2008年05月22日

「つながる」ことが生産性 グラミンフォンという奇跡 ニコラス・P・サリバン 東方雅美・渡部典子

本書は、3つか4つ、あるいはそれ以上の視点で楽しみ、学習することができる。


グラミンフォンという奇跡 「つながり」から始まるグローバル経済の大転換 [DIPシリーズ]

ひとつは、バングラデシュの村々に携帯電話を!という事業を情熱をもって実現させた起業家の物語。

ひとつは、バングラデシュという発展途上国が、マイクロクレジット(貧困層向けの小額融資)と携帯電話によって成長と投資の機会を呼びこんでいく物語。

ひとつは、欧米や日本など先進国が、南アジアやアフリカの優良な投資機会を発見していく物語とも読めるかもしれない。事実、グラミン銀行やグラミンフォンの成功が、のちに続く大規模な欧米の投資をこの地域に呼び込むきっかけとなった。


でも、私はこう読んだ。続きを読む

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起業、新規事業を考えるときに読む本 

2008年04月22日

本気でおすすめします。フリーエージェント社会の到来 ダニエル・ピンク

どうしてもっと早く読まなかったんだろう。と後悔させられた。日本語版の初版が2002年4月。ちょうど私がひとつ目の仕事に就いた年。

その当時に読んでいれば、もっとラクな気持ちで仕事に臨めただろうか。いや、会社勤めが早々にバカらしくなって、「フリーエージェント宣言」するのが何年か早まっていたかも知れない。



フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか

独立を考えている人。特に、「会社勤めがイヤで」という理由でそう思っている人に強く勧めたい。本書を読めば、それが必ずしも「逃げ」ではないということが分かると思う。続きを読む

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マジで起業・転職・就活するときの本 

2008年04月21日

若者にしわ寄せする社会・会社 若者はなぜ3年で辞めるのか 城繁幸

「起業・転職・就活に効く」というタイトルなのに、ただ自分の好きな本を紹介しているだけのこのブログ笑。これじゃいかんと、キャリア系の本を集中して紹介してみます。

前エントリに引き続き、城繁幸氏。3年で辞めた若者はどこへ行ったのかの前作にあたります。



若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)

いま、日本の雇用システム・慣行は変化の過渡期にあります。ほんの少し前まで存続した年功序列・終身雇用から、「次のシステム」を模索中。大きな社会的変化ですから、どこかにひずみが出ていまう。そのひずみを「入社数年の(または「入社できなかった」)若者」に集中して負わせているのが、今の日本社会と会社だ、というのが本書の主張。

続きを読む

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マジで起業・転職・就活するときの本 

会社にしがみつくことこそがリスク 3年で辞めた若者はどこへ行ったのか 城繁幸

著者にとっては、新卒で入社し「3年以内に辞めることは」正しいことだ。その正しい選択をした若者たちが、何を考え、どんな仕事をしているかを書いた本。



3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代 (ちくま新書 (708))

紹介される事例は22。いずれも、著者のいう「昭和的価値観」から自由になった若者たちが活躍する様子が描かれている。

昭和的価値観とは何か?続きを読む

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マジで起業・転職・就活するときの本 

2008年04月01日

中間管理職はカッコいい はじめての課長の教科書 酒井穣

「課長」に焦点をあてた、マネジメントの教科書。というと、「中間管理職」というコトバから漂う「処世術」「社内営業」みたいなあんまりカッコよくないスキルを連想しがち。



はじめての課長の教科書


でも、この本はそうではない。むしろ、「課長」、中間管理職はカッコいいんだ、と思いなおしたくなる。続きを読む

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自分に何ができるんだろう?と思ったときに読む本 

2008年03月22日

「組織」で残業をなくす方法 デッドライン仕事術 吉越浩一郎

ビジネス(書)シーンはいま、まっぷたつに分かれている。いや、むしろ今まで主流だった勢力が後退し、新たに勃興した一群がかつてないほどに勢いを得、かつ支持もとりつけている。といったところだろうか。

ふたつの勢力とは、「定時に帰る人々」と「ハードワーカーたち」。本書は、「定時組」の最右翼といっていいだろう。



デッドライン仕事術 (祥伝社新書 95)

ハードワーカーたちはこう言う。「顧客のために最善のアウトプットを出すためには、昼夜を問わない勤務も厭わない、いや、それが当然だ」 それを聞いたら、吉越氏はきっとこういうだろう。

「長く働きゃゲームに勝てるの当たり前。定時っていう共通ルールの中で業績あげてもらわなきゃ」続きを読む

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うおー、時間がない!と感じたときに読む本 

2008年03月07日

世界株安の今だからこそ お金は銀行に預けるな 勝間和代

株価はいつになったら上向くんでしょうかねぇ。。勝間氏にいわせれば、「そんなことは予測できないのだ!」となるのでしょうか笑。ちなみに投資初心者の僕は、本書がすすめるように投資信託を中心に、ちょっと減っても困らないくらいの小額で(小心)運用しています。日経平均のインデックスと、アメリカ、欧州新興国、中国、インドと、新興国の割合が若干高くなるように気をつけながら世界に分散しています。ずっと調子よかったんですが、今回の株安でまっかっかです……涙。

それはおいといて、仕事術や勉強法の本でベストセラーを連発し、今や時の人となっている勝間和代氏による初心者向けの金融・投資の本。



お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)

プロフィールを見ると、会計士だったり、JPモルガンでアナリストをしていたりと、「この畑」の人だったことが分かります。実際、本書の指摘はきちんと金融理論にもとづいて書かれていて、信頼性が高い。しかも文章は平易、「初心者に分かってもらえるよう説明しよう」という意思が貫かれていて非常に親切。


でも、本書を読むことで得られる最大の効用は、「まともな理論にもとづいた分かりやすい投資指南」にとどまりません。続きを読む

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ファイナンス・金融・投資 

2008年02月29日

仕組み=愚民政策!? 「決定」で儲かる会社をつくりなさい 小山昇

本書も、経営者が「決定」することで社員を鍛え、会社・組織の精度を上げていくことを説いた本。



「決定」で儲かる会社をつくりなさい

「本書も」って、どれと一緒だよ!と思われたかた。まだ当ブログのヘビーユーザーではありませんね笑。これ↓と同じです。



↑この書評はこちらを
http://blog.livedoor.jp/bookreader221/archives/50418453.html


 (引用)
 やりたいことを決めるより、「やらないこと」を決める
 
これも実感できますねー。タスクが多い日、「あれもこれも」というキモチでPCに向かっていると、現実逃避して何度もメールチェックしちゃったり笑。

逆に、「午前中」は企画書作成以外やらない!と決めてしまうと、メールチェックもしなければ自分のブログのアクセス数チェックもしない笑。すると企画書もはやく完成し、残った時間で逆に他の仕事に取りかかれてしまったり。続きを読む

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起業、新規事業を考えるときに読む本 

2008年02月28日

中小企業の業績の99%は社長で決まる! 小さな会社☆社長のルール 竹田陽一

 (引用)
 本来社長が責任を持って担当すべき仕事であるものを従業員の役目と考えて、従業員に過大な責任を押し付けたりしていませんか。



小さな会社☆社長のルール

本書の主張は、これに尽きるといってよいでしょう。「小さな会社☆社長のルール」というタイトルの通り、本書の対象は中小企業、とりわけ従業員30名以下の零細企業の「社長」です。


「戦略」を説くビジネス書はたくさん出版され、それを「教育する」と称するコンサルタントやセミナーがあふれていますが、その多くは中小企業には役に立ちません。なぜなら、続きを読む

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見えない大陸を生きる術 ザ・プロフェッショナル 大前研一

大前研一氏の仕事論を読むと、触発されて奮い立ったり、自分がどうしようもなくダメに思えて沈んじゃったりと、非常に心が(上下に)揺さぶられますね笑。



ザ・プロフェッショナル

例えば、どこで沈んじゃったかというと、

 (引用:カッコ内は僕のつぶやきです)
 プロフェッショナルは感情をコントロールし、理性で行動する人です。(うんうん)専門性の高い知識とスキル、高い倫理観はもとより、(そうですねぇ)例外なき顧客第一主義、あくなき好奇心と向上心、そして厳格な規律。(辛くなってきた)これらをもれなく(もれなく!)兼ね備えた人材を、私はプロフェッショナルと呼びたい。厳しすぎるでしょうか。(厳しすぎます)私はそうは思いません。(否定された汗)まだ足りないと思っているくらいです。(……^^;)

まあ僕の感想はおいといて、内容の紹介をしましょう。続きを読む

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自分に何ができるんだろう?と思ったときに読む本 
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