2009年05月23日

ララピポ 奥田英朗

『ララピポ』 奥田 英朗 幻冬舎文庫

「ガール」面白かったので、続けて奥田英朗の本を読んでみる。
こちらはある意味"最低の人たち"の連作短編集。途中まで読んでちょっと怖いかも…という気もしていたが、最後まで読んでみて、
人はそれぞれ色々あるんだーと妙に納得しタイトルにも納得。
これは映画になっているらしいけど、機会があったら見てみようと思う。


・・・内容紹介・・・
みんな、しあわせなのだろうか。「考えるだけ無駄か。どの道人生は続いていくのだ。明日も、あさっても」。対人恐怖症のフリーライター、NOと言えないカラオケボックス店員、AV・風俗専門のスカウトマン、デブ専裏DVD女優のテープリライター他、格差社会をも笑い飛ばす六人の、どうにもならない日常を活写する群像長篇。下流文学の白眉。


ララピポ (幻冬舎文庫)ララピポ (幻冬舎文庫)
著者:奥田 英朗
販売元:幻冬舎
発売日:2008-08
おすすめ度:4.0
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ガール 奥田英朗

『ガール』 奥田 英朗 講談社文庫

30歳代の働く女か主人公の短編集。
とても面白く読めました。
この人って色々なタイプの本を書くのねー


・・・内容紹介・・・
わたし、まだオッケーかな。ガールでいることを、そろそろやめたほうがいいのかな。滝川由紀子、32歳。仕事も順調、おしゃれも楽しい。でも、ふとした時に、ブルーになっちゃう(表題作)。ほか、働く女子の気持ちをありえないほど描き込み、話題騒然となった短編集。あなたと彼女のことが、よくわかります。

ガール (講談社文庫)ガール (講談社文庫)
著者:奥田 英朗
販売元:講談社
発売日:2009-01-15
おすすめ度:3.5
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夜は短し歩けよ乙女 森見登美彦

『夜は短し歩けよ乙女』 森見 登美彦 角川書店


可愛らしい話で、読み終わった後はちょっと微笑んでしまった。
ただ、最初の方は独特の文体にちょっと違和感があったけど、案外すぐ慣れた。
これに慣れないままだと最後まで読むのはきついかも。


・・・内容紹介・・・
私はなるべく彼女の目にとまるよう心がけてきた。吉田神社で、出町柳駅で、百万遍交差点で、銀閣寺で、哲学の道で、「偶然の」出逢いは頻発した。
我ながらあからさまに怪しいのである。そんなにあらゆる街角に、俺が立っているはずがない。「ま、たまたま通りかかったもんだから」という台詞を喉から血が出るほど繰り返す私に、彼女は天真爛漫な笑みをもって応え続けた。
「あ!先輩、奇遇ですねえ!」…「黒髪の乙女」に片想いしてしまった「先輩」。二人を待ち受けるのは、奇々怪々なる面々が起こす珍事件の数々、そして運命の大転回だった。
天然キャラ女子に萌える男子の純情!キュートで奇抜な恋愛小説in京都。

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)
著者:森見 登美彦
販売元:角川グループパブリッシング
発売日:2008-12-25
おすすめ度:4.5
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2009年05月17日

利休にたずねよ 山本兼一

『利休にたずねよ』 山本兼一  PHP研究所


かなり話題の本らしいので、あまり読んだことないジャンルだが読んでみた。
…私にはちょっと難しかったかも。
千利休とかその周りの歴史的な事などについて知識が無さ過ぎてあまりよく分からない部分もあったし。
でも、作りが凝っていて面白いというのも理解できる。
実際、知人のお茶を習っている人には大好評だったし。

私もいつか、知識を深めてからもう一度読んでみたい。


・・・内容紹介・・・
飛び抜けた美的センスを持ち、刀の抜き身のごとき鋭さを感じさせる若者が恋に落ちた。
堺の魚屋の息子・千与四郎――。後に茶の湯を大成した男・千利休である。
女のものと思われる緑釉の香合を
肌身離さず持つ利休は、おのれの美学だけで時の権力者・秀吉に対峙し、
気に入られ、天下一の茶頭に昇り詰めていく。利休は一茶人にとどまらず、
秀吉の参謀としてその力を如何なく発揮。秀吉の天下取りを強力に後押しした。
しかし、その鋭さゆえに、やがて対立。
秀吉に嫌われ、切腹を命ぜられる。

本書は、利休好みの水指を見て、そのふくよかさに驚き、侘び茶人という
一般的解釈に疑問を感じた著者が、利休の研ぎ澄まされた感性、色艶のある世界を
生み出した背景に何があったのかに迫った長編歴史小説である。

著者の山本兼一氏は、直木賞候補になること2回。
いま最も勢いのある時代小説作家。気骨ある男を描いて定評がある山本氏の新境地。
ぜひご一読いただきたい。



利休にたずねよ利休にたずねよ
著者:山本 兼一
販売元:PHP研究所
発売日:2008-10-25
おすすめ度:4.0
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町長選挙 奥田 英朗

『町長選挙』 奥田 英朗  文春文庫


全部で4つの話が入っている。最初の方は…ナベツネ、堀江元社長、女優なら誰でも(?)がモデルになっている。
とても面白かった。
最後が表題作の町長選挙。これは伊良部センセー大変だったねぇと言いたくなるような話で、こちらも面白かったです。


・・・内容紹介・・・
町営の診療所しかない都下の離れ小島に赴任することになった、トンデモ精神科医の伊良部。
そこは住民の勢力を二分する町長選挙の真っ最中で、なんとか伊良部を自陣営に取り込もうとする住民たちの攻勢に、さすがの伊良部も圧倒されて…
なんと引きこもりに!?泣く子も黙る伊良部の暴走が止まらない、絶好調シリーズ第3弾。


町長選挙 (文春文庫)町長選挙 (文春文庫)
著者:奥田 英朗
販売元:文藝春秋
発売日:2009-03-10
おすすめ度:4.0
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徹底抗戦 堀江 貴文

『徹底抗戦』 堀江 貴文  集英社


堀江元社長のblogで本人が宣伝していたので、探して読んでみた。
最初の頃は堀江さんてあまり好きになれなかったけど、色々メディアに出ている様子を見てていてなかなかいい人なのでは?と思っていたし、逮捕は何か違うんじゃないか…とも思っていたので、興味深く読めました。

サービス精神旺盛で熱い人だって事はよくわかったし、本は面白かったけど、やはり事件を語るには一方向からだけではちょっと足りない感じがする。

裁判の結果がどうなるのか注目していこうと思う。


・・・内容紹介・・・
2年前に“国策捜査”で逮捕・起訴され、現在、最高裁に上告中の元ライブドア社長・堀江貴文氏。
数年前、日本を騒がせた「ホリエモン旋風」と「ライブドア事件」について、マスコミ報道は山のようにあったが、堀江氏から見えていた風景はまったく違うものだった。それを自ら書き下ろすことで、「ホリエモンとライブドアの真実」を明らかにし、堀江氏逮捕がいかにおかしな、検察の暴走・横暴によるものだったかを明らかにする。

近鉄買収、ニッポン放送・フジサンケイグループ買収、総選挙出馬、国策捜査・逮捕、仲間たちの裏切り、拘置所での暮らし、裁判、有罪判決、そしてこれからの夢…。特に堀江氏が東京地検特捜部に逮捕され有罪判決を受けた点は、今の検察・裁判所がいかに腐った危うい組織であるかを浮かび上がらせる。と同時に、生意気でふてぶてしい青年という印象だった堀江氏が、実はけっこう真っ直ぐでエネルギー溢れてていいヤツだったとか、ライブドア事件は山のように報道されたが、実はその真相は全然伝わっていなかったということもわかる。





徹底抗戦徹底抗戦
著者:堀江 貴文
販売元:集英社
発売日:2009-03-05
おすすめ度:3.5
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2009年05月12日

パラドックス13 東野圭吾

『パラドックス13』 東野圭吾  毎日新聞社


東野圭吾の新作だと手に取ってみた。
面白い話でした。でもあっさりしている…深さが足りない感じで物足りない。
東野圭吾への期待感が大きいのでそう思うのかもしれないけど、(実際、やめる事ができなくて一日で読んでいる)
もう少し一人ひとりのエピソードがじっくり味わえると良かったなぁと思う。


・・・内容紹介・・・
「世界が変われば善悪も変わる。
人殺しが善になることもある。
これはそういうお話です」東野圭吾

運命の13秒。人々はどこへ消えたのか?
13時13分、突如、想像を絶する過酷な世界が出現した。陥没する道路。炎を上げる車両。崩れ落ちるビルディング。破壊されていく東京に残されたのはわずか13人。なぜ彼らだけがここにいるのか。彼らを襲った“P-13 現象”とは何か。生き延びていくために、今、この世界の数学的矛盾(パラドックス)を読み解かなければならない!
張りめぐらされた壮大なトリック。論理と倫理の狭間でくり広げられる、究極の人間ドラマ。“奇跡”のラストまで1秒も目が離せない、東野圭吾エンターテインメントの最高傑作!



パラドックス13パラドックス13
著者:東野 圭吾
販売元:毎日新聞社
発売日:2009-04-15
おすすめ度:4.0
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40―翼ふたたび 石田衣良

『40―翼ふたたび』 石田衣良  講談社文庫


"人生の半分が終わってしまった。それも、いいほうの半分が。"の帯の言葉。
私も同世代なので、なんだか重たい話だとイヤだなと思いながら読んでみた。

結局、読んでよかったと思う。"いいほうの半分"なのかどうかを決めるのは結局自分と、自分と周りの人たちのかかわり合いによるんだよ。
いまからでも遅くはない!まだまだ沢山面白い事、楽しい事があるような気がしてきた。


・・・内容紹介・・・
人生の半分が終わってしまった。それも、いいほうの半分が。
会社を辞めて、投げやりにプロデュース業を始めた喜一・40歳の元を訪れる、四十代の依頼人たち。凋落したIT企業社長、やりての銀行マン、引きこもり…。
生きることの困難とその先にある希望を見つめて、著者が初めて同世代を描いた感動長編。



40―翼ふたたび (講談社文庫)40―翼ふたたび (講談社文庫)
著者:石田 衣良
販売元:講談社
発売日:2009-02
おすすめ度:4.5
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2009年03月20日

ドロップ 品川 ヒロシ

『ドロップ』 品川 ヒロシ 幻冬舎よしもと文庫

ずっと読みたいと思っていた「ドロップ」。幻冬舎よしもと文庫ができたことで文庫化されたので早速読んでみた。
あっと言う間に読めました(笑)
とても軽くて読みやすい本です。これは…旅行に行く時に新幹線の中ででも読むのにちょうどいい。
内容は特にないです、なんで売れているのかよく分からないわ。


・・・内容紹介・・・
品川庄司の品川が、
80年代の不良少年たちをリアルに描いた青春小説!

東京・狛江を舞台に、退屈な中学生活に飽き足らず、喧嘩と悪戯に明け暮れる日々。
一緒にいればどんなに殴られてもへっちゃらだった。
ときに切なく胸に迫る母親や姉とのやりとり。
90年代を代表する伝説的不良漫画『クローズ』の著者・高橋ヒロシが表紙画を描き下ろした。


ドロップ (幻冬舎よしもと文庫)ドロップ (幻冬舎よしもと文庫)
著者:品川 ヒロシ
販売元:幻冬舎
発売日:2009-03
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英雄の書 宮部みゆき

『英雄の書』 宮部みゆき 毎日新聞社

『ブレイブストーリー』から6年、宮部みゆきのファンタジー最新作・・・ということよりも"宮部みゆき"だから読んでみた。ファンタジーってあんまり好きじゃないので、この本は私の中では「まぁまぁ」という程度でしたが、多分、他の人が書いたのなら最後まで読み切れなかったと思う。その辺は"さすが宮部みゆき"なんだと思う。
読んだ直後は続編かあるのなら読みたいとまで思っていたし。。



・・・内容紹介・・・
「あれ」が獄を破った。戦いが始まる。

邪悪は、何と巧みに人の心に付けいるのだろうか。
宮部みゆきが放つ、戦慄の最新刊。

「ひとつ踏み誤れば、あなたも<英雄>に囚われ、呑み込まれてしまうことでしょう。<英雄>は強大です。比類なき力を擁する完全な物語でございます」

森崎友理子は小学五年生。ある日、中学二年生の兄・大樹がクラスメートを殺傷し、姿を消すという衝撃的な事件が起きた。事件から十日ほど経った時、友理子は兄の部屋で不思議な声を聞く。
「君のお兄さんは“英雄”に魅入られてしまったのだ」本棚の奥の見慣れぬ書物が、友理子にささやいているのだった。
書物に導かれ、兄を救い出す旅へ出る友理子。すべての物語が生まれ、回帰してゆく<無名の地>と呼ばれる場所で、友理子は、世界の根源というべき、おそるべき光景を目にする――『ブレイブストーリー』から6年、宮部みゆきのファンタジー最新作。



英雄の書 上英雄の書 上
著者:宮部 みゆき
販売元:毎日新聞社
発売日:2009-02-14
おすすめ度:4.5
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