1/6放送のTVアニメ『ぼのぼの』第91話「しあわせのテントウムシ」に
「テントウムシくん」役でご出演された、
アンジャッシュ児嶋さんのアフレコインタビューをお届けします!
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――児嶋さんは今回が2度目のアニメのアフレコとなりますね。アフレコを終えていかがでしたか?


 2回目なんですけど、前回は別録りというんですか、自分だけで録ったんですよ。今回は同時に、他の方々も入り乱れてやったじゃないですか。こういうやり方、テレビでは見たことはあるんですけど、生で現場を見るのも自分が参加するのも初めてで、けっこうテンパりました。人の動きも見ないといけないじゃないですか。同じマイクのところに行っちゃいけないとか。マイクもそれぞれ高さがちがって、自分の背の高さに合うところに行くんだー、とか。だから自分の台詞を言わなきゃいけないタイミングでマイクに入れず、セリフが言えなくて、1回NG出しちゃいました。けっこう大変なことをやってらっしゃるんだなぁと思いましたね。


――お芝居自体はリラックスして出来ましたか?


 いや、緊張しました。台本見つつ、絵を見つつ、なので、タイミング合わせるのが難しかったです。

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――ナレーションも何度かご経験されていると思いますが、それともやはり違いますか?


 やっぱり、絵がつくと違いますね。とにかくいかんせんタイミングが難しかったんですよね。自分の番じゃない時は座ってて、自分の番のちょっと前になったら立ってマイクの前まで行くんですけど、どのタイミングで立てばいいのかも難しいし。あんまり早すぎても邪魔になるしな~、とか考えてました。いきなり、「あい、リハーサル~!」つって1回やって、「じゃ、本番~!」って感じで進んでいくんで、たぶん皆さんは慣れてるんだろうけど、僕はけっこうドキドキでやってましたよ。


――俳優としてもご活躍されていますが、そちらとの違いなどは?


 まず、表情が見せられないじゃないですか。アニメは声だけなんで、オーバーにやったほうがいいのかなとか、あんまりやりすぎるのも違うのかなとか、加減が難しかった。実写とは、違った難しさですよね。実写だったら、声発さなくても表情だけとかでも演技ってできますけど。みなさんさすがだなぁと思いました。話しを聞いてたら、もっと人数が多い時とか、そういう現場もあるって聞いたんで、そうなると想像できないですよね。経験したこともないし、考えたこともなかったんで。


――そういった現場も挑戦してみたいですか?


 お話しをいただけたら何でもやってみたいほうなんですけど(笑)、でも、めちゃくちゃ人気職業じゃないですか。これでやっていけてる方々って、本当、すごいなぁと思いますね。


――次は作品、キャラクターについて。「ぼのぼの」アニメスタッフいわく、児嶋さんの声には「情けない+コミカルに聞こえつつ、どこか達観したイメージ」があり、そのイメージが「ぼのぼの」の世界に合っていたという理由で今回のゲスト出演をお願いしたとのことです。そのあたりのイメージについて、ご自分では?


 思いますね!すごい見てくれてるなぁと思います。ありがたいですね。コントの感じとかまさにそれで、情けなくて振り回される、それでコミカルな感じですから。


――それでいて、普段は割と一歩引いている?


 ほんとそうなんですよ。根っこはそういうところがあって。学生時代も、わーわー言ってる人たちを一歩引いて見てたんですよね。そういう芸人さんけっこう多いと思うんですけど。最近テレビで出ている感じであんまりそう思われていなかったので、すごい見てくださってるんだなぁとうれしく思います。

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――演じられたキャラクターについて。「テントウムシくん」は、原作では何度も登場しているにも関わらず一言も喋ったことがないキャラクター。「ああ~、助かった~!と思っている」といった矢印付きの説明文で心境を説明されている、「ぼのぼの」の中でもかなり変わったキャラクターです。演じてみて、どんな印象を受けましたか?


 あ、じゃあこれ、原作から含めて、初めて喋ったんですね!?


――そうですね。ファンの方からも、「え?テントウムシくん喋るの?」という驚きはあるかもしれないですね。
 

 もう録り終えてしまってますけど、そう聞くとけっこうなプレッシャーですね(笑)。台本読んで、あのセリフの感じを自分なりに表現しようとはしました。どうだったのかなぁとすこし心配ではありますが……。


――テントウムシくんの「ああ生きててよかった~」というようなホッとした感じを一言で上手に表現されていたので、制作スタッフからは「おお~」と歓声があがっていました。


 ならよかったです(笑)。ロケの時とかでもワンポイントだけ出て、わーって賑やかして、ばーっとはけるみたいなのやるんですけど、ずーっと出ているほうが緊張はしないんですよね。ワンポイントだと、やっぱり緊張するんですよ。ミスったら終わりじゃないですか。ずっと出ていたら取り返すチャンスありますけど。だからそれはそれで一言とかワンポイントとかって、なかなかプレッシャーあるんですよ。


――決めうちで、いいものを録らないといけませんからね。


 そうなんですよ。でもワンポイントで出るみたいなのはバラエティとかで何回も経験しているんで、それがこの収録に効いてくれたかもしれないですね!もちろん、なかなかのプレッシャーもありましたけど。

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――ゲスト出演を受けた際の心境など、お聞かせください。


 正直、最後の一言のみ、とのことだったので、「なんかおいしい感じだな~」とは思いました(笑)おいしい、でも、一言だからこその緊張っていう感じでした。


――作品の世界観についての印象はいかがでしたか?


 あまりごちゃごちゃしてない、ゆったりした作品だなぁと感じましたね。


――よく、視聴者の方々に癒されると言われます。


 あー、ゆった~り、ほのぼ~の見る感じのテンポ感ですよね。前やったのは歌ったりもする、テンポ感がすごいやつだったんですけど、今回は真逆で、ゆったりした印象でしたね。
 

――そういったテンポの差って、コントにもありますよね。芸人さんの個性が出るというか。


 そうですね。コントも、ゆったりした間でやる人たちもいるし、早いテンポでやる人たちもいるし、それぞれですよね。僕らはそんなにゆったりしたテンポではやらないほうなんですけど。テンポゆるめでやる人たちって、けっこうセンスで勝負しているイメージがありますね。テンポでつなげていくのはテクニックとか、テンションとか、経験とかで持っていきますけど、テンポ落とすとね、一言一言が浮き立ってくるんで、本当に「センス」の人たちだなぁと、そんなイメージがあります。


――それではご出演の話数、第91話「しあわせのテントウムシ」の見どころは?


 やっぱり最後の一言でしょう。注目してほしいですね!


――視聴者の方へのメッセージをお願いします。


 喋らないテントウムシくんが喋ってしまうわけですよね。やはりそこを注目して見ていただいて。いい意見はツイッターにあげていただいて。悪い意見は、やめていただけると……。


――うれしいですね!


 はい。よろしくお願いします!

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――児嶋さん、ありがとうございました!