本の名言+僕の気持ち

本の中の名言をのせて、僕の正直な気持ちも書いていこうと思います。

日本だって同じじゃないか。ソルジェニーツィン『煉獄のなかで』

彼の立身出世は、考えることで損し、勤務に精励することで得するといった具合にすすんできたのだった。だからアバクーモフはなるべく頭を使わないようにつとめていた。(ソルジェニーツィン『煉獄のなかで』)
これは旧ソ連の小説の一節だが、今のロシアも同じだし、日本だって同じじゃないか。

岡田斗司夫『「世界征服」は可能か?』

映画にしてもテレビにしても小説にしても、いやグルメだろうとファッションだろうと、上流階級にしか手に入らない、身分が上の人しか手に入らないものというのは、この世の中に存在しなくなってしまいました。もし存在したとしても、あっという間に高い値段がつくだけです。(岡田斗司夫『「世界征服」は可能か?』)

内田樹『最終講義』3

内田さんが学生を教えるときの教育目標はいったい何ですか?」とよく聞かれます。僕の答えは簡単です。「彼らが幸福な人生を送ること」そういうと、 みんな驚いた顔をする。でも、教育の目的にそれ以外に何があるんですか?(内田樹『最終講義』3)

内田樹『最終講義』2

真に危機的な状況に投じられ、自分の知的ポテンシャルを総動員しなければ生き延びられないというところまで追い詰められたら、人間はにっこり笑うはずなんです。それが一番頭の回転がよくなる状態だから。上機嫌になる、オープンマインドになるというのは精神論的な教調じゃないんです。 追い詰められた生物が採用する、生き延びるための必死の戦略なんです。(内田樹『最終講義』2)

内田樹『最終講義』

「存在しないもの」からのシグナルを聴き取ろうとすることは、私たちの世界経験にとって少しも例外的なことではありません。むしろ、私たちの世界を構築しているのは 「存在しないもの」なんです。(内田樹『最終講義』)

村上春樹『アンダーグラウンド』

あなたが今持っている物語は、本当にあなたの物語なのだろうか? あなたの見ている夢は本当にあなたの夢なのだろうか? それはいつかとんでもない悪夢に転換していくかもしれない誰か別の人間の夢ではないのか?(村上春樹『アンダーグラウンド』)

共産主義的考え方

現実の共産主義国家のやり方は
間違っているのは確かだけれど、
共産主義的考え方というのは、
捨ててはいけない。
共産主義国家を作るほどのことをせず、
共産主義的政策を実行する、
その中途半端さが
とても大事だと思う。
人間一人一人の権利に留意しているのは、
共産主義的考え方だから。
福祉は必要ないなどとは、
誰にも言って欲しくはない。

生きる意味

欲望のためだけに
生きていてはいけない。
生きる意味というものはある。
生きる意味を探すというのが、
大事なことだ。
少なくとも
職業よりも大事なことだ。
もちろん、
欲望よりも
大事なことだ。

立花隆 佐藤優『ぼくらの頭脳の鍛え方』

人間のダークサイドに関する情報が、現代の教養教育に決定的に欠けていますね。この社会には、人を脅したり、騙したりするテクニックが沢山ある。それは年々発達しているから、警戒感をもって、自己防衛しないと、簡単に餌食になってしまう。虚偽とは何か、脆弁とは何かについて学んでおくべきですね。(立花隆 佐藤優『ぼくらの頭脳の鍛え方』)

この世に生きていて

自分勝手な部分と
公平な部分と
両方が必要。
怒る時は怒らないといけないし、
許す時は許さないといけない。
でもあるよね、
どうしても許せない時というのも。
やっぱり人間、
若干、自分勝手に針が触れている方が、
この世に生きていて、
生き甲斐がある。
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