現代横浜の地理的センターは、保土ヶ谷ということだ。
地図をみると、なるほどJR「保土ヶ谷」駅から、相鉄「天王町」駅あたりの旧東海道・保土ヶ谷宿入口が横浜市の中心、ヘソであると確認できる。
特にこの街の中心は、「橘樹」(たちばな)という由緒ある地名をいただいた橘樹神社。
武蔵国橘樹群という地名は7世紀後半まで遡る歴史ある地名だ。
この神社の創建は古く、文治2年(1186年)と伝えられている。
江戸時代は牛頭天王社と呼ばれ、天王町の名もここから来たようだ。
大正10年に改名され、橘樹神社となった。
当時拡大を続けていた横浜は、近郊地域を編入していく「大横浜」構想が始まっていた。
鶴見も保土ヶ谷もまだ、神奈川県橘樹郡だし、大岡川村や屏風ヶ浦は久良岐郡だ。
(昭和2年に編入)
橘樹神社は楠の巨木と共にもう一つ、横浜最古の記録を持つ青面金剛の石仏が大切にお堂に祀られている。
(寛政9年・1669年)
現在でも、帷子川が流れるこの街の広場として、橘樹神社は大いに機能している。
毎月第4土曜日はアンティーク位置が立つし、商店街と共にフリーマーケットが良く開かれている。
この日、10月27日、日曜日。
台風で延ばされた神楽が見られるというので、行ってきた。
七五三のお詣りも多いこの日、去年に続き、岩間市民プラザの第二回目の「神楽でござる!2013年」の演目は、神代神楽「熊襲征伐」とお伽神楽「浦島太郎」。
(去年の演目は「天孫降臨」であったそうな)
浦島伝説の残る横浜の地で、神楽「浦島太郎」が奉納されるのは結構なことだ。
ストーリーと結末が気にかかる。
天気に恵まれ、人出もまずまず。
前日の大雨で古い神楽殿の雨漏りも心配されたが、無事に行われたのはナニより。
子供たちの演技は、10年後に期待というところ。
浦島太郎の結末は千年後、浜に帰った太郎は玉手箱を開け白髪老人になり、鳥となって舞って行った。
乙姫様の住む竜宮城に向かったらしいが、空の上にも竜宮城はあるのだろうか?
横浜の浦島伝説を取り入れて、浦島後日談も欲しかったが、無理か。
いずれにしても、都市近郊の神楽殿のある由緒ある神社では、お神楽や歌舞伎の奉納や踊りや舞の奉納が途絶え、神楽殿が使われずにいるのは寂しい。
年に一度の祭りでも、歌謡ショーの舞台だけではもったいない。
橘樹神社では、11月23日(土)にも子供歌舞伎が奉納される。
八王子街道(絹の道)の通るこの街のシルクロード商店街では、「お練り」も行われるし、当日はアンティークバザールも開かれる日だから、皆様も足を運ばれてはいかが。
演目は「釣女」「白波五人男」「三人吉三」・・・その他いろいろ。
ここに来るもう一つの楽しみが残っている。
東海道を2・3分、横浜方面に戻れば、買い物好きにはたまらぬ聖地に突入する。
横浜一の賑わいを見せる洪福寺松原商店街。
ミカン一山200円、魚の干物3枚200円・・・安い!
一昔前の賑わいがここにはまだ残っていて、懐かしい。
地図をみると、なるほどJR「保土ヶ谷」駅から、相鉄「天王町」駅あたりの旧東海道・保土ヶ谷宿入口が横浜市の中心、ヘソであると確認できる。
特にこの街の中心は、「橘樹」(たちばな)という由緒ある地名をいただいた橘樹神社。
武蔵国橘樹群という地名は7世紀後半まで遡る歴史ある地名だ。
この神社の創建は古く、文治2年(1186年)と伝えられている。
江戸時代は牛頭天王社と呼ばれ、天王町の名もここから来たようだ。
大正10年に改名され、橘樹神社となった。
当時拡大を続けていた横浜は、近郊地域を編入していく「大横浜」構想が始まっていた。
鶴見も保土ヶ谷もまだ、神奈川県橘樹郡だし、大岡川村や屏風ヶ浦は久良岐郡だ。
(昭和2年に編入)
橘樹神社は楠の巨木と共にもう一つ、横浜最古の記録を持つ青面金剛の石仏が大切にお堂に祀られている。
(寛政9年・1669年)
現在でも、帷子川が流れるこの街の広場として、橘樹神社は大いに機能している。
毎月第4土曜日はアンティーク位置が立つし、商店街と共にフリーマーケットが良く開かれている。
この日、10月27日、日曜日。
台風で延ばされた神楽が見られるというので、行ってきた。
七五三のお詣りも多いこの日、去年に続き、岩間市民プラザの第二回目の「神楽でござる!2013年」の演目は、神代神楽「熊襲征伐」とお伽神楽「浦島太郎」。
(去年の演目は「天孫降臨」であったそうな)
浦島伝説の残る横浜の地で、神楽「浦島太郎」が奉納されるのは結構なことだ。
ストーリーと結末が気にかかる。
天気に恵まれ、人出もまずまず。
前日の大雨で古い神楽殿の雨漏りも心配されたが、無事に行われたのはナニより。
子供たちの演技は、10年後に期待というところ。
浦島太郎の結末は千年後、浜に帰った太郎は玉手箱を開け白髪老人になり、鳥となって舞って行った。
乙姫様の住む竜宮城に向かったらしいが、空の上にも竜宮城はあるのだろうか?
横浜の浦島伝説を取り入れて、浦島後日談も欲しかったが、無理か。
いずれにしても、都市近郊の神楽殿のある由緒ある神社では、お神楽や歌舞伎の奉納や踊りや舞の奉納が途絶え、神楽殿が使われずにいるのは寂しい。
年に一度の祭りでも、歌謡ショーの舞台だけではもったいない。
橘樹神社では、11月23日(土)にも子供歌舞伎が奉納される。
八王子街道(絹の道)の通るこの街のシルクロード商店街では、「お練り」も行われるし、当日はアンティークバザールも開かれる日だから、皆様も足を運ばれてはいかが。
演目は「釣女」「白波五人男」「三人吉三」・・・その他いろいろ。
ここに来るもう一つの楽しみが残っている。
東海道を2・3分、横浜方面に戻れば、買い物好きにはたまらぬ聖地に突入する。
横浜一の賑わいを見せる洪福寺松原商店街。
ミカン一山200円、魚の干物3枚200円・・・安い!
一昔前の賑わいがここにはまだ残っていて、懐かしい。