、まだまだカーブの中は物がいっぱいなのです!?

棚に整理していれたからか?(今までは山積みでした)

整理整頓したら、物が今までよりも沢山置ける!と思ってたのに・・・

どこに何があるか、一目瞭然になってとても嬉しいのですが、カーブは広くはなってくれないのでした・・・
(りべやんは、壁を押せ!と言いますが・・・)

今日は祝日ですが、多くのお店が開いているようなので、隙間に入る棚でも買ってこようかと思っています。

本当、パリも便利になりました。私が来た当時は(1997年)、
近所のスーパーは昼休み中は閉まっているし、
日曜、祝日は全部お店は閉まってて、スーパーも19時くらいで閉店だったのに、
今は大手のスーパーは24時くらいまで開いているし、
(さすがに24時間営業はありません。危険だからでしょう)
便利便利。


でも、便利になると家にあるもので工夫をする、ということを忘れてしまいます。

日本でいたころは、必要なものは何でも、いつでもコンビニとかで買えて、
パリに来た当時はとても不便に感じたけれど、、、

お店が閉まっているから仕方がない、(日本食を作りたいとき)売っていないものは仕方がない、
と諦めざるを得ない状況で、あるもので工夫をして、それがうまく行った時の快感!
これは忘れてはいけないな!と思います。


今日も、整理整頓するぞー!!と思っているのですが、雨です。
珍しく天気予報通りです。
雨がやみますように、晴れますように・・・








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2013年03月26日

正直なすり?!

この間メトロ(地下鉄)に乗ってたら、サクレクール寺院が近くにある駅で沢山の人が乗ってきました。
満員まで行きませんが、結構人が詰まった状態でした。


まもなく、日本人の声で

「かばんのチャックが開いてる!すられたかも」

声の方を見ると、4人の日本人の20歳前半の女の子のグループが。

「大丈夫?」「大丈夫?」という声とともに、

「財布はある。お金は大丈夫みたい」という声が聞こえてほっとしました。

観光地にはすりはつきもので、一気に沢山の人が乗ってきたので、
この車両の中にすりがいるかもしれない!と思って

「みなさん、ここにすりがいます。今、そこにいる日本人が被害者です。
みなさん、気をつけてください。」

と、大きな声で言うと、私の横にいたおばさんが

「ありがとう、ありがとう、気をつけないとね。今自分のかばんを見たけれど、大丈夫だったわ。」

と、言ってきました。

「よかったですね。でも、気をつけてくださいね。」と言いながら、
心の中では、あんたのようなすりの存在知ってんねんで、あんたがすりちゃうんか?と疑っていると、

その横にいた6,7人の高校生くらいの女の子達も、かばんを見ています。
その様子を見ながら、この年頃の集団すりを何度も見ている私は、
「演技してるんちゃうやろうなあ。私はあんたらも疑ってんねで。日本人の人らと
一緒に乗ってきたからなあ。」と、つい目を光らせていると・・・

10代後半の男の子が、

「これ、床に落ちてましたよ。」と

レースの小銭入れらしきものを、日本人の女の子に渡しています。
やっぱり、あわててて何もすられてないと思ってても、すられてたんや。
しかし、親切な男の子やなあ、と思って、思わず

「メルシー」と言い、日本人の人たちに「大丈夫ですか?」と聞くと、
大丈夫、とのことなので、次の駅で安心して降りました。


で、駅を降りて、改札口に行くまで階段を登りながら・・・

ちょっと待って。あいつが、すりやったんや!!

と言うことに気がつきました。
そうです、間違いなく犯人は10代後半の財布を拾ったと言った男の子です。

すりはゲーム感覚のようで、すったのを見つけたら
「わはは、冗談、冗談!うちら親友やん!(もちろん初対面ですが)」と言って、返してくれます。
(周りに人が多い時に限る)

彼は、まだ10代後半、1人で電車に乗ってきたから、私の言葉を聞いて
心臓がバクバクして返してくれたのだと思います。若葉マークのすりでよかった!!
よく考えたら、かなり人が乗っていたので、足もとを見ることはかなり難しく、
かがむのも難しいです。

財布を返してくれたからよかったけれど、すりに「ありがとう!」と感謝してしまった
私もちょっとまぬけ、と思ってしまいました。

普段、集団、最低2人のすりしか見たことがなかったので、単独犯とは
思いもよりませんでした。

すりは基本的に、現金しかとりません。現金を抜き取ったら、財布は近くのゴミ箱に捨てます。
カードを持っていたり、財布をもっていたりすると、足がつくからです。

10年以上前は、カードを使われたりするのは聞きましたが、
ここ数年、すられてもカード被害にあった人は聞いたことがありません。

バーゲンの季節は、人気のある百貨店の前には、臨時の派出所ができます。
すりにやられる人があまりにも多いので、すぐに被害届が出せるようにです。

確かに警察に行く手間は省けますが、そのまえにすりを取り締まってほしいと思うのでした。


余談ですが、日本では満員の時、寿司詰め状態、と言いますが、
こっちはイワシ缶のようだ、と言います。
たしかに、イワシ缶はイワシが詰まって入っていますが、
イワシ、みんな寝てるやん!!なんかイメージ違うねんけど、と思ってしまうのは
私だけでしょうか???


日本は、花見の季節ですね!!花見楽しんでください。
日本ではあまりいないと思いますが、すりにも気をつけてくださいね!!


ボンジュールパリのHPも見てね!!

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2013年03月07日

本を出版します!

去年に話が来て、やっと出来上がりました!

3月7日より出版されます。




日本人の皆さんから見たら、とーっても簡単な折り紙を基本とした、
布、紙を使ったナフキン折りの本です。

パリの小さな出版社から話が来て、創作、伝統折り紙を基本に
出来上がりました。

「なかやすって、折り紙してたっけ?」と疑問に思う方!とーぜんです!
7年前折り紙教室を始めたとき、あまりの子供達のレベルの高さに
冷や汗もので、折り紙教室の前日はいつもほぼ徹夜、で教材を作っていました。

そういった小さな積み重ねで、7年間で1000人以上の生徒を送りだし、
こうして本を出版する運びとなりました。

すでに、ノルウェーの出版社が版権を買ってくれたので、
多分英語でノルウェーでも発売される予定です。


結婚式以来、みんなに「おめでとう!」と言われて、くすぐったい気分です。

ちなみに本のアイデアは私で、折り図を書いてくれた人が加藤さんです。
フランスのこの出版社から、折り図を書いた人も著作権の権利があると言われ
共著です。


うれしいので、発表させていただきました!!!


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2013年02月16日

こころほのぼの

昨日お寿司教室の予約があり、お魚を買って、用意して待っていましたが、誰も来ません。
携帯に電話すると、「急な仕事が入って、思いっきりキャンセルの電話をするのを忘れていた!」とのこと。

私のお寿司教室は、ほとんど元がとれていない、というか、太っ腹と言うか、1人500グラムのお魚を買っています。皮、骨を除くと、1人に使う魚の量は330グラムくらいです。2人の教室では、私がするデモンストレーション用も含めて、鮭、マグロあわせて、1300gくらいの魚を買います。また、いい魚を買っているので、焼いたり、冷凍保存はしたくないのです。

彼は6,7日前に申し込んできて、普段なら予約の際に小切手を送ってきてもらうのですが、郵便局がきちんと働いていないので、たまにパリ市内の郵便物でも、投函してから届くまで1週間かかるときがあるので、

「当日払いで問題ないです。でもキャンセルの場合は前日に電話してきてください。当日キャンセルは、半額払ってください。」と言っています。

ので、「半額、40ユーロ払ってください」と言うと

客: どうして?

私: 魚代だけで1キロ以上買って、40ユーロ以上使ってて、もうお米も1キロ炊いています。
   40ユーロ分の魚を渡してもいいので、40ユーロ払ってください。

客: 1人暮らしだから、1キロの魚なんて食べれない!!
   普段牛肉も買うお金がなくて、豚肉しか食べてないのに!!
   (昨日はバレンタインデーだったので、彼にしては彼女へのプレゼントで、特別出費だったようです)

私: 私も1人暮らしなので、1キロ食べるのは大変なんです。
   (嘘ついた!でも、豚肉の段階で、なんかすごく彼の気持ちもわかった。憎めない気分になった)
  
客: 明日その魚でお寿司教室はできないのか?

私: 新鮮な魚を買っているので、健康上は問題ないけれど、心理的に今日買った魚を生で明日食べることは
   薦めれないし、したくない。明日また新しく魚を買わないといけない。
   もし、明日来れるのなら、この魚を買いに来てもらえませんか?明日なら問題なく焼き魚で食べれます。

客: 今から仕事に出ないといけないので、また明日の朝電話する。


この電話の後、りべやんにどう思う?と聞くと、「絶対に明日はけえへんで」
私もそう思ったし、この大量のご飯と魚を何とかしなくては!と思い、結局りべやんの生徒さん2人に
巻き寿司をあげて、残りを夕ご飯にすることにしました。

多分、このお客さん、今晩仕事をしながら、ずーっと40ユーロのことを考えるだろうなあ、と思ったので、
お客さんには
 
「今日のお魚はとてもいいので、明日まで置くとなると、焼かないといけなく、もったえないので、近所の人にあげることにしました。ですので、今回は40ユーロ払わなくていいです。でも、料理教室をしている人は、前もって材料を買って、教室の準備をしているので、そのことは忘れないでくださいね」

と留守電にメッセージを残しました。


そうしていたら、今日の夕方に彼から電話が入り

「メッセージを聞いた。申し訳ないから、15ユーロくらいお金を払う。あまり持っていないので、40ユーロは無理だけど、今からお金を持っていく。」とのこと。

わざわざお店まで来てもらうのは申し訳なかったけれど、来てもらうことにしました。
彼の気持ちが嬉しかったので、残ってた鮭を塩鮭にしていたので、それと寿司酢をあげることにしました。

私が彼の立場だったら、40ユーロ払わなくなってよかったー!!
電話だけだから、顔も知られてないし、また教室に行きたくなったら、行けばいいし、
ラッキー!と思ったと思うのです。でも、彼はわざわざ来てくれて、払わなくていいといった
お金を払ってくれるのです。
ほんまにええ人やなあ、と思いました。


で、お店に尻尾をたれた犬のように、申し訳なさそうにお店に入ってきて

「本当に昨日はごめんなさい。これだけしかなくて申し訳ないけれど・・・」と14ユーロ置いてくれました。

私が塩鮭と寿司酢をあげようとすると、

「僕にはこれをもらえる資格がない。」と拒みましたが、
「人間だから、言い忘れることもあるし、わざわざ来てくれてありがとう。気にせずにもらって」と言うと、
申し訳なさそうに、にっと笑ってもらってくれました。

帰り際「今度彼女と一緒に来ていい?」と聞くので、「いつでも来れるときがあったら、遠慮なく電話くださいね」と答えました。


今まで当日キャンセルは何度かあります。
多くの理由が「病気」

確かに病気なのはかわいそうですが、私は全部買って、下準備して待っているので、
せめて材料費は回収したいのです。で、「半額払ってほしい」と言うと

「私は教室に行きたいのに、病気でいけないのに、どうして払わないといけないのか」と叫ぶ人とか、
今まで嫌な思いをしたことは何度もあります。

そういう今までの経験の中で、彼は本当に正直ないい人だと思いました。
きっと、彼女は大事にされているのだろうなあ・・・と。

お金や仕事量のことを考えると、14ユーロは赤字ですが、
なんか、今日はとってもほのぼのとした、人間っていいな、と幸せな気持ちになりました。


ボンジュールパリのHPも見てね!!!

www.bonjourparis.jp



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2013年01月10日

あけましておめでとうございます!

もう、とっくに年はあけていますが、、、、、
今年もよろしくお願いします。

今日はすごいテレビ番組を見てしまった。
今まで見た番組の中で一番怖かったかもしれへん。

イギリスのマジシャンのパフォーマンス

彼の名前は Dynamo

間違いなく、生まれるのがもっと早かったら、魔女狩りにあって
殺されてたと思う。

私はサーカスとかマジックとかは大好きなのですが、あまりのすごさに怖かった。
でも、素晴らしい!!!

生で見てしまったら、すごいショックを受けそうです。
テレビでも、見終わった後まだ心臓がドキドキしてる。

http://uktv.co.uk/watch/homepage/sid/8829

http://www.youtube.com/watch?v=OOKn0XBUDCI

すごすぎる!!

どんな毎日、どんなトレーニングをしているのかが見たい!!!と思いました。
すごく努力してるんだろうなあ。
でも、努力を超越した、人間離れしたものを感じます。

まだ日本には入っていないようなので、YOUTUBEでも見て驚いてください。


あー、まだドキドキしてる。
どんなホラー映画より、どんな悪夢より、怖かった。


1月3日に振る舞い酒をしました。
福袋を作りましたが、みんな大喜び!!
楽しかったです。

今年のパリは暖冬です。
日本の方が寒そうです。
みなさんお身体に気をつけてください。



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2012年11月06日

生活保護

生活保護について、こんな記事を見つけた。

http://www.j-cast.com/2012/11/02152571.html?p=all


フランスは生活保護を受けている人がとても多い。
日本人でも、生活保護を受けてパリで生活している人は結構いる。


フィフィさんは
「在日外国人の1人として言わせていただきます。外国人が生活保護を受けること自体が不自然です。自国から拒否されてるわけで無いならなぜ愛する母国に帰らないのか?」

と反論。さらに「恩恵を受けているなら、文句を言うな。文句を言いながらおねだりすれば、それは"たかり"と言われても当然。プライドがあるなら自らを偽るな」と突き放した。


私は海外で生活を続けるために、生活保護を受けている日本人を見るとなんか嫌な感じがします。
でも、家族がいたり、子供がいたりすると、日本に帰りたくても帰れない事情があったりもするので、
仕方がないとも思います。

パリで生活をし始めて一番驚いたのは、日本人が日本人を騙して生活をしている人が結構いるということ。
日本人は同郷の日本人を助けるのではなく、日本人の国民性を利用して、詐欺をしたり、騙したり、
日本人経営のお店には、フランス語が話せない日本人が来るので、普通にフランスのスーパーで売っているものを、4倍高い値段で売っていたり・・・
最初の1年はそういう人たちに会いすぎて、すっかり日本人が怖くなりました。

でも、どうしてそういう人たちがいるか?と考えたときに、外国人であるから、フランス人のように仕事に就けるわけでもなく、自分の生活がうまくいかない、お金の周りが悪くなっていくと、人間悪くなって行く人が多いのです。そして、楽をして稼ぐには・・・を考えてしまうわけです。

そうやって人を騙して生きていくのと、生活保護を受けるのと、どっちもどっちだと思います。

日本在住の日本人は、外国人が生活保護を受けて、、、と批判的に思う人もいると思います。
でも、その人たちは外国に住んでいる日本人で、生活保護を受けている人たちのことをどう思うのでしょう?
さらにその日本人たちは、自ら進んで外国に行き、住んでいるのなら。
在日外国人を批判する前に、海外在住日本人の現実も見てみて、判断してみては?と思います。

怠けてる人たちは、日本人、外国人関係なく生活保護を渡す必要はないと思います。
でも、外国国籍であるがために、就職が難しかったり、がんばってても、生活が苦しかったり、助け合う家族、親戚がいない場合、日本人、外国人関係なく生活保護は渡すべきだと思います。

日本人も外国人も、同じ人間なのになー。外国人、日本人って区別している記事を見ると、複雑な気分になります。

もし私がフランスで生計を立てれなくなったら、生活保護をパリで受ける、もしくは日本に帰る、という選択があります。私ひとりなら、さっさと日本に帰って仕事を探しますが(やっぱり母国は私を守ってくれるから)、りべやんのことを考えると、何が一番いいのかがわかりません。りべやんは日本に来ても、日本語が満足にできませんし、私がスペインに行っても、違う土地で、知らない言語の土地で、一からやっていける気力があるかどうか・・・

生活保護を不当に受けている人は非難されて当然ですが、外国人だから・・・ということで非難されるのは納得できないし、フィフィさんの言うことは理想論であって、私も賛成するところはあるのですが、すべての人には当てはまらない、と思ってしまいます。

難しい問題ですよね。

ちなみに、フランスで生活保護を受けている人は、移民が多いです。なので、移民排除運動が起きるわけです。
犯罪も移民の犯罪が多いし、、、
それだけ、外国で住む、ということが母国に比べて難しいってことなのか、本人たちの問題なのか、一言では言えませんが。


パリはすっかり寒くなってきましたが、フランス人は冬至が来ていないので、今は秋!といいます。
でも、大阪の冬の気温です。そして、雨がよく降ります。日本の紅葉が懐かしいです。




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2012年10月18日

左腕2本、腕4本

日本の記事を読んでいたら、すごく取り上げられていフランス人の日本のサッカーのゴールキーパーへのコメント。

フランス人からの謝罪

http://news.livedoor.com/article/detail/7053851/


ローラン・リュキエ氏のコメント

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121018-00000001-jct-soci


なかなか興味深いです。

まず、非常に器用な人、今回のゴールキーパーの用に、素晴らしい仕事をした人に対して、
称賛の意味をこめて

「腕が4本ある」という表現、慣用句がフランス語にはあります。


そして、不器用な人、なにをやってもうまくできない人には

「左腕(左手)が2本ある」といいます。


だから、ローラン氏は称賛の意味をこめて最初発言し、
彼の毒舌で、福島発言が出たと思います。

ローラン氏に当てはまるかどうか、ご本人を知らないのでなんともいえませんが、
フランス人は(私はパリジャンしか知りませんが)
自分より物事ができる人に対しての嫉妬心が、日本人よりはるかに粘質な人が多いです。
また、反省する人も少ないです。

試験に落ちたら、それは試験官が自分の才能を見出せないあほだったから、自分はついていないと言う。
・・・自分は天才で、それに気がつかない他の人が馬鹿

自分よりその分野で劣っていると思っている人が、試験の点数で自分より良かったら、
まず先生に「採点間違っています。この人の採点をもう一度やり直してください」と言い、
その後、採点が間違っていなかったら、その人を無視する。
・・・見下せる相手には親切に、見下せない人の相手はしない、無視。自分が劣っているのを感じるから。

学生時代は、こういったフランス人を何度も目にし、耳にし、すごく不愉快だった。

で、働き始めて、一度貴族の家系の人のパーティにりべやんと呼ばれていくと、
他の招待客に
「なんで、あなたここにいるの?」と、私は言われ、りべやんには
「あなたフランス人じゃないわよね。あなた達はここの家族とどういう関係?」と言われ、
その後は一切他の招待客(フランス人)に無視されました。
ただ、招待してくれたお家の人たちだけは、快く歓待してくれました。
・・・外国人は嫌い、フランス人以外とはお話したくないわ

テニスをし始めて、同じクラスのフランス人に
「日本ってそんなに貧しい国だったっけ?」と言われ
「なんで?」と聞き返すと
「だって、あなた難民でしょ」と言われました。
彼はパリに住んでいる外国人はみんな難民だと思っていたようです。
・・・外国人はみんなフランスより劣っているから、フランスに助けを求めに来てて、
フランスと言う国は、難民にも寛容な国、と言いたい上から目線


昔、トリノオリンピックで荒川静香の演技中、ずーっと解説者とアナウンサーが「ピザを食べたい」
「彼女はピザを食べたから、いい演技をしているのか」みたいな事をずーっと言ってて、
やっぱりその後日本政府から抗議を受けていたのを覚えている。

でも、フランスのスポーツの解説者って、いつもそんな感じで、
いつもしょうもない世間話をしてて、体操の鉄棒とかで、くるくるまわって着地したら、
「早すぎて何回回転したか見えなかった。彼は目が回っていないのだろうか?」
「きちんと着地できたから、彼の目はまわっていないよ」
と言う、解説。
で、技の難易度とか、そんな話はなし。解説者が元体操選手なら、
その技を自分が決めたときの自慢話が始まる。


日本人から見たら、驚くような仕事ぶり。でも、それがフランスでは普通なんです。
近所のおっちゃん達の会話のようなものが、テレビの解説者としてなりたっています。


今回のローラン氏の話題に戻れば、彼の「福島発言」は、
フランスが負けたことへの悔しさが根底にあり、
そこで冗談として「福島発言」があったのではないか?思います。

で、彼の問題は、この発言をテレビでしてしまったということです。
要は、こういうことを言うフランス人は巷ではいっぱいいいて、
それをウィットの効いたギャグとしてとらえられる。
だから、観客は笑ったのです。
テレビを見ていた、多くのフランス人も笑ったのではないでしょうか?

そうなると、ローラン氏への日本人の抗議は、フランス人全体への抗議になるのではないでしょうか?
でも、私達(日本とフランス)は国民性、文化、習慣、国の歴史も全然違います。
それをお互い全く加味して発言、抗議をしていません。
日本人は日本、フランス人はフランスの考え方から抜け出ていません。

一般的な日本に住んでいる日本人達は、普段、日常のフランスを知りません。
だから、日本人の常識として、この反応は普通であって、日本大使館は
相変わらず固いなあ、と思いますが、日本を代表するものとして抗議をしないといけない
立場ではあると思います。

フランス人には、フランスが世界で一番すぐれていると思い込むのは辞めて欲しい。
特に公共の場では、人の気持ちを考えて行動する(こういう教育はフランスではされないので、フランス人には無理なことですが)という、思いやりを持って欲しいと思います。


私がローラン氏と友達で、こういったことを一緒にレストランで食事中に言われたら、
また、くだらないことを言ってきたな、やれやれ相手してやらんとあかんなあ、と思い
「セシウム食べたら、サッカーうまくなんで」とにやっと笑いながら言うでしょう。
そうしたら、ローラン氏は右手を上げて、笑いながら私にハイタッチを求めてくるでしょう。
それで、別の話題に変わっていきます。

個人の会話だったら、それで終わることなんです。
なので、ローラン氏も今回の騒動には驚いているのではないでしょうか?

私は彼の発言に関するコメントを読んで、偉い!、と思ったのは、自分の発言を謝ることはなく、
自分の発言に責任、自信、信念を持っていることです。
日本人は謝らなくていいこともすぐに謝ります。
でも、海外では図太くいかないといけないとうまくいかないことが多くあります。

その、裏側には、日本は島国であるということ、フランスはヨーロッパ大陸にあり、
周りを他の国に囲まれてて、常に自分の正当性を主張しなければ、
国が成り立たなかった、侵略され行く可能性の大きい国の歴史が国民性も
作り上げていると思います。

最近の若いフランス人(パリジャン)達は、ここ10年でかなり変わりました。
インターネットのおかげで、海外にいかなくても海外のことがわかるようになって、
視野が広がってきたからだと思います。
ので、30年後、50年後にはローラン氏みたいな発言をする人は
少なくなってくると思いますが・・・


今日は朝は曇り空でしたが、お昼の現在は晴天です。
このままいい天気が続くといいんだけどなー。







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2012年09月12日

ついている?憑いている???

あっという間に9月になっていた!!

この夏は普段使わない脳細胞を使わないといけない仕事があって、
頭がすっきりしていないと、なんか落ち着かず、気がついたら9月でした。

7月までのパリは雨ばっかりで寒かったのですが、8月9月は今までになく暑さが長く続き、
ノンスリーブの服を何着も着れました!!うれしい!!!

さて、最近厄払いにでも行ったほうがいいのではないか???と思ってしまったのは・・・

上の階からの水漏れ
・・かなりの量の水漏れだったのに、水害で壊れたものはなし。でも、左官屋さんが来たら、なんに問題もないから直しようがない、と言われた。どうして水漏れしたの???

人が混雑しているところで犬の糞をしっかりと踏みつけてしまった
・・・どこに犬がいたのだー!!人ばっかりの場所だったのに・・・

プリンターのインク等が切れ、取り替えたらプリンターが動かなくなった
・・・ブラザーの工場まで持っていかないといけなくなった。4年前に購入、保障期間は1年。購入価格850ユーロ、レーザー、カラー印刷。。ここ1ヶ月で購入したインク等合計500ユーロ。新しいのに買い換える気もしないけれど、重さ33キロもするこの重いプリンターをどうやって持っていくか考え中。ちなみに工場まで距離25キロ。車なし。

インターネットの回線で見ているテレビが映らなくなった
・・・何をしても映らないので、業者を派遣しないといけないといわれたけれど、出張料金が69ユーロプラス仕事代をとられる。それならば!と新しいテレビを購入!!!張り切ってインターネットもできる3Dのテレビを600ユーロで買ったら、、、2週間後にインターネット回線で見ていたテレビが、見れるようになった。何のために600ユーロのテレビを買ったのじゃー!!!
日本の人にはわからないかもしれませんが、ADSLTVが諸悪の根源。

思い切って雑誌に教室の宣伝を載せたら
・・・物の作り方を載せている雑誌から、「風呂敷の特集をするのでそこに宣伝をしませんか?」と言われて、720ユーロと言う金額で悩みつつ、思い切って契約したら・・・「風呂敷特集のところに宣伝枠がなかったので、他のページに宣伝を載せました」と言うではないかーーーーー!!!
全然日本のものと関係のないページ。納得がいかん!!でも、印刷にもう回ってしまっている!
フランス人とは思考回路が違うので、交渉するのはすごく疲れる。理攻めは全然通らないし、りべやんに交渉を頼むと、次号に小さく宣伝を無料で載せてくれることになった。これはちょっと嬉しい。でも、交渉は疲れた・・・

両親と一緒にウィーンに行こうと飛行機の切符をインターネットで取ったら
・・・お金をすぐに送金しても連絡なし。おかしいなあ、と思って電話をすると、切符がないのにあると思って売られているチケットと言うことが判明。急いで他でチケットを取ったら、もうビジネスしかなく、父の友人に会いに行くのが目的だったのと、ホテルは予約していたので(格安だったので返金できず)、思い切ってビジネスで購入。父は喜んでいたけれど、財布は泣く。
そうそう、EDREAMSというスペインの(りべやん、スペイン人のあほ!)会社は絶対にお勧めしません。対応がひどかった。返金を頼むのに、何回電話したか。


言えば、出費がかさむことが一気にやってきて、その度の交渉にすっかり疲れてしまって、また右肩がすごくこるので、インターネットのし過ぎか?!(マウスを使っています)と思っていましたが、、、、極め付けが先週・・・


鳩の糞が落ちてきた
・・会社の元同僚から、仕事でパリに来るにあたって、パリでの宣伝協力を頼まれてチラシまきをしに行ったら、ぽとーんと鳩の糞が髪の毛をかすって右肩、右腕にべっとり。上を見ても鳩はいず、道を見ても他に鳩のふんはなく、命中されてしまいました・・・これは憑いているのか?うんがついているのか???


日本にいたらお寺か神社にお払いに行きたいところ。右肩が凝ってるのではなくて、何か乗ってるのかなあ???と思う今日この頃です。霊媒師さんにみてもらいたい。

そのほかにも、仕事上の問題で「なんで?!」と言いたくなる様なことが多々あり、交渉、自己主張しないといけないくて、あー、疲れた、疲れた。このちっさい脳みそ君がパンクしかけでした。

でも、色んな問題があるたびに、色んな人に意見を聞き、どの意見が一般的なのか、その世界での常識がわかり、誰かが助けてくれる。そして、解決方法が見つかっていく。そしてみんなに言われるのが

「いい経験ができたね」

確かに、いい経験を沢山させてもらって、感謝しています。
でも、この夏は色んなことが多すぎた。少しは人間として成長できたかとは思っているけれど、疲れた。

今回痛感したのが、闘うための体力は温存しておかなくては!と言うこと。
色んな交渉ごととかが一気にやってくると、精神的に疲れます。でも、体力があれば、「やったんでー」とがんばれる。常に仕事量は自分の許容量の8割で止めることにしてて、20%の心と時間、体力の余裕を持って仕事やることにしてて、そうすれば、何か起こったときもきちんとフォローが自分ひとりでできるんだけど、この夏は本当にいろんな人に助けてもらった。助けてくれる人が周りにいてくれて、本当にありがたかったです。


まだプリンターは故障中で不便ですが、昔のモノクロのプリンターがあるので、これで少しの間なんとかしていけるのと、近所の人の知り合いが車を出してくれそうなので、なんとかなるかなあ・・・と言う感じです。
(タクシーで行こうかと思ったのですが、タクシーを降りてから、ブラザーの窓口まで1人で印刷機を持てない!!ので、マッチョな車を持っている隣人を探していました。パリは交通機関が発達しているので、ほとんどの近所の友人は車を持っていないのです!)


今週の木曜日はお月見パーティをします。前回の七夕は大雨で大変だったので、今度は晴れますように・・・

パリはすごしやすい残暑ですが、日本の残暑は厳しそうですね。皆さんお身体に気をつけてくださいね。
精神的にも、体力的にも落ち着いてきましたので、ブログもまた真面目に書こうと思います。
よろしくお願いします。












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2012年06月29日

やっと閉めたはずの銀行口座

5月31日に閉めてもらえるはずの銀行口座が、6月に入ってもそのままで、お金を新しい銀行に送金してもらえない!!生活費の半分は、昔の銀行にいれたままだったので、とっても不便。

そこで、銀行のHPからお客様窓口にメールを送ったら、やっと連絡が来ました。
でも、その間、6月頭に年間カード使用料40ユーロ差し引かれていることがわかり、怒り!!信じられへん!!
(年間口座維持費とかもあわせると、1年間に100ユーロ以上お金を払わないといけない)
手数料7ユーロひかれて、お金は戻ってきたけれど、どうして7ユーロ取られるのか納得いかず。
まあ、この7ユーロをめぐって、銀行と闘っても疲れるだけなので、ほっておくことにして

「はやく口座を閉めてください」と言うと、
「6月25日に電気の引き落としがあるので、どうしますか?」とのこと。
(なんで、自分の銀行のカード引き落としは見逃して、他の会社の引き落としはわかるのだ!?)


そこで、新しい銀行が、電話、電気会社の銀行引き落としの手続きを代行でやってあげる、と言っていたのに、やっていないことが発覚。
4月に変更を頼んでたのに、5月になっても引き落としがあったので、5月に再度同じ書類を持ってを新しい銀行に行ったら
「くそっ、電気会社と、電話会社の野郎。自分はきちんと手続きしたのに、くそ野郎」と私の目の前で悪態をついてた、あんた、あんたがきちんとやっていないことが原因で、口座を閉めれない、と言われたわ。
(ちなみに、フランス人は「くそ野郎」と言う言葉を、日常会話でよく使っています。最初はびっくりしましたが、今では挨拶のように聞こえます)

あーあ、やっぱりフランスの銀行はどこもあかんか、、、やはりフランス人を信じるのでなかった、信じた自分が悪かった、と思い、全ての引き落としの口座変更を6月20日までに終えました。

6月22日に、昔の銀行から、「今日を持って口座を閉めます」というメールが来て、喜んでたら・・・
その銀行から6月25日に電話と電気代が引き落とされていることが発覚。(インターネット上で確認できます)
もちろん口座にはお金がはいっていないので、私の口座はマイナスになっています。銀行が払ったのだと思います。

私のほうは、6月20日の時点で、全ての引き落としの口座変更を終えたので、問題ないので口座を閉めてください、と言っているので、まさか閉めた口座からお金が引き落とされるとは思ってもいませんでした。

銀行の人も何も言ってきません。
ので、黙っておくことにしました。


いつも不思議なのが、こんなにいい加減な仕事をしてて、どうやって国がまわっているのだろう???
有給休暇も多いし、仕事より、休暇のほうを大切にするし、、、

すごくきちんと仕事をする人は、するのですが、そういう人に出会えることがあまりなく、特に大企業はひどい人が多いので、やれやれ、です。

銀行口座を5月31日に閉めるのを頼んだのが、5月15日。
6月22日の時点で、閉めた、と言われたのに、引き落としは6月25日にあり。

深く考えないことにします。

とにかく、銀行口座が一つだけになってよかった!!!!!!!!!!!!







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2012年06月04日

フランスの銀行

パリに住み始めて、銀行口座を開きたかったのですが、当時学生の滞在許可証では郵便局しか口座が開けず、郵便局口座だけだったのですが、結婚後滞在許可証の身分が変わり、銀行口座も持てるようになったので、現在銀行と郵便局2つの口座を持っています。

当時、我が家の近所にあった大きな銀行は、当時国営だった銀行と、私が口座を開いた銀行の2つしかありませんでした。当時国営銀行は、民営化によって倒産情報が流れていたのと、日本人専用窓口があったのですが、窓口の人が駐在員には親切で、それ以外の人には不親切で有名だったので、もう一つの銀行口座で口座を開きました。

カード決済とかそういうのは郵便局より便利になったのですが、毎年の口座維持費がとても高く、どうしてこんなに払わないといけないか聞きにいくと、頼んでもいない保険に勝手に入られていたり、必要のない手数料を勝手に引かれていたので、文句を言いにいったら、「支店ではどうしようもないので、中央支部まで手紙を送ってください」といわれ、送ったら「申し訳ございません、お金はお返しします」という返事が来ましたが、10年たってもお金は返金されません。

手紙を送るには、簡易書留でないといけないので、何度も送ると郵送料のほうが高くつきそうなので、請求するのはあきらめました。

で、今度、思い立って、他の銀行に変えることにしました。
我が家の近所にも、他の大手の銀行が増えてきて、安心できる銀行の支店ができたからです。
条件は同じで手数料も今までより安く、係りの人も親切でした。

公共料金の自動引き落としがあるので、新しい銀行に口座を開いて、
すぐに今までの銀行の口座を閉めるわけにもいかないので、
5月31日で閉めて、新しい銀行にお金を送金するように頼みました。

これを頼んだのが、5月15日。

で、6月1日に新しい銀行に行ったら、送金がされていません。
6月2日の時点でも送金されていないので、銀行に言ってきました。

「担当者が昨日までバカンスで休みだったので、6月2日に口座を閉めて、
月曜日には送金されていると思うので、安心して待っててください」

と言われましたが、
やはり、月曜日の今日になっても、銀行口座は閉められていず、
新しい銀行にも送金がありません。

フランスの銀行は月曜日が休みなので、明日以降、と言うことなのでしょうか・・・


個人の口座なので、いい加減になっているのかもしれませんが、6月1日に送金されることをみこんで、
新しい銀行の普通口座にはお金をほとんどいれていなかったのですが、
最悪このまま数日待たされると不便なので、今日は新しい銀行の普通口座にお金を入れに行かないといけません。


でも、これが会社が個人商店だったら、めっちゃ困るよなあ、と。
お金は前の銀行にあるから支払えるけれど、口座を閉めるように頼んでいるので
話をややこしくしないためにも、使いたくない。
でも、いつ新しい銀行に送金してもらえるかわからない。


ちなみに、口座を閉めるのには手数料を支払わないといけない、と言われていたので、
信頼のできない銀行だったのですが、手数料をはらったり、公共料金の支払先を
変更するのが面倒でずっと使っていました。
しかし、今回聞くと、銀行口座を閉めるために手数料は要らないといいます。
それはラッキーなのですが、銀行送金の手数料がいくらなのか、どきどきです。

でも、ほんまにいつ送金してくれるんやろう・・・
お金の問題って、信頼関係にもかかわると思うねんけど、
銀行の言うことがころころかわる、信用できないって言うのもなあ、、、とため息。

現金で全部欲しい、といえば、1500ユーロ以上の引き出しは48時間前に言わないと
用意してもらえないし、それも面倒。


あーあ。フランス万歳!フランス人万歳!!って感じです。




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2012年05月24日

書く文化、話す文化

最近子供達に折り紙を教える機会が何度もあります。

先日も子供達に折り紙を教えに行きました。

そこで、いつも思うのがアフリカの黒人の子供達の理解が非常に悪い。
それも飛び抜けて悪いのです。
知能が低いとかでなく、幾何学に関して非常にできない。
北アフリカ人(アラブ人)、フランス人は普通。
非常に物分りが早いのが、フランスより北の国の人たち。
言えば、言語に長けている国の人たちです。

最初は私の説明が悪いのか?とか試行錯誤したのですが、
どうもそれだけではないものを感じます。

そこで、学校の先生に聞いてみました。

やはり、学校の生徒でも黒人は幾何学の理解力が非常に低い。
目で見たものを、現実にするための想像力が低いのです。
その理由は、アフリカ(北アフリカは除く)は書く文化でなく、話す文化なので、
全ての文化が口伝えなので、理解能力が低い、と。

「字」と言うものが存在し始めたのは、
ヨーロッパやアラブの国からきたもので、アフリカの「字」というものは存在しないのです。

中国は3500年前から「字」というものが存在しています。
日本は「ひらがな」「かたかな」と言うものが生まれたのが5世紀で、
漢字はその前から使用されていました。
ヨーロッパもギリシャ語は紀元前3000年より存在し、
ラテン語は紀元前2000年前より存在してる。
文献はもっと後の時代のものしか見つかっていないようだけれど、
それでも紀元前の時代に書かれたものが発見されている。

現代の生活で、小さい頃から同じような教育を受けていても、
そういった昔の流れ、遺伝があり、理解が低い、と言われて
すごく納得してしまいました。

折り紙を教えてなかったら、「まさか、そんな昔からの歴史が関係するなんて」と
思っていたと思いますが、どうしても他の人種がすんなりわかることが、
黒人はすんなりわかってくれないことが、毎度の事なので、私には一番しっくりする答えでした。


骨の太さ、形、体つき、同じ人類でも、日本人と他の人種の違いはよく感じます。
それは、最初の人種の違い、食べ物の違いが大きな理由のひとつだと思いますが、
まさか脳の思考回路等々も、人種によって違う、それも何世紀も前からの
人種の源が関係するなんて思っていなかったからびっくりです。


今まで教えた黒人の子供達は、折り紙の理解は低いですが、
みんなおしゃべり好きで、意見を言いたがって、かわいらしいです。
白人の子供達も、おしゃべり好きもいますが、たまに殻に篭った子供もいます。
今のところ、アフリカ人で殻に篭った子供と出会ったことはありません。
私の印象としては、無垢な子供が多いです。


ふと、もしアフリカに「字」と言うものが紀元前から存在し、
口頭でなく、文献で文化の伝承が行われていたら、口頭よりはるかに沢山の人に
正確に伝え残すことができ、文化の発展が豊かになっていたら、
黒人が奴隷になることは、黒人ということで差別されることがなかったのかなあ???と
思ってしまいました。


黒人の子供と話しするのは、楽しいのですが、
折り紙教室で黒人が多いと、少し構えてしまいます。
今日の授業は、説明に時間がかかるぞー、と。

同じ説明をしても、私の想像のつかない折り方をされたりするので、
わかってもらうには、どんな変化球を投げたらいいのか、考えます。
頭の体操で楽しいときもありますが、なかなか彼らはすごいです。
折り紙なのでブログ上で説明するのは難しいですが、
あまりにも意外な反応が多いので、おもろいです。

いつか、黒人の子供達がすぐわかるような、素晴らしい説明方法を
見つけたいと思います。


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2012年04月24日

めっちゃ寒いねん

ほんまに、めっちゃ寒い今日この頃です。

とうとう、冬の必須服、スキーズボンとセーターを出してきてしまいました。
なんで、こんなに寒いのか?
それは雨が毎日降って、日本のように湿気の含んだ寒さなので、骨身にしみる気がします。。

パリの寒さはからっとしてて、それもそれで零下になった時とかは辛いのですが、
最低気温5−7度、最高気温12−14度で毎日雨が降ってて、
このじっとりした寒さにうんざりです。

ずっと寒かったらそれもそれでいいのですが、雨がやんで晴れ間が少し広がると暑いのに、
曇りになるとぐっと冷え、雨が降るともっと冷えます。

現在復活祭のバカンスですが、先週フランスの中央部の田舎に帰っていた人が、
1メートルの積雪があった、今までこんな積雪が4月にあったことなんてなかった。
と驚いていました。


寒いときは料理教室が結構繁盛するのですが、このバカンスを利用して教室に来てくれた
女性2人組みがいます。この2人組、なかなかのつわものです。

フランスではお寿司、さしみを砂糖醤油で食べるのが一般的です。
しかし、日本では砂糖醤油では食べません。と説明して普通の濃口醤油を見せたら

「ああ、これが砂糖醤油ね」

だから、今言ったやん、日本では濃口醤油を使うって。


大きく SESAME(フランス語で ゴマ)と書いた、ごま油を見て、
何度も何度も

「これが米酢ですね」 と聞いてくる。
(ちなみに 米はフランス語で RIZ )


醤油1に対してお酒を4 使います。と言ったら、

醤油をスプーンに1杯入れたら、お酒はスプーンに何杯入れるの?
(紙にも 1対4 と書いてて、それを見ながら言われた)


一番傑作やったのが、

フランスのお水は硬水ですが日本は軟水、ヴォルヴィック水みたいなものです。
と説明したら

わー、すごい!日本の水道の蛇口からはヴォルヴィック水が出てくるんや!

これはすかさず他の生徒さんが、私の説明のフォローをしてくれました。
しかし、ヴォルヴィック水の意味はわかっているんだろうか?
フランスのヴォルヴィック市で沸いた水やねんけど・・・


私の想像しないところからの質問、つっこみがあるので、かなり刺激的な2人です。
てんぷら教室に来たい、と今週予約されて、油を使うから大丈夫だろうか???と
どきどきしてたら、今日用事ができたとキャンセルが入って、ちょっと ほっ。

油以外の物だったら、ナーバスにならないのですが、今までの揚げ物教室で

油が熱くなりすぎていますから温度を下げてください、と言ったら、

お水入れたら駄目?

と聞かれたこともあるし、フランス人はお鍋で揚げ物をしないので
(揚げ物をする機械があって、それを使う人がほとんど。もしくはフライパンに
油を厚めにひいて 焼くというか、揚げるというかをします)
高いところから、ぽちょーんと揚げる具材を入れて、油を周りに撒き散らしたりするので、
揚げ物の教室のときは、かなり神経がぴりぴりします。

ので、この2人組みが来ないのはちょっとうれしいような・・・
でも、この2人と一緒にいてたら、1冊本が書けるくらいおもろい質問をされそうで、
ちょっと残念のような気もします。


明日も雨が降ります。
来週の月曜日まで毎日雨が降って、最高気温も15度を超えないようです。
3月のほうが断然あったかかった。
(10年ぶりのあったかい3月だったそうです)
5月はあったかくなりますように・・・



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2012年04月05日

銀行口座

仕事の関係で、新しく銀行口座を開かないといけない状況になったので、銀行口座を開いてきました。

フランスは、銀行口座維持費、というのがかかります。
キャッシュカードを所有する場合は、個人口座の場合年会費100ユーロはかかります。

インターネット上で送金したりする場合や、いろいろなサービスが増えると
年会費は簡単に150ユーロ、200ユーロになります。

普通預金は利子がつかず、年間維持費をとられます。
もちろん、解約するときは解約手数料も取られます。
海外のものを買ったとき、ユーロ圏以外でカードを使った場合は、
その手数料もその度とられます。手数料地獄です。

定額預金は、普通15000ユーロ(150万円)がリミットで、
それ以上は預かってもらえません。
でも、頼むと、もう一つ6000ユーロまで2つ目の定額預金をさせてもらえます。
定額預金は利子は日本より良いみたいで、年利率 2,25%。
これは国が決めています。

で、200万円以上お金を銀行に預けたい人は、
普通預金に預金しておく、もしくは住宅購入のための積立金、みたいなもので預ける、
この2つになるそうです。

普通預金は、限度額無しでお金を預金できますが、
キャッシュカードの引き落とされる口座と同じなので、
ここにはあまりお金は入れておきたくありません。
犯罪者の目に留まったら、うまいことお金を引き落とされると思うからです。

住宅のほうは、60000ユーロまでしか預かってもらえません。

普通預金以外では800万円までしか預かってもらえないわけです。

フランスはカード社会なのもあると思いますが、カードで現金を引き落とせるのは
週限度額300−1000ユーロくらいが一般的だと思います。
2000ユーロ現金が必要な場合、48−72時間前に銀行に伝えておかないといけません。
もちろんキャッシュディスペンサーではおろせません。

10年ほど前銀行強盗が流行ったとき、仕事先に人に頼まれてお金を2000ユーロ入金しに行ったら、
「銀行に現金をあまり置いておきたくないので、1日1000ユーロまでしか預かれない。
明日また出直して来てください」と言われたことがあります。

日本では考えられないことの連続でしたが、今は慣れてきました。



しかし、しかし、フランスのお金持ち、貴族階級の人たちはどこにお金を置いているのでしょうか?

それは・・・

金持ちしか口座を開けない銀行があるのです。

また、庶民の銀行でも、誰もが好きな支店に口座を開けれるわけでもなく、
金持ち専用の支店もあるのです。


フランスはカードと小切手社会なので、小切手での支払いもよくありますが、
(小切手はいくらからでも使える。でも、銀行に持って行ったりする手間がかかるので、
最低10−15ユーロからじゃないと使えないお店が多い)
小切手には何処の銀行、どこの支店に口座を持っているか、というのがわかります。

ので、小切手を見ると、どの階級の人なのかがわかります。


フランスはやっぱり階級社会だなあ、と実感。




今回勉強になったのは、個人口座の場合、銀行によって年会費が50ユーロくらい差があるということです。
仕事ための口座は、年会費が200ユーロくらい違いました。
びっくり、びっくりです。
もちろん、サービス内容と年会費が一番お得なところにしましたが、調べないと・・・と実感。


パリは小春日和なのですが、乾燥しているため、太陽の下では汗ばむのに、日陰や家の中は寒いので、
その気温差が日本より激しく気をつけないと身体を壊します。
日本は天候があまりよくないようですが、みなさんが花見を楽しめることを祈って・・・


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